原作なに?リリカルなのは?   作:一方逃避

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日常、GODを経てStrikerSに行きます。



2話:始めての魔法

 俺は教えてもらった。この世界に魔法があること。地球以外に他の世界があること。時空管理局という組織があるということ等々。

 

「でも、シーニーはなんで知ってるの?」

 

「神様仕様ですから」

 

 本人曰く融合機。またの名をユニゾンデバイス。魔法の管制・補助を行うらしい。名前がなかったらしいので、シーニーと名付けた。その時の反応は、

 

「シーニー、ですか?」

 

「そう、シーニー。名前がないんでしょ?」

 

「ええ、そうですが……。しかしなぜそのような名を?」

 

「シーニーってのはね、ロシア語で“青”って意味なんだ。髪と瞳きれいな水色じゃん? だから合うかなーって。青だけどね」

 

「き、きれいですか? あ、名前をつけていただきありがとうございます」

 

 それにしても、ここの世界は何のアニメなんだろう? 小説かもしれないが。

 

 魔法なら『禁書目録(インデックス)』や、『ハリー・ポッター』などが記憶にあるが、融合機なんてのは聞いたことない。

 

(ほんとなんなんだろうな?)

 

 悩みは尽きない。

 

 

●●

 

 

 さて、転生してから一日経って。

 

「ロード翔悟(しょうご)。あなたには学校に通ってもらいます」

 

「? どうしたの? 唐突に」

 

「やはり、勉学は必要かと思いまして」

 

 ちなみに、この世界での俺の名前は橘 翔悟(たちばな しょうご)。転生したとはいえ自分の名前が変わるのには抵抗があった。仕方のないことだが。

 

 そしてシーニーからは、『ロード翔悟』と呼ばれている。最初は、主だとかマスターとか言われていたが恥ずかしいので変えてもらった。これも十分あれだ。

 

「えー、いいよ。俺の精神年齢高一だよ? 16歳だよ。いまさら小学校とか」

 

 死んだ時は、16歳。転生したら小学生。笑えない話だ。

 

「あまいです!」

 

「うごっ!」

 

 この融合機なんとご飯まで作れる。理由は神様仕様だった。うん、なんでもありだね。

 

「ロード翔悟。理数系は得意ですか?」

 

「えあっ!」

 

 変な声が出てしまった。そういうのも、

 

「いつも赤点ギリギリでした……」

 

「だめですねぇ」

 

 うるさいっ! 俺は文系なんだっ!

 

「いいですか? ロード翔悟」

 

 姿勢を正して言ってくる。俺も姿勢を正して、

 

「はい」

 

「この世界での魔法には計算が必要なのです。つまりは、数学or算数。魔法を使って強くなりたいのなら勉学に励むべきです。そう! まずは基本から!」

 

「じゃあ、いいよ。魔法なんて使えなくて」

 

「何を言うのです。折角私という存在が在るのですから、使わないでどうしますか!」

 

「え、でも」

 

「それとも、私っていらない存在ですか?」

 

「っ!」

 

 上目遣い、そしてうるった目で見つめられた。

 

「わかったよ。頑張るよ」

 

(断れるわけないだろ)

 

「はい、ありがとうございます。大好きですよ、ロード翔悟」

 

「へっ!?」

 

 訂正断らなくてよかったかも。

 

「それでは今日から通ってもらいます。転入届けはもう出してありますから」

 

「それを早く言え!」

 

 

●●

 

 

「今日からこのクラスに入ることになりました、橘翔悟といいます。皆さん、よろしくお願いします」

 

 俺が通うこととなった学校は、私立の名門らしい。学校名は忘れた。

 

(それにしても、ちっこいな。俺もこんな頃があったんだな)

 

 小学生とあってか皆背は小さい。俺も小さくなってしまったのであまり言えないが。

 

「じゃあ、橘くんはあそこの席ね」

 

 担任に促され席につく。ちなみに後ろの窓側だ。

 

(冬とか日光つらいだろうな)

 

「橘くんが来たことだし、席替えをしたかったんだけど今日は高町さん達がいないから明日やります」

 

 見てみると確かにいない人がいる。病気かなんかだろう。

 

キーンコーンカーンコーン

 

「はい、それじゃ休み時間ね」

 

 教室から担任が出ていくと、生徒が俺の机の周りに群がってきた。

 

 そして、色々な質問を浴びせてくる。

 

「ちょっと、質問は一人づつにしなさい! 困ってるじゃない!」

 

 そう言ったのは、金髪の女の子。後ろには紫の髪の女の子もいる。

 

「ありがとう」

 

「別にいいわ。困ってたみたいだしね」

 

 これで返答はしやすくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 お昼休み。

 

 この学校は給食ではなく、弁当らしい。しかし、そこに問題が!

 

(弁当どこで食べよう。)

 

 そう、転校初日とあって話せる人などいない。つまりはちょっとした孤立状態だ。

 

(中二のときにあったが、またか)

 

 思い返せばあのときはすごかった。クラスの人と話なんてしなかった。

 

「ちょっと、何考え込んでんのよ」

 

「え?」

 

 そこには、あの金髪の女の子と紫の髪の女の子。

 

「いや、えーと」

 

「分かってるわ。一緒に食べる人いないんでしょ?」

 

「よかったら、一緒に食べない? 私達も今日友達休んじゃって」

 

 とりあえずここは認めたほうが良さそうだ。

 

「じゃあ、よろしく」

 

「じゃあ、食べましょ」

 

 机を合わせる金髪の女の子。

 

「なにしてるの? 早く座って」

 

「ああ」

 

 紫の髪の女の子に言われる。

 

「「「いただきます」」」

 

 ぱかっ、と弁当箱を開けると、混ぜご飯、卵焼き、エビフライなどがあった。

 

(こんなに作る時間あったのか? また神様仕様の料理スキルか?)

