ガーリー・エアフォース RTA 難易度ACE COMBAT   作:TLS中毒患者

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 ガリフォの出演声優調べていたらファントム姉貴の中の人ってコードオブジョーカーの京極院ちゃんやんけ……!! となったので初投稿です。
 でも自分ジョーカーはアフロ軍曹と天才ハカ―の組み合わせ一択だったんすよ……今考えると凄い組み合わせだぁ(CV的な意味で)

 あ、デッキは戦士と神の組み合わせで、ヤマトタケルをひたすら強化し、フレイヤ出しといてわざと被弾して墓地から糞強タケルをノーコストで召喚する戦法使ってました。


~ザイノ姉貴説得

 『ガラスの棺桶』艦内 一番格納庫

 

 

 「クソッ……!! 仕留め損ねた!!」

 

 補給の為に一度帰還した義手義足の青年は、コンソールから外した義手を打ち付けて悪態を吐いた。彼の搭乗する機体GAF-01 NPD、通称『サイコ・ヴィルコラク』は、かつてとある保険会社がザイ被害のどさくさに紛れて経済支配を計ろうとした際に製造した機体の予備パーツから構成されており、記録上に存在しない五番目の機体である。そのスペックは改造前の時点で「生物的な」と揶揄される程の高い機動力を持っており、大型機体故に搭載可能な武装も多いため搭載火力も高い。また、本機は義手義足の接続によってパイロットの思考をダイレクトに機体に反映させて操作する『ナーヴ・サイコ・デバイス』をコックピット・インターフェイスに使用しており、さながら()()()()()()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と言えるだけの性能を秘めている。

 ザイの増援の襲来と、彼にとっての主目標から痛手を負わされたことで一同は帰還していた。良く見るとサイコ・ヴィルコラクの尾翼の一部が、レールガンの発する電磁パルスにより焦げている。

 因みにだが、彼らは何もザイと協力体制にある訳では無い。だからこそ、先程は不本意ながら相手を助けるような結果となってしまった訳だが。

 

 「落ち着け新入り。女を取られて悔しいのは分かるが、その隙を付け込まれたら死ぬぞ」

 

 「ですがメビウス……!!」

 

 「そうですよ。私たちは彼女たちを倒して証明しなければならないのですから。その相手に後れを取る訳にはいかないでしょう?」

 

 「……分かりました、グリフィス」

 

 「それにしても、教主の予測が外れる事があるとは……」

 

 格納庫内に設けられた簡素な休憩場所で新入りを宥めていた一同は、左肩に赤い犬のエンブレムを付けたガルムと呼ばれる男の一言で一斉に格納庫の隅に鎮座している灰色の機体を見やる。

 帰還したと言うのに、その教主がまだコックピットから出てきていないのだ。端末で呼びかけるが、応答する事は無かった。

 

 一方、彼らが教主と奉る灰色髪の少女、ゼロツーは全周囲モニターにも拘らずモニターを点灯させずに、目を閉じたままワイバーンのコックピットで操縦桿を握り締めていた。

 これは彼女独自の戦闘スタイルだ。彼女はいつも映像をカットし、周囲の視覚情報に囚われることなく、コンソール中央に設けられた球形の三次元レーダーディスプレイに映るターゲットマーカーのみを追って戦っている。モニターを付けるのは本当に非常時ぐらいの物だ。

 

 「(ゼロ)の未来が歪んでいく……やはり特異点は一筋縄ではいかないか」

 

 瞳を閉じた彼女の網膜に映るのは外の光景では無く、膨大な量の計算式だった。ありとあらゆる可能性を導き出し、搭乗者にその選択を迫る禁断のシステム。並みの精神力では心が持たないと言われている、()()()()にあらざる技術の一つ。

 他にも、当機にはパイロットに高性能フィードバック機器によって脳内の神経伝達物質の分泌量をコントロールし、急加減速や急旋回時の衝撃や加重などの刺激情報の伝達を緩和あるいは欺瞞し、通常のパイロットでは操縦し得ない状況下での機体制御を可能とさせる機能も併せ持つ。彼女がいつも着ている黒いレザー地の操縦服は、その機能を補佐する為の物だ。 

