原作なに?リリカルなのは?   作:一方逃避

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最近、執筆速度が遅くなってきたと感じてます
GOD編が結構長い&難しい


12話:過去があって今がある GOD

「それで、U‐Dについてだっけ?」

 

アースラに来た俺達はなのは達とU‐Dについて、話していた。

 

「うん、“砕け得ぬ闇”。マテリアルU‐D。闇の書の闇にも匹敵する力を持ってるんや」

 

「ん? 闇の書の闇ってなに?」

 

「やっぱり、まずはそこからやな」

 

はやては、なのはとフェイトの顔を何かを確認するように見ている。

 

「私は良いよ、はやて」

 

「わたしも」

 

「え、何か深刻なの?」

 

「あんな翔悟君、これから話すのは私達のことなんよ」

 

「U‐Dについて話すんじゃないの?」

 

どんなことかは知らないが、俺的にはまず、U‐Dについての対策を考える必要があると思う。なにせU‐Dはとても強いのだ。

 

「翔悟は友達だし、同じ魔導師だから......話そうって思って。この機会に丁度いいかなって」

 

「友達か......」

 

正直、友達だと言われても実感がないというか、よくわからない。なんというか、そういう概念がわからない。フェイト達はああ言っているが、俺としてはどうなんだろう?

 

「何か辛いことですか?」

 

「まあ、いいことではないかな」

 

「まずはわたしからね」

 

そうしてなのはが語るのは、なのはが魔法少女になるに至った経緯。

 

怪我をしていたユーノを助け――この時、ユーノはフェレットの姿をしていたらしい――ジェルシードを封印するために魔法少女になったらしい。最初はユーノの手伝いだったらしいが

 

「私もね、ジェルシードを探していたの」

フェイトは最初、なのはの敵だったらしい。母親、プレシア・テスタロッサの命令でジェルシードを集めていた。

 

「私はね、実はクローンなんだ」

 

フェイトはプロジェクトFというものによって、母親に産み出されたらしい。しかし、記憶は一緒でも利き手、性格などが異なり、完全なクローンではないようだ。

 

結局、母親はジェルシードを使って、アルハザードという所に行き、フェイトの基であるアリシアを生き返らせようとした。しかし、その計画はなのは達によって阻止され、プレシア・テスタロッサは最後には自ら起こした次元震によって生じた虚数空間に落ちていった。それが“PT事件”。

 

プレシア・テスタロッサが起こした次元震は、最悪世界を一つ壊すほどの威力があった。

 

俺は魔法があるから何でもありだろうとは思っていたが、これは酷い。しかし、プロジェクトFを否定するとフェイトの存在まで否定してしまう。フェイトはそのことを受け入れて生きているのだ。今さら俺が言うことではないだろう。いや、言うべきではない。

 

「翔悟、驚かないんだね」

 

「驚いてどうする。フェイトはフェイトなんだ。クローンとか関係ないだろ」

 

「そっか......ありがとう」

 

「感謝されることを言った覚えはないよ。当たり前のことだろ」

 

「それでも、ありがとう」

 

俺はこの世界がアニメの世界だと知っているから割り切っている部分もある。最初からこの世界に生きていたら、受け入れられたかどうかはわからない。だから、感謝される資格などない。

 

「次は、私やな。翔悟君、私が足が不自由な理由なんだと思う?」

 

「病気か?」

 

「もしくはリンカーコアの異常ですね」

 

さっきまで、静かに聞いていたシーニーだがここで口を開いた。

 

「そうなのか?」

 

「まあ、そういう事例があるとは伺いましたが」

 

「正解や、シーニーさん。今は回復しとるし、今年からは学校にも行けると思う」

 

「はやての足に何か関係がある話なのか?」

 

「私のデバイス、夜天の書のことについてなんやけど、前は闇の書なんて呼ばれておったんよ」

 

“闇の書”。それは全666頁を埋めることによって強大な力が手に入る。もとは“夜天の書”だったらしいが、歴代の所有者によって改造され“闇の書”となった。“闇の書”は、はやてのリンカーコアを侵食し、死へ至らしめようとした。

 

回避する方法は、誰かのリンカーコアを蒐集し、全ての頁をうめることだった。最初はやては、そのことを拒否していたが、ヴォルケンリッターがはやてを救うため蒐集を開始。その過程で、なのは達と戦闘。なのはとフェイトはそのときに蒐集された。

 

そして、全ての頁が埋まりはやては“闇の書”に取り込まれてしまう。はやてを救うため戦っていると、原因が“闇の書”の中にある暴走した防衛プログラム“闇の書の闇”であることが判明。はやてが、それを管制人格であるリインフォースから引き離した。

 

なのは達は夜天の主となったはやて共に戦い、“闇の書の闇”を破壊した。その戦いはとても辛いものだったらしい。

 

リインフォースを切り離す時にリインフォースは力の大半を失い、あと数ヵ月で消えてしまう。

 

「私達はな、色んなことがあったんや。辛いのことも、悲しいことも。もちろん、楽しいことも、仰山あった。これが私達が翔悟君に話したかったことや」

 

「そうか......」

 

こういう話をされると、自分のことも話すのが道理なのだろうがあいにく、俺のことで話せることは何もないけど

 

「まあ、俺もそれなりに辛い人生は送ってきたかな」

 

どんな、とは言えないが。

 

「それって、人が信じられないって話?」

 

「っ! 驚いたな、そんなこと話したことないはずだけど?」

 

まずその時は昔だし、前世のことだ。誰も知るはずがない。まさか......

