新サクラ大戦 もう1人の英雄   作:シャト6

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第2回目アンケ結果は、主人公は生身で戦う事に決まりました。


第3話

あれからも俺は、なんとか前華撃団と同じ霊力を持つ人物を探している。しかし、やはりそんな簡単には見つからない。

 

洋「…これ以上考えてもいい案は出ないな」

 

俺は考えるのを止め、暫く別の事をする事に決めた。

 

洋「たまには外をブラつくか。もしかしたら、何かなヒントが見つかるかも知れねぇしな」

 

俺は着替えてアジトを出て街に繰り出して行った。久々に外に出たが、結構賑わってる。

 

洋「そういえば、色々と買い置きしとかないとな」

 

アジトで物を結構切らしていたのを思い出す。

 

洋「ま、今日は時間はあるんだ。のんびりといくか」

 

俺はそんな事を考えながら歩いてると、大帝国劇場の前に来ていた。

 

洋「大帝国劇場…」

 

俺は立ち止まり建物を見る。

 

洋「昔と比べて、色々と変わったがやっぱ基本は変わらねぇな」

 

そんな事を思ってると、劇場前に誰かが立っていた。

 

洋「ん?誰だ?」

 

俺は少しだけそいつを見る。そいつは女で変な仮面を付けている。

 

「…どこにあるの?」

 

洋「??」

 

何を言ってるか聞き取れなかったから、もう少し近付いてみた。

 

「…魔幻空間、展開」

 

洋「!?今の声は!!」

 

俺は、女の声を聞いて驚く。それと同時に、大帝国劇場周辺は紫色をした空間に包まれる。

 

洋「これは!?」

 

俺は周囲を警戒する。それと同時に、あの女は姿を消していた。

 

洋「あの声…まさか…」

 

俺は、ある人物を思い出す。声は全く同じだ。髪型も…だが、あいつはあんな仮面を付けたりはしないはずだ。

 

洋「あの女の事は後回しだ。まずは、この状況をどうにかしないとな」

 

あの女が放った魔幻空間って言ったか?大帝国劇場前の景色とは打って変わって、どこか別の場所に俺はいる。

 

洋「まさか、俺がこんな空間に閉じ込められるとはな」

 

俺は普段から持ち歩いてる刀袋から、刀を取り出す。

 

洋「まさか、斬鉄剣を持ってきて正解だったとはな」

 

念の為に毎回持ち歩いてるが、今回はそれが功を奏したな。

 

洋「さて、取り敢えず奥に進むしか道はなさそうだな」

 

俺は斬鉄剣を持ち、魔幻空間の奥へと進んで行く。すると、どこからともなく傀儡機兵が召喚される。

 

洋「傀儡機兵か。悪いが、お前らに構ってる暇はねぇんでね」

 

俺は斬鉄剣を抜き、傀儡機兵に向かって歩いていく。

 

洋「悪いが押し通らせてもらうぞ!!」

 

傀儡『ビビビビ』

 

俺はそのまま複数いる傀儡機兵目掛けて斬鉄剣を振り下ろす。

 

「でやああああああああ!!!」

 

俺はゆっくりと斬鉄剣を鞘にしまう。すると全ての傀儡機兵が斬れる。

 

洋「また…詰まらぬ物を斬ってしまった」

 

そして俺は更に奥へと進んで行くのだった。道中にも傀儡機兵や盾やハンマーなんか持ってた敵もいたが、倒しながら進んで行くと、広い空間に出る。

 

洋「あ〜…こういう場所って、大概ボスか中ボスらへんが出てきそうなんだよな。今までの経験上…」

 

すると、下の方で光武が盾持ちの敵と戦っていた。

 

洋「あの光武…まだ動いてたのか」

 

懐かしい光武を見て、俺は思わず笑ってしまった。

 

洋「三式光武…」

 

昔、さくらやすみれが最後に乗っていた光武だ。まさか、まだ現役だったのは驚きだ。だが、そんな余韻もすぐに終わる。敵を倒したのはいいが、三式光武は動きを止めてしまう。

 

洋「やっぱり無理だったか!」

 

その間にも、三式光武周辺に傀儡機兵が出現する。それでも、最後の力を振り絞って三式光武は何体か倒していく。

 

「オラアアアア!!」

 

すると、別の霊子甲冑が現れる。

 

洋「あの機体は…上海華撃団か!」

 

「「上海華撃団、参上!」」

 

俺は上海華撃団の到着を確認し、下に降りる。ここなら会話も聞こえる。

 

「な〜にが『助かった』よ。やっぱり役に立たない連中ね」

 

「ハッ!やっぱこんな程度か。帝国華撃団…とっとと解散しちまえよ!」

 

んだと!!

 

「解散なんてしません!絶対しません!」

 

「口だけは達者だが…そんな無様ななりで、何ができるんだよ」

 

すると、緑の霊子甲冑が三式光武に近づく。

 

「そんなに諦められないってんなら、俺が諦めさせてやる!!」

 

すると、霊子甲冑は三式光武を攻撃し始めた。

 

「何考えてんだあいつ!!」

 

「何が夢だ!お前の夢は、とっくに潰れてるだろうが!!帝国華撃団は、さっさと潰れた方がいいんだよ!!」

 

「もう我慢ならねぇ!!」

 

俺は上海華撃団の緑霊子甲冑に攻撃する。

 

「秘技!十二王方牌大車(じゅうにおうほうだいしゃ)へええええええええええい!!!」

 

「なに!?ぐあああああああっ!!!

 

「シャオロン!!?」

 

「おい…アイツらの居場所、それ以上悪く言えば…殺すぞ」

 

『!!!』

 

俺は殺気を出しながら、上海華撃団の連中にそう言う。なんでか、三式光武に乗ってる奴も静かになってるがな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみれ「まさか…あの人は!?」

 

誠十郎「すみれさん。あの人を知ってるんですか?」

 

すみれ「ええ…あの技、あの声、あの姿…見間違う筈がありませんわ。生きて…生きていたのですね」

 

すみれさんは、映像を見ながら涙を流していた。こんなすみれさんを見たのは初めてだ。カオルさんやこまちさんも驚いている。

 

初穂『おい神崎司令!いったいあいつは誰なんだよ!』

 

初穂が通信ですみれさんに質問してきた。

 

すみれ「あの人は…私達と一緒に、数々の敵と戦った…もう1人の英雄ですわ」

サブキャラヒロイン候補です。

  • 竜胆カオル
  • 大葉こまち
  • 西城いつき
  • 本郷ひろみ
  • 村雨白秋
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