主人公に勝てなくても幸せにはなったオリ主   作:ヅダはISなんぞに劣る筈がない!!

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※前話の後編ではなくなんか書けちゃったものをドバーッと出してきたものです。(嫌だねぇ)
やはりIS二次創作を自己承認まみれにするのは最高やで。
後編を投稿してないのに関係ない話を投稿するのは…しないようにしようね!
これからIS二次創作する人は……やめようね!





主人公(兄)への憧れが対抗心になってる幸せになるオリ主

「はぁ?ブルー・ティアーズの改修をして欲しい?」

 

 

「うん、ダーリンさえ良かったらなんだけど…。」

 

 

「いやいやハニー…いくらどうしようも無い僕に降りてきた天使のマイハニーシャルロットのお願いでも…俺がIS委員会直属だとしても勝手に他国のISを改造するなんて無理だよ。」

 

 

「いやイギリスからISの改修許可…というより要望が来ている、これが書類だ。」

 

 

「ん……本当だ…でも何でオルコットさんの機体の改修をハニーとラウラさんが頼みに来るのさ。」

 

 

それはクラス委員を推薦された一夏と自薦したセシリアと秋十の三人からISの模擬戦で決めるって話になった時にセシリアに『貴方の減らず口をそのダサいグラサンごと叩き割ってあげますわ。』って言ったのをダーリンが未だに許してないからってセシリアから言われたんだけど。

 

一夏と箒に話聞いたらそもそも一夏が『ハンデは要らない、むしろ全力で叩き潰すつもりで来てくれ。』って言った後に続いてダーリンが『ハンデ?負けた時の言い訳にされたら堪らねぇから俺も要らねぇよ!』って言ったからセシリアもそう返したらしいからダーリンが怒るの筋違いな気がする…。

 

 

まぁそんな事わざわざ言ってダーリンがへそ曲げてブルー・ティアーズの改修しないって言い出したらセシリアが可哀想だから言わないけd

 

 

 

「セシリアが『秋十にグラサンがダサいって言ったのを許して貰ってないから気まずい』と言ってたが。」

 

 

なんで言っちゃうのかな!?この無知っ子軍人!!

 

 

 

「は?いやそんな事ズルズル引きずる程怒ってないよ…まぁオルコットさんがファッションセンス皆無な人なんだなって思ったりはするけど。」

 

 

多分英国淑女の方が年中グラサンノースリーブの人よりもファッションセンスは高いんじゃないかな…。

 

 

「だがセシリアが『私だけハブかれてる』って言ってたぞ?」

 

 

「まっさかぁ…ちょくちょくISで模擬戦するしクラスでも普通に話してるし…気の所為じゃない?というかボーデヴィッヒさん同じクラスなんだからわかるでしょ?」

 

 

 

「まぁ、私もそう言ったんだが…『いいえ!私だけ明らかにハブられてます!』っと強く返されたんだ。」

 

 

 

「僕達から見てもダーリンはセシリアじゃなくても誰かを蔑ろにしたりする人じゃないと思うんだけどね…。」

 

 

セシリアが過去編で一言しか出てないとか台詞がどうとか出番がどうとか言ってたけどよくわかんなかったなぁ…。

 

 

「うん…よし!誤解を解くためにもやるよ。どうせしばらく暇だしね。」

 

 

「ありがとう!ダーリン大好き!!」

 

 

「俺もハニーが世界で1番好きぃぃい!!♡」

 

 

 

 

「………お前達が人目を気にせずイチャつく度にのほほんさんが舌打ちしながらコーヒー豆を貪り食べるようになってもうこんなに月日が経ったのか。私もそろそろドイツに里帰りしてみようかな…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「冗談じゃありません!ブルー・ティアーズは現状でクソ機体です!オルコッ党にはそれがわからんのですよ!!」

 

 

 

「もうちょっと手心とかないの…?」

 

 

 

皆を生徒会室に集めるなり何を叫んでるのダーリン…開口一番ディスられたら…あぁ、セシリアが俯いて黙り込んじゃった…。

 

 

 

「おい秋十!!それは流石に酷いだろ!」

 

 

「いや兄貴、『専用機』として見るなら俺だってブルー・ティアーズはサザビーとかキュベレイ思い出すから好きだよ?でも一応俺はIS委員会所属の技術試験官って役職持ってるからちゃんと仕事しないと…。」

 

 

 

「いやいや、確かにヨイショするのは駄目だろうけど悪口を言っていい理由にはならないだろ!!」

 

 

 

