鬼喰いの針~人間失格になった私は鬼として共食いします~   作:大枝豆もやし

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皆さま、お待たせしました。
葉蔵vs黒死牟のバトルマッチです!


vs黒死牟

「逃げたか」

 

 

 やられた。

 完全に捉えたと思った獲物は偽物だった。

 

 冷気の霧の中、私は動く物体を探知した。

 血鬼術によって作られた煙幕の中では、鬼の探知は困難。よって超音波によって奴を探知した。いつも使う手口だ。

 材質、大きさ、脈拍。全てが童磨のものだった……と、思っていた。

 しかし実際は本体そっくりに作られた氷人形。

 私は騙されたという事だ。

 

「……まあいい」

 

 氷人形の残骸を振り払い、周囲を探る。

 鬼の気配も、何かが動く気配もしない。完全に逃げられた。

 ああ、そういえば私がこの氷人形を貫いた際、微かではあったけど、琵琶の音ようなものがしたな。しかも同時に濃い血鬼術の気配もした。おそらくアレだろう。

 

「(能力からして空間支配能力……おそらく転移だろうね)」

 

 空間を血鬼術で弄る鬼には心当たりがある。

 不死川さんの所でお世話になっていた時に出会ったあの鬼、確か名前は……矮等(わいら)だったかな? ソイツが確か空間を拡張する血鬼術を使えたな。

 あの鬼は鬼を小さくする血鬼術ばかりに目が行ってしまったが、小屋内部の空間を拡げて屋敷に改造していた。

 アレと同じ感覚だ。

 

 空間内に妙な物をぶち込まかれたかのような異物感。

 物体や空気などの見えるものや感じ取れるものではなく、通常の感覚では分からない物。

 私の超感覚でも十全に探知出来るわけではないが、確かにソコにあるとしか理解できない物。

 私にとっての空間とはこんなものだろうか。

 

「空間……空間、ねぇ」

 

 私にも空間に干渉出来るのだろうか。

 

 鬼として強くなるに連れ、出来ることは多くなった。

 最初は針を作るだけだったものが、今ではワンマンアーミーになっている。

 私の成長と進化はまだまだ発展途中。このペースで行けば、空間に干渉できる針も作れるのではないのだろうか……。

 もっとも、ソレを考えるのは目の前……いや、後ろの問題を解決してからだけど。

 

「……もしかして待たしてしまったか?」

 

 振り返った先にいたのは、袴姿の男だった。

 

「気付いていながら……背を向けているとは。……愚鈍なのか……豪胆なのか」

「確かめてみるかい?」

 

 

【月の呼吸 伍ノ型 月魄災禍】

 

【針の流法 血喰砲】

 

 

 回答は血鬼術(コレ)だった。

 

 同時に発動される血鬼術。

 私は弾を、相手は刃を。

 即席でぶつけ合い、相殺“あいさつ”した。

 

 

「あの方が……警戒する……力量はあり。なかなか…やるようだな……」

「そちらもかなり出来そうだね」

 

 どうやら、あちらも本気ではないようだ。これでは力量がどれ程か掴めない。

 分かった事といえば、相手が今までの鬼の中で一番強いという事ぐらい。

 おそらく、私と同等かそれ以上かもしれない……!

 

「(いいねえ……ゾクゾクする!)」

 

 ここが普段誰も使わない隔離小屋でよかった。

 もし、ここが万世極楽教の本山なら、戦いの余波で騒ぎになっていたであろう。

 けど、そうでない子の山奥なら、心置きなく戦うことができる。

 

「いざ……参る!」

「ああ、始めようか」

 

 ゲーム、開始!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とある山奥、童磨が利用している元別荘。

 そこは、琴葉の件以来、信者たちに正体を気づかれないよう用意した餌場である。

 

 

【針の流法 血喰砲】

 

【月の呼吸 壱ノ型 闇月・宵の宮】

 

 

 もっとも、何処かの誰かさん達が暴れてるせいで、廃墟どころか廃材すら吹っ飛んだが。

 

 

【血鬼術合成 血針弾・連爆】

 

【月の呼吸 漆ノ型 厄鏡・月映え】

 

 

 幾多の鬼を喰らい、幾多の血鬼術を習得し、幾多の戦闘と勝利を掴み取ってきた葉蔵。

 上弦の参をも超える実力を手にし、上弦の弐でさえ下位互換へと成り下がらざるを得ない。

 そんな葉蔵と渡り合える存在など、最早存在しない筈であった。

 

 しかし、ここに例外が存在した。

 

 紫色の上着に黒い袴、長い黒髪を一つに束ね、額や首元から頰にかけて炎のような痣がある、六つ目の鬼。

 本来眉毛がある辺りに一列目の目が、頬の辺りに三列目の目が、そして本来目がある辺りに二列目の目にはそれぞれ上弦の壱と刻まれている。

 右手には全体に眼が無数に付いた、三本の枝分かれした刃を持つ大太刀。

 そう、この鬼こそ上弦の壱、黒死牟である。

 

