鬼喰いの針~人間失格になった私は鬼として共食いします~   作:大枝豆もやし

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第45話

「そうか、ダメだったか」

 

 とある屋敷内部にある座敷。

 産屋敷は柱を集めて天元の報告を聞いていた。

 

「やはり所詮鬼は鬼! 即刻首を刎ねるべきだ!」

「その通り! 件の鬼を見かけ次第即刻殺す! それが俺たちの役目だ!」

「し、しかしその鬼に助けられた者もいるのではないのか?」

 

 柱の一人―――炎柱、煉獄槇寿郎が違った意見を出した瞬間、鬼殺せに統一された空気が乱れた。

 

「何を言っている!? 鬼は斬る! それが俺たちの仕事だ!」

「しかしその鬼は何度も人々を助けていると聞く。それで鬼との戦闘で不利になったにも関わらず」

「そうです! しかも今回は我らを救ってくれたではないか!」

「バカ者が! それが鬼の作戦だと分からんのか!? 奴らは卑劣なのだぞ!」

「そうだ! 我らの仲間が鬼に同情するものから死ぬ! その大前提を忘れたのか!?」

 

 議論はどんどんヒートアップしていく。

 

「貴様ら! 仮にも恩義がある相手にその言い草は無礼だぞ!」

「鬼相手に礼儀などかけてたまるか! あんなケダモノ共なんかに!」

「しかし件の鬼は既に何十件もの実績がある! いい加減認めたらどうだ!?」」

「ふざけるな! 一体どれだけの仲間が鬼に殺されたと思っている!? 今更信用出来るか!」

「然り! 過去にも人間の味方のフリをして近づき、惨い殺され方をされた隊士たちは存在する! 信用してはならない!」

 

 ヒートアップは続く。

 

「いい加減現実を受け入れたらどうだ! 針鬼とやらは我々の仲間を救い、民衆から何百件も」

「寝惚けた事を! その鬼は我らに恩を売って油断させようとしているだけだ! いい加減に目を覚ませ!」

「恩を売りたいだけならこうも人助けを行う理由はあったのだろうか?目立つように数回程我らを助け、あとは適当に人を食らってもいい」

「何が人助けだ!? 報告によればその鬼が民間人に惨い拷問をしたと聞いたぞ!」

「しかしその者達は異常に多い利子を要求し、女子供を遊郭に売る外道だぞ! 私も隊律がなければ似たようなことをしている!」

「貴様それでも鬼殺隊か!? その発言は隊律違反と見なすぞ! 何故鬼を庇う!?」

「貴様こそ同じ人間か!? 鬼は憎いが恩義を無視するほど落ちぶれてはない!」

「なんだと!? 表に出ろ!鬼を庇う貴様は柱に相応しくない!」

「受けて立つ! 復讐心のみに囚われた者こそ柱に相応しくない!」

 

 

 

 パンッ!

 

 

 産屋敷が手を叩いて制す。すると先程まで騒いでいた柱達は静かになった。

 

「言い争いはそこまでだ。……ところで天元、その鬼はどんな性格かな?」

「……良くも悪くも人間くさい捻くれ小僧と言っておきましょう」

 

 天元の発言に再び場がざわつく。

 

「俺たち鬼殺隊は在り方からして普通の人間とはズレたところがあります。しかしあの鬼は……」

「なるほど、一般人が力を手に入れたようなものだと」

「はい。しかも善人よりの一般人です。力を悪用して金品を奪うといった様子もなく、鬼に襲われている者がいれば助ける。

 しかし人間の味方であるつもりはなく、鬼を狩るのは食事のため。人助けも出来るからやった程度で積極的に行うつもりはなさそうです」

「しかし今回は大いに助けられたじゃないか」

「おそらく出来るから引き受けた程度でしょう。多少不利になったところで負ける気は毛頭ない。だからやったという程度でしょうか」

「なるほど。けど天元、可能だから助けるだけでも通常の鬼とは違うんじゃないのかな?」

「はい、ですから俺はアイツを善人よりの捻くれ小僧と判断しました」

「なるほどなるほど」

 

 うんうんと頷く産屋敷。

 その様子を柱の面々と注意深く眺めている。

 

「では話を変えるけど、その鬼はどこまで強い?」

「……おそらく、柱と同等かそれ以上かと」

「しかし君は生き残ったね、それに煉獄もほぼ無傷だ」

「それは葉蔵が加減したからです。もしその気になれば俺など肉片に変え、炎柱様相手にも辛勝していたでしょう」

 

 その言葉を聞いて再び場が騒めいた。

 

「なるほど、ソレを聞いて今度の方針が決まったよ」

「真ですかお館様!?」

「うん、その鬼だけどね……」

 

 

 

「接触を避けて放置しよう」

 

 