まぁいきなり友達の専用機をクソ呼ばわりされたら一夏なら怒るよね…実際僕も秋十を怒りたい気分でもあるけど……秋十の言いたい事わかっちゃったからなぁ…。

 

 

 

「じゃぁ兄貴…ブルー・ティアーズの特徴教えてよ?」

 

 

 

そう言うと一夏は何か思い出すように話を始める。

 

 

 

「ブルー・ティアーズはセシリアの専用機で狙撃用のビームライフルが主兵装の射撃特化型、同じ名前のBT兵器…ファンネルもどきを第三世代兵装に持ってる…つまり早い話がヤクト・ドーガとかνガンダムみたいなもんだろ?」

 

 

「ガノタ的には一緒にして欲しくは無いけどまぁ大雑把に言えばそうだな…でさ兄貴、そのBT兵器だけど…適性が無いと使えないって知ってた?」

 

 

「あぁ、セシリアから聞いた事あるな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ティアーズ含めて今世に出てる第三世代機体が試験機ってのは知ってる?」

 

 

「箒が紅椿を束さんから受け取った時に聞いたよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オルコットさんはイギリスのIS乗りでも最高のBT適性持ってる事は?」

 

 

「そんな事どっかで言ってた気がするな……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、オルコットさんはBT兵器動かしてる時自分は動けないのは知ってるよね?」

 

 

 

「………確かに…俺が見抜いたな、初めて試合をした時に。」

 

 

 

少しずつ一夏の歯切れが悪くなる…女の子の事以外だと結構頭の回転早いよね、一夏って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ兄貴……試作機って事はさ…。」

 

 

「…………あぁ、そっか…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「最終的には『量産機』にする筈だよな。」」

 

 

 

 

 

そうなんだよね…ブルー・ティアーズは第三世代機体の第三世代たる所以の第三世代兵装がIS適性だけじゃなくBT適性がなくちゃ満足に扱えず、適性最高値のセシリアですらBT兵器の操作中は自分が動けない……恐らくだけど猟師が猟犬を獲物に襲わせるようにビットで敵を追い詰めて同時に本体が敵へ一方的に攻撃を仕掛けるっていうのが運用思想なんだろうけどその扱いができない。

 

そう、適性最高値のセシリアが。

 

 

 

 

 

「で、だいぶうろ覚えだけどヨーロッパの防衛に使用するISを決めるとかいうイグニッション・プランにイギリスも参加すると思うんだけど………適性が無いと使えない上に現状適性最高値の人すら本来の運用ができてない機体が採用される?……いや、『量産機』として使えると思う?」

 

 

 

「た……確かに…で、でも!セシリアだってこれから訓練を積んでいけば…!」

 

 

「オルコットさんが使いこなせても他の人がダメなら意味無いって……兄貴。訓練させるのもタダじゃないんだから……必要以上の習熟が無きゃ想定した性能を出せませんなんて通じないよ…『プログラム通り訓練したら誰でも扱える』『不具合が起きない程度にそこそこ良い性能』これが兵器としての理想像だと俺は考えてるんだけどさ。」

 

 

 

まぁ、ジオンもニュータイプ部隊なんかよりもドムとゲルググの配備に力を入れてたもんね…。

 

実際満足にブルー・ティアーズに乗れる程度にBT適性ある人が何人いるかもわからないし、セシリアと同じレベルでビット操作できるのかもわかったものじゃないよね…うん、確かに量産機としては名機とは呼び辛いかも。

 

 

 

 

「だったら少数精鋭でセシリアくらいのBT適性の人を集めて…。」

 

 

「戦いは数だよ兄貴!!あんなもんに人材資材財源回すくらいだったらラファール・リヴァイブにジェネレーター増設してビーム兵器使えるようにしとけばそれでいいじゃん!ビット?そもそもビーム兵器なんて装甲をコーティングするなりビーム撹乱幕撒かれるなりすぐに廃れるから要らねぇよ!!」

 

 

「ボロくそ言うわねあんた…セシリアにもうちょい優しくしてやってもいいんじゃないの?」

 

 

「ほ、ほらセシリア!秘蔵の小学生時代の一夏が剣道着の中をうちわで仰ごうとしてポロリしてる写真だぞ!」

 

 

「ちょっと待って箒、その写真はどういうことだ?」

 

 

セシリア膝を抱えてすっかり落ち込んで鈴が頭を撫でて慰めてる…。普段言い争いが目立つコンビだけど意外だなぁ。

 

というか箒はそんな写真なんで常備してるの…?

一夏がなんか凄い困惑してるって事は盗撮だよね?