 

「戦ったんだよ、翔悟の闇の欠片と」

 

俺の闇の欠片。あれか、“嫌気の怠惰”を持った昔の俺を極端にしたヤツ。

 

「無理してでも、倒すべきだったかなぁ。めんどくさいことになる前に」

 

「人を信じなきゃ駄目だって言ったら、言われたよ、翔悟の闇の欠片に。『本物に言え』って」

 

まさか、フェイトと戦っていたとはな。しかし、よくわからない、捨て台詞だな。

 

「翔悟君は今も......人を信じれないん?」

 

「怖いだけだよ、人と接するのがね。信じられなかったのは昔の話だ。お前らが気にすることじゃぁない」

 

「でも......」

 

「あー、はいはい。暗い話はここで終わり」

 

このままだと、本当にめんどくさくなりそうなので、打ち切る。昔の話とかするのも、聞かれるのも俺は嫌だ。トラウマだしね。

 

「シーニー、行くぞ」

 

ここにいても、しつこく聞かれそうだからどこか行くか。あ、アミタさんにでも話聞きに行こう。

 

「ロード翔悟」

 

「あ?」

 

「良かったんですか? あんな風に話を終わらせて」

 

「昔のことだから、あいつらには関係ない、話す気もない。結局U‐Dについて話せなかったな。あと、未来人」

 

あいつらは基本、お節介というか世話焼きだから。話せば色々してくるんだろうけど、それもなんか受け入れがたい。

 

「今も昔も、そんなに俺は変わってねぇか」

 

「なにか言いましたか?」

 

「なんでもない」

 

話しながら、医務室に入っていくと

 

「あら、翔悟君。どうしたの?」

 

「翔悟君、久しぶり」

 

マリーさんとシャマル先生がいた。

 

「えっと、アミタさんに話でも聞こうかなと思って」

 

俺のイメージだが、シャマル先生は家庭的なお姉さんという感じがする。料理は壊滅的らしいけど。マリーさんには前に“大罪武装”を見せてあげた。構造がよくわからない、と言っていた。

 

「私達も今話をしていたのよ」

 

「はじめまして、翔悟さん」

 

「ああ、どうも。はじめまして、アミタさん」

 

この人確か、熱血系の人だっけ?そこだけ、覚えている。

 

「じゃあ、また最初から」

 

アミタさんの話を要約すると、

 

①アミタさん達の故郷、“エルトリア”に死触という現象が起きている。

 

②アミタさん達の産みの親、フローリアン博士は阻止しようと頑張っているが、病気で死んでしまうかもしれない。

 

③なら死ぬ前に救われた世界を見せてあげよう、とキリエさんがU‐Dの持つ“エグザミア”を貰うために、時間移動で過去へ

 

④博士は時間移動をするのを認めていないので、アミタさんはキリエさんを止めようと、過去へ

 

⑤そしたら、他の未来の人も巻き込まれて時間移動してしまった

 

⑥U‐Dを復活させたけど、強すぎて逆に返り討ち

 

と、まぁこんな感じ

 

「時間移動とか何年先の技術だよ、22世紀?」

 

「時間移動は私達の体にも負担がかかるので」

 

「多用はできないってか」

 

つまり、失敗したからもう一度チャレンジ! 何てことはできないし、使えばその時間移動の装置も壊れるから、一度きりのチャンスというわけだ。

 

「問題はU‐Dですね」

 

「すいません、妹がご迷惑をおかけして」

 

「いえ、人間誰でも間違いはありますから」

 

「私達はギアーズなんですけどね」

 

シーニー、間違いって次元を越えてるだろ。でも、親を救いたいと思うのは誰でも一緒か。

 

「U‐Dについては皆頑張ってるんで大丈夫だと思うけどね」

 

とりあえず、話は終わったので立ち上がる。

 

「翔悟君、どこか行くの?」

 

「ちょっ寝ようかなって思って」

 

「翔悟君、働きすぎだものね。ここで寝ていく?」

 

「いや、病人じゃないんで。それじゃ」

 

医務室を出て目指すは仮眠室。最近あるのを知った。

 

「翔悟か」

 

「お、クロノ。収穫はあったみたいだね」

 

行く途中でクロノに会った。なのは達もいる。

 

「実は君に話がある」

 

「え?」

 

何だろう? 前にクロノの分のケーキ食べたことかな。なわけないか。

 

「マテリアル達から、U‐Dを倒すための方法を教えてもらった。プログラムカートリッジだ。これからその調整とかをするんだが」

 

「カートリッジっつーと、なのはとフェイト、シグナムとヴィータだけじゃね?」

 

デバイスにカートリッジシステムがあるのは、それだけだ。俺のデバイスにはない。

 

「いや、デバイスではなく、君の“大罪武装”の力を貸してほしい」

 

“大罪武装”は大量破壊兵器。確かにU‐Dには効果的かもしれない。だが

 

「俺、超過駆動できるほど魔力残ってねえよ?」

 

「だから、君には少し休んでいてほしい」

 

「俺も仮眠でもとろうかと思ってたしね。一発分の魔力は回復しとくさ」

 

「そうか。なら、頼む」

 

今から調整というか恐らく模擬戦でもやるんだろうな。プログラムカートリッジって結構強いんじゃなかったっけ?

 

「シーニー」

 

「はい、ロード翔悟」

 

「他の“大罪武装”よろしくな」

 

「了解しました」

 

 

 

解決はもうすぐ。まずは魔力回復から。




Forceの転生ものを書きたいな、と思う今日この頃。
それに反して、D×Dの執筆意欲が......
感想、アドバイスなどよろしくお願いいたします。
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