 電子の海を30分ほど彷徨い、再び目を開くと同時にコックピットから這い出す。

 

 「教主様!!」

 

 「このタイミングでの『予言』だなんて……お体の方は?」

 

 「心配するな……少し横になれば、どうとでもなる。それよりもだ……二時間半後に、出撃が出来る様にしておけ。奴らが、あそこから帰ってくる」

 

 部下たちの気遣いによりあらかじめ待機させらていた艦内掛かり付けの医師たちに運ばれながら、ゼロツーは静かに寝息を立て始めるのであった。

 

 ◆◇◆

 

 君を退屈(出番終了)から救いに来たRTAはーじまーるよー。

 

 前回は中国の浦東国際空港(笑)に一時着陸し、部屋番号を決めた所まで来ました。

 部屋のベッドでグリペン姉貴を休ませたら見張りの順番を相談して決める事になります。ここでの選択肢は、

 

 「ジャズ野郎→ホモ→NRTN君→ライノ姉貴」

 

 です。これは一人づつ順番を選ぶのですが、一つでもミスるとフラグ回収できないので順番は必ず暗記しましょう。マシンガンで武装したジャズ野郎を外の見張りに出したら、ライノ姉貴とOHANASHIタイムです。夜の闇が好きだと言うライノ姉貴ですが、戦闘機らしくないと突っ込むNRTN君。続けざまに個体個体じゃ生きていけないと言うライノ姉貴ですが、ここで

 

 「だが個を失えば、お前はお前でいられなくなるぜ?」

 

 と突っ込みを入れてあげましょう。フラグ回収は済んだのでお膳立ては全て整いました。NRTN君が爆睡する所を見届けた瞬間、ホモが突然の睡魔に襲われます。ボタン連打で振り切りましょう。すると、ホモが太ももにナイフを突き刺してその痛みでどうにか意識を繋ぐことに成功します。因みにここでホモが眠るとガラスに昏睡レ○プされてガメオベラです。

 

 日付が変わり翌朝になると、ライノ姉貴が燃料を探しに行ってくると言ってどこかへ走り去っていきます。この際はマップのどこを探しても見当たらないのですが、本質に完全に還元でもされていたんですかね? ジャズ野郎とグリペン姉貴、NRTN君を引き連れてドラクエばりの隊列を組んだら周囲の探索に出ます。

 NRTN君が駅を見たいそうなので駅に向かいましょう。因みに無視して空港のロビーに向かい、カウンターを調べると『プードン・タリスマン』を入手することが出来ます。タリスマン系統はこの様にフラグを犠牲にし、且つアンフィジカルレイヤーで得る物が多いです。

 

 「俺が……二人……? いや、見間違えか……?」

 

 駅の構内に何の脈絡も無く置かれている置き鏡を調べると、何故か一瞬だけホモの姿がNRTN君になるイベントが入ります。これもトゥルーエンドコース解禁の為のシュレディンガーフラグなので必ず回収しましょう。 

 グリペン姉貴が眠たそうですが、迎えに行くのが大ロスなのでここで部屋に戻してはいけません。意地でも連れて歩きましょう。ここで生きるのがスタミナ特化ビルドです。鉄骨アニマはタフネス設計なので、寝ている彼女を担いだまま長時間行動が出来ます。

 ジャズ野郎の好感度が足りている場合は彼に担がせる事も出来ますが、本チャートではザイノ姉貴化を前提にしているのでそこに至るまで好感度を上げていません。

 

 しかし、アンフィジカルレイヤー特有のBGMが一切無い空間で、突然鳴り響く砂の鳴る音は立体オォン!!響とかヘッドフォオォン!!で聞いていると怖さ倍増しますね、肝試しの効果音に使えるんじゃないかな?

