色々言いたい事は山ほどあれど…ひとつ言えるのはラブライブ最高
もうずっとついてくぞ…
栞子「…すいません、私は…生徒会の仕事に専念したいので」
「…これは掛け持ちでも…とは誘えなさそうだな」
栞子「………すいません」
そう言うと栞子は足早に去ってしまった。
(…あと一歩だったんだけどな…しょうがない…スクールアイドル同好会に入って貰うことは…諦めよう)
廃部という話が出てこなくなっただけでも…良しとしよう。
穂乃果「こぉーらー!峻く~ん!?」
「あ、ああああ、はいっ!?…なんですか?」
穂乃果「せっかくのお疲れ様会なのに上の空だぞ~!?」
「…あ、ああ…ごめん!…えっと、みんな…手伝いとかありがとう…おかげですごく助かった…乾杯!」
「「「かんぱーい!」」」
慌てて音頭をとり乾杯の挨拶をするとみんながグラスを高々と上げた。
絵里「改めて、お疲れ様」
曜「それにしても、凄い参加人数だったね~
これが都会なのかぁ~…♪」
鞠莉「内浦に半分くらい来てくれないかしらね~?」
果南「…なんか考えたら…それはそれで凄いことになりそう…」
ダイヤ「ふふっ、静かで落ち着いてる内浦が賑やかな雰囲気に変わってしまいますわね」
真姫「だけど確かに…ニジガクって規模が違うわよね
音ノ木坂とは比べ物にならないくらい」
海未「えぇ、学校説明会と言い…運営側の本気を見ましたね」
穂乃果「各部の気合いも凄かったよね~!」
凛「文武両道ってこういうこと…なのかにゃ?」
「…えっと、縁もたけなわ…じゃなくて…ご歓談中悪いけど…さっき栞子から言われてな」
俺が話を切り出すとみんな話をやめて、俺の方を向いた。
「これからは文化祭とかでライブしていいってさ」
花陽「それって…認められたってこと!?♪」
にこ「やっぱりスクールアイドルに触れれば…人間みんな変われるのよ!
これで廃部の心配もなくなったんじゃない?」
果南「あっはは、練習に参加してるって聞いてたからなんとなーく期待はしてたけど…」
ことり「きっと、歩夢ちゃんのライブが後押ししてくれたんだよ♪」
歩夢「えっ、えええっ…!?…そ、そんなこと…ないよっ…」
千歌「いーやっ、なくない!歩夢ちゃんのパフォーマンス…最高だったもん!」
歩夢「千歌ちゃん……うんっ、ありがとう!♪」
「俺も同感だな、歩夢のライブが栞子の気持ちを動かしたんだと思う」
そして、俺はパンっと手を叩いた。
「んならさ!…スクールアイドルフェスティバル…虹ヶ咲学園でやらない!!!?」
「「「…えっ………………」」」
「「「ええええええっ!?!?!?!?!?」」」
ルビィ「に、ににににっ、虹ヶ咲で~っ!?!?」
「伊達や酔狂で言ってるわけじゃないよ?…今日の学校説明会を見て思ったんだ…ここには…スクールアイドルフェスティバルに必要なものが揃ってる…ライブ会場や中庭での露店…それを調理する家庭科室…」
千歌「…お、おお…言われてみれば…」
花丸「学校全体をライブ会場にするなんて…目から鱗ずら~…」
善子「さすがはリトルデーモン、目の付け所か鋭いわね!」
かすみ「ふへへ、灯台もと暗しって感じですね」
絵里「…うーーん…面白いアイデアだと思うけど…」
ダイヤ「…そう、ですわね……」
「…ん、生徒会長二人から見たら…やっぱり厳しいか?」
絵里「…そう、ねぇ…音ノ木坂と虹ヶ咲じゃ規模が違うからなんともは言えないけど…」
ダイヤ「自分の学校で、と考えると…難しいですわね…」
「………ぐぬぬ…」
絵里「でも、君の言ってることは筋が通ってるわよ?
