NEXT Rainbow!!   作:A×K

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自分の誕生日(8月7日)の次の日という事で勝手に親近感わいてせつ菜ちゃん推しになりました。

今回はリアタイ仕様で、現イベントを峻くんと行ったら…?という風で行きます!


優木せつ菜誕生日特別編!

せつ菜「…ふぅ、部屋の片付けもこれくらいかな」

最近、漫画の他にもグッズも増えてきたし…。

 

せつ菜「何よりも峻さんの部屋が綺麗だったから…それくらい自分の部屋も綺麗にしなくちゃ!」

もしかしたら峻さんが私の部屋に…。

 

せつ菜「って、ないない!!片付けしなくちゃ……っ…あっ!」

机の引き出しから見つけたのは────────

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

【後日】

 

 

「おーい、せつ菜~」

せつ菜「あっ、おはようございます!!!」

「……相変わらず元気いいなぁ…

そんで、急に呼び出してどうしたんだ?」

 

せつ菜「じゃじゃーん!これですっ!」

取り出したのは…チケットだった。

 

「…スポーツテーマパーク?」

せつ菜「はいっ、最近できた30種類のスポッチャが出来るテーマパークです!…実は、期限が今日までで…」

「…俺以外でも良かったんじゃ…?」

せつ菜「ダメです!ペアチケットですし…それに!峻さんこういうの好きかなぁって!」

「まぁ、スポーツは好きだから…実は結構楽しみにしてる」

 

せつ菜「えへへ…じゃあ、早速行きましょう!」

「…って、せつ菜?…この腕は…」

せつ菜「…何か、おかしかったですか?」

「……いや、ううん…なんでもない」

 

肘の辺りにフニフニと柔らかい感覚とせつ菜の笑顔が相まって悶々とする俺は思わず天を仰いだ。

 

 

 

 

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せつ菜「着きました!」

「でかいなぁ~……」

せつ菜「さぁさぁ、峻さん!何からしますか!?」

 

「…テンション高くなるのはわかるが…落ち着いて…

そうだなぁ…あっ、アーチェリーがあるじゃん!」

せつ菜「やったことあるんですか?」

「いや?でもやってみたいなって思ってたんだ」

せつ菜「ならばやりましょう!…なんなら、勝負…しますか?♪」

 

「…燃えてるね、せつ菜…」

せつ菜「ふ、ふふっ…峻さん相手なら不足はありません!!」

 

 

 

こうして、俺とせつ菜によるアーチェリー対決が始まった。

3回投射して当たったポイント数で競う。

 

「負けたら何か罰ゲームでもするか?」

せつ菜「むっ、ハードルをあげましたね?…ですがそんなことで動揺する私ではありませんよ!!」

 

ふぅと息を吐くせつ菜。

…どこか表情が変わった。

 

せつ菜「正射必中…曇り無き心で放つ矢に…貫けぬもの、無し!!…いざ!!!」

「…いざ?」

 

…侍風?

…って、あぁー…最近やってるアニメのキャラのセリフか。

 

せつ菜「我が命を燃やし、暗き深淵に光明をもたらしたまえ!

ダイヤモンドクリスタルアロー!!!!!」

「…声が、でかい…」

 

しかし、セリフとは(?)裏腹に放った矢は真っ直ぐ5点の縁を貫いた。

 

せつ菜「まだだっ…!!金剛水晶の守護法の御加護はこんなものでは無い!!

走れ紅の閃光!!ガーネット…ルビーアローー!!!!」

 

ざわ、ざわ……。

大きな声と一言一句間違っていないセリフに観客が増えてきていた。

 

「…恥ずかしい…」

しかし、せつ菜は絶好調なのか、2回連続5点を貫いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里「…何か聞いた声がすると思ったら…」

鞠莉「あの子たち、何やってるのかしら?」

 

璃奈「…そっとしておこう?」

花丸「まるも同感ずら…」

 

凛「でも、あの2人楽しそうだにゃー♪」

鞠莉「…ははーん、さてはデートねぇ~…?♪

小原グループが新しく開園したスポーツテーマパークでデートなんて抜け目ないわね~!」

絵里「…感心するところ…そこ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せつ菜「これで…ラスト…っ!

希望の電撃…っ!レインボートルマリンアロー!!!!!」

「…もう好きにしてくれ…」

 

 

せつ菜「ふぅ、結果は14点ですかっ!

でも、結果よりも満足してます!」

「…まあ、好きなキャラのセリフを言いながら高得点取れればそうなるわな」

 

せつ菜「次は峻さんの番ですよ!…期待してますよ?」

…む、これは…同じようなことをやれってことか?

でも、恥ずかしいし…。

 

せつ菜「ふふっ、躊躇してると負けちゃいますよー♪」

「むっ………やってやんよ!!!」

変なスイッチが入ったがもう後戻りはできない。

 

 

「なら俺は……こっちで勝負するぜ…!!

破を念じて…刃となれ!!天上天下…念動破砕剣!!!」

…うん、特に意味は無いけど…好きだからこれにした。

 

せつ菜に負けず劣らず、俺も5点を射抜いた。

せつ菜「なっ…!!」

「ふっ…そう簡単には負けないぜ」

 

 

ふっと目を細めて一点を見つめる。

「思いだけでも…力だけでも…

戦わなきゃ守れないものがあるから!!」

せつ菜「…私はデスティニー派です!!」

 

…うん、聞いてないけど…俺も好きだよデスティニー。

と、そんな会話とは別にまたしても俺の矢は5点を射抜いた。

 

「…これで俺が5点をもう1回射抜いたら勝ちだな」

せつ菜「…むむむ…っ…」

 

「いっけえええ!オクスタンランチャー!」

せつ菜「オクスタンは槍って意味ですよ!?」

 

もはや、アーチェリーの原型を留めていない。

 

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

 

 

「…うぅ、最後が1点て…」

せつ菜「槍を使ったらそうなりますよ~…」

「…さ、負けたし…罰ゲームは何にする?」

 

せつ菜「…で、では…この後…ウチに来ませんか?///」

「…えっ?」

せつ菜「今日はまだまだ…長い、ですよ…?♪」

「…こりゃ、帰してくれなさそうだな」

せつ菜「帰す気なんてありませんよ…今日だけは私だけの峻さんですっ♪」

 

 

 

こうして、夜はせつ菜の家にお邪魔することとなった。

……次の日。

 

 

 

 

璃奈「旦那…昨日はお楽しみだったようですな…璃奈ちゃんボード…''ニヤニヤ''」

「え、ええええっ!!??」

 

…火のないところに煙は立たない…???




せつ菜ちゃんお誕生日おめでとう!!
これからも推していくよ!!

本気でついて行くから本気のせつ菜ちゃんをこれからも見せてね!!

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