主人公に勝てなくても幸せにはなったオリ主   作:ヅダはISなんぞに劣る筈がない!!

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みなさん本当にノリノリな感想と温かい評価、ありがとうございます!折り返し地点が近くなって参りました。


主人公に勝つ為に幸せを目指すオリ主

少し前…。

 

 

「織斑秋十です!そこの初期アバターの双子の弟です!趣味はフルスクラッチでプラモ制作!特技は…教えてもらえば何でも覚えるぜ!目標は打倒兄貴と姉ちゃん!!…そうそう兄貴と違ってグラサンとこの真っ赤なノースリーブ制服がトレードマークなんで…そこんとこよろしく!あと俺の事は兄貴と区別つくように『「織」斑「秋」十』でオリアキって呼んでくださーい!以上!NEXT織斑ズヒント兄貴!」

 

 

「え?お、おう!……織斑一夏です!趣味は料理!特技は家事全般!えっと…ISに関しては完全に初心者なので皆と一緒に学んでいけたらいいなと思います!」

 

 

「はい、自己紹介ありがとうございます織斑くん。」

 

 

ふう…秋十のおかげで無事に自己紹介できた…。ところでなんで他の皆は山田先生来た時に挨拶返さなかったんだ?秋十が『いいか兄貴、IS学園は元女子高なんだから第一印象は大切だからな?挨拶もできない奴なんて思われたら皆に嫌われちゃうかもしれないぜ?』って言ってたから小学校の頃を思い出すつもりで先生に挨拶返したら俺と秋十と箒だけしか言わなかったし。

 

 

 

 

……

 

 

『みなさん、おはようございます。』

 

 

『『『『『……』』』』』

 

 

『え、えっt』

 

 

『おはようございます!!(秋十の言う通り挨拶は大事だな!)』

 

『おっ、おはようございます!!(みんなダンマリするから出遅れちまった…)』

 

 

『(ん…?し、しまった!緊張してて聞いてなかった!!)』

 

 

『お、おはようございます!!(一夏と秋十に挨拶できない奴と思われてたまるか!)』

 

 

……

 

 

なんかタイミングずれてたけど…。まぁ気にする事じゃないか。

しかし本当に秋十には頭が上がらないな…HR前の空き時間に自己紹介考えてなかったって言ったら『とりあえずこれに名前と特技と趣味とクラスの皆に一言書いとけ、絶対役に立つから。』ってメモ帳貸してくれたし。後は書いた内容読み上げるだけで無難に自己紹介できたぜ。

 

 

「一夏、ちょっといいか?」

 

 

「お、箒。どうしたんだ?」

 

 

「篠ノ之さんが感動の再会を祝してちゅーしたいってさ。」

 

「えっ!?」

 

 

「そんな事一言も言ってない!!だいたい中学卒業して再会と呼べる程日も経ってないだろう…。なんなら先週の日曜日に一夏とは会っている。」

 

 

「あぁ、束さんからISの専用機?…の話を一緒に聞いたな。」

 

護身用にISくれるって話だったな…俺も箒も束さんの身内って理由で受け取るのは他の生徒の人に悪いからって辞退したら束さんが泣きそうな顔するから勢いに押されて頷いちゃったなぁ…箒は最後まで頑なに『篠ノ之束の妹という立場に胡座をかくつもりはありません。欲しければ日本代表候補生にでもなります。』って言い切ってたけど。

 

 

「…え?俺聞いてないんだけど?」

 

 

「そりゃ秋十は『用事がある』って言って元々いなかったじゃないか。」

 

 

「ねぇねぇ!おりむーとしののんはどんな関係なの?」

 

 

「お、おりむー?」

 

「うん!織斑くんだからおりむー!」

 

 

いつの間にか俺と秋十の間を挟むように女子がぴょこんと顔を出してきた…袖が長いなこの子…。

 

 

「しののん…私のことか(アダ名か…中学の時はクラスメイトに『ホッキー』と呼ばれていたな…。)」

 

 

「あぁ、箒は幼馴染だよ、中学の時まで一緒だったんだ。」

 

