ありがとうございます…!!
そんなこんなで勉強しては滞ってはを繰り返して…
テスト当日を迎えた。
(…アイツら…平気かな?)
テスト中、俺はおバカ王候補…いや、不安要素が残る6人のことが気がかりだった。
(…いや、信じよう…あれだけつきっきりで勉強教えたんだ…きっと、大丈夫…!)
既に彼の答案用紙は全て答えが書かれていた。
……開始15分での出来事である。
────────────────
【部室】
かすみ「やっと終わった…頭使いすぎて…かすみんもうダメです~…死んじゃいます~……」
璃奈「燃え……尽きた…」
しずく「あの…お二人共?…明日もテストはありますよ…?」
かすみ「む、無理無理無理~っ!頭空っぽになっちゃうよ~しず子~…!!」
果林「こんなに頭を酷使して明日もあるだなんて…ここは~…地獄かしら…?」
エマ「ああっ、果林ちゃんの目が遠いところに…!!」
彼方「彼方ちゃんも~いつもより頑張ったから~…
寝ま……すやぁ……」
果林「私も眠い~…」
「…なんじゃあ、こりゃ…」
彼方と果林はお互いの体を支え合うように眠り始めたし…
かすみと璃奈ちゃんは机に突っ伏して寝てるし…。
それを困った顔で見るしずくに…苦笑いする歩夢…。
部室内が混沌としていた。
「…そ、それで…みんな手応えは?」
せつ菜「ありました!」
「おっ、せつ菜はさすがってところだな」
しずく「私も勉強会のおかげで今回は良い点数が取れそうです!♪
ふふっ、先輩の教え方が上手かったんですかね…?♪」
「最初はどうなるかと思ってたけどなぁ…」
愛「あー、確かに!誰かに教えるって復習にもなるからね~」
果林「…今から同好会のメンバーの点数で平均60点で合格にして貰えないかしら?」
「だとしても得意な分野あるのかよ…果林は」
かすみ「そこは、峻先輩のお力で~♪」
「他力本願かよ!」
しずく「また、絵里さんやダイヤさんに怒られてしまいますよ?」
かすみ「げっ、それは…勘弁…」
璃奈「60点がこんなにも高すぎる壁だったなんて…」
果林「あーぁ、なんで語群とか選択肢が無いのかしらね~…
スタイリングの科目とかあったらすぐ100点なのに…」
歩夢「あ、そっか!専攻してる科目によってスタイリングのテストとかあるんだね」
果林「あとはデザインとかファッションに関するテストとか…ね」
かすみ「へ~凄いですね!」
「…あれ、彼方もデザイン科じゃなかったっけ?」
彼方「彼方ちゃんは~デザインはデザインでもご飯の方なのです~♪」
「あー、フードデザインってやつ?」
歩夢「彼方さんはお料理得意だから納得しちゃうな♪」
「…やっぱり専門教科は得意なんだな…」
彼方「理数系は苦手~…」
璃奈「理数はいけたけど…国語はやっぱり苦手~…」
「結局、苦手って言う話題に戻っちゃうね…
まぁ落ち込んでてもしょうがないよ!
…えっと、しずくとエマは…国際交流学科…だよな?」
しずく「はいっ、日本語の他に外国の言葉を覚えたくて…
将来のためになる、と思いまして…!」
エマ「言葉を覚えたいってところは私も同じかな~
日本語って難しいから~」
彼方「じゃあ~明日に備えて~…彼方ちゃんはお昼寝を~…」
愛「寝るなーーーカナちゃんー!!!」
彼方「…ふぇ?」
愛「明日に備えて!やるのは追い込みでしょー!
ほらー!かすかすも逃げるな~!」
かすみ「に、ににに、逃げてなんかないです~ぅ!!
って、しず子も腕掴まないで~!」
愛「さー、やるよー!
果林も後一息だよ!」
果林「…ちょ、ちょっと休憩してからにしない…?」
愛「だめだめ~!時間は有限だよ~!」
しずく「愛さんの…スパルタモード…!」
璃奈「鬼に…見える…」
愛「これもスクールアイドル続けるため!やるよー!!」
「…こりゃ、俺の出る幕はないかな?」
歩夢「…じゃあ、お願いが…」
かすみ「ひぇーーん!もうかすみんの頭には何も入りませんよー!峻先輩助けてください~!」
愛「おっけ、入る隙間くらい作ってあげる!」
かすみ「た、助けて~~!!」
「……えっと、話の続きは?」
歩夢「…私も勉強を教えて欲しいなって…」
「…歩夢に?」
歩夢「…ダメ、かな…」
「いいよ、じゃあ今日の放課後に俺の部屋…でな?」
────────────────
【その日の夜 峻の部屋】
歩夢「実はあの時言えなかったけどね…明日のテスト少し自信が無いんだ…」
「ん、そうだったのか…なら、力になってやらなきゃな」
歩夢「うん!♪」
「…って言ってて…おやつ持ってきてるのはいかがなものかと…」
歩夢「えへへ…捗るかなって…」
「歩夢らしいな」
「…さてさて、お喋りはこれくらいにして…古典から始めようか?」
歩夢「うんっ!頑張っちゃうぞ~♪」
教科書とノートを広げる俺と歩夢。
「範囲は…このページから…ここまでっと…」
歩夢「……峻くんって、ノート取るの上手くなったね?
すっごく綺麗で見やすい…!」
「ん、そうか…?」
…って、危ねぇ…悠の時のノートの取り方してたから違和感したのかな…。
歩夢「まるで先生みたいなお手本みたい!」
「褒めすぎだって~」
歩夢「何だか懐かしいな~…昔もこうやって一緒に勉強してたっけ」
「…あぁ、そうだな…」
かりそめの姿で悪いな…歩夢…。
嘘をついてる自分が少し嫌になった。
しかし、それでも歩夢はこちらに笑顔を向けてくれる。
歩夢「…ずっと…このままいたい、な…」
「…ん、そうだな…」
少し気まずい中…俺と歩夢は2人きりで勉強に励むのだった。
歩夢「…もう少し…くっついていいかな?」
「…ん、誰も見てないんだし…いいよ、おいで」
歩夢「…うんっ///」
肩と肩が触れ合う距離で…勉強を再開するのだった。
歩夢ちゃん可愛い!
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