見てみたらせつ菜ちゃんの、おかえりなさいです!!!!!で吹きましたw
「わざわざ来てもらってごめん」
ダイヤ「定例会兼勉強会ですから来て当然ですわ」
絵里「そうね、やっぱり危うい子は危ういままだし…」
にこ「一気に現実に引き戻された感じ…」
果林「そうね…」
果南「60点かぁ…赤点回避で合格にしてくれないかなぁ…」
ダイヤ「泣き言を言っても始まりませんわよ、さぁ勉強会ですわよ」
絵里「というわけで分科会ね、みんな得意分野に別れましょ?」
しずく「国語系の方はこちらでーす♪」
花丸「ルビィちゃん、一緒に国語を勉強するずらっ」
ルビィ「う、うんっ!」
エマ「教えてくれるのは…しずくちゃんと花丸ちゃんと峻くんかな?」
「とりあえず、ね」
しずく「峻先輩の教え方上手いからすぐ覚えちゃいますよ!♪」
花丸「流石ずら~峻さん~♪」
「花丸…」
璃奈「私…文章系苦手…」
「ん、どこが分からない?…例えば…ここは?」
指をさしたのはこの時主人公はどう思ったのか答えよ。という問題だった。
璃奈「あ、分かった。璃奈ちゃんボード…''ピンポーン''」
「お、分かった?」
璃奈「もうやだ、締切に間に合わない…」
ルビィ「え、えええっ…っ!?!?」
「いや、どこの漫画家だよ…」
璃奈「作者の心の声が聞こえた…''キラン''」
ルビィ「聞こえちゃったんだ…」
エマ「文章に出てくる人物の気持ちを読み取るのって結構難しいよね~…」
「…んー、そうか…じゃあ、こうしようか…しずく、ちょっとこのセリフ読んでみて」
しずく「えっ、あ、その…っ…先輩の好きな人のタイプって…どういう人、ですか?」
「タイプ…かぁ…俺はお前じゃなきゃ嫌だけど…な」
しずく「~…っ…///」
「はい、この時の主人公…しずくの気持ちはどんな感じ?」
璃奈「嬉し恥ずかしいって感じ…?」
ルビィ「照れてるようにも見えるね…♪」
エマ「なるほど~、わかりやすい~っ」
花丸「峻さん…」
「あれ、なんか違った?」
花丸「…悪どいずら…」
「…?」
────────────────
結局、しずくから
【もうっ!先輩が居ると嬉しく……い、いえっ!勉強に集中出来ないので別の勉強会の様子を見に行ってください!!//////】
と、追い出されてしまった。
「…何も顔を真っ赤にしてまで言わなくても…」
と言いつつ俺の足は部室へと向かった。
…ここは、危険地帯…だからなぁ…。
「失礼しま~す…」
ダイヤ「かすみさん、果林さん、穂乃果さん、にこさん、果南さん…貴方たちは…と・く・に!成績が悪い方々ですわ」
「…あちゃ~…」
タイミング悪い時に来てしまった。
果林「全般的にって~…間違いではないけど…本当にやるの?」
絵里「やるわよ、冗談なわけないでしょ?」
しかも、絵里まで居た。
これは…スパルタ勉強会になりそうだ…。
にこ「じゃあ夢ね!絵里、ほっぺを抓なさい!」
歩夢「ごめんなさい、現実なんです…」
お、歩夢も居た。
海未「いくら現実から目を背けても物事は変わりませんよ」
ひええ…海未までいる…。
ダイヤ「あら、峻さん来てくれたんですの?♪」
「…なかなか…な、状況だね…」
ダイヤ「ええ、中々な状況…ですわ」
果林「…勉強って…そんなに大事…かしら?
他にもっと大切なものがあるんじゃ…」
「勉強嫌いの常套句…」
穂乃果「うんうん!友情・努力・勝利!勉強は教えてくれないもんね~♪」
…勝利は関係あるのだろうか…。
にこ「全くよ~!スクールアイドルの授業がない時点で教育システムがおかしいのよ~!」
果南「まぁまぁ、言い争っていても仕方ないよ大人しく現実を受け入れよう…」
「…お?素直だな…果南…」
果南「あはは、私はいつでも素直だよ♪」
………凄まじく、怪しい…。
そして、果南は窓から外を見ていた。
果南「ところで、ほら…外を見てみなよ
こんなに良い天気なのに…勉強なんて勿体ないよ?♪」
かすみ「あ、かすみんもそう思いますー!」
果南「だよねー!♪
この現実を受け入れてみんなで遊びに行かない?
