主人公に勝てなくても幸せにはなったオリ主   作:ヅダはISなんぞに劣る筈がない!!

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戦闘描写なんてまともに書いた覚えが無いと前張りしておきます。


あと前回は少し悪ノリのすぎるものを書いてしまい申し訳ございません。
今後繰り返さないように前話は改変したり消さずに残しておきます。


主人公に勝てなくても挑戦するのがオリ主

 

 

 

 

前回より数日後

 

 

 

 

 

「弾、バカな愚弟共が済まなかった。」

 

 

「い、いや頭を上げてください千冬さん!俺は別に気にしてませんから!とりあえず店先で土下座はやめてください!」

 

 

 

親父から千冬さんが呼んでるって言われて店前に出てみればそこにはコクピット吐き出した後のサザビー並にズタボロにされた一夏とフィギュアに出てた本編で見覚えの無いボロボロのνガンダム並にギッタンギッタンにボコられて正座してる秋十、そして土下座する千冬さんの姿があった………爽やかな朝には見たくない光景だなぁ。

 

 

 

 

 

「とりあえずはコレを受け取ってくれ。」

 

 

「えぇ!?そんな、悪いですよ…こんな分厚い封筒…。」

 

 

「心配するな、金ならそこのIS委員会所属のグラサンノースリーブの財布から出した……謝罪の気持ちというやつだ。」

 

 

「そんな……こんなに…。」

 

 

身体を起こした千冬さんが懐から分厚い何かが入った茶封筒を渡してきた…え?いいの?こんなの受け取っていいのか俺………ってあれ?この封筒の中身………。

 

 

 

「ゲーム……カセット?」

 

 

「M○THER1&2とM○THER3のカセットだ。心配するな、ちゃんとゲームとして動くし全クリまでちゃんと進められたぞ。」

 

 

「本当に気持ちじゃないですか…しかも一通りゲームクリアし終わってから渡すって完全に友達に要らないゲームあげるノリですよね?」

 

 

「だがMOTHE○は不朽の名作だぞ?」

 

 

「まぁそうですけども……。」

 

 

「あとこれは一夏にあげる予定だったお年玉だったんだが…。」

 

 

「ちょ!?そんなの頂けませんって!一夏に渡してやってくださいよ!!」

 

 

 

「いや、謝罪は受け取ってもらおう。」

 

 

「いやそんな申し訳な…ってこれゲームミク○じゃねぇか!?なんすか!?これでMOT○ERシリーズやれってか!!普通に画面の大きいゲームボーイアドバン○の方を使うわ!!」

 

 

「金を渡すとしても受け取るべきなのは蘭の方だからな。」

 

 

それは確かに……。

 

 

 

 

 

千冬さんが帰った後、妙に申し訳無さそうにしてた蘭が昨日のバックブリーカーのお詫びとして俺に焼肉を奢ってくれた。

チラッと見たら蘭の財布がグッチだったよ。

 

 

…え?俺の出番もう終わりなの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで…一夏と秋十は仲良く千冬さんの篠ノ之流ZZパイルドライバーをしこたま食らったせいで寝込んで欠席ってわけなのね。」

 

 

「鈴……私の実家はプロレスなんか教えてないしZZガンダムは劇中でパイルドライバーなんかしない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は現在

 

 

「はいダーリン…あーん♡」

 

 

「あーむ……美味い!クレープもそうだけどハニーの愛情が伝わって2倍美味しい!!」

 

 

「カップル仲睦まじいのはいい事だな。」

 

 

しかしアレだな…クラリッサは「バカップルのそばに居ると口から砂糖が出る怪奇現象が起きる」とか言っていたが微笑ましいだけで特に何も無かったな…まぁクラリッサは日本に行ったことなんて殆ど無いらしいから嘘は言ってはいないのだろうな、情報が正確では無いだけで。

 

入学直後も「親しくなりたい異性に対しては『俺の嫁だ』と宣言する風習があります。」とか言ってたから一夏と秋十に『私の嫁になってくれ』と満面の笑みで頼んだら箒とセシリアに何故か怒られたし…クラリッサに聞く前に自分で調べてみる癖を付けた方がいいかもしれんな……いや、インターネットは嘘ばかりってネットに書いてあったしやはりクラリッサの情報も蔑ろにする訳にはいかないか?

 

 

 

「いやぁ、ボーデヴィッヒさんがたまたまクレープ屋さんに立ち寄ってくれたお陰で助かったよ。まさかミックスベリーのクレープの正体が2つのクレープを2人で食べさせ合いっこする…なんて思いも寄らなかったな。」

 

 

「まぁ食べさせ合いっこなんて僕とダーリンは2人でご飯食べる時いっつもやってるからね…。ありがとうラウラ。」

 

 

「私が教える前に既に口移しで食べさせ合いっこしてたから私は実質何もしていないんだが……まぁ感謝は受け取るとしよう。ツナマヨクレープ奢って貰えたしな。」

 

 

 

「って、そうじゃない!!!」

 

 

急に秋十が立ち上がりながら叫ぶ、どうしたんだ?公共の場で口移しするのはマナーが宜しくないことに気づいてくれたのか?