 

 

 

「と、言うわけでただでさえコアの関係で数を揃えられないIS…戦力増強を目的で配備するのに安定性が見込めない機体を採用するのはどうかと技術試験官として報告させていただきます。ていうか量産は諦めてイギリスだけブルー・ティアーズ運用してればいいんじゃないかな?量産するのはともかく個としてはブルー・ティアーズは良い機体だしさ。」

 

 

「ヒルドルブかな?」

 

 

「ほらセシリア!泣き止んでよ…えっと、ほら秋十も良い機体だって褒めてるわよ?」

 

 

あれ?僕はダーリンに改修を頼んだのであってセシリアを糾弾してくれって言ってないよね?

 

 

「まぁ俺はどれか一つ使えって言われたら第三世代兵装使えなくても充分強機体のシュバルツァ・レーゲンか機体も第三世代兵装もパイロットを選ばない甲龍使うけど。」

 

 

「や、やめなさいよ…今私の機体を褒められたら私が何言っても嫌味みたいでセシリア慰められないじゃない…。」

 

 

あぁ、セシリアが鈴にまで睨み始めた……涙目だと可愛くて迫力無いけど。

 

 

「なんなんだ、お前はセシリアが嫌いなのか?」

 

 

「篠ノ之さんまで…オルコットさんは女の子として魅力的だけどブルー・ティアーズの量産は認めたくないだけだって。」

 

 

褒めながらしっかり否定してる…。

本当はダーリンってセシリア大嫌いなんじゃないかな…。

 

 

 

「ね、ねぇダーリン…そこまで言うなら改善案位はあるんだよね?というか僕が最初にダーリンに頼んだ内容覚えてるよね?」

 

 

「ここまで言っておいて何も無いと言うならお前はただセシリアの心を傷付けただけという事になるぞ。」

 

 

僕の言葉に続くように沈黙を貫いていたラウラが口を開く……結構怒ってる…のかな?まぁ友達の愛機を散々貶されて黙ってられるような子じゃないもんね。真面目な軍人さんだし。

 

 

 

「………まぁ一応程度だけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と…言うわけでこれがブルー・ティアーズ強化改修型、『クイーン・ビー』…機体のコンセプトは『寄せ付けない数の暴力』って所かな。」

 

 

ダーリンのグラサンから投影されたホログラムにはブルー・ティアーズを素体に某東方吸血鬼妹の羽みたいなのが背中に二対四枚出てる…1本1本がビットなのかな…。羽は広げたら端から端までIS二体分の大きさがあるし脚が大型化されて逆関節になってるし…なんか…女王蜂というよりハーピィみたいに…。ついでに全身装甲になってレイジング・レイヴンをオマージュした西洋の鎧みたい。

 

あ、逆間接の脚はあれ足首から先の部分を増設してるんだ、普通サイズだとセシリアの脚バキバキになっちゃうもんね。

 

 

「まずコイツは背中に増設された羽に合計32機のビットが装備されてる、こいつはビットの根元がフレキシブルに動いて固定ビーム砲としてそのまま射撃する事も可のu」

 

 

 

「32機!?正気なのダーリン?!そんなの操ったらセシリアの脳みそオーバーロードしちゃうよ!?」

 

 

 

「まぁまぁ最後まで聞いてよ…。で、背中の羽のビット…見た目通りの『クロススピア』って名前なんだけどさ…刃部分だけの十字槍みたいな見た目だから。こいつが攻撃用の射撃ユニットなんだけど、それぞれの刃先の頂点を繋ぐように正三角形のエネルギーブレードを展開することで直接攻撃可能なブレードビットととしても使用が可能。」

 

 

 

「ほう…万が一ブレード等で叩き壊されそうになっても即座にブレードビットに変えれば返り討ちにできそうだな。」

 

 

 

 

「それで本来のブルー・ティアーズのビットが配置されていた腰の部分には『ソードブレイカー』って名前のシールドビットが搭載…しかもこいつは拡散式荷電粒子砲を搭載してるからミサイルとかの爆発物や直接攻撃してきた相手を撃ち落とす事もできるんだ。まぁ32機ものビットを潜り抜けてくる相手に通じるかわからないけど。」

 

 

「基本はその4機を周りに侍らせて防御するわけね。秋十製らしく大抵の相手には対応できそうな機体じゃない。」

 

 

 

「腕部アームには左腕には50口径の二連装内蔵機関銃、右腕は小型グレネードランチャーが仕込んであるよ。ついでにアーム自体も大型マニピュレーターに変えて指の1本1本がISの装甲に使われる合金でできた鉤爪だからインファイトも可能。」

 

 

「ふむ、万が一に接敵されても自衛できる最低限の装備が着いているのか。」

 

