ガーリー・エアフォース RTA 難易度ACE COMBAT   作:TLS中毒患者

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遂にお気に入り登録数500突破したので初投稿です


~最後のビデオレター

 最後かもしれないから全部話しておきたいRTAはーじまーるよー。

 

 前回は毒電波を撒き散らすレーザーCIWS機を撃破し、ベルクト姉貴の記憶にプラグインする計画が立ったところまで来ました。

 

 この日やる事はアンフィジカルレイヤーの探索だけなのですが、これがまたRTA中では屈指の高難易度ゾーンとなります。

 マスクステータスとなっていますが、ホモの種族によってこのアンフィジカルレイヤーに突入していられる時間が異なり、とりわけ改造アニマはその時間が短いです。逆に一番長いのは純正アニマ、次いでTDN人間となっています。ですが、今後の事も考えて各種フラグの回収とごり押し用のタリスマン確保の両方がこなせるのはこ↑こ↓のみなので、無理やり両立させることにしました。このチャート考えた奴の精神おかしいよ……あ、自分だった。

 突入前にYSRDOR兄貴とグリペン姉貴から軽いチュートリアルを受けられます、が。RTAではフヨウラ!!

 

 ベルクト姉貴の記憶の中にスロットインが終わると霧が出てきましたね……最初はとにかく覚えゲーです。某国民的ゲームのなぞのばしょを探索するつもりでメモ帳に記したとおりに動きましょう。あれ? メモ帳何処やったっけ……? (少女探索中) 何ページ目に書いたっけ……。あぁ、見つけました。ん? ちょっと待って? 突入前にセーブして無いやん!! しかもここじゃセーブ出来ないしさっきの棒立ちで貴重な時間落としちゃったぁ~!! ゲームの時間を落としてしまったのですが!! 

 

 いかん危ない危ない危ないお願い許してお願い許してお願い許してアカンもう勘弁して……お兄さん許してお兄さん許してお慈ぃ悲ぃ~!! あぁぁぁあああもうやだああああああああっ!!(少女爆走中)

 

 よっしゃメリーゴーランドの周囲をグルグル回って『ゴーリキー・タリスマンの欠片』確保!! 回収したらすぐにNRTN君とグリペン姉貴の所へ向かいます。操作がノーミスだったから何とかなった物の、ワンチャンリセも有り得ましたね……あー怖え!!

 

 立て看板の下で待っていると合流してきたグリペン姉貴がキリル文字で書かれた看板の内容を読んでくれますがすまねえ、ロシア語はさっぱりなんだ。

 場所名が???からマクシム・ゴーリキーパークに更新された所で、グリペン姉貴がどこかに走り去ってしまい、NRTN君と共に追いかけると、かき氷を作る機械でも最新式のコーヒー沸かし機でもソ連製マーヴⅥでもなく謎のロケットの前に到着します。

 NRTN君がロケットの観察を決め込んでいると、この孤独なsilhouetteは……? 

 霧の中から姿がはっきり見えてくると、そこにいたのはなーぜーか、本難易度では()()()()()()無条件で生存するヤリック兄貴でした。彼もNRTN君と同じく窓から落ちて来たんですかね?

 グリペン姉貴の居場所を教えてくれるヤリック兄貴ですが、「自分も長くはいれない」と、セリフが変化しています。まだご存命だからですかね?

 

 ヤリック兄貴の案内通りに進む……のではなく、寄り道をして売店を調べましょう。鍵はどこにも落ちてないので手近な石を拾い窓を破壊して侵入します。おっ、開いてんじゃーん。(開けたんだよなぁ……)

 NRTN君に回収を任せるのではなくこの段階で侵入しますと、厨房に『ゴーリキー・タリスマンの欠片2』が落ちているので回収します。壁に引っ掛かっている制服であろうブルゾンを三つ回収したら店を出ましょう。

 