 

 

 

「鬼を狩る鬼とは面白いけど、柱並みの力があるなら迂闊に近づけない。しかし放置しても被害が出るどころか勝手に鬼を退治してくれて人命救助までしてくれる。なら何の問題もない」

「し、しかし相手は鬼です! どうか判断を誤りにならないでください!」

「けどその鬼は煉獄を相手にしても無力化させる程の腕前だよ? そんな鬼相手に勝てる自信はあるのかい?」

「……この身を犠牲にすれば!」

「それはダメだ。危険を冒すに足りる利益があまりにも少ない」

 

 

「針鬼のように強く、針鬼以上に被害を齎し、針鬼以上に残酷な鬼はいくらでもいる。君たちにはその鬼を優先的に討伐して欲しい。出来るかな?」

「「「………はい!」」」

 

 賛同の声と不服そうな声が同時に重なった。

 

「それじゃあ次の議題に移ろうか」

 

 むしろそっちの方が優先的な議題だ、そう言いたげに産屋敷は話題を切り替えようとした瞬間……。

 

「カァァァ、カァァァァァッ!!訃報!!訃報ゥ!!」

「伝令、伝令! 訃報である! ガァァァァ!!」

 

 突如、鎹烏たちが慌てた様子で乱入した。

 

「水柱! 瀕死!! 水柱! 瀕死!! 十二鬼月の返り討ち!!」

「鳴柱!討たれた! 柱狩り、存命である!!」

「「「!!?」」」

 

 その報告は、鬼殺隊にとって最悪なものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 草木も眠る丑三つ時。

 人どころか獣すら存在しない山奥で、一匹の鬼が遊んでいた。

 

「なかなか面白いアトラクションだったぞ、下弦の参」

「う……うぅ………」

 

 鬼の名(プレイヤー)は大庭葉蔵。

 対する獲物(エネミー)の名は下弦の参、儒黙(じゅもく)

 木を操る血鬼術を使い、この山の草木を支配下に置いて周辺の人間を食らい、挑んだ鬼殺隊も返り討ちにしてきた。

 

 

 儒黙はそれなりに強い鬼だった。

 血鬼術の根を山に張ることで山の草木を支配下に置き、自由自在に操作し、植物を通じて離れた場所から血鬼術を使用出来る。

 葉を手裏剣のように鋭くして飛ばしたり、蔦や枝を鞭や剣のように振るわせたり、種を弾丸や爆弾のように飛ばす、痺れ粉や毒の胞子を飛ばす等、某モンスターゲームのような技が使える。

 更に草をトラバサミなどの罠などにも変えることが出来る。

 更に更に。植物から本体に情報が送られ偵察にも使える。

 

 根を張った山の中だけとはいえ、上弦の鬼並みの血鬼術。

 

 山の植物全てが武装した兵士であり、敵を迎撃する罠と兵器。 

 山に入った鬼殺隊たちは例外なく迎撃されてきた。

 山の中は要塞であった。

 

 しかし、今回は相手が悪かった。

 

 

 葉蔵は獲物―――儒黙の首を雑な賞品のように掴み、無理やり持ち上げる。

 賞品に抵抗する力はない。

 血針によって鬼の因子を奪われ、血鬼術どころか肉体すら自由に使えない。

 

「血鬼術で直接攻撃するのではなく、木を操作するとは。環境に左右されやすいが、私相手にはいい手だったぞ」

 

 たしかに儒黙の血鬼術は凶悪であった。

 遠距離から植物を通じて血鬼術を使い、不意を突いたり罠を仕掛けるというやり方は、鬼殺隊にとっては天敵のような能力であろう。

 しかも、植物はただ血鬼術の媒体というだけで、倒しても本体にダメージはない。ほかの植物が媒介になるだけだ。

 その性質から葉蔵の血鬼術である血針弾も効果を出さなかった。

 だがそれだけだ。葉蔵にはいくらでも手札がある。

 

 葉蔵には鬼の角による超感覚がある。

 三六〇度どころか空間内全てを見渡す超感覚。

 空気の流れだけで周囲の動作を察知する超感覚

 鬼の位置、血鬼術の発動を正確に探知する超感覚。

 

 これらの前では不意打ちなど無意味。

 どんなに気配を消そうが、罠を仕掛けようが、何かしようとした瞬間に察知されてしまう。

 現に、これによって儒黙はあらゆる策を潰された。

 

「そしたら君は血鬼術でごり押しをしてきたね」

「……」

 

 血鬼術による物量戦。これが儒黙が葉蔵に負ける要因となってしまった。

 たしかに普通の鬼や鬼殺隊にはいい手だった。

 山は彼のフィールド。山の植物全てが彼の手足であり武器だ。

 しかし、相手が悪かった。

 