 

 

ダーリンの説明にラウラ、鈴、箒がそれぞれ感想を述べる……というかこれ元のブルー・ティアーズ要素胴体と腰以外どこにあるんだろ…。

 

 

 

「ちなみにミサイルビットは本来自動で敵を追尾する筈のミサイルをミノフスキー粒子も無いのにわざわざ手動操作するとかバカみたいだから取り外したよ。」

 

 

 

本当はブルー・ティアーズ嫌いなんじゃないかなダーリン…。

 

 

 

 

 

 

 

「で、この機体の概要だけど、パス・スロットもイコライザも無し、目的の運用法に必要ないデータは全部コアからデリートしてその分演算能力を初めとしたビットの操作及び補助に関係する機能を徹底的に強化することでBT適性の無いパイロットでも最低でも8機同時にビットを操作できる筈だよ、理論上は……しかもただ使うだけならって話だけど。」

 

 

「少なくとも秋十自身BT兵器動かせてたからあながち机上の理論じゃ無さそうだけど……どうして適性の低いパイロットでも…というかBT適性の無い奴でもセシリアよりも多くビットを操れるのかお兄ちゃんもうちょっと細かく聞いてみたいかな。」

 

 

「あぁ、簡単だよ…このビットはコンピュータを積んだドローンでもあって目標の近くまで移動したりブレードビットとして攻撃する際は誘導ミサイルと同じ要領で自動追尾、射撃自体も目標をパイロットが捕捉すれば自動で射撃して…といった具合にほとんどコンピュータが自動で動かしてくれるからだよ。パイロットはイメージ・インターフェースを通して手直ししたり動かしたいビットだけ直接操作すればいいから、ブルー・ティアーズみたいにいちいち射出したビット全部を操作する必要が無いんだよ。コンピュータが動かしてる間はパイロット自身も移動して敵から離れたり逆に接近するのも自由自在だしね。」

 

 

 

「「「「何それ凄い……。」」」」

 

 

ひょっとしてダーリンその気になればISコア位作れるんじゃないかな……。

 

 

「ちなみに運用思想は、目標をハイパーセンサーで捕捉できるギリギリの距離を陣取ってビットを射出…ビット自体も遠距離から数に任せて一斉射撃することで相手を超長距離から一方的に打ちのめす…って感じかな、大型化した分センサー機器も従来のISに積めなかったサイズの性能が良い奴を装備できるし脚部の逆間接はティアーズのメインスラスターを増設してできたもので少なくとも直線移動ならマッハ2以上を出せるから敵が近づいてもビットをばら蒔いて距離を離してブレードビットで串刺しに…って事も。」

 

 

 

「本体は射程距離外を陣取って自動操縦のドローンがちょくちょくエースパイロットの巧みな操作も交えて最低十数機が敵の周りを飛び回りながらビームの雨あられを食らわせに来て、敵の射撃が届いたとしてもシールドビットに阻まれて…運良く近づけたとしても辺りそこらにビットをばら撒いて敵を包囲しながら自分はマッハ2の速さで射程距離外へまた逃げていく…………これ相手する側にとって遠回しにクソゲーなのでは?」

 

 

遠回しじゃなくてもクソゲーだと思うよラウラ………なんかこれ射程距離外から子機を飛ばして攻撃ってガンダムのなんかの機体のコンセプトにあったような……なんだっけ?

 

 

 

 

 

 

 

「これならセシリアも大満足だな!やっぱりこういうことは秋十に頼むのが1番だな。自慢の弟だよお前は!」

 

 

「あぁ、セシリア本人はこの機体で無双する自分でも想像してるのかニヤけたまま反応が無いが…このメンバーで1番性能が高い私の紅椿でも苦戦は避けられないだろうな。」

 

 

「秋十も偶には良い仕事するわね!」

 

 

「へへっまぁな。」

 

 

一夏が凄いベタ褒めするなあ…箒と鈴も一緒に褒めてるし……ダーリンも凄い得意気になっちゃって……。

 

 

でも…これって……。

 

僕の不安を知って知らずかラウラが口を開く。

 

 

 

「なぁ秋十。」

 

 

「ん?どしたのラウラさん。」

 

 

 

「ISって一機作るのに億はくだらない費用がかかるな。」

 

 

「うん、そうだね。」

 

 

 

 

 

 

「その中でも特殊な機能や兵装を持つ第三世代機はその倍以上は金がかかるな。」

 

 

「…そうだね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この機体…クイーン・ビーはまだ開発してないんだな。」

 

 

「……そりゃ勝手に改造しちゃ不味いもの。」

 

 