 

「そうなんだ~…ひょっとして恋人だったり?」

 

 

「ひぇ!?わ、わわわわわ、私は、そ、そんな…!!」

 

 

「無い無い、ただの幼馴染。」

 

 

箒は可愛いし家事もできて面倒見いいから、良いお嫁さんにはなるなぁと思うけど……。

しかし本当に袖が長いなこの子…。

 

「じゃぁあっきーと…?」

 

 

「いやでも、私は別に嫌では…って!こんなノースリーブと付き合うわけないだろう!!」

 

 

「「箒(しののん)辛辣……。」」

 

 

「…………。」

 

 

ん?いつもなら秋十が何かしら…『なんだと!?やーい!お前の姉ちゃんストロングゼロ中毒!!』とか言いそうなのに…ってアレ?秋十の奴、よく見たら袖の長い…えっと…名前聞いてないや…袖の長いのほほんとしてそうな子をじっと見てるような…。

なんでこんな袖が長いんだ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キャラが…被ってる…っ!」

 

 

「ほぇ!?」

 

 

「「はぁ?」」

 

何言ってんだコイツ…。

 

 

「いやいや!ほら!制服の袖改造してるじゃん!袖改造キャラ被ってるよ!!」

 

 

「えぇー!?いやいや!あっきーはノースリーブで私のは萌え袖だよ!!」

 

 

「萌え袖ってレベルでいいのかその長さ…なんかナイフとか隠せそうなんだが…。」

 

 

「そんなの仕込んでないよ!あ、でも中にプリッツは入ってるよ?しののん食べる?」

 

 

袋じゃなくてプリッツ1本袖から出してきた…よく折れないな。

でもプリッツを隠すのにその袖の長さは必要なのか…?

 

 

「いや!それでも袖が他の人と違うって時点でキャラ被ってるよ!!」

 

 

「マスコット的癒し系とチンピラルックを一緒にするんじゃない。」

 

 

「私マスコット!?」

 

 

言われてみたらなんかデフォルメのキャラグッズ作ったら売れそうだなこの子…袖の長さとか表情豊かな所とか箒の言う通りマスコットっぽいかもしれない。

 

 

「お、俺がチンピラ!?どこら辺がだよ!オイ!こらァ!イテマウドコラァ!」

 

 

「全体的にチンピラじゃねぇか!!ノリがいいな秋十!!」

 

 

「何を騒いでいるんだ!全員席に着け!」

 

 

 

 

「グラサンノースリーブはオシャレだろうに…。」

 

 

「結局一夏に本題を話せなかった…。」

 

 

「(そういえばさっきからオルコットさん…セッシーがこっちチラチラ見てたけど何だろ?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っなんだこの夢っ!?」

 

 

「うわびっくりした!?どうしたのダーリン…。」

 

 

「いや、1回しかセリフが出てこないイギリス人の夢を……。」

 

 

「セリフ?イギリス人?…映画の夢でも見てたの?」

 

 

もう、バスに乗った途端に寝ちゃって…寝て5分位で飛び起きたけど。

今僕達は臨海学校でバスで海の近くの旅館に向かってる。で、走行中のバスの中で……。

 

 

 

「♪~!♪〜〜!!♪」

 

 

「織斑先生08小隊とか知ってるんだ…。」

 

「しかも歌い方が遠藤正○カバー…。」

 

 

絶賛カラオケ大会中…織斑先生意外とノリノリ過ぎる…。さっきは一夏が『めぐりあい宇宙』歌ってたし…箒は『哀・戦士』…秋十がガンダム布教したのは予想着くけど…。僕もガンダムとか見た方がいいのかな…。

 

 

「ふぅ…採点機能はないのか…。」

 

 

「織斑先生ありがとうございました!次は…ボーデヴィッヒさん!曲は『マジンガーZ(Infinity.ver)』です!」

 

 

うん、絶対秋十が吹き込んだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セシリアがGONG歌ったって本当!?」

 

 

「あぁ、コブシが効いてたぜ!なぁ秋十!」

 

 