 

 

 

「夏休みに入ってから…いや!ハニーとイチャイチャしまくるようになってから……俺、兄貴と勝負してねぇじゃねぇか!!」

 

 

「あ、言われてみればダーリン夏休み中はIS作ったり入院したりセシリアの専用機ボロクソに言ったり……一夏と勝負してないね。」

 

 

そう言えばそんな事してたな秋十、普通に忘れてた。

 

 

 

「よし、今すぐ兄貴を倒す為のガチ機体を作ってくる!!」

 

 

「え?ダーリン!僕とのデートは!?」

 

 

言うが早いか秋十は凄い勢いで走り出し…タクシーを拾って帰って行った。え?シャル置き去りにしちゃうのか?

 

 

 

「だ、ダーリン………。」

 

 

「………なぁ、シャル…私と一緒にゲーセンでダンレボするか?」

 

 

「…………する。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つーくるんご♪つくるんご♪インフィニット・ストラトスつくるんご♪条約なんかしらねぇんご♪バレたら逮捕んご♪(んごー)」

 

 

「あいつはオルコット♪(んごー)」

 

 

 

「あっきー?なんで今向こうの渡り廊下歩いてたセッシー指さしてたの?」

 

 

「いや、語呂が良かったから…。手伝ってくれてありがとね、のほほんさん。」

 

 

「そっか…。どういたしましてあっきー、でも今度お菓子ご馳走してね?」

 

 

「もちろん!約束通り美味しいチョコケーキ食べさせてあげる。」

 

 

「やったぜ。」

 

 

 

「さーてと…コイツで兄貴と勝負してくるか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果から言えば秋十は敗北した。

 

久しぶりに俺に挑戦してきた秋十は「テンペスタ・スクランブル」という空戦特化形の機体で戦いに挑んだ。

 

この機体はテンペスタの右腕を丸ごと大型の荷電粒子砲に取り替え左腕は肩部に最高速度の赤椿を補足できる大型レドーム、腕部に牽制用マシンキャノンと両腕共にマニピュレーターを完全に排除して高性能な武装に転換、脚部には散布式ミサイルポッド、腰にはビームガン、背部には可変式ウィングに強化型のブースターを装備し飛行形態に変形すると頭部をすっぽり覆いグライダーのようになる……某ガンダム種のディンみたいなアレだな。

 

実際こいつは可変ウィングによる揚力だけで空中飛行を行い、PIC等は武装を使用する際の姿勢制御のみに使うことで飛行しながら無茶な機動で射撃を行っても反動によってバランスを崩す事がなかった。戦闘機のように飛び回って一撃離脱戦法を行う、強力な武装を大量に装備しばらまくように弾幕を張ることで敵を近づけないようにするコンセプトらしく接近戦は一切対応できなくなっている、強いてあげれば某ジ・Oみたく腰のスカートアーマーに隠し腕がありそこからエネルギー・ブレードを展開し振り回す程度ならできるそうだ…その前に零落白夜で装甲諸共切り落としちゃったけど。

 

 

 

 

試合は徹底して俺から距離を取り弾幕を張りながらアリーナの外周を飛び回る秋十に向けて俺はアイツが作ってくれた白式用のライフル型荷電粒子砲を撃つも元々接近戦に持ち込まれなければラウラやシャル相手にも大立ち回りできる(逆に1度でも接近されてペースを乱されると誰が相手でも確実に負けるんだけどな)秋十には素人の射撃など軽々と避けていく、あっという間に撃ち尽くした俺は外付け武器の腕部2連機関銃を乱射しながら先回りをするように接近、秋十は射線から逃れようとバレルロールしながら向きを変えて俺から離れようとするが瞬間加速で雪片を叩き込むが右腕の大型荷電粒子砲の砲身で受け止められ秋十もその場で瞬間加速を行いゼロ距離で体当たりして俺を弾き飛ばした。

 

大型荷電粒子砲はデカすぎる余り飛行形態を取っている間は真正面にしか砲口を向けられない。腰のビームガンも腰の付け根を軸に縦にしか動かせないので後方は真後ろしか撃てないだろう。左腕のマシンキャノンはISが人型兵器で有る以上はうつ伏せの秋十から見て右後方それも斜め上に狙いは付けられない。

 

だからこそ俺は轢き逃げしてまた距離を取ろうとする秋十の背後、マシンキャノンとビームガンの死角を陣取って後を追う、ミサイルをばら蒔いて引き剥がそうとするが白式の推進力に任せて直撃する前に振り切る、ミサイルは通り過ぎた俺を追いかけようとして互いにぶつかり誘爆し更にその爆風で他のミサイルまで吹き飛ばされる。