 

 ともあれ、美味しいことには違いなかった。

 

「翔悟」

 

「なに? えーと……」

 

「そうだよね。転校初日だし、名前わかんないよね」

 

「あたしの名前は、アリサ・バニングスよ。よろしくね、翔悟」

 

「わたしは、月村すずか。よろしくね、翔悟くん」

 

金髪がアリサ・バニングスさん。紫の髪が月村すずかさん。よし、覚えた。

 

 しかし、いきなり名前で呼ばれたがそういう性格なのだろう。

 

「よろしく、バニングスさんに月村さん」

 

「名前でいいわよ。あんたのこと名前で呼んでるんだし」

 

「そうだよ、翔悟くん」

 

「それはそのうちにね」

 

「もう……」

 

「それにしてもなのはとフェイト、タイミング悪いわね」

 

「そうだね。折角翔悟くんが転校してきたのにね」

 

「?」

 

「ああ、なのはとフェイトはね、私達の友達なの」

 

「そうなの。二人とも今日は休みだから」

 

「風邪でも引いてたいへんだな」

 

「そ、そうだね」

 

「アハハハハ……」

 

 微妙に歯切れが悪いがどうしたのだろう?

 

 俺はこのときの俺の記憶力を疑わざるおえない。覚えていたら違う結末になっていただろうか? いや、変わらなかっただろう。

 

 

●●

 

 

 家に帰った俺を待っていたのは

 

「さあ、魔法の練習をしましょう」

 

という、言葉。

 

「なぜ?」

 

「なぜって、魔法使えたほうがいいに決まってるじゃないですか。それに、原作介入するのが基本なんじゃないんですか?」

 

どこの情報なんだそれは?

 

「いや、だって俺この世界の原作何か知らないぞ?」

 

「え?」

 

「え? って言わなかったか? あ、言ってないな」

 

「じゃあ、なんでこの世界に転生したんですか?」

 

「いや、いきなりだったし。シーニーは、知らないのかは ?神様仕様で」

 

「知りません。私が知っているのはこの世界にある力だけですから」

 

 はぁ、と同時にため息をつく。

 

「仕方ありません。今すぐしましょう。魔法の練習」

 

「いや、なにが仕方ないのかわかんねえぞ?」

 

「いえ、このままでは私の存在意義が失われそうな気がするので。さあ、行きましょう、今すぐに!」

 

「ちょっと、首引っ張らないで。痛いから!」

 

 

 

 

 

 

 ところ変わって、近くの公園。

 

「さて、ロード翔悟。ここなら誰も来ません。最高の場所です」

 

「反論すんのもう疲れた」

 

「諦めないで下さい。ではこれを」

 

渡してくるのは、水色の十字架がついたネックレスのようなもの。

 

「これは、デバイス。魔法を使うのに欠かせないものです」

 

「そーなのかー」

 

「まずはこれを首にかけ、ガブリエル、セット・アップ。こう言ってください」

 

「ガブリエルって大天使かよ」

 

「はやくしてください」

 

「ガブリエル、セット・アップ!」

 

『Gabriel set up.』

 

光に包まれたと思ったら、

 

「なにこれ?」

 

 背中から青色の翼がはえていた。そして、服はさっいまで着ていたジャージとは違い、武者が着る甲冑に。しかもこれも青。

 

「バリアジャケットの展開は大丈夫なようですね。その翼がデバイスです。」

 

「これが、デバイス?」

 

 確かによく見ると機械のような羽根だ。

 

「そのデバイスを使えば飛ぶことは可能です。魔法で飛ぶこともできますが、それはおいおい。次は、武装ですね。出してください」

 

「え、デバイスが武器じゃねえの?」

 

「たしかにデバイスは武器ですが、貴方のは飛行専門なので。強く念じてください」

 

「ふおーーーー」

 

「もっと強く!」

 

(武器出ろ!武器出ろ!)

 

カッ!

 

 光って出たのは

 

「これって、大罪武装?」

 

 そう、現れたのは、『境界線上のホライゾン』に出てくる大罪武装、『悲嘆の怠惰(リピ・カタスリプシ)』。

 

「って、重!」

 

 あまりの重さに落としてしまった。

 

「仕方ないですね。大人モードとやりますか」

 

「なにそれ?」

 

「大人になるモードです。それも一応持てるようになるでしょう」

 

 そして、特訓が始まった。

 

 

 

一時間後

 

「よっしゃー! ついに習得!」

 大人モードを覚えた俺は高らかに叫んだ。

 

見た目は、高校生くらいだ。

 

(つらかった。なんだあの鬼教官)

 

「これなら、もう誰にも負ける気しないぞー!」

 

悲嘆の怠惰(リピ・カタスリプシ)』を高く掲げ叫ぶ!

 

「そのいきです! ロード翔悟!!」

 

「はっはっはっはっ「ドン!」は?」

 

横を見ると、地面に小さな穴。

 

「時空管理局です。武器を捨てて投降してください。管理外世界での無断での魔法使用の容疑があります」

 

 上を見ると杖を持った女の子が3人。

 

 ピンチじゃね?




Vividまでは行きたいと思います。
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