嘘ですすいません。普通にモチベが・・・。設定も難しいな・・・。
「ようこそ、トータスへ。勇者様、そしてご同胞の皆様。歓迎いたしますぞ。私はイシュタル・ランゴバルト、この聖教教会にて教皇の地位につくもの。よろしくお願いします」
そうして、70代くらいのおじいさんが、周りを囲む法衣を着た人たちの中から出てくる。
周りには、晩餐会でもできそうな大きな机や椅子があり、壁には美しい壁画が飾ってある。
いや、そんなことはそうでもいい!!メイド、メイドだ!
「先輩・・・?」
ファッ、殺気!
冷たい視線と殺気が愛しの後輩からしたので、愛しの後輩に抱き着いて視界を覆う。
「先輩・・・いいですよ。許します」
「さ、さぞ混乱されているでしょう。説明致しますので、最後までお聞きくだされ」
若干引かれてる!?私はマシュに頬擦りしながら説明を聞く。
促されるまま椅子に座り、生徒たち全員は配られた飲み物を飲み、イシュタルさんの話を聞く。
要約するとこうだ。
・わたしたちを召喚したのは、エヒトというこの世界の唯一の神様である。
・この世界には、3つの種族がいて、まずは数の多い人間族、樹海に暮らす獣人、魔物を従える魔人族にわかれている。
・人間族が魔人族と戦うためにわたしたちは召喚され、常人の10倍ほどの力を与えられている。
・わたしたちが還る手段は今のところ存在しない。
「皆、ここでイシュタルさんに文句を言っても仕方がない。彼にだってどうしようもないんだ・・・俺は戦おうと思う。人類の危機にあるのは事実なんだ。それを知って放っておくなんて俺にはできない。それに、救済が終えれば、俺たちも世界に還れるかもしれない。どうですか、イシュタルさん?」
「そうですね。救世主の望みならば、神も無碍にはなさらないはずです」
そこからイシュタルさんが、魔族の行った残虐非道な行為を語って天之河くんがそれにとても反応していた・・。
「俺は戦う。人々も救い、必ず世界に還ってみせる!俺が、世界も皆も救ってみせる」
天之河くんがぎゅっと拳を握り歯をキラっと光らせる。
そこでカリスマ発動!味方全体の攻撃力アップ・・ではなく、クラス中が賛同しだしたのだ。一部の女子に至ってはうっとりしている。
「へっ、お前ならそういうと思ったぜ!お前だけだと心配だからな。俺もやるぜ?」
「龍太郎」
「今のところ、それしかないわよね。・・気に食わないけど・・・私もやるわ」
「雫・・・・・・」
「え、えっと、雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」
「香織・・・」
やっぱりこうなってしまったかぁ・・。
わやしやマシュがいくら抗議しても無駄だった。
愛子先生こと愛ちゃんもオロオロしながら
「だめですよ~」
と言っているが、天之河くんのカリスマの前では無意味のようだった。
最終的には、生徒全員が戦うことになった。
「ではそろそろ降りましょうか。麓では、ハイリヒ王国が勇者様方を迎え入れる準備がしてあります」
話し終えたのを見計らったイシュタルさんが凱旋門もかくやという巨大な門にわたしたちを誘導する。
ここは〝神山〟というところらしく、山頂にあるらしい。その麓にあるハイリヒ王国が、わたしたちを歓迎してくれるらしい。
王国は聖教教会と密接な関係があり、聖教教会の崇める創世神エヒトの眷属であるシャルム・バーンなる人物が建国した最も伝統ある国ということだ。国の背後に教会があるのだからその繋がりの強さが分かるだろう。
「彼の者へと至る道、信仰と共に開かれん〝天道〟」
そうすると、大きな台座が産まれ、ロープウェイのようになっていた。
(先輩・・・この世界は・・)
(うん。きっとこの世界は今が神代なんだろうね。マナの密度とか、空気とかがバビロニアに近い感じがする)
生徒たちはキャッキャと魔法に興奮し、わたしはマシュとイチャイチャを楽しんでいた。やがて雲を抜け、国の景色が一望できた。
王宮につくと、玉座の間に向かった。
そこは、さっきの教会と同じかそれ以上豪華だった。キャメロットとは比べ物になら・・・いや、なんでもないです。マシュさん、殺気放つのやめていただけます?
国王の名をエリヒド・S・B・ハイリヒといい、王妃をルルアリアというらしい。金髪美少年はランデル王子、王女はリリアーナという。
周りの人たちの視線がに行く。南雲くん、香織・・がんばれ!
ランデル殿下も香織に魅かれたらしく、話しかけている。
・・・・・がんばれ!
翌日からわたしたちへの授業と訓練が始まった。
騎士団長がつきっきりでわたしたちに教えるので、大丈夫かと思ったが、当の団長は、
「面倒な雑務を副長に押しつけられぜ!」
と、豪快に笑っていたので、大丈夫だろう。・・・・副長さん・・お疲れ様です。
その前に、ちっちゃい銀色のカードが配布された。
「よし、全員に配り終えたか?これは〝ステータスプレート〟というものだ。これは名前の通り、自身のステータスを客観的に数値で表せる優れものだ。同時にこれは身分証明書でもある。これで迷子になっても大丈夫だぞ!失くすなよ?」
そして、わたしたちのステータスを確認することになったのだ。
次回、ステータスを公開!