 鬼の中でも最強と最古を誇る鬼。

 平たく言えば最高幹部・No.2ポジション。

 上記の経歴だけで、彼がどれ程の猛者であるかは十分に推し量れる。

 

 

【針の流法 血喰砲・散弾(スプラッシュキャノン)

 

【月の呼吸 陸ノ型 常世孤月・無間】

 

 

 両者の血鬼術がぶつかり合う。

 弾と刃が、斬撃と爆撃が互いに相殺。

 その度に派手な火花が飛び散り、夜の山を照らした。

 

「(素晴らしい! パワーもスピードも他の鬼とはレベルが違う! 文句なしで歴代最強だ!!)」

 

 葉蔵は黒死牟の剣技を手放して楽しむ。

 

 久々の強敵。

 強くなり過ぎた自分が、本気で力をぶつけられる相手。

 命懸けの戦闘をゲームとして楽しみ、ゲームを十全に楽しむために手間を惜しまない戦闘狂(ゲーム好き)が熱くならないわけがない。

 

 彼は今まで退屈していた。

 強くなることを実感するのは楽しいが、強くなるにつれてゲームがつまらなくなっていると。

 無論、それでも楽しめるよう工夫はした。

 敢えて仕留めるチャンスを見逃したり、自身にハンデやルールを課すことでゲームを成立させていた。

 だが、そんなものは彼が真に求めるゲームではない。

 

 葉蔵が心の底から求めるゲームとは決闘。

 己の命をチップにして、相手の力と命を奪い合う喰い合い(ギャンブル)である。

 

 ギャンブルとは、勝つか負けるか分からないからこそ、互いの力が拮抗しているからこそ成立する。

 決闘とは、互いに同格だからこそ、互いに相手から学び、また戦いを通じて成長するからこそ意味がある。

 喰い合いとは、相手の持ち物が魅力的に見えるからこそ、そして相手もこちらを殺し得るからこそ成り立つものである。

 

 ここ最近、葉蔵はそういったものを楽しめなかった。

 だが、目の前に、再びソレらを提供してくれる相手がいる。

 盛り上がらないわけがない……!

 

「さあ、もっと私を楽しませてくれ!」

「お前を……楽しませる気は……ない!」

 

 

【針の流法 血喰砲・貫通(スパイク・キャノン)

 

【月の呼吸 捌ノ型 月龍輪尾】

 

 

 弾丸と月刃の弾幕を飛び出して、互いの攻撃がぶつかり合う。

 片や岩の如き砲弾と、片や龍の如き剣戟。

 斬撃の余波で、爆破の衝撃で、飛び散る破片で。

 更にまた山の肌を削り、轟音を立て、周囲の空気を灼く。

 

「(見事なり。強力かつ実用的な血鬼術。一発でも命中すれば力の源であるあの方の因子を喰らい、己の物とする。なかなかに凶悪な性能だ)」

 

 楽しんでいるのは、黒死牟も同じだった。

 

 ここ数百年、彼と互角に戦えるものはいなかった。

 鬼殺隊は勿論、入れ替わりの血戦を挑む鬼すらマトモに彼とやり合えない。

 童磨が挑んだことはあったが、それっきり。あれ以来誘っても一度たりとも首を振ることはなかった。

 故に、彼もまた何処か退屈していた。もう一度戦いたいと。

 

 鬼に成って数百年、鍛錬を怠ったことはない。故に、あの頃より何処まで強くなったか知りたかった。

 鬼に成って数百年、あの光景を忘れたことはない。故に、自分がどこまで克服できたか知りたかった。

 鬼に成って数百年、アレに思い焦がれなかったことはない。故に、どこまで近づけたか知りたかった。

 

 ここ数百年、黒死牟は知るための機会がなかった。

 だが、目の前に、再びソレらを教えてくれる相手がいる。

 昂らないわけがない……!

 

「もっと……相手をしてもらうぞ……針鬼!」

「言われずとも!」

 

 

【月の呼吸 玖ノ型 降り月・連面】

 

【血鬼術合成 血針弾・迎砲(ブラッド・ファランクス)

 

 

 上空から降り注ぐ斬撃の雨を、即席の迎撃砲で防ぐ。

 複数の銃口が爆弾を吐き出し、上空の斬撃を突破。

 守勢から攻勢へと回り、逆に黒死牟へと襲い掛かる。

 黒死牟は鬼殺隊時代に鍛えた足捌きと鬼の身体能力で避けようとするが……。

 

「(なるほど……避けても……爆破……或いは追尾……これでは……回避は無意味……)」

 

