続いては、現帝国華撃団です。
俺は今現在、支配人室ですみれと向かい合っている。
すみれ「それで、何故10年もの間、わたくしの前からいなくなったのかしら?」
洋「……」
すみれ「黙っていては分かりませんわ」
それでも俺は、何も言えない。実際すみれの前から消えたのは紛れも無い事実。俺に言い訳する権利はない。
すみれ「それとも…わたくしに愛想つきましたの…」
悲しい顔をしながらそう言うすみれ。
洋「それはない。俺を好いてくれたすみれやさくら達に、愛想を尽かすわけがない」
すみれ「……」
するとすみれは、椅子から立ち上がり俺の膝に座り、腕を首に回してくる。
すみれ「……」
洋「…ったく。相変わらず、寂しくなったらこうするのは、昔から変わらないな」
すみれ「…貴方のせいですわ」
洋「そうか」
俺は暫くの間、すみれの頭を撫でる。すみれも俺にバレない様に泣いていたが、肩が震えてるし俺の服が湿ってるからバレバレだ。そして暫くして泣き止み、本題に入る。
洋「俺はこの10年、アイツらの霊力の代わりになる物はないかと、旅をし研究を続けていた。そして、ようやく完成まであと一歩のところまできた」
すみれ「でしたら、それを使えば…」
洋「ああ。あいつ等を此方に戻したまま、降魔皇を封印できる。だが、それにはあいつ等の中から、一本でもいい。髪の毛が必要だ。今の天宮達の霊力は、あいつ等とは違う。それに、一瞬だけ降魔皇を足止めする必要がある。デメリットがデカイのも事実だ」
すみれ「そうですの…今のわたくしには、霊力がありません」
するとすみれは、悲しい顔をする。
洋「そんな顔をするな。お前は充分頑張ってる。ここが無事なのがその証拠だ」
すみれ「…そう言われて、少しだけですが肩の荷が降りましたわ」
洋「そうか」
すみれ「……」
するとすみれは、俺にキスをする。懐かしい…
洋「……」
すみれ「フフッ。10年ぶりのキスですわね」
洋「そうだな」
そこから暫く、俺が言うのもなんだが甘い時間が流れた…そして、すみれの奴がひと通り甘えたら、俺を今の華撃団に紹介するので、食堂に案内された。食堂に行くと、既に今現在いる花組に、風組の連中もいた。
すみれ「皆さん、改めて紹介いたしますわ。彼は、かつてわたくし達と共に帝都の平和を守り、降魔大戦でも一緒に戦った高倉洋ですわ」
洋「紹介に預かった高倉洋だ。ま、すみれや前の3華撃団とは古い付き合いだ。これからは俺もちょくちょく寄らせてもらう。よろしく頼む」
『よろしくお願いします!』
現花組、風組の連中は挨拶してくれた。
天宮「高倉さん!あの、あの時は本当にありがとうございました!」
洋「何度も言ってるだろ。あれは俺がただムカついただけだって」
誠十郎「いえ、自分からもお礼を言わせて下さい。さくらを助けてもらい、本当にありがとうございます」
洋「ったく、この生真面目なところは、歴代の隊長達と同じだな」
俺がそう呟くと、すみれの奴はクスクス笑っていた。
洋「取り敢えず、天宮と神山の事は知ってるが、他の連中は知らないな」
誠十郎「ああ、紹介します。1人いない人もいますけど。彼女は花組の1人で東雲初穂です」
初穂「東雲初穂だ!さくらの奴を助けてくれて、ホントありがとな!」
「気にするな」
誠十郎「そして、クラリス・スノーフレイクです」
クラリス「ク、クラリス・スノーフレイクです」
「ああ。しかし、まさかアイリス並の霊力を持ってる奴に会うとは驚いたな」
クラリス「えっと…」
「お前、その力に恐怖を抱いてるみたいだが、結局はその力を世の為人の為に使えるか。自分次第だ」
クラリス「!?」
俺がそんな事を言うと、すみれが手を叩く。
すみれ「皆さん、ここで新しい仲間を紹介するわ。世界が誇るスタァ、アナスタシア・パルマ!」
するとロビーから女が入ってくる。
アナスタシア「ここに来れば退屈しないって、星たちが言ってたけど…フフッ…確かにそうみたいね」
洋(星たち?)
クラリス「
天宮「有名な人なの?」
初穂「知らないのかよさくら!世界的に有名な大スタァじゃねぇか!」
と言われても知らん。
アナスタシア「皆さん、ご機嫌よう。私はアナスタシア・パルマ。帝劇の舞台に招かれるなんて光栄ね。花組の名に恥じぬ働きを約束するわ」
初穂「は〜、すげぇ…」
クラリス「優雅ですねぇ〜…」
東雲とクラリスの奴は、アナスタシアを見て感動していた。フッ…昔ファンから見た、すみれやマリアを思い出すな。
洋(だが…この女…)
俺は何故だか、アナスタシアに違和感を覚えるのだった。
すみれ「アナスタシアさんには、花組のスタァとして舞台の華を務めてもらいますわ。そしてもちろん、華撃団の一員として、戦いにも加わってもらいます」
そらそうだろな。流石に今の帝劇に、役者だけ雇う余裕はないだろうしな。さてさて、どうなる事やら。
サブキャラヒロイン候補です。
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竜胆カオル
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大葉こまち
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西城いつき
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本郷ひろみ
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村雨白秋