Story in ancient times, and then… 作:名も無き呟き
「···おめでとうございます、国王陛下、並びに女王陛下。この地下の世界の未来を担うご子息の誕生、ハーピー族を代表してお祝いの言葉を贈らせて頂きます。また···」
「···
「あぁ、そうだねトリィ。私もその方が嬉しいよ。」
「······分かりました。おめでとう、Asgore、Toriel。私達全員、この知らせを聞けてとても嬉しいわ。」
Homeの一室、柔らかい色のクリスタルが照らす部屋の中で、
「ふふ···ねぇ、せっかくだから貴女もこの子を抱いてちょうだいな。ほら···」
最初は辞退したものの、Toriel達の優しい頼みに根負けし、Fioraは
「二人にそっくりね。名前はもう決めたの?」
「ああ。私達で生まれた瞬間に決めたよ。」
「うふふ···Fiora、当てられるかしら?」
「···そうね······『Asriel』、とか?」
「大正解よ!」
「ふふ···だって2人にそっくりだもの。······あら?」
Fioraの腕の中の
「おや、これは?」
「私からの出産祝いです。持つ人を加護する魔法をかけておいたので、もしもAsriel君がいたずらっ子でも安心ですよ?」
「まぁ、とっても安心ね!でもきっと大丈夫よ。」
「何故?」
「だって子供は『ゴア』がりかもしれないでしょ?」
「はははっ!!最高なジョークだね、トリィ!」
「···ふふっ、そうね。」
笑い声が響く室内。そしてHomeの外や Flapperhide、Hotland、Waterfall、Snowdinのそれぞれの場所で祝い声や魔法の花火、歓喜の叫びが上がり続ける。こうして全てのモンスターから祝福され、将来この地下世界を統治するであろう王子、Asrielは生まれたのであった。