シンフォギアRTA 神化ルート 作:モサモサ
歌で世界を救うRTAはーじまーるよー!
今回走るに当たって様々なサイトを検索しましたがなーぜーか一人も走者がいなかったため私がレギュレーションを作成しました。よって私が世界一位です。
計測開始は「はじめから」を選択してから。計測終了はスタッフロール後に「完」の文字が表示されるまでです。
最初はキャラメイクからです。性別は女。容姿関連のイベントは今回のRTAには関わらないのでランダム。名前は入力速度を考慮して「
名前を入力する際は必ず音楽関連の文字を入れましょう。適合係数に若干の補正が入り一次適合者になりやすくなります。(3敗)
次に所属勢力を選択します。二課、フィーネ、F.I.S、パヴァリアとありますが、今回は神化ルートに唯一入れる二課装者一択です。
さて、親の顔より見たOPが流れている間に、居るか分かりませんが初見兄貴達のために本ゲームとRTAの概要をザックリ説明していきます。
このゲームはシンフォギア装者や錬金術師、あるいはOTONAや一般人となってアニメストーリーに介入し、多種多様のストーリーを体験していくアクションゲームとなっています。
PCの行動如何によってルートが無数に分岐し、発売後数年が経ってなおイベント及びEDが全種解明されていないという驚異の自由度を誇り、今なお各種アップデートが毎週の如く続けられている上にスキップできるムービーが少ないという、走者の天敵のようなゲームです。
今回は判明しているルートの中でも最難関とされる神化ルートを走っていきます。
その名の通りこのルートでは神の力を使用できる状態でEDに到達する必要があり、フラグをいくつか忘れるだけでルートが閉ざされてしまい、意図せず別ルートに入ってしまう事が多発します。そしてルートが確定してからもバッドエンド条件が多く、何も考えず神の力で無双していたら気が付いた時には詰んでいた、なんて事もありえます。
まだ時間が余っているので、続けて開始時のランダム要素について話しておきます。
ランダム要素は三つあり
①不幸フィート
②一期開始時の学年
③シンフォギアに使用されている聖遺物
不幸フィートは過去に受けた不幸、及びそれに付随するトラウマによるステータス補正。
学年は装者になった時期に影響し、三年生なら奏死亡前。二年生なら奏死亡後。一年生なら響とほぼ同期になります。
最後の聖遺物は全二十六種(今後のアップデートでさらに増える模様)の中からランダムで選ばれます。
開始時の学年はそれぞれ、三年生なら初期レベルの上昇と翼との友好度上昇。一年生なら一定レベルまでの経験値取得量増加。二年生はその中間となります。
通常プレイなら最終的なレベルは大して変わらないのですが、一年生では幾つかの必須イベントまでに育成が間に合わない可能性が高い上、シンフォギアの受領イベントが挟まれ結構なロスになるので即リセです。(9敗)
さて、OPが終わりましたね。
初めに回想という形で「ライブ会場の惨劇」事件を戦闘のチュートリアルとして奏視点で追体験できますが、RTAにはフヨウラ。
開始地点は固定で学生寮の自室から。
操作可能となった瞬間にステータスを確認。今回は三年生ですね。続けてフィートとギアを確認します。ここで理想的なフィートとギアを引けなければリセットです。
今回のホモちゃんのフィートとギアですが──
フィート「一次適合者」
不幸フィート「ノイズに親友を目の前で殺されている」+1
派生フィート「鉄の意思」
使用ギア「霊城・キャメロット」
──おっ、やりましたね。当たりです。この「ノイズに親友を目の前で頃されている」は対ノイズ戦闘で撤退行動にマイナス補正がかかる変わりに、ノイズへのダメージにプラス補正がかかります。
三年生スタートの場合は奏の死亡に伴い自動的に付加されるのですが、初期フィートで同じ物を引いたために+1となり、派生フィートを生みました。
派生フィートは複数のフィートの組み合わせによって自動生成されるパッシブスキルです。マイナス効果もありますが、今回の「鉄の意思」は「精神力」のステータスにプラス補正がかかります。
本チャートでは「精神力」が非常に重要となってきますので、ありがたいですね。
そして「キャメロット」は本命のギアとは違いますが、他装者含め全ギア中五指に入る非常に高いポテンシャルを誇る強ギアです。当然デメリットも存在しますが。それについて後ほど説明します。
最後にレベルアップで貰えるポインヨは「筋力」「耐久力」「器用」「知力」「精神力」「歌唱力」の六つの内、耐久力と精神力に3:7で振り分けます。
確認とポインヨ配分も終わったのでさっさと登校して始業式を適当に済ませましょう。すると三年生だと初日はもう予定がありません。レベル上げのために二課へ行ってトレーニングするのも良いですが、ここは好感度を上げに行く事にします。手始めに翼を誘いましょう。
へーい翼ちゃーん!一緒に新入生をからか……もとい品定めしに行こうぜーい!