「オルコットさんがあんまりにもノリノリで歌いきるからトリに回された俺が凄いプレッシャーだったよ…。」

 

 

「そんなこと言って…ノリノリでエヴァンゲリオンのOP歌ってたじゃん、しかも水樹奈○の声真似で。」

 

 

「ガンダム以外知らない秋十がスパロボ布教してないわよね?」

 

 

「鳳さんの方はカラオケ大会とかしなかったの?」

 

 

「私のクラスのバスは○ラえもんの夢幻三銃士の上映会してたわよ、バスのモニターで。」

 

 

「それ帰りのバスでやる事なんじゃねぇかな…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで俺と秋十は旅館の部屋に案内されて…部屋割りはてっきり俺と秋十で同室だと思ったんだけど…。

 

 

 

「織斑は私と同室、織秋は山田先生と同じ部屋……なんだが…。」

 

 

 

「絶っっ対に嫌です!!マイビューティラブリィエンジェルプリンセスハニーシャルロット以外の女性と同室なんて嫌です!」

 

 

「ガンプラどころか呼び方まで盛るのか…。文句を言うな、私と同じ部屋にしなかっただけ満足しろ。」

 

 

「そ、そんなに私と一緒は嫌ですか…?」

 

 

恋人を大切にするのはいい事だけど、秋十…そんな廊下をゴロゴロ寝転がって往復しながら駄々こねるのはお兄ちゃん見るに耐えないんだけど。あと山田先生が泣きそうな顔してるからやめてやれよ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果からいえば秋十は折れた。千冬姉が「デュノアの部屋から見つかったこれは何だろうな?ん?」と0.03ミリを取り出したのだ。

使用済みをスーツの内ポケットに入れて持ち歩くのはどうかと思います、織斑先生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ったく、人の部屋のゴミ箱漁るとか有り得ねえよ…もう…。」

 

 

「学生の分際で元女子校の寮室でやる事やってる方が有り得ねえと思うけどなぁ…ところで…あれ、いいのか?『抜いてください』とか書いてあったけど。」

 

 

「束さんがこんな所に来るわけないから誰かのイタズラだよ。」

 

 

「いやそうじゃなくてさ…地面から生えてた束さんのウサ耳に千冬姉と山田先生のISスーツ姿の写真貼り付けてたけどバレたら秋十ぶちのめされるぞ?」

 

 

「でもウサ耳単体はちょっと抜けないし…。」

 

 

「お兄ちゃん思うには物理的な意味だと思うんだけどなぁ……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美味しいっ。」

 

 

「このタレがいいよね〜。」

 

 

「織斑くんが作った特製タレだって!」

 

 

「そうなんだぁ…織斑くんに女子力で負ける私達って…。」

 

 

「…………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁさぁ!どんどん食べて!こんなことできるのはIS学園臨海学校だけだよ!」

 

 

「おりむーのタレも美味しいけどあっきー特製ハチミツ漬けのお肉もおいしいよー!!」

 

 

「熱っ…おい秋十ぉ!何故私まで肉を焼かなくては…熱ぅっ!水着だから油が!油がモロにっ!!」

 

 

 

 

最初の一日は自由時間な為、俺達は海に出た…ただ秋十はカナヅチだから浜辺で勝手にBBQしてはみんなに焼いた肉を振舞ってるけど。

 

ちなみに他のメンバーは箒は最初何処にも見当たらなかったんだけどいつの間にか秋十の手伝いをして鈴は泳いでる最中に足をつってセシリアに連れていかれてシャルはクラスの友達とビーチバレー…で、ラウラは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒャッッッホォォォオオオオオオ!!!エンッッットリィィイイイイ!!!」

 

 

「すごいラウラさん!?逆立ちのまま後ろ向きに波を滑ってる!!」

 

 

「今度は180°方向転換しながら波を飛び越え…別の波に乗り込んだ!?あれってサーフィン得意ってレベルでいいの!?」

 

 

 

何処ぞのゼーゴックみたいな変態軌道かましながらサーフィンに勤しんでる。

……この軍人俺の護衛として転入した割にはエンジョイし過ぎてないか?