 葉蔵が血鬼術で再現するのは平成の兵器。

 鬼殺隊の柱が使うような技ならともかく、経験も技術もない、ただ植物を少し強くした程度で出来た武器が現代兵器に敵うはずがない。

 当時の銃弾や爆弾なんて以ての外。

 アサルトライフル並みの連射性と精密性を持つ葉蔵に勝てるはずがない。

 

 それに、儒黙が一度に操れる草木には限度がある。

 一斉に山全ての植物を操るなんて芸当が出来るはずがないし、植物を過度に強化したり、逸脱させる事も出来ない。

 第一、そんなことが出来るなら山のみでしか使えないとしても、とっくに上弦の鬼になってる。

 

 葉を刃のように飛ばせる?

 蔓を鞭のように振るえる?

 枝を剣のように振るえる?

 種を弾丸や爆弾に変える?

 山全ての植物が罠や兵士?

 

 だからどうした。

 葉蔵には人を超えた空間把握能力、血鬼術と鬼を正確に捉えるサーチ能力、そして現代兵器を再現出来る血鬼術がある。

 彼の特殊な血鬼術の前では、儒黙の血鬼術など案山子である。

 

 たとえ、儒黙が水柱を殺した鬼であろうとも。

 

「まあ、君を殺そうと思えばいつでも殺せたんだけどね」

 

 そう、最初から決着がついていたのだ。

 彼には遠距離からでも鬼の正確な位置を把握する超感覚と、超遠距離でも逸れることなく発射できる銃弾、それらを使いこなす葉蔵の狙撃能力がある。

 狙い撃とうと思えばいつでも狙い撃てたのだ。

 

 葉蔵がこの山に来た時点で儒黙の死は決定していたのだ。

 

「君の用意してくれた遊園地はかなり楽しめたけど、もうネタ切れのようだね」

 

 葉蔵は更に儒黙に針を刺す。

 

「………楽しかった」

 

 月明かりはスポットライトのように葉蔵を照らす。

 ゲームをクリアしたプレイヤーを祝うかのように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なかなか興味深い血鬼術だな」

 

 今回の鬼は面白い獲物だった。

 植物がb級映画のモンスターみたいに襲い掛かり、ソレを血針弾で撃退していく。

 罠が発動したり、モンスターが様々な登場の仕方して私を楽しませてくれた。

 

 モンスターや罠の種類も豊富だった。

 踏んだら爆発する地雷みたいな草、丸太のトラップが発動する木、降ってくる尖った木の枝、毒の胞子を吹くキノコ。

 他にも様々なアトラクションが私を楽しませてくれた。

 よくもまあ大正時代の鬼があそこまで思いつく。平成生まれの私でもビックリしたぞ。

 

 まるで遊園地にでも来たかのようだった。

 シューティングゲームにサバイバルゲームに様々なトラップ。

 平成時代に戻ってU〇Jに行ったかのような気分だ。

 

「アトラクションとして楽しめたけど、戦術としては落第点だ」

 

 不満があるとすれば、鬼自身が血鬼術を使いこなしてないといったとこだろうか。

 

 兵士や罠の配置がなってない。

 ただ手当たり次第に植物を操るだけで戦略性が感じられない。

 準備を怠り、作戦を立てず、手足である植物を活用しない。

 これでは私に食われて当然だ。

 

 戦闘は手数が一つ増えるだけで取れる手段が相乗する。

 万全な準備を整え、それぞれの役割を決め、それらを活かした作戦を立案し、ちゃんとし指揮をとれば、私を倒せずとも善戦は出来たかもしれない。

 

 しかし、まあいい。

 私の望んでいたものは満足とはいかなかったものの、ある程度は得られたのだから。

 

 

 

 そう、この遊戯こそ私の望んでいたものだ。

 

 ここ最近、じっくり考えて答えが出た。

 何故私は同族を狩るのか、何故私は自身の力を伸ばそうとするのか。その全ての答えがやっと出たのた。

 

 

 

 

 私はこの力でゲームをしたいだけなんだ。

 

 

 

 この力を手に入れて私は浮かれていた。

 人の常識を超えた鬼の肉体に、血鬼術という強大な超能力。

 前世では憧れるも、夢物語として認識していた力を自分のモノとして振るう。その快感に私は酔っていた。

 

 私自身が他の鬼より強いことも輪をかけていた。

 どうやら私以外の鬼は武術などの戦う術を知らないらしく、闘い方も血鬼術の扱い方もなってないものばかりだった。

 それもそのはず。彼らの大半は元庶民。武術や戦い方を学ぶどころか教養すらないものばかりだ。

 対して私は華族としてこの時代最先端の教育と戦闘訓練を嫌々とはいえ受け、前世の記憶と経験がある。

 漫画やアニメ、現代科学技術、そして現代兵器…。いくらでも鬼としての闘い方の参考はある。故に、私は他の鬼を圧倒する強さを有していた。

 