 そして再びなぞのばしょ状態になるので、メモ帳に記したとおりの歩数で進みます。因みに踏み外すと溺れる!! 溺れる!! 状態になり大ロスです(2敗)。グリペン姉貴と無事に合流したNRTN君を発見したら二人に上着を渡しましょう。渡したら今度は通路端の木々を調べてベルクト姉貴とヤリック兄貴の相合傘を消しに行きます。こうする事でベルクト姉貴とのルートフラグを犠牲に『ゴーリキー・タリスマンの欠片3』を入手でき、この瞬間合体して『ゴーリキー・タリスマン』になります。他のタリスマンがトゥルーエンドフラグを犠牲に入手する中、これのみキャラルートフラグの犠牲だけで済むので、個別ルートが不要な本RTAでは唯一何の問題も無く入手できるタリスマンですね。

 

 改造アニマだとこの辺りから時間切れが近くなり視界に白い靄が掛かり始めますが、会話イベントに入ってさえしまえば何の問題もありません。ベンチに戻ったらいつの間にか合流しているヤリック兄貴に話しかけます。ここでの選択肢は

 

 ここを一体何と呼ぶべきなのか? に対しては

 

 「本質の世界」

 

 楽しい思い出だけに浸れることに越した事は無いのでは? に対しては

 

 「余計なお節介だ」

 

 です。すると、グリペン姉貴がこの段階では決まっていない筈なのに「このままだと彼女は廃棄されてしまう」と予言めいた事を言い、そこでヤリック兄貴がハッとなって我に返ります。どうやらベルクト姉貴の記憶の中という事で、意思が思い出に引きずり込まれていたみたいですね。現在の状況を反映してか、突然両足から力が抜け、いつの間にか出現していた車椅子に座ります。

 

 「いいかい? 僕は公では死んだことになっているから彼女の傍には行くことは出来ない。だけど、何とか不具合を直す修正パッチだけは彼女に届けて見せる。だから君達はそれまで……いや、これからも僕の代わりに、ベルクトの居場所になってあげてくれ」

 

 その瞬間に時間切れが訪れ、現実世界に帰されます。帰ってきたらセーブを忘れないようにしましょう。下手したら再走案件です。

 現実に帰ってくるとYSRDOR兄貴からベルクト姉貴の廃棄が決まった事とザイの大群衆が日本に襲い掛かりつつあることが伝えられます。流石のモルガナイトでも抑えきれなかったみたいですね。

 

 と言う訳で四章章末ミッション、『硫黄島撃滅作戦』の開始フラグが立ちます。ちなみに二段階低下させている場合は開始が更に三日後になりますが、RTAでは過度な育成期間は不要なので一段階しか低下させていません。

 

 激戦が予測されるという事で、YSRDOR兄貴もNRTN君に「命の保証は出来ない。最悪作戦から降りてもらっても構わない」と言いますが、ベルクトの為に、とその提案を蹴るNRTN君。よう言うた!! それでこそ男や!!

 しかし、流石に何か残しておいた方が良いだろうと、YSRDOR兄貴が提案しますが、ここで自分も

 

 「ビデオ撮影はどうだ?」

 

 と提案します。これはホモへの一定以上の好感度が無いと出現しない選択肢ですね。こうする事により、早速第三格納庫でホモの主導でビデオ撮影が始まります。あ~いい。あ~いいよいいよいいよ~(写り)。

 耐Gスーツを纏い背景には赤いJAS39、弾薬箱に座ってカメラに話しかけるNRTN君。これに時季外れなサンタバルーンがあれば完璧だったのですが。

 NRTN君からはこれを自分がもし死んだらMNHA姉貴に渡してくれ、とYSRDOR兄貴に渡すよう頼まれますが、無視だ無視!! 受け取ったらファントム姉貴に依頼してコピーを作成して貰いましょう。

 

 翌日に第三格納庫へ向かうと、RELスカイロンが二機も倉庫に運び込まれています。はえー、すっごい大きい……こんなのがグリペン姉貴の適合機体になってたらどうなってたんですかね?

 要はこれをベルクト姉貴に装着してザイの追撃を振り切り、大気圧の壁に閉じ込めた上で核弾頭を爆発させると言うプロセスです。それなんてVOB? まぁインテリオル・ユニオン製じゃないし多分大丈夫でしょ……(無責任)。

 

 また、このタイミングでバイパー姉貴も合流するので、話しかけて好感度を上げておきましょう。ここではただ話しかけるだけで大丈夫です。

 ベルクト姉貴がNRTN君と会話していますが、ここは介入せずにスルーで構いません。が、屈指の美