バンドリ 無口なギタリスト Re:Try   作:NoMuSoN34

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こんばんは!

昨日初めて1人で県外に行きました!

新幹線の乗り換えで手こずって、千聖さんの気持ちがよく分かりました。(´ー`*)ウンウン


3話

湊さんから練習を見て欲しいと言われた日から1日経った日曜日の昼。

 

今日は学校は当たり前だが休みで、俺はギターを弾きながら、アニメを見ていた。

 

こうやってギターを練習しながら大好きなアニメを見るのは、俺にとってこの上ない至福のひとときである。

 

こうやって過ごすと、たまにフレーズやリフが降ってくるので、一石三鳥といい事づくめなのだ。

 

しかし、その一時も束の間、彼がやってくる。

 

「大規〜!来たぞ!」

 

中濱蒼二

 

彼とは付き合いが長い。元々AXELLに加入をしたのは、彼の誘いがあったからであり、言わば、俺にバンドの楽しさを改めて教えてくれた大切な友達なのだ。

 

「今日は何見てるんだ?」

 

( ̄∀ ̄)

 

「あ〜、魔族と魔法少女が小競り合いするアニメか」

 

皆様は、この光景を見て驚かれるだろう。

 

そう、彼は一言も喋らないのだ。

 

AXELLのメンバーは、彼の言いたいことや感情が全てわかるのだ。

 

関係の良さが滲み出てるだろう?

 

一応声も聴いたことあるけど、すげぇよなイケボかと思ったら声真似やボイパ。口で出来ることは何でも出来る器用な奴だ。

 

封印しているのが勿体ない位に。

 

何でも、大好きなギタリストが無口だからその真似してるんだってよ。

 

「飯あるのか?」

 

(*゚▽゚)ノ

 

「おうおう、今日はパーティーでもする気か?」

 

(・o・)?

 

「何で七面鳥があるんだよ!?はじめてみたわ!」

 

 

何でも、親父さん達が送ってきたらしい。

 

本当に親バカだからなぁ……

 

大規の両親は海外を転々とする人達で殆ど家には帰ってこないらしい。

 

元々プロミュージシャンだった為、蓄えは腐るほどあるとかないとか。

 

「これ食うなら2人も呼ばないと食べきれんだろ?」

 

(・_・;

 

「まさか、1人で食うつもりだったのか?」

 

……

 

「はぁぁ、お前の腹の中はブラックホールかよ。2人呼んだから4人で食うぞ?」

 

\(^^)/

 

 

 

 

 

そうだ。なんで俺が大規の家に来たか言ってなかったな。

 

俺達は週一でバンドのミーティングをして、その時その時で次作る曲の詳細やライフでの衣装、セトリの作成とかやるんだ。

 

まぁ、これ聞くと驚くだろうが……大規の家はでかい。家の中に30畳位のスタジオがあり、AXELLはミーティングが終わった後ここで全体練習をするのが習慣になっている。

 

「そうそう、大規に聞きたい事があるんだ。」

 

(・o・)?

 

「今度やる新曲のギターソロ前のドラムのフィルインなんだが、もう一小節伸ばしていいか? カッコイイフレーズ降りてきたんだよ!」

 

(★‿★)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうだ?」

 

蒼二の考えたフレーズはドラムが高速フィルインして、テンポ良くギターソロへ移れるものだった。

 

これなら勢いに乗ったまま、迫力あるギターソロを演奏出来そうだ。

 

「じゃあこれでやろうぜ!」

 

( *˙ω˙*)و グッ!

 

「大規〜!蒼二〜!いるかー?」

 

「悠博!今日は七面鳥だ!!」

 

「え?」

 

「これ!」

 

 

 

「大規……一人で食べたらお腹痛くなるからやめな?」

 

( ̄∀ ̄)

 

「しかし、親父さん達が七面鳥送ってくるってことは…今は北京にいるってことか。」

 

まあ、普通に考えたらそうなるんだが……あの人は現地関係ない物を送ってくる。

 

「今何処に居るんだ?」

 

♫ヽ(゜∇゜ヽ)♪

 

 

「イギリス!?」

 

「音楽の聖地じゃねぇか!」

 

「いいなぁ、ロンドン行ってみたいよな」

 

( ̄∀ ̄)

 

「大君!来たよ!」

 

雑談していると、どこからとも無く雫が抱きついてきた。

 

「雫、今日はパーティーだぞ!」

 

「へ?なんで?」

 

 

 

 

「七面鳥……ちょっとカロリー高そう…」

 

「女の子って大変なんだな。」

 

「演奏の時大分動く方なんだけどなぁ、もっと運動しないと行けないかな〜」

 

「運動部に入ったら?テニスとかかなり動くだろ?」

 

「それも考えたんだけど、ベースの練習時間が減るのは避けたい所。」

 

「俺と悠博は、演奏中の運動量が比較的多いが、弦楽器は中々動かないしな。」

 

(。-∀-)

 

「大君は良いよね…、スタイル良いし、モテるし」

 

(・◇・)?