 

 空港のロビーに着いたらNRTN君とジャズ野郎に食料を補給させ、グリペン姉貴は空港の椅子にでも寝せておきましょう。ここでホモもサバイバルキットから食料供給を忘れてはいけません。アドベンチャーパートでは小まめなスタミナ管理が生死に関わります。今後控えているシャルル・ド・ゴール探索時も同様です。

 

 補給完了すると、頃合いを見計らったかのようにライノ姉貴が現れます。何でも燃料補給車を見つけて来たんだとか。何もない空間、突然現れる補給車。あっ、ふーん……(察し)。

 

 ライノ姉貴に格納庫に連れられて補給開始しようとすると、なーぜーかーレールガン装備のF/A-18Eがライノ姉貴の横にもう一機有ります。これが出現していればライノ姉貴に関するフラグ回収は成功している事になります。

 

 「……おい、どう言う事だ? 刻印の番号とか、全部俺があっちで乗ってたやつまんまじゃねぇか。こんな物どっから持って来たんだ?」

 

 「んー、どこ。どこ、ねぇ。まぁ、そんな物はどうとでもなるんだよ。求めよ、さすれば与えられんって言うじゃん?」

 

 ここでジャズ野郎が異常な事に気が付き、同時にライノ姉貴がザイノ姉貴化します。右半身が結晶に覆われつつあるライノ姉貴に銃を向けられるNRTN君。ここでのイベント内容はライノ姉貴との好感度とフラグを回収していた否かで内容が大幅に変わります。好感度が足りていない、フラグを回収していない場合はライノ姉貴がNRTN君を庇ったジャズ野郎を撃ち抜き、「なんて声、出してやがる……ライノォ」のイベントCGを回収できますが、この場合ここでジャズ野郎が死亡し、ホモ達は最終章まで事ある事に目のハイライトが消えて闇に落ちたクソ強ザイノ姉貴に粘着されることになります。

 本チャートの場合は「何やってんだライノォ!!」になり、叱咤の後に痛恨のビンタを喰らわせて銃を取り上げるなど、対応が一気に変わります。

 

 「正気かよ……お前っ!! こんなクソみたいな状況だからって思考回路バグらせてんじゃねぇ!!」

 

 「……バグなんかじゃないよ、レオン。これが多分アタシの素なんだよ、きっと。だって、あんなうるさい世界にいる必要性が無いじゃん。嫌いだったんだよ。あれこれ決めつけるあのヒョロ長博士も、ノリでしか生きていない軍人共も」

 

 「っ……」

 

 「アタシ、うるさいのホントは嫌いなんだ。だから自分自身にも嫌気が差してる。ただでさえエンジン煩い機種だしね。でも、レオンのジャズは好きだよ? あ、そうだ、ここに二人でスタジオ作らない? あの時みたいに時間も何も全てを忘れ去って、ずっとずっと弾き続けるの。観客はそこにいる三人でいいかな? きっと楽しいだろうなぁ」

 

 「……ふざけんな」

 

 「……え?」

 

 「ふざけんなつったんだよ!! 変化の無いエンドレスで続くジャズのどこに面白みがある? 寝言言ってんじゃねぇ!! それに、そもそも足りてねぇんだよ、オーディエンスの熱気も!! 大体デュエットオンリーとか、一つの型しか奏でられないってんなら所詮お前の処理能力もそれまでだろうよ!!」

 

 「ちょっと、レオン?」

 

 「分からねぇか? ジャズの楽しみ方を忘れたテメェとなんか絶交だ!! 補給ありがとよ、テメェはどこにでも好きなところ行きやがれ!!」

 

 ライノ姉貴がジャズ野郎の逆鱗に触れ、置いてけぼりを食らわされます。それと同時に空港のザイ化が一気に進むので、イベントが終わったらNRTN君を急かして速攻で機体に乗り込み空港を脱出しましょう。

 

 「後方から敵機接近。IFFに反応」

 

 「SAPHIL01が二つ……? まさか、ライノか!?」

 

 『あはは~!! 逃がさないよ~!!』

 