 直ぐに無駄だと気づいた。

 命中率が高いせいで忘れられているが、葉蔵の針には追尾機能が付いている。

 急な方向転換は出来ないが、それでも十分に驚異的な機能であり、今は爆破機能も搭載している。

 更に更に。葉蔵の血針弾は鬼を喰らうための捕食器官でもある。故に、一発で命中すれば瞬く間に針の根が張られ、血を吸い上げられる。

 

 避ければ追尾、防げば爆発、耐えれば針の餌食。

 黒死牟が取れる手はただ一つ……。

 

「(追尾と爆発の……弾丸……。防御も回避も……適切ではない……。故にここは……血鬼術での……迎撃が最善手……!)」

 

 

【月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月】

 

【針の流法 血針猟犬(ハウンド)

 

 

 月破が弾丸を薙ぎ払ったと同時、血針の猟犬が二体創り出される。

 弾丸を吐き出しながら前進するそれ等を、黒死牟は月刃で迎撃。

 更に連射する猟犬の牙弾を剣戟で防ぐ。

 

 

【月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月】

 

【月の呼吸 参ノ型 厭忌月・銷り】

 

 

 血鬼術と呼吸の斬撃を連続して放ち、血鬼術の猟犬を破壊。

 自爆することで少しでも針を飛ばし、敵に噛みつこうとするが、月の呼吸による斬撃波が全てを叩き落した。

 

 

【針の流法 血針弾・散】

 

【針の流法 血針弾・爆】

 

【針の流法 自律血針】

 

 

【血鬼術合成 自律・炸裂弾(ブラッド・サラマンダー)

 

【拾肆ノ型 兇変・天満繊月(きょうへん てんまんせんげつ)

 

 

 葉蔵の背中から巨大な杭が複数展開。

 杭はミサイルのように射出され、黒死牟に向かう。

 迎え撃つは、黒死牟の周囲を埋め尽くす程の、渦状の斬撃を折り重ねて放たれた波状攻。

 飛ばされた杭型ミサイルは小さな爆破機能付き血針弾をばら撒き、黒死牟を爆殺せんとする。

 

 爆炎と爆風と銃弾が巻き起こり、爆発音が鳴り響く。

 渦巻と月刃と斬撃が斬りかかり、衝突音が響き渡る。

 たった二体の鬼によって引き起こされた、一度の攻撃によって、周囲は見るも無残な破壊の跡が刻まれる。

 砂埃となった表面の地が辺り一帯を覆い、二人の姿を隠す。

 

「っぐ……!?」

 

 葉蔵の肉体を、残った月刃が切り裂いた。

 対する黒死牟も葉蔵の針が当たりそうになったが、剣戟で全て迎撃。

 爆発するせいで体勢を崩して隙を一瞬晒したが、葉蔵が怯んでいるおかげで追撃されることはなかった。

 

 葉蔵に攻撃が当たった理由。

 避けたと思った月刃が、月が満ち欠けするように効果範囲が不規則に揺らぎ、葉蔵の肉体を軽く切ったのだ。

 この特性もまた、黒死牟が最強たる所以である。

 

 剣閃に沿って形状させる月輪の斬撃波。

 人体を紙切れの様に容易く斬断するだけでなく、数秒は空間に残り続けて月が満ち欠けするように射程範囲が不規則に揺らぐ特性を持つ。

 更に、斬撃波には三日月型の細かい刃が無数にあり、こちらも効果範囲や形状が常に不規則に揺らぐ。

 その為、相対する者は充分以上の回避行動を取らねばならない。さもなくば、斬撃波の中で切り刻まれるから。

 そして、この血鬼術をこうするは、柱クラスの剣士である黒死牟。

 幾多の修羅場を乗り越え、経験と実力と直感を積み重ねた柱クラスの剣士でも、回避は至難の業と言ってもいい。

 

 呼吸法と血鬼術。鬼の肉体と柱の剣技。

 どれか一つでも脅威的な性能に達しているというのに、黒死牟は全てを兼ね備えている。

 これこそ黒死牟が最強の鬼と言われる所以である。

 

「……ック!」

 

 

【針の流法 血喰砲・爆轟】

 

【漆ノ型 厄鏡・月映え】

 

 

 再生させながら、血鬼術を発動させる。 

 しかしそれ等もまた斬撃波によって迎撃。

 弐つの血鬼術は大爆発を引き起こし、周囲に煙と炎をまき散らし、轟音が響き渡る。

 そのせいで互いの五感は獲物を見失ったが、すぐに修正。捉えると同時に動き出す。

 

 

【拾ノ型 穿面斬・蘿月(せんめんざん らげつ)

 

【針の流法 突き穿つ血鬼の爪(デッドリィ・スティング)

 

 