その方がずっと健全だよっ♪」
穂乃果「賛成~っ!息抜き息抜き~!♪」
かすみ「わ~いっ、気分転換~っ♪」
果林「あら、私オススメの場所知ってるわよ~♪」
穂乃果「えーっ、どこどこ~?♪」
絵里「…峻」
「お前ら…やれば出来る奴らばかりなんだから…頑張ろうぜ?
そうだな……60点以上取れたらご褒美やるよ」
果南「ほんとっ!?」
果林「安請け合いしすぎじゃないかしら~?」
穂乃果「じゃあ~和菓子の詰め合わせ~!♪」
絵里「はぁ…峻は相変わらずっていうか…愛想が良すぎるというか…まぁ、いいわ…いい加減諦めなさいね?」
にこ「諦めず継続することが大事なのよ!私は最後まで抗い続けるわ!!」
にこはご褒美という言葉には見向きもせずに抵抗を続けていた。
絵里「成績の悪さ、に抗って欲しいわね」
しかし、絵里によってすぐによって打ち破られていた。
ダイヤ「あまりこういう事は言いたくありませんが…現実を知ってもらうためには致し方ありませんわ」
「……ダ、ダイヤ……?」
ダイヤ「貴方たち…5人は…最も!おバカ王に近い5人ですわ!」
その言葉にみんながみんなの顔を見合わす。
にこ「い、いや…穂乃果に比べたら…私はまだいい方でしょ?」
穂乃果「え~?そんなことないよ~」
絵里「どっちもどっちよ…まさにどんぐりの背比べね…」
かすみ「…はうぅ~………」
歩夢「あの…気分転換って言ってたけど…練習でストレス発散してるって言ってような…」
歩夢の言葉が引き金となった。
ダイヤ「そう言えば、果南さんも…同じような事言ってましたわね」
絵里「にこと穂乃果…もね、つまり気分転換は必要ないってことよ」
穂乃果「そ、そんな~……」
海未「確かに苦手な事に挑戦するのは大変です
気が進まないのは理解できます」
ニコッと微笑む海未。
海未「ですが、峻さんも言った通り、皆さんは乗り越えられる力を持っていると私は知っています」
絵里「それに、みんなは1人じゃ無いでしょ?
みんなで力を合わせて乗り越えましょ♪」
「…だな、俺らも全力で力になるからよ」
ダイヤ「まさに、友情と努力…ですわね♪
それに…勝利も間違ってはいませんわよ?」
にこ「はぁ~…分かったわよ~…やればいいんでしょ~?」
穂乃果「うう~…仕方ないか~…」
果南「やらなきゃいけないなら…さっさと終わらせた方が楽かもね」
かすみ「いつまでも終わらない無限ループは嫌ですからね…」
果林「いつか勉強がこの世から無くなるのを願うわ…」
ダイヤ「では、始めましょう♪」
にこ「あーーーーっ…ホントに最後のお願い!」
ダイヤ「…どうしたのですか?」
にこ「やるのはいいんだけど…少し休んでからにしない?
定例会で頭使っちゃったし…今勉強しても、頭に入らないわよ」
絵里「…どうする、峻?」
「まぁ、そりゃそうだよな
アイスでも食うか?」
かすみ「わーい!かすみん、アイス食べたいです~!」
ダイヤ「全く…峻さんと来たら…」
「多少の譲歩も必要だろ?」
絵里「…まぁ、押し付けても…反発されるだけ、よね…」
「んじゃ、30分後だな…購買で買ってくるよ…あぁ、ダイヤや絵里の分もな?」
絵里「えっ…?///」
ダイヤ「ダ、ダイヤって…///」
この後、アイスを食べた後…教える方だった絵里やダイヤに身が入ってなかったのに違和感を覚える俺だった。
今週末にお台場ゲーマーズに行く予定のA×Kです。
このご時世で沼津に行きにくいので…せめてグッズ位は…。
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