 空港を脱出すると、何かがプッツンしたザイノ姉貴が数機の航空型を引き連れて登場します。

 はい、本RTA最大の難所、ザイノ戦の時間がやって参りました。

 この際にBGMが「Break the blue」なら説得の余地はありませんが、ジャズのナンバーが流れていればワンチャンスあります。

 ザイノ姉貴はレールガンによる即死攻撃もさることながら、ザイと同型の可変式スラスターによる異常な機動性とクラスターミサイルによる広範囲攻撃、EPCMによるロックオン阻害などやりたい放題な機能を併せ持ち、はっきり言ってゼロツーや義足烏賊はおろか、ラスボスよりも強いです。

 この戦闘ではジャズ野郎が徹底的にライノ姉貴をマークしているので、ホモとNRTN君はひたすら周囲の掃討に努めましょう。

 ザイノ姉貴を生存させたまま仲間にする最後の条件は、ジャズ野郎を生存させた上で且つラストアタックを譲る、です。

 一応ジャズ野郎の今の機体はライノ姉貴抜きのドーター故にレールガン持ち機体の為、火力はありますが、性能が追い付いていないので60秒放っておくと氏にます。

 その為、ちょくちょくこちらもTLSで炙るなり、機銃で攻撃するなりしましょう。ミサイルも1,2発ならぶち込んで構いません。耐久力のミリ調整に本当にTLSは便利ですね。最後の調整では少しでも炙り過ぎるとザイノ姉貴を撃墜してしまうので注意しましょう。(2敗)

 

 「行っちゃえ、ファング♪」

 

 耐久値を半分以下にすると、主翼のミサイルが変形し、四機の高速UAVとなって襲い掛かってきます。この状態で再び60秒間放置するとジャズ野郎が蒸発するので、ミサイルの高誘導化などを使用して速攻で二機撃破しましょう。二機以下にするとNRTN君が覚醒し、残りのUAVを原作で行っていた垂直に飛んでからのミサイル投下で撃破してくれます。

 

 「あの時のお前とは、分かり合えてたじゃないか!! 忘れちまったのかよ、何もかも!!」

 

 「それはアタシがそうプログラミングされていただけ……悲しいね、レオン。こんなにも近いのに、やっぱり分かり合えないんだね。人間とアニマは」

 

 「っ……ならよぉっ!!」

 

 このやり取りが流れたらいよいよ最終フェーズです。モルガナイトによるバフを振りまきつつ、ザイノ姉貴からの攻撃も避け、周辺の無限沸きザイも撃破する。全部やらなくちゃあいけないって所が、RTA走者の辛い所だ。

 ここまでサラっとやっていますが、これは114514回に渡る区間演習の賜物です。セーブスロットの多さを生かし、あらゆる架空機で戦えるよう練習を積むとか辞めたくなりますよ走者ぁ~。

 体力調整は済んでいるので、後はジャズ野郎が何らかの攻撃を当てれば装甲を削り切れますが、ここばかりは完全に運です、祈りましょう。今回は何とか二撃で仕留めてくれましたね。二撃決殺はホモの嗜み。

 

 

 ◆◇◆

 

 

 「お前を……もう一度、俺のパートナーにする!!」

 

 「え……?」

 

 「さっきは言い過ぎたぜ、俺の型を押し付け過ぎた。ジャズってのは音と音のぶつかり合いだ。おんなじ音色を重ねた所でそんな物はただの重奏に過ぎねぇ。違う音色を重ねるからこそ、お互いが引き立つ。俺とお前は一つの音だ。だからさ……」

 

 操縦桿を握るレオンの視界が微かに霞む。度重なるHimat機動の連続で体にガタが生じ始めていたのだ。ドーター搭乗を前提とした特殊耐Gスーツを着用しているとは言え、所詮は唯の人間。その限界点はアニマには及ばない。

 それでも、残弾一発のレールガンの照準を、彼女に向ける。

 

 「さぁ始めようぜ、ライノ。最っ高に運命的なセッションをな!!」

 

 真正面からのヘッドオン。レールガンの弾速なら秒と経たず着弾するような位置だ。お互いのレールガンの砲身に紫電が走る。電力のチャージ完了まで3……2……1……0。 

 

 「え……?」

 

 だが、レオンは最後まで撃たなかった。ライノの放った凶弾はレオンの乗る青いホーネットの左の主翼を根こそぎもぎ取り、そのショックウェーブでコックピットを保護する装甲型キャノピーが吹き飛んでいる。最早飛行を続ける事など絶望的だ。

 自分が、撃ってしまったのか? 彼を? 