…あとは、三船さんを説得出来れば…だけど」
「そうか…」
難しい顔をしてると、希が肩に手を置いた。
希「いいやん、ウチは賛成!♪
何事も当たって砕けろの精神やね♪」
梨子「ふふっ、出来れば砕けたくないけどね♪」
愛「学園で開催出来たらそれだけで話題になって盛り上がること間違いなしっしょ!」
果林「スクールアイドルフェスティバルが成功すれば学園の宣伝にもなるわね」
歩夢「それで入学希望者が増えるなら…?」
「間違いなく…win-winだな」
エマ「きっと、栞子ちゃんも喜んでくれるかも!」
彼方「半分は同好会の仲間みたいなものだし…喜んでくれるよ~♪」
(半分…か…俺は…ほぼ仲間だと思ってたんだけどな…)
せつ菜「学園でやるとなれば…ステージに上がってくれるかも…!?」
歩夢「ぁ……うんっ、それいい!」
「なら、善は急げだな…早速相談しに行くか」
かすみ「峻先輩はドSだから善では無いですけどね~♪」
「はい、行くよ~」
かすみ「い、いひゃいいひゃいれす~!!!///」
────────────────────
【生徒会室】
「……………と、言うことなんだ」
栞子「スクールアイドルフェスティバル……」
「単刀直入に言うと…虹ヶ咲学園でスクールアイドルフェスティバルをやりたい」
愛「宣伝にもなるし~…しおってぃーのダンスを見たいから一緒にステージ上がろうよ~!」
栞子「…私が?」
彼方「栞子ちゃん、ダンス綺麗だし大丈夫だよ~♪」
しずく「1度味わったら忘れられない高揚感ですよ…!」
エマ「それに学校説明会でスクールアイドル同好会の評判良かったんだよ…!♪」
栞子「よろしくありません!」
しずく「えっ、えええっ…ステージに上がるのが嫌ということですか…?」
かすみ「も~、しお子ってば恥ずかしがり屋さんなんだから~♪」
栞子「よろしくないのは…学園をスクールアイドルフェスティバルの会場にするという点です」
愛「え、えぇ~っ!?」
……だよなぁ…そうは問屋が卸さない…ってか。
かすみ「な、なんでなんで~っ!?意地悪言わないでよ~っ!」
肩を揺するかすみ。
栞子はあうあうと首を振っていた。
栞子「い、意地悪で言ってる訳ではありません
認められないものは認められない…それだけの話です」
歩夢「で、でも…私たちの事は認めてくれたんじゃ…」
栞子「もちろん、あなた方のスクールアイドルへの思いやひたむきな努力をする姿勢には一定の評価をしています
でも、それとこれとは別の話です」
せつ菜「…どういうことでしょう?」
栞子「スクールアイドルフェスティバルは…普通のライブやイベントとは違いますよね?」
かすみ「そりゃ~、スクールアイドルのお祭りだもん♪」
彼方「全国のスクールアイドルから参加したいってメールも来てるんだよ~♪」
栞子「それだけのスクールアイドルが一堂に会するイベントならさぞ来場者も多いでしょう」
「…まぁ、想定は出来ないが…多くはなるだろうな」
栞子「ですから、許可が出来ないのです」
「…ダメな理由は?」
栞子「学園は…あなた方だけのものでは無いのですよ」
後ろを向いて言葉を続ける栞子。
栞子「連休を使ってイベントを開催するとしても…練習してる部活等もあります
中には大事な試合や大会が近い部活もあります」
「…それを開催するイベントを行うとなると…学園全体を開放しなくてはならない、か?」
その言葉に栞子は頷いた。
栞子「つまり、練習場所が無くなるわけです」
「…確かに、俺らに全面禁止にする力も無いし
かと言って貴重な時間を奪う筋合いは当然無いわな」
栞子「付け加えると、私はあなた方は運営など到底出来ないと思います…責任問題も付き物です…ただ、歌って踊る…だけでは無いのですよ」
「…だな、おっしゃる通りだ…さ、みんな行こうか?」
かすみ「えっ、しゅ、峻先輩っ!?」
反論すると思ってたのか狼狽えるかすみを他所に俺は生徒会室を後にした。
栞子(……あの目…やっぱりまだ諦めてない…言葉じゃどうすることもできないって感じの雰囲気だったのに…)
────────────────────
歩夢「峻くん…最初から無理だと思ってて生徒会室に行った?」
「ダメ元でな…ま、こんな展開になる気はしてたよ」
かすみ「ぐぬぬ…しお子めぇ~…仲間だと思ってたのにやっぱり敵のままだったか…!」
彼方「賛成してくれると思ったんだけどな~…」
せつ菜「そう簡単に許可は出せませんよね…私が生徒会長でも同じようになるとは…少し思ってましたが…」
愛「だとしても…取り付く島もなさすぎだよ~…」
(……とも、言いきれない…が…しばらく様子見だな)
果林「せめて、一緒に考えてくれるくらいはして欲しかったわね…」
璃奈「諦めちゃうの…?…璃奈ちゃんボード…''ズーン''」
歩夢「でも…学園を会場にするのは…絶対に良いと思うの!」
しずく「私も歩夢さんに賛成です!
栞子さんを説き伏せる対策を練りましょう!」
「ま、大きな問題点は他の部への影響と俺らの運営能力って所だけだからな」
せつ菜「つまり…それをクリア出来れば…」
「…あぁ、みんなで考えよう」
決意を新たに俺らは必死にアイデアを考えていた。
絶対にスクールアイドルフェスティバルを成功させるために…。
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