 

 

ミサイルを撃ち尽くした秋十は機体をクルリと回転させ背面飛行する事でマシンキャノンを俺に向けようとするが…なんてことは無い俺も移動してまた死角へと逃げ込む、意地でも秋十の得意なドッグファイトには持ち込ませない、その代わり俺も腕部の機関銃は使わず互いに攻撃を行うことなく追いかけっこが続く。

 

 

痺れを切らせた秋十が飛行形態を時ながらスラスターの推進で強引に俺の方を向いて大型荷電粒子砲を向けた、追いかけっこの最中にチャージしていたのか既に発射準備は完了していた。

砲口から吐き出された光を擦れ違うように避けて零落白夜を発動さて振り上げながら秋十へ急接近を仕掛ける。

 

 

それを読んでいた秋十は撃ち尽くしたフリをしていたのか腰のビームガンを俺に向ける、相手の隙を突いて接近し零落白夜を叩き込む…白式の必勝パターンなどお見通しなんだろう。

 

だからこそ俺は雪片を放り捨てるように両手を離しながら両腕を秋十へ向けて腕部の機関銃と単発式グレネードを秋十のビームガンと左腕のマシンキャノンへありったけ撃ち込みながら白式のスラスターを出力最大で噴かして秋十から距離をとる、千冬姉から受け継いだ雪片を捨てた俺に虚をつかれたのか秋十は俺の攻撃をまともにくらいビームガンは銃弾の雨に銃身をひしゃげさせマシンキャノンの弾倉へグレネードが直撃しどちらも小さく誘爆を起こす、慌てて無事な荷電粒子砲の再充填を行う秋十…一撃で決めるつもりだったのか最大出力を放った巨砲は排熱が間に合わない。

 

 

俺は雪片を展開し直して正面から秋十を切り伏せる事で勝利した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとな兄貴!んじゃまた後で!!」

 

「なんだと!やーいお前の…………あれ?」

 

 

 

「おいそれはどっちもクラリネッサの……ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ………改築の済んだ実家の二階のベランダに腰掛けて飲むコーヒーはいつもより美味しい…。」

 

 

「た、束様!そんな所でコーヒーブレイクなんて危ないです!それ完全にフラグです!!」

 

 

「はっはっはっ!大丈夫大丈夫、束さんちーちゃん並に運動神経あるから落ちないし…それに今日は何も悪い事してないからお尻の心配しなくていいしね〜。」

 

 

「で、ですが束さま…。」

 

 

「んもー…くーちゃんは心配性だなぁ…誰かが庭で棒状のものを振り回してるなら兎も角……ベランダから落ちても庭に背中を軽く打つだけだから心配ないよ…ほら、庭の隅っこで盆栽眺めてる束さんの父親を名乗る生命体から剣道でも教えて貰えば?」

 

 

「束さま……彼氏も結婚もできないから見せてやれない孫代わりに私を柳韻お祖父様と遊ばせてやろうという子心って奴が何処と無く溢れt」

 

 

「ぶふぉっ?!……はー!?一向にそんな親孝行とか考えてませんけどー?天災たる束さんの仮にも遺伝子の繋がった男がボケないようにくーちゃんに相手させるだけですけどー!?」

 

 

「ふふっ…ではそういう事にしておきます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………と、言う事がありまして……せぃっ!」

 

 

「そうなのか……しかし、ISを作って夢の為に家を出た娘がこんな可愛い孫を連れて帰ってくるなんて思わなかったなぁ…。」

 

 

「いえ、私は束さまに命を救われた恩返しがしたくて仕えさせて頂いてるだけで家族では…。」

 

 

「いやいや、束が言っていたよ。『可愛い娘を見つけたから自分の子供にする』…ってね。」

 

 

「束さま……っ。」

 

 

「クロエちゃん、素振りが止まっているよ?」

 

 

「あっ!はい!…せぃっ!…やぁっ!…せいんとせいやっ!」

 

 

「最後の掛け声はやめようか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悔しいけど正解。……孫代わりじゃないよ、くーちゃん…束さんにとってくーちゃんは可愛い可愛い束さんの……って熱ぃ!?コーヒー零し…うわ?!おちおちおち!?ベランダから…落ちる落ちる落ちぃっ…。」

 

 

『誰かが庭で棒状のものを振り回してるなら兎も角…』

 

 

 

 

『今日は何も悪い事してないからお尻の心配しなくていいしね〜』

 

 

 

 

あっ…。

 

 

 

 

 






束「…なんて事があってさ、散々だったよぉ。」


千冬「2階の高さからズプッたとして何でピンピンしてるんだよお前は……。」
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