 

 「うそ、だよね?」

 

 左半身を失った青いホーネットが爆発で作り出された水柱に腹を押されたせいか、機首から海面に突っ込むと水の抵抗を受けてバク転のように回転し、垂直尾翼・水平尾翼・腹の順で海面に突っ込み、速度と水の抵抗により機体はボロボロと力任せに破壊されていき、もんどりうって爆発した。あれでは生存など絶望的だろう。

 

 「アハハッ……あたしってやっぱり、壊れてるのかなぁ……? 狂っているのかなぁ……?」

 

 ライノは空元気を出そうと笑うが、その声には力が入って無い。始めは結晶に覆われていないサファイアブルーの左目からしか流れていなかった涙が、次第に結晶化して紫色に発光する右目からも流れ始めた。今までいつも演じていたように元気に振る舞おうとしても、瞳に溜まる涙は止まらない、加速する。

 

 「なんて声、出してやがる……ライノォ!!」

 

 「へ?」

 

 「とっとと助けろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

 

 何処からか無線が聞こえてくる。急いで周囲を捜査。レーダー探知。自機直上。視界に映ったのは、一つのパラシュート座席。そこに座っている金髪のジャズ好きの青年が、怒鳴るようにして助けを求めている。ライノはそれを目視するや、機体の可変式スラスターを駆使して彼の真下に付き、パラシュート席から飛び降りた彼を開放したコックピット内に受け止める。

 

 「初めて、見たな……お前が、泣いてるところ。にしても、やっぱりあのドーターが、最後の癌だったか……」

 

 「どうして、こんな無茶ばっかり……!!」

 

 「前々から気にはなってたからな。あの木偶博士、お前だけじゃなく、ドーター側にも色々仕込んでやがった……フェイル・セーフティとは名ばかりの自爆装置しかり、アニマ用強制調整機構しかり。いずれにせよ、あの機体はどっかでぶっ壊す予定だったさ。それが、お前の感情を解き放つ最後の鍵だった訳だ」

 

 「そんな……アタシなんかの為に……っ」

 

 「パートナーを守んのは野郎の務めだろ? それよりもライノ、俺はあの木偶博士に一泡吹かせてぇ。一緒に来てくれるか?」

 

 「うん……うんっ!!」

 

  ライノが頷いた刹那、機体が放つサファイアブルーの輝きが一層強くなり、全体を覆っていた紫色のガラス細工が内側から弾け飛んだ。

 コックピット内とライノを侵食していた青いガラスの結晶も同時に姿を消し、いつの間にか晴れた青空にF/A-18Eでもザイでも無い、新たな存在が誕生する。

 

 「……ねぇ、鳴谷慧。さっきアタシ、本当の自分が何なのか分からないって言ってたよね? その答え、今出すよ」

 

 「アタシはボーイング社製の戦闘機でも、ザイの残骸でも、作られたプログラムでも無い。あたしはライノ!! ただそれだけの女の子なんだから!!」

 

 コックピット内でそう宣言した少女の瞳は右目こそ紫色に変色していたが、確かな自信に溢れている。深紅のグリペンと右翼が赤いモルガンの間を悠々と飛ぶ青紫の機体は、並んで中国本土を離脱しようと、青空へ向けて飛翔した。

 

 

 ◆◇◆

 

 ぬわぁぁあぁぁぁぁぁん!! 疲れたもぉぉぉぉぉん!! ……え? まだ終わってないってマジ? 

 

 はい、三章章末ミッションはもうちょっとだけ続きますが今回はここまで。小時間のご拝読、ありがとうございました。

 




原作読む限り機体側にも何か仕込まれていそうな空気だったので思い切って破壊させましたが、ライノ姉貴が生存したので何の問題もありません。
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