うん、ラウラも気づいたみたいだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この機体、原型機のブルー・ティアーズから流用するパーツはあるのか?」

 

 

「………ISコアと本体を繋ぐ胴体部以外は取り外す事はあっても流用する事は無いね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、この機体…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イギリスはそんな大改造に予算を出してくれるのか?」

 

 

「……………君のような勘のいい軍人は嫌いだよ。」

 

 

 

「えぇ!?作れないのか!?」

 

 

「そんな…あっ。」

 

 

「どういうことd…どうしたんだ鈴?」

 

 

 

ラウラの言葉と秋十の返答に一夏達アジア組が驚く、まぁ…そうだよね…ただでさえ下手な兵器よりもお金のかかる第三世代機…それをこんな原型がほとんど残らない上に新しく追加するものが多すぎる大改造をするお金がそう易々と出せるかどうか言われたら…お察しだよね。

 

あ、さっきダーリンが「一応は」って言ったのはこれなんだね。

 

鈴がラウラの言葉に気づいてそれを2人に説明してるから僕は何も言わないけど…というか僕途中から全然喋って無いけど皆に存在忘れられてないよね?

 

 

 

 

「そんな……どうするんだよ、妄想から戻ってこない上になんか俺の名前呼びながらクネクネし始めたセシリアになんて言えばいいんだよ…。というか何で俺の名前呼んでるんだセシリアは…?」

 

 

「気にするな一夏。」

 

「あんたが気にする事じゃないわ。」

 

 

 

「伝え辛いな……。まぁ俺も途中で気づいたのに最後まで予算を無視して改修案を練ったのが原因なんだけど。」

 

 

「なんで気づいたのに見て見ぬふりして最後まで突っ走っちゃうのさダーリン…。」

 

 

 

 

 

「ねぇダーリン、これもっとお安くできないの?例えば改修するのはビットだけにするとか…?」

 

 

「そうだな、ビットだけならそんな高くつくことはないよな…どうだ秋十?」

 

 

「いや、そのビットを操作する為の補助コンピュータとかISの演算能力を高めるための機器類を積むための大改造だし…。」

 

 

「なぁ秋十、ビットの数を減らしたらダメなのか?」

 

 

「いや…ラウラさん、これでも少ない方なんだよ…これ以上減らすと今のブルー・ティアーズみたいに代表候補生レベルの相手にすぐビットの包囲網潜られて接近戦でボコられちゃうんだよ。」

 

 

 

「最低8機とか言ってたのに32機全部使わせるつもりだったのか…。」

 

 

 

「減らしたとしても本当に雀の涙だよ?そもそもビットって試合中にちょくちょく破壊されるから消耗品扱いで量産しとかなくちゃならないし。」

 

 

 

「どうするんだ秋十…セシリアがヨダレ垂らし始めたぞ。」

 

 

「篠ノ之さん……もうこのまま夢を見させて知らんぷりしていいんじゃねぇかなぁ…。俺達の話聞こえて無さそうだし。」

 

 

 

「…………よし!決めた!!」

 

 

腕を組んで悩んでた一夏が急に立ち上がって……セシリアをお姫さま抱っこして………えっ、どこ行くの!?

 

 

 

 

「お、おい一夏!?セシリアをお姫様抱っこして何処へ行くつもりだ!!」

 

 

「ちょっと!待ちなさいよ一夏ぁ!!」

 

 

「というか、いきなりお姫さま抱っこされても妄想から帰って来ないオルコットさんはなんなの…?」

 

 

「待って皆!ダーリン!…あ、お邪魔しました!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ本音ちゃん、あの子達なんでこの生徒会室に集まってたの?」

 

 

「ほえっ!?会長が許可してたんじゃないの!?」

 

 

「というか話聞いてたけど、秋十くん…結局あれだけ豪語してた『量産できる機体』ってのは全く達成できてないわよね…。」

 

 

「お姉ちゃん…一応ブルー・ティアーズを強化するって話らしいから…多分秋十は気づいた上でバレないように説明してたんだと思うけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、言うわけでオチは頼むよ千冬姉。」

 

 

「おい!!無茶言うな!というかオルコットを私に押し付けるな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「く……クーちゃん…い、いきなり何を……っ…!?」

 

 

「す、すいません……束様が全裸で『マッサージして欲しい』と言うからそういう事かと……。」

 

 

「どういう事だよっ…うごっ……全裸なのはお風呂上がりだからだよぅ…つーか寄りによってなんで……止める間もなく間髪入れずにグー・チョキ・パーを無理矢理押し込んだのっ……うぐぉっ…。」

 

 

 

 

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