 

「鈍感野郎、炸裂!」

 

「雫、それならボーカルの練習してみたら?雫がボーカル出来たら曲の幅広がるし良いよな?」

 

(´ー`*)ウンウン

 

「大君がそう言うなら…、悠博君!君に決めた!」

 

「俺はモンスターじゃないぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

さてとミーティングを始めましょうかね。

 

 

 

本日の議題は

 

新曲の衣装決め

 

次回のライブの詳細説明

 

セトリ

 

パーティーだ。

 

「おい!最後はなんだ!?」

 

(・o・)

 

「可愛い顔したってこの中濱蒼二はみのがさねぇ!」

 

「先進めるぞ。まずは衣装だな。」

 

「はいはーい!」

 

雫がキラキラしながら挙手をする。

 

「今回は、春がテーマの曲だから……スーツとかどう?」

 

「新たなステージに立つ……てことか?」

 

「そう!社会人一年目ってくらいビシッと決めようよ!」

 

「成程、雫にしてはまともだな」

 

「私何時もまともだよ?」

 

(コイツ……)

 

「俺からもいいか?」

 

「?珍しいな、蒼二が衣装に口を挟むのは」

 

「春だしスーツもカッコイイけどよ。俺らまだ高校生で、社会人一年目って訳じゃねぇよな?」

 

「まぁな」

 

「やっぱりよ、スーツを着るのは社会人じゃないと意味が無いだろ?」

 

「お前も今日はまともな事を言うな?」

 

「俺は何時もまともだ!」

 

(蒼二お前もか)

 

( ´ ▽ ` )ノ

 

「大規もあるのか?」

 

雫と蒼二の意見も的をいているので、このままいたちごっこするのも時間の無駄だと判断した俺は、爆弾を投下することにした。

 

「「「ピンクの衣装!?」」」

 

(´ー`*)ウンウン

 

「お前、桜のイメージで言ってるだろ?」

 

(゚∀゚ )

 

「大君の意見なら賛成!!」

 

「けどよ…」

 

「蒼二、たまには大規の意見も聞いてやろう。」

 

「…仕方ねぇ、確かに春といえばピンク色のイメージあるしな。」

 

(≧◡≦)

 

 

 

 

 

 

「次はライブの詳細説明だな、実は皆に伝えなきゃ行けないことがある。」

 

「なんだ?」

 

「……湊友希那、元いRoseliaから対バンの申し込みがあった。」

 

「「マジで!?」」

 

………

 

「あぁ、場所は前回と一緒でcircleだ。皆はどうしたい?」

 

「うーん、湊さんがウチをこんな早くに呼ぶとは思ってなかったからな〜」

 

「湊さんの狙いは、大規か?」

 

( °Д°)

 

「あぁ、Roseliaの方が盛り上がったら、指導してくれと言っていた。」

 

「大君、どうする?」

 

(ーー゛)

 

「……大規、これはチャンスかもな」

 

「え?」

 

「なんで?」

 

「ここで圧倒的に盛り上げられたら、暫くはちょっかいが無くなると見たんだよ」

 

「なるほど!」

 

「姉さんがそんな簡単に引き下がるとは思えないが……」

 

まぁ、ここで圧倒的な実力の差を見せて止むんなら、それしかないか……何より逃げたなんて言われたら今後に多大な影響を及ぼす。

 

щ(゚Д゚щ)

 

「大規はやる気になったぜ。」

 

「じゃあ、受けていいんだな?」

 

( *˙ω˙*)و グッ!

 

「頑張ろう!!」

 

おう!!

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあセトリだな」

 

「最初は安定のstrikeだろ」

 

「うん!」

 

1、strike

 

 

「2曲目か……」

 

「星の行方とかどうよ?実はライブでやったことない曲やったら盛り上がるぜ?」

 

「いいね!」

 

\(^^)/

 

2、星の行方

 

「3曲目は?」

 

「ここで一発ドカンとやっちゃえ!」

 

「I’m Diamond!!」

 

「よし!」

 

3、I’m Diamond

 

「4曲目は?」

 

「ここらでバラードで一旦ゆったりしたいな〜」

 

「そうだな……」

 

「あれどうよ?愛し合い」

 

「ラブバラード!」

 

(´ー`*)ウンウン

 

「じゃあこれで」

 

4、愛し合い

 

 

最後だな、俺はここで3人に提案を試みる。

 

そう、Roseliaの曲をカバーするのだ!

 

「え!?」

 

「何故だ?」

 

これにはちゃんと意味がある。

 

Roseliaへの尊敬と敬意を込めるため

 

そして、自分達の曲を俺たちの演奏にして、こっちの方が盛り上がると……

 

「下手すると戦意喪失するだろうな。」

 

「大君、意外とSだよね?

 

「姉さん……気を強く持ってね。」

 

 

 

 

 

セトリも決まった。後は練習あるのみだ。

 

Roseliaと全力で戦うため俺達は練習を始め……

 

 

 

 

「おりゃ!手羽先は頂くぜ!!」

 

「蒼二君ずるい!私も欲しい!」

 

「お前ら暴れるなって!」

 

その前にパーティーがあったわ。

 

まぁ、前夜祭みたいなもんだと思えばいいか。

 

 

 

 

 

その夜、食べ過ぎた4人は動けなくなりそのまま泊まることになった。

 

 

前途多難だ…。

 

 

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