NEXT Rainbow!!   作:A×K

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スクスタ17章、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

自分なりの見解も…周りの見解も色々あると思いますが

このNEXT Rainbow!!におきましては僕なりの展開でお話を進めておこうと思っています。

もちろん、スクスタのストーリーに添ってはいきますがオリジナリティもしっかり含んでいきたいので


第75話

「…え?」

歩夢「…せつ菜ちゃん…今なんて…?」

 

せつ菜「…親から、直ちに家に戻ってくるようにと…連絡が…」

その一言に部室がシン…と静まる。

 

愛「強制は愛さん納得いかないな~…」

果林「それで、せつ菜はなんて?」

 

せつ菜「…いえ、いいんですっ。

元々…こうなるんだと薄々感じてたので…」

 

彼方「…どうする、峻くん…?」

「俺がご両親に直談…」

 

せつ菜「そ、それはっ…!!」

果林「気持ちは分かるけど、あらぬ誤解を招くわよ?」

「…それも…そうか」

 

せつ菜「スクールアイドル活動については、もう一度両親と話してみます

…期待は薄い、ですが…」

かすみ「そんなぁ!せつ菜先輩がスクールアイドル辞めちゃったら、かすみんの好敵手がいなくなっちゃまいます~!」

 

しずく「そうですよっ、何とか方法はあるはずです!」

璃奈「…あれっ、峻さん…どこに…?」

 

「………………………(ブツブツブツブツ…」

エマ「…行っちゃったね…」

果林「…峻の事だから策もなく行動なんかしないわよ」

彼方「おぉ~…果林ちゃん、随分と峻くんに関してお詳しいようで~…♪」

 

果林「か、彼方~…っ!///」

愛「…まっ、果林の言う通りっしょ♪

せっつーも峻に任せておきなよ♪」

 

せつ菜「で、ですが…」

歩夢「多分ね、せつ菜ちゃん…止めても峻くんはそれを押しのけて突き進むと思うんだ…だから、今回の件もどうにかしてくれるはずだよ」

せつ菜「…はい」

 

 

 

 

────────────────────

 

 

【生徒会室】

 

 

コンコンコン

 

 

栞子「どうぞ」

「失礼します」

 

 

栞子「…あなたは…」

「今日は1つ…ご相談があって来ました」

 

栞子「…廃部の件なら、当面の間は白紙で手を打ちましたが」

「…講堂を貸し切らせて欲しい」

 

栞子「…はい?」

「…1時間…でいい…頼む」

頭を下げる俺を見て栞子はため息を漏らした。

 

栞子「頭を上げてください、何があったか知りませんが貴方らしくありません」

「………………………………」

 

栞子「では1つ…聞かせてください

どうしてそこまで…スクールアイドル同好会に一生懸命になれるんですか?」

「俺は…誰かの力になりたい…ただそれだけ

スクールアイドルには…虹ヶ咲学園のスクールアイドル同好会には…人を動かせる力があるって知ってるから…

だから…その可能性を…ここで失いたくない!!!」

栞子「………………………」

 

 

無言のまま、栞子が書類の束を纏めた。

栞子「…1週間後、1時間なら講堂をお貸しできます」

「本当かっ!?」

栞子「貴方の言う可能性に免じて…お貸ししましょう」

「ありがとう、栞子!!」

 

安堵したのか手を握る俺。

栞子「…っ……は、話はそれだけですかっ…?」

「あぁ、忙しいところ悪かった、ありがとう!」

 

そう言って直ぐに部室に戻る俺だった。

栞子「……栞子…か……………」

握られてた手を見つめる栞子。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……貸しを作っちまったな」

頭を掻きながら生徒会室に一度目をやる峻だった。

 

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

【部室】

 

 

「みんな!!ライブしようよ!!」

「「「…えっ???」」」

 

息を切らしながら部室を開けて開口一番に放った言葉にみんなが戸惑っていた。

 

果林「ら、ライブって…スクールアイドルフェスティバルまではまだ時間があるわよ?」

「そうじゃないよ!虹ヶ咲学園内でやるミニライブ!!」

 

かすみ「そんなこと言ったって場所なんかありませんよ~」

「大丈夫!講堂を貸し切った!!」

しずく「ええええぇ~っ!?」

璃奈「行動力の…化身…」

 

 

せつ菜「で、ですが…そんなことしても…っ」

「せつ菜」

せつ菜「ぁ、は、はいっ!」

「そのライブに…ご両親を呼びなよ」

 

せつ菜「えっ…!?」

「そこでせつ菜のライブを見せようよ

私の大好きなスクールアイドルはこういうものなんだって」

せつ菜「…峻さん…」

 

果林「…せつ菜、峻もここまでしてくれたんだし…スクールアイドル、辞めたくないんでしょ?」

せつ菜「…はい…私、スクールアイドルを続けたいです!」

 

愛「なら、やることはひとつだね!♪」

かすみ「よーしっ、かすみん達で虹ヶ咲学園ライブを盛り上げますよ~!」

しずく「宣伝活動をしなくてはですね!」

 

「ああ、1週間忙しくなるよー!」

「「「頑張るぞーっ!♪」」」




ふと、思うことがあって
読者から見て作者(A×K)ってどんなイメージなのかなーって思う時があるんですよ。
もしお手数でなければ教えていただけるとありがたいです…!


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