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇダーリン!一夏!こっちで一緒にビーチバレーやろう!」

 

 

「あ、ハニー♡!今行っきまーす♡♡!!」

 

 

「おう!混ぜてくれよ!!」

 

 

(デュノアさんナイス!!)

 

 

(シャルさんのおかげで珍しくノーマークの織斑くんと距離を縮められるチャンス!!)

 

 

まぁみんな楽しそうだしいいか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい!?秋十!!私を置いてくな!?」

 

明日私にISを渡すとか言ってた姉さんとは旅館に着くまでLINEしてたのに何故か浜辺に来てから連絡が取れなくなったし、私のような実力の伴わない者がただ開発者の妹というだけで専用機を受け取るのは間違っているんじゃないかと皆から離れた岩場で一人悩んでたらいきなり秋十と布仏に両手両足を持ち上げられて担架みたいに強制連行されて砂浜で牛角メニューばかり焼かされて……私は何か悪い事でもしたのか!?そりゃ入学初日に同室とは知らずに部屋に入ってきた一夏には…裸を見られてついビンタしてしまったのは…本当に悪かったと思ってるしだが仲直りはした筈だ!鈴とは一夏を巡って時々くだらない争いはするがあれは私達なりの友情あっての行動だ…セシリアとは紅茶と緑茶の淹れ方を互いに教え合う仲…ラウラは私にとってはISのイロハを説いてくれた師匠だと尊敬している……シャルロットは…そういえばISで訓練する時はあんまり接点が無いな…。クラスの中心とまで言わんが昼食を共にする友達だっている…私はこんな目に遭うような事何もしてないぞ!?

 

 

 

 

「しののん!次厚切りカルビ食べたい!」

 

 

「なら私はここら辺でホルモンいきたいっ!」

 

 

「ソーセージ追加お願いしまーす!」

 

 

 

「おい!学年生徒の3分の1を私一人で捌けって言うのか!?戻ってこォォおおおい??!!」

 

 

「あ、あの…私も、手伝う。」

 

 

「お前は…確か四組で一夏に白式の整備を教えてた…。」

 

 

「織秋くん、本当デュノアさんの事となると周りが見えないんだね……篠ノ之さん、ほら焼き立てのお肉取り分けたからこれ食べて、その間交代するよ?」

 

 

「た、鷹月…!」

 

 

「私も食べて満足したから焼くの手伝うね!」

 

 

「織秋くんと篠ノ之さんばかりやらせても不公平だもんね、ほら!篠ノ之さん何食べたい?」

 

 

「私ももう少し食べたら手伝うよぉ〜…あ、そうだ!しののんラムネ飲む?」

 

 

「み、みんな…!」

 

 

父さん、母さん…私は友達に恵まれて幸せです!!

でも秋十は絶対許さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの…ちーちゃん、なんで束さんはごめん寝のポーズで縛られてるのでしょうか……?」

 

 

「旅館の中庭に私の写真を置いてヌいてくださいとはお前も随分タチの悪いイタズラをするようになったな…。」

 

 

「ち、ちーちゃん?なんの話?いや(ウサ耳を引っこ)抜いてくださいの看板を立てたのは束さんだけど…いや!あれはいっくんとあっくんに向けたちょっとしたイタズラで抜くと束さんg」

 

 

「ヌくとお前が2人にナニをするつもりだったんだ?ん?(おこ)」

 

 

「ねぇ!?そのロアナプラ育ちみたいなドスの効いた声おこってレベルじゃなくない!?」

 

 

「よし、折角の夏だ……スイカ割りならぬモモ割りでもするとしようか…。」

 

 

「またなの!?医療ナノマシンも万能じゃないんだよ!?失われた物はもう二度と取り戻せないんだよ!?」

 

 

「心配するな、形ある物はいずれ壊れるものだ。」

 

 

「ねぇ!スイカ割りの真似ごとならせめて目隠ししようよ!?束さんの後ろでビリヤードの構えしないでよ!?ねぇ!?」

 

 

 

「せーのっ。」

 

 

あっ

 

 

 

 

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