来年も引き続き頑張っていくので、よろしくお願いします!!
それはさておき!!URせつ菜ちゃんが来るぞぉぉぉぉー!!
ゲット…する…!…せつ菜ちゃんと…デート…するんや…!!
「エマ先輩…しず子…彼方先輩…前にいた同好会のメンバーが揃ってきました~♪」
嬉しそうにかすみちゃんが呟く。
「勘違いがあったけどな…」
「あーん、峻先輩~…そんなこと言わないでくださいよ~!」
「ごめんごめん……それで、あとは…優木せつ菜…って子だっけ?」
「はいっ…1番難しい…と、言いますか…」
「…?…どういうこと?しずくちゃん」
「せつ菜ちゃんはね~…この学園で見たことが無いって言う噂があるんだよ~」
「…えっ?……あぁ、確かに…」
こんなにも実績があり、目立つスクールアイドルなら…見てもおかしくないし、話題になっても不思議じゃない。
…そもそも、何年生なんだ?
…それすら謎に包まれている…。
「…まず、さ…どんな子なの?…俺顔とか知らないんだけど…」
「あ、写真ありますよ♪…えーっと……あ、ありましたっ♪」
かすみちゃんがジャーンと写真を取り出す。
そこには赤い服を着て…笑顔の…………。
「あっ………………」
「…?
どうしたんですか、峻先………」
「あぁああああ!この人!!」
「わ、わぁ!」
「峻さん…っ…ど、どうしたんですか…っ?!」
「実は…この人、数日前に見た……いや、見たというか…会った」
「え、ええっ…!?
…ど、どこで…っ???」
「ダイバーシティ…」
「あっ…ら、ライブ…かな?」
「ソロ活動してるのか?」
「かすみん達はむしろそっちをメインにしようかと思ってまして…もちろん、グループでも活動したいですよ?」
…なるほど、確かに個々の個性を活かすなら…ソロライブっていうのもあり、か…。
千歌とか曜も…そういう話したら…賛成してくれた、かな…。
「それで優木せつ菜って子は…どんな特徴なんだ?」
「んー…可愛いダンプカー…ですかね…?」
…ダンプカー…?
聞こえはあまり良くないが…。
「あ、もちろん悪い意味ではありませんよ?
グイグイ皆さんのことを引っ張ってくれるという意味で…」
「なるほど…確かに想像つくかも」
「ただ~…誰も姿を見たことがないから~…どうしたらいいか分からないんだよね~…」
「…せつ菜ちゃんの居場所は分からないけど~…1人、心当たりあるよ~…?」
と、眠たそうに近江さんが呟く。
「ん、近江さんの心当たりが…ある人?」
「ん~……毒藻…?」
「彼方さん、それを言うなら読者モデル…読モですよ」
「お~♪そうだった~♪」
「……ど、読モ…?」
────────────────────
そんなこんなで俺と歩夢とかすみちゃんとしずくちゃんとエマさんと近江さんでお台場海浜公園に来た。
そこで撮影をしている…長身の女性。
「ま、まさか…あの人って言わない…よね?」
「あの人だよ~♪…名前がね~…」
「あら、珍しい見学者ね?」
「お久しぶりだね~♪…果林ちゃん~♪」
明らかに高身長の女性がこちらに近づいてくる。
…鎖骨の下に…セクシーほくろが3つ…。
そして、高校生らしからぬ抜群のプロポーション…。
これは果南や絵里さんと負けず劣らず…。
「(って、ちがうちがうー!!)…あの…俺たちと一緒に…スクールアイドル…やりませんか!!??」
「…へぇ~…スクールアイドル…かぁ
色んな部活に誘われてたけど~…そんなこと言われたの初めてよ?」
だろうな…多分前の同好会のみんなじゃ誘う勇気がなかったんだろう。
「絶対に朝香さんが見た事ないような…輝くステージが見れます…!!」
「ふふっ、すごい熱意ね…分かったわ…ただ」
「…?…ただ?」
「ソロライブを中心にしてもいいかしら?
…私の魅力を…存分に披露したいの
衣装とかもフリフリなのより…セクシー系で行きたい…それでもいいかしら?」
「え、こ、高校生でそれは…」
しずくちゃんが困惑している。
まぁ、セクシー系ってあんまりいないもんなぁ…。
「…ふふふっ、もちろんですよ…もう満足させまくりますよ」
「しゅ、峻先輩っ!そんな出来もしない約束を…!」
「…いや、峻くんなら…出来ると思うよ、私は」
「あ、歩夢先輩まで~…」
「交渉成立ね、明日以降部室に顔出すわ
…そ・れ・と、キミ…中々面白いわね?…気に入ったわ♪」
そう言うとおでこに口付けをして朝香さんは撮影に戻った。
「…い、今…俺何され…た?」
「…しゅ、峻くん…」
落ち込む歩夢を慰めるしずくちゃんとエマさんだった。
そして、俺に対して怒るかすみちゃんとベンチでうたた寝をする近江さんだった……。
────────────────────
「…あと、2人…かぁ…
結局、せつ菜さんの有力な情報が入ってないしなぁ…」
「んー、私も手がかりなしだよ~…
愛さん、もうお手上げで音を上げちゃうよ~…」
「これは…対策本部を設立しなきゃ~…ダメかなぁ~…」
「か、彼方先輩…それはさすがに…と、言いたいですが…本当にそんな勢いですよね…もう」
「んー…あの時に色々と分かっていたら…声掛けてたのに…」
「峻くん、あの時って…?」
と、話を続けようとした時…だった。
【2年A組の宮之原 峻さん…至急生徒会室に来てください
繰り返します、2年A組の────】
「峻先輩…何したんですか…」
泣きそうな手で縋るかすみちゃん。
「いやいや…同好会延長の期限があと数日だから…だろ?
