栞子「す、すいません…お取り込み中お手伝いしてもらってしまって…」
「栞子がそこまで慌てるってことはそれくらいの事態なんだろうな」
栞子「部活説明会の列が凄いことになっていて…整理をお願いしたくて…」
…まぁ、チラシ配りはμ'sとAqoursのみんなにも手伝ってもらってるし…大丈夫だけど。
「…さて、と…もう一仕事…頑張りますか」
栞子と共に俺は手伝いを進めていた。
…頭の中は歩夢のライブが成功するようにと考えるので精一杯だったが…。
────────────────────
【部活説明会】
歩夢「入学希望者のみなさん、父兄のみなさん私たちスクールアイドル同好会です!」
衣装に身を包んだ歩夢が辺りを見渡し、いつも通りにMCを始めた。
歩夢「スクールアイドルは、学校ごとにスクールアイドル活動をしていて…ここ虹ヶ咲学園でもスクールアイドル同好会が活動してます」
「…ま、間に合った…」
栞子「…す、すいません…まさか立て続けに雑務が増えるなんて…」
息も絶え絶えで俺は部活説明会が行われてる体育館にやってきた。
歩夢「まだ発足して間もないですが…どの部活…同好会に負けないくらいみんな一生懸命で…それを支えてくれる人が居てくれて…スクールアイドルが大好きな部員ばかりです」
栞子「…ふふっ、支えてくれる人、ですか…♪」
「…な、なんだよ…」
歩夢「毎日の練習はきつい時もあるけど…少しずつ自分の力になっていくのが実感出来て…凄く充実しています!
同じ夢を持つ仲間と肩を並べて目標に向かって歩いていくのは…勉強だけでは味わえない感動があって…私はこの同好会に入って良かったと思ってます!」
「…歩夢……」
栞子「立派、ですね…」
歩夢「適性試験はありますが、それは強制ではありません
皆さんの意思を尊重し、温かく迎えます…きっと、ここに居ない同好会の部長も同じことを思っています…♪
虹ヶ咲学園はとってもいい学園です!一緒に素敵な思い出を作りましょう!」
愛「愛さんが一緒に考えたスピーチ、最高じゃない?♪」
せつ菜「はいっ、スピーチしてる歩夢さんも堂々としていましたね!」
璃奈「あとは、ライブを成功させるだけ」
エマ「うぅ~…なんだか緊張してきちゃったよ…」
「大丈夫、歩夢ならバッチシ決めてくれるさ」
愛「しゅんしゅん!」
せつ菜「待ってましたよっ」
「ん、遅れてごめんな…さ、始まるよ」
歩夢「……本日は…この場を借りて…一曲披露させていただきます
聞いてください……''夢への一歩''」
曲が始まり…いつも見ていたステップと共に歩夢の笑顔が弾けた。
愛「お、おぉ~…っ…歩夢、いつもより優雅に見える…!」
しずく「はいっ、凄くいい出だしです!」
果林「今までで1番の出来ね…!」
彼方「気持ちよさそうに歌ってていいな~」
愛「まぁまぁ、今回歌えなかった分の想いはスクールアイドルフェスティバルにぶつけよーよ!」
せつ菜「はいっ、今まで以上に練習、頑張りますよ…っ!」
かすみ「かすみん…うずうずしちゃいます~…!
早くスクールアイドルフェスティバルで歌いたい…!」
「…早く…か…」
歩夢のライブを見つつ…俺は栞子の手伝いを行く前の話が気になっていた。
【…ライブ会場が見つからない?】
ダイヤ【えぇ…コンサート会場もイベント会場も全滅ですわ】
【ドームは?】
絵里【あまり現実的ではないわね】
【…そうか…それは早急に決めないとな…お台場の近く…どこかあったかな…】
栞子「…さ、んっ……峻さんっ…?」
「っ…ど、どうした…っ?」
栞子「…上原さんのライブ…見とれてましたか?」
「…ま、まぁ…そんなところだ」
栞子「ふふっ、その気持ち分かる気がします…♪」
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【ライブ後】
中学生「さっきのライブ凄かったね!」
中学生2「スクールアイドルって初めて知ったけど…素敵だったなぁ~」
中学生「私、ここ第一志望にする!」
中学生2「私もそうしようかな…!!」
絵里「…ふふっ、大成功みたいね♪」
穂乃果「あんないいライブ大成功以外の言葉見つからないよ~!!
私もステージに行きたいくらいだった~!!」
海未「ホントに行く気でしたからね…穂乃果」
真姫「全くよ…抑えるの大変だったんだからね?」
梨子「でも、誰もがそう思っちゃうくらいの熱気だったわねっ」
にこ「この私を熱くさせるなんて…歩夢…なかなかね…!!」
曜「ホントホント!私も歌いたくなっちゃうよ~!」
歩夢「み、みんな…買いかぶりすぎだよ~…///」
希「ううん、本当のことを言ったまでやん?
私達も中学生の子たちも同じことを思ってるはずだよ♪」
鞠莉「それにしても~、歩夢って面白い子よね~♪
不思議な魅力…かしら~?…あっ、それを見出したのは…峻かしらね~?♪」
歩夢「ま、鞠莉ちゃんっ!///」
「これはファンクラブでも作るか~?」
歩夢「ファンクラブ1号は…峻くん、だからね…?///」
「…当たり前だろ?」
絵里「ふふっ、熱いわね♪
これは私もうかうかしてられないわね?」
ダイヤ「ええ、私達も頑張らないといけませんわ」
「さて、と…積もる話はあるけど…このまま定例会をしようか?」
穂乃果「さすが総監督っ!♪」
千歌「お疲れ様会もやろうね~!♪」
「よし、じゃあ後片付けしたら向かうから買い出しとかして部室先に向かっててね?」
穂乃果「はーいっ!」
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「お疲れ、栞子…何とか形になった学校説明会だったな」
栞子「あっ…峻さん…何を言ってるんですか、半分…いえ、半分以上はあなたのおかげです…改めてありがとうございました」
「俺は何もしてないさ
全ては栞子が生徒のことを信じてたから…だろ?」
栞子「そ、そんな…私は…///」
「ところで、歩夢のライブの感想でも聞こうかな?
途中から反応無いくらい見入ってたけど…」
栞子「そうですね、上原さんのライブを見てこの学園に興味を持ってくれた子もいましたし…成功だったと思います」
「そっか、そう言ってもらえると助かるよ」
栞子「上原さんには……いえ、同好会の皆さんには人を惹き付ける魅力があると思います……特に、峻さん…あなたは…」
「この際、虹ヶ咲学園のマスコットでも目指そうかな?」
栞子「ふふっ、アリだと思いますよ…♪
…今後、学園祭などのライブ公演も内容の確認はしますが…頭から反対はしませんよ
学生の本分はさえ忘れなければ、ですが」
「おっ、勿体なきお言葉~…ってか?」
栞子「ふふっ、では…私はこれで」
「あ、ちょっと待って」
栞子「…なんですか?」
「…お前さ、やっぱりスクールアイドル…やってみないか?」
最近投稿する度に誤字報告が…
確認はしてるんですが…すいません…ぴえん
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