「百音、どうしたの?」
彼女こそ皆さんご存知、日本のトップアーティストにして、しょっちゅう折れてる面倒くさいセンパイこと「風鳴翼」です。ルートによっては爺守と生身で「刀語」や「るろ剣」も真っ青な超絶剣戟バトルを繰り広げてくれますが、今回のRTAではその時は来ません。
一緒に新入生を見に行く事を提案すると少し渋られますが、有望(意味深)な生徒がいないかチラッと見に行くだけだと言えば了承してくれます。
それでは翼と一緒に校内を適当にブラつきつつ、時間を合わせて中庭の方へ行きましょう。
そこにはなんと木から降りられなくなった猫を助けようとしている生徒の姿があります。いったい誰なんだろうな~?(すっとぼけ)
「へっ?翼さん!?……あ、うわわわわっ!」
猫を助けようと四苦八苦している我らがおっぱいの付いたイケメン主人公「立花響」に声をかけると、憧れの人物である翼の存在に気付いて驚き、猫と共に木から落ちてきます。なのでしっかりと受け止めてあげましょう…………猫の方を。
え、響?憧れの翼さんが受け止めてくれてるよ。姫抱きでな。
真っ赤な顔で照れている乙女力全開の響という、ヒロインルート以外では割りと絶滅危惧種級の一枚絵を脳内に永久保存しつつ、ちょっと目立ち過ぎたということで、黄色い歓声を背に翼と共にこの場を離れます。
充分距離が取れた所で、翼に響をあの惨劇の日に見た覚えがある事を伝えましょう。すると彼女は少し驚いた後、響の事を奏が守り抜いた、生きた証なのだと好意的に捉えてくれます。
このイベントをこなしていると、翼からガングニール発覚後の響への対応が抜き身の妖刀から鞘に収まった野太刀レベルまで軟化します。忘れると二人の仲を取り持つのに時間を取られ、神獣鏡戦までに未来との友好度を必要な値まで上げるのが間に合わなくなる可能性が高いです。忘れずにやりましょう。(15敗)
これでこの日の校内での行動は終わりです。人目を気にしつつ二課へ行き、今日のノイズ発生までシミュレーターで経験値稼ぎをしましょう。
シミュレーターで得られる経験値は非常にまず味です。ですが塵も積もればなんとやら。本RTAにおいてホモちゃんのレベル不足による再走案件はそれなりにありますから、時間があればやっておいて損はないでしょう。運良くランダム要素の司令のスペシャル特訓を引ければ大きく経験値を稼げますし。
ちなみに各戦闘で得られる経験値としては大まかに
各章ボスキャラ>スペシャル特訓>錬金術師=装者(実戦)>装者(訓練)>ノイズ>>>ノイズ(シミュレーター)
となっています。やっぱ実戦って大事やな!
おっ、経験値稼ぎしてる間にノイズが現れたようですね。警報が鳴り渡っています。それじゃあノイズ討伐にイクゾー!デッデッデデデデ!(カーン)
現場に到着すれば、一課の皆さんがこれでもかと言わんばかりに国費の無駄遣いをしているので、さっさと下がらせましょう。その金でボランティアでもしてやがれ税金泥棒どもが、ぺっ!
「行こう、百音!背中は任せるわ!」
この頃の防人は基本戦術が突撃に固定されているので、しっかりサポートしましょう。放置して敵に囲まれた状態で、本当に極稀に自然発生する増殖分裂型に遭遇すると最悪二人揃って乙ります。まあアレが出てきた時点でリセット確定なんですけどね。
キャメロットの戦闘スタイルは若干玄人向きで、大盾のアームドギアによる近接格闘戦と、左右に浮く本体より二回りほど小さい盾をファンネルの如く飛ばし、ぶつけたり叩き潰したりという質量攻撃の遠距離戦を使い分ける仕様です。
近接格闘は威力は高くとも攻撃範囲が狭く、またキャメロットは移動速度も遅い部類に入るので、調子に乗って格闘し続けていつのまにか孤立してたなんてならないよう気を付けましょう。(5敗)
遠距離攻撃は初速が速く火力も充分で、遠隔で味方を防御する事もできたりと何かと便利ですが、入力判定がシビアかつ慣れるまでは操作性がクソです。集中し過ぎて気付いたら囲まれてたなんてならないようにしましょう。(12敗)
さて、初戦闘だけあってパパッと片付きましたね。こちらが防御特化のギアなのもあって、翼の方が撃破数が多いみたいです。やるじゃねぇかおめぇ。……貴重な経験値を奪いやがって、風鳴の汚れた道具め、ぺっ!
初戦闘とともに初日が終了した所で本日はここまで。ご視聴ありがとうございました。
『天羽奏』
チュートリアルで確定死亡するため、本編では回想と夢以外ではあまり出番がない人。ルートによっては一時復活したりする。
実は生存ルートが存在しており、
・バッドエンド以外のEDを三つ以上見ている
・チュートリアルをスキップしない
・主人公が本編開始時に三年生になる
の三つを満たすと、奏の代わりに主人公が絶唱を使って死亡し、奏を操作キャラにする裏ルートに入れる。