とりあえず行ってくるよ」
みんなに別れを告げ1人、生徒会室に向かう。
「…峻さん、大丈夫ですかね?」
「彼方ちゃんの直感が…波乱を呼んでると…告げて…すやぁ…」
「か、彼方先輩!寝ちゃダメですよ~!」
───────────────────
コン、コン、コン
【宮之原です】
【入ってどうぞ】
中には……生徒会長ただ1人。
「部員集めはどうですか?」
「お陰様であと2名です」
「そうですか」
「…気になるんですか、スクールアイドル同好会の動向が」
…あ、今の後で愛さんに聞いてもらおう。
別に狙った訳じゃないけど。
「…いえ、ただ…分からないのです」
「分からない…とは?」
「なぜ、根拠も…確証も無いのに…貴方は出来ると言い切れるのですか?」
「出来るか出来ないかは…やってみないとわからない、からです
やる前から…出来ないというのは…俺にとっては一番嫌、ですから」
「…ですが、あと数日ですよ?
…策は、あるのですか?」
「…それは……まだ……」
そして、ふと…前に歩み寄った生徒会長の…''膝''に目がいった。
「………………」
「な、なんですか…っ!
急にしゃがんで…っ!」
「…あの、生徒会長」
「……な、なんですか…っ」
「…ここ、いつ怪我しました?」
指をさしたのは…生徒会長の膝に貼ってある絆創膏。
まさか…とは思うが…。
「い、いつでもいいじゃないですか…っ!」
「…生徒会長」
「…な、なんで…っ…す…かっ…!」
じりじりと近寄る。
生徒会長に逃げ場が……無くなった。
「…別に、言いふらしたりしませんよ
…と言うか、そんな事より…怪我の具合が気になるだけですよ」
「……っ……バレ、ました…か…」
「…生徒会長…が……優木せつ菜…さん?」
「中川菜々です…そして、あなたと同じ…2年生です」
「…中川…会長…なんで、スクールアイドルを隠して…?」
「…すいません、色々と…事情がありまして…
学校では…スクールアイドルをやってる事を隠しているのです」
「だから…学園で姿を見た人が居ない…のか」
「……はい、ただ…貴方に知られたら…もう、隠していても…バレ…」
「分かりました、このことは…内密に」
「…えっ………?」
「隠す理由があるんですよね?
…だったら、俺も協力させてください」
「…な、何故…ですか?
そんなことしても…貴方に利はありませんよ…?」
「別に損得の問題じゃないですよ
…こうして、また会えたので…せめても、と」
「…ほんとに…貴方は不思議な人…」
「ただ…無理強いではありません…が
…スクールアイドル同好会…戻ってきて、くれませんか?」
「…えっ…で、ですが私が戻っても…また…皆さんに自分の好きって気持ちを…無理に共有させて…」
「…………………」
「あはは…怖いです、またスクールアイドルを始めたら…大好きって気持ちが爆発しちゃうんじゃないかと…」
「そんなことない!!」
「っ……!」
「いいんですよ、大好きって気持ち…全面に出して
…俺が、全部受け止めるから!」
「…ぁっ……///」
(まるで…好きなキャラクターに言って、貰ってるみたい…っ…///)
「……だから、また…本気でやろうよ、スクールアイドル
俺も本気でサポートするから!」
「……は、はいっ…………!」
「…へへっ、やっと笑ってくれた」
「…あり、がとうございます…///」
「じゃあ、後は部室でみんなに顔合わせ…だなぁ
生徒会長の状態から優木せつ菜の状態にできるか?」
「はいっ、放課後なら人気のない所で着替えて行くので!」
「よしっ、ならOKだな…善は急げだ、今日のうちにでも行こうか」
「わ、わかりましたっ!
……あの、おこがましい…相談、なのですが…」
「…ん、なんだ?」
「…く、口封じという言葉を使いたくないのですが…
あなたを………''生徒会長補佐''に任命します…っ!!」
「………え?」
「あ、別に貴方が言いふらすとは思ってませんが…!
…その、傍にいて、サポートしてくれると嬉しい、なって…」
「…副生徒会長とか…風紀委員とかじゃダメなのか?」
「…そ、それでもいいんですが……ダメ、ですか…?」
「うっ……………」
普段見ない生徒会長の表情にドキッとしてしまう。
「…わ、分かりました…交渉成立…ですね」
「はいっ!よろしくお願いしますね!」
峻の姿になっても女の子の涙に弱いな…と肩を落とす俺だった。
お台場って昔仕事で行ってたからどこか虹ヶ咲学園とは思い入れがあるんですよねぇ~…。
…あ、作者こう見えて(?)も22歳なので(今更感)
Twitterで応援イラストいただきました!
作者:ぶそんさん(@buson0120)
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