 普通の人間にはない力を持ったという特別感。

 超常の力を思う存分に振るえるという万能感。

 同じ力を持つ鬼を圧倒しているという優越感。

 悪者である人食い鬼を討ち倒すという爽快感。

 私はこれらの感覚に酔い痴れていた。

 

 

 しかし、それの何がいけないのだというのか。

 

 ある日突然、力を手に入れたら、誰でも試したいと思うのではないか。

 他の鬼共のように人間を食い殺したり嬲り殺そうとは思わなくも、この力を存分に振るいたいと願うのは当たり前ではないか。

 

 私にはこんな素晴らしい力がある。

 折角面白そうな力があるのに使わず、我慢するなんて勿体ないじゃないか。

 

 私はもう人ではない。鬼になったのだ。故に人の理には縛られない。我慢もしない。

 

 私は自由だ。誰にも私を縛る権利も咎める権利もない。

 

 私は自身に秘められた力を存分に振るいたい。

 この力を使って面白おかしく暮らしたい。

 この力で楽しいゲームをしたい!

 

 私は私のために、愉しむためにこの力を使う!

 

 

 そうだ、これこそ本当の私だ。

 

 

 

「……それで、君が今日の対戦相手か?」

「………」

 

 後ろに振り向く。

 そこには刀を携えた金と赤の髪をした鬼殺隊―――炎柱がいた。

 

「針鬼、お前に討伐命令が出ている」

「何?」

 

 炎柱の発言に私は違和感を抱いた。

 

 鬼殺隊は私の血鬼術を欲しているはず。

 鬼の居場所を探知し、鬼をたった一刺しで無力化させ、血鬼術を無力化出来るこの針を。

 だから鬼殺隊はこう望むはずだ、『あの鬼、どうにかして利用できないかな』と。

 証拠はない。三日前に宇随が私を飲みに誘った際、私を引き入れようとする魂胆から推測した程度だ。

 

「(面倒だから逃げたが、少しぐらい付き合って情報を入手すべきだったか?)」

 

 いや、今はそんなことを考えるべきではないか。

 

「……何故、私を討とうとする? 私は人間を食ったことはないはずだけど?」

「貴様は危険だ。だからここで倒す!」

「?」

 

 ありえない。

 確かに存在が危険なのは認めるが、それだけで鬼殺隊がわざわざ私を殺すとは思えない。

 放っておくだけで鬼を食ってくれる便利な危険生物を、柱という貴重な切り札を捨ててまで討伐するなんてしないはずだ。

 勿論鬼殺隊がそんなバカの可能性もあるが、そこまで考えたらキリがない。

 もう少しゆすってみるか。

 

「やめてくれないか? 私にお前たちと敵対する気はない」

「そういうわけにはいかない。……だが、俺に考えがある」

「?」

 

 どういうことだ、余計に分からなくなったぞ。

 何故このタイミングで私を見逃す旨の発言をする? 一体何のメリットがる? いったい私をどうしたいんだ?

 一体、私に何をさせたい?

 

「(……ん?私に何かをさせたい?)」 

 

 そんな文章が頭に思い浮かんだ瞬間、私はやっと炎柱の意図が見えた。

 

 

 ああ、コイツは私を脅そうとしているのか。

 

 

 おそらく炎柱には何か私にさせたいことがある。

 鬼を殺すこと以外で、私にしか出来ないこと。

 怨敵である鬼と手を組んでまでしたいこと。

 考えられるとすれば……。

 

「(鬼退治以外といえば、宇随と手を組んだ際に鬼の毒を消してやったな。おそらくソレか?)」

 

 いや、ただ鬼の毒を消すだけなら、こんなまどろっこしい手は使わないはずだ。

 おそらく鬼殺隊関連ではなく、私情からくるもの。だからこんなにコソコソしている。

 

 鬼の毒、鬼殺隊関連以外、私情……。そこから導き出される答えは……おそらくアレか?

 

 

 

 

 

 

 

 

「君の大切な人は元気か?」

「!!!?

 

 わざとらしく微笑みながら、簡単な日本語を吐く。

 するとどうだろうか。

 たったこれだけで炎柱は面白い程に動揺した。

 

 




今回、やっと葉蔵の戦う理由が出ました。
自分の欲を満たすために力を振るい、楽しむために戦う。
炭次郎達のように命を懸ける訳でも、誰かの想いを背負う訳でも、大切な何かがあるわけでもない。
ただただ自分のために、自由気ままに戦う。
これこそ私が鬼滅の刃で出したかったオリ主です。

ではなぜそんな主人公を出したかったのか。
それはまた後程理由を述べたいと思います。

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