ありがとうございます!
「ほんとお騒がせだね」
「ほんまや。夕飯の準備もあんのに」
「じゃあ、はやく終わらせて帰ろう? はやて」
「そやな、フェイトちゃん」
わたし、高町なのはは魔導師。友達のはやてちゃんと、フェイトちゃんと一緒に魔導師をやっています。
最初は普通の小学生だったけれど、色々なことがあって管理局の嘱託魔導師になりました。
フェイトちゃんとは、最初は敵だったけど今ではとても仲のいい友達です。はやてちゃんとも色々あって仲良くなりました。
「それにしても魔力反応なんて何があったんだろうね?」
とわたしが言うと、
「ロストロギアなんかな?」
「それはないと思うよ、はやて。もっと強い反応だと思うし」
わたし達が管理局の嘱託魔導師としての仕事が終わって帰ろうとしたところ、わたし達の住む鳴海市で小さいけど魔力反応があった。そのまま調査に向かうことになったのだけれど・・・
「なのは、あの人じゃない?」
フェイトちゃんの指差した方を向くと、高校生くらいの男の人と髪が水色の女の人。大きな剣のようなものを持っている。
なにか叫んでいる。
「とりあえず、聞いてみよ?」
男の人のところへ。
「あのー、管理局ですが」
「よっしゃー! ついに習得!」
「あのー?」
「これなら、もう誰にも負ける気しないぞー!」
聞こえていないのだろうか? はやてちゃんがイライラしているようだ。
「そのいきです! ロード翔悟!!」
はっはっはっはっ、と笑っている。完全に聞こえていないようだ。
「なあ、なのはちゃん。撃ってもええよね?」
「だめだよ! はやてちゃん。そんなことしちゃ!」
「せやけど、ヴィータ達が待っとるし、ご飯も作らなあかんから。このままだといつになるか分からんし」
そう言ってはやてちゃんが魔力弾を撃つ。
「はっはっはっはっ「ドン!」は?」
笑いを止めて上を見る男の人。
「時空管理局です。武器を捨てて投降してください。管理外世界での無断での魔法使用の容疑があります」
とりあえず、事情を聞こう。
●●
(え! なにこの少女達!?)
杖を持って宙に浮く少女、3人。魔導師らしいが、時空管理局って何?
「事情を聞きたいので、すこしお時間を頂きたいのですが」
杖を突きつけて、金髪ツインテ? の女の子が言ってくる。今日で金髪は2人目だ。国際色豊かだな。
「いや、えーと・・・」
「事情を聞きたいというのなら、武器を向けるのはいかがなものかと?」
シーニーが指摘する。顔を見合わせる、少女3人。
(ロード翔悟。聞こえてますか?)
念話が来た。念話というものは魔力を使って、周りに聞こえないように話す技だとシーニーが言っていた。心のな中で話すような感じだ。
魔力がある人は誰でも使えるようで、範囲を間違えると誰にでも聞こえるらしい。
(聞こえてるよ、シーニー)
(丁度いいです。実践訓練しましょう)
(は!? 何いってんの? 事情聞かれるだけだしついていったほうがいんじゃね?)
(武器を向けられているという時点で、穏便に終わるはずがありません。めんどくさいことは嫌です。いきますよ!)
「拒否します」
いきなりシーニーは、魔力弾を金髪ツインテ?の女の子の隣にいる茶髪の帽子をかぶった女の子に撃ち込んだ。
魔方陣のようなシールドで防がれたが。
シーニーはもはや臨戦体制。女の子達も杖を構えている。
「ちょ、何やってんの!? 相手やる気まんまんじゃん」
「だから実践訓練だと言ったでしょう?やりますよ」
女の子のほうも
「なのは、はやて、いくよ!」
「「うん!」」
俺に来るのは、茶髪の女の子。他の子はタバサの方だ。
「お話を聞かせてよ!」
「だったら、攻撃するな!」
俺の言葉むなしく、攻撃してくる女の子。
「行くよ!レイジング・ハート!!」
「All right, Master. 」
「ディバインシューター!」
『Divine Shooter』
桜色の魔力弾が俺を襲う。
「あっぶねえ!て か追尾式!?」
そう、避けたのだかまた後ろから追ってきた。
「ロード! はじいてください!!」
「はじくって言ったって!」
悲嘆の怠惰を構え、魔力弾に向かって降り下ろす!
ドンッ!
「なんとかできたかっ!」
まだまだ行くよ!」
空を飛ぶ女の子。
「ずるくね? どうやんだよっ!」
「ロード! デバイスに魔力を通してください!! それで飛べます!」
「なるほど!」
デバイスに魔力を通すと、羽根の部分から水色の光が出てきた。羽根の数は4つ。
『Flying Mood』
「おわ!」
急上昇する。なんとかバランスをとり直す。
(つー、あ、いいこと思い付いた。)
「シーニー! 十秒かせいでくれ!」
「了解しました!」
俺に近づかないよう牽制のために魔力弾を放つシーニー。
「悲嘆の怠惰、超過駆動!!」
俺がしようとしているのは、大罪武装の超過駆動。『悲嘆の怠惰』の超過駆動は、掻き毟りの砲撃。だが、仮想砲塔展開に三秒、砲撃するのにまた時間がかかるので邪魔をされると困る。
ブオン!
「よし、展開完了! 離れてろ、シーニー!」
離れたのを確認して引き金を引く。
「大罪武装、悲嘆の怠惰。超過駆動! これで勝ちだ!」
シーーーーーン
「あれ?」
おかしい、一向に発射されない。
「え、おかしい!なんで?」
そこにシーニーが近づいてきて、
「あの、ロード。大変言いにくいのですが」
「なんだよ、それどころじゃないんだよ!」
「今のロードに超過駆動が出来るほどの魔力は残っておりません」
なんだって!?
そんな簡単にはチートになりません