 葉蔵は超感覚によって、黒死牟は長年の経験によって、獲物の位置を特定。すぐさま血鬼術を発動させた。

 巨大な回転鋸のような二連の刃が地面を削りながら、巨大な獣鬼のような二つの赤い腕が空気を切り裂きながら。両者の血鬼術がぶつかり合う。

 結果、勝利したのは……。

 

 

【月の呼吸 拾陸ノ型 月虹・片割れ月(げっこう かたわれづき)

 

 

 結果を待たずに、黒死牟が葉蔵に斬りかかる。

 先程の技は囮。相手の正確な位置の特定と足止めと牽制を同時に行い、渾身の一撃を叩き込む。

 最初から黒死牟が描いていたシナリオ通りの展開である。

 

 

刺し穿つ血鬼の爪(スパイキング・エンド)

 

 

 対する葉蔵もまた、迎え撃たんと血鬼術を発動。

 突き穿つ血鬼の爪(デッドリィ・スティング)のために使った両腕の代わりに、右足を瞬時に獣鬼のソレへと変化させ、最大血鬼術を発動させた。

 そのまま両者はぶつかり合い……。

 

 

 

 

 

「があああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 

 黒死牟の刀が、葉蔵を容易く切り裂いた。

 

 拮抗したのはほんの一瞬。それからは葉蔵の左腕を指先から反対側の脇腹までズバッと切り伏せた。

 返しの刀で腰を切断、続いて首を切り落とし、四肢を切り裂いた。

 あっけない。実にあっけない決着……。

 

 

 

「!!?」

 

 咄嗟に、黒死牟が横に転がった。

 武人気質であり、剣術に強いこだわりと執念を持つ彼ならありえない行動。

 少なくとも、普段の彼ならばとらないだろう。……何か事情でもなければ。

 

「貴様……これが本命だったか……」

「あ、気づいた?」

 

 全身を瞬く間に再生させ、飛んできた腕をはめ込み、つなぎ合わせて再生させる葉蔵。

 そう、彼はあの鍔競り合いの隙に腕を戻し、黒死牟を貫こうとしていたのだ。

 

 黒死牟の技を砕いた後、わざと接近戦に誘い込み、黒死牟の動きを止め、死角からもう一度突き穿つ血鬼の爪(デッドリィ・スティング)を食らわせる。

 穿面斬・蘿月を砕いた感触を分離された右手から感じ取った葉蔵が、即席で思いついた作戦である。

 追い込まれていると見せかけて、死角から一撃。

 実に葉蔵らしいやり方だ。

 

「素晴らしい剣技だ。一太刀ぐらいは譲ってもいいと思っていたけど、まさかバラバラにされるとは思わなかったよ。……まあ、切れ味が鮮やかな分、繋げるのも用意だったけどね」

「いくら切り口が滑らかとて……その再生力は異常……。貴様の再生力は……上弦にも匹敵する……。見事なり……。上弦の弐でも……ここまではいかない……」

 

 

「「……」」

 

 おしゃべりはここまで。ここから先は、純粋な殺し合いである。

 

 

【雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃】

 

【針の流法 血喰砲・散弾】

 

【月の呼吸 壱の型 闇月・宵の宮】

 

 

 先手を取ったのは黒死牟。

 雷の呼吸に近い足捌きで接近し、迫り来る弾丸の雨を血鬼術で切り伏せる。

 所々命中し、刃も一振りした程度でガタが来ている。しかし、問題はない。

 

 所々に命中した血針弾―――問題ない。その部分だけ切り離せば針の根が全身に伸びる事はない。

 所々血針弾で欠けた刀―――問題ない。肉体から作られた以上、いくらでも予備など用意できる。

 

「もらった……!」

 

 ボロボロになった刀を捨て、背中から新しい刀を創り出し、ソレを振り下ろす……。

 

 

「!!?」

 

 葉蔵を切り刻もうとした腕を止め、咄嗟に後ろへ跳ぶ。

 瞬間、葉蔵は赤い結晶のようなものに包まれた。

 

 黒死牟の判断は正しかった。

 もしあの場に居座ったままなら、彼は結晶に―――繭に食い殺されていたであろう。

 なにせ、あの状態になった葉蔵は貪欲なのだから……。

 

「グルォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

 

 赤い結晶を破壊しながら、葉蔵がその本性を顕す。

 

 より赤黒く、より美しい毛に包まれた獣の巨躯。

 より力強く、より無駄なく絞られた獣の剛腕。

 より頑強に、より洗練された爪と顎と角。

 より豪華に、より美しくなった鬣と尾。

 

 

「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!」

 

 

 解放された獣鬼―――葉蔵は獲物目掛けて吠えた。

 

 

 




葉蔵の獣鬼熊は兄上の生き恥形態と同じ原理です。
しかし、葉蔵は自分の姿を恥だとは思ってません。
むしろ、自由と力の証として誇らしく思ってます。
勝敗は、この差に大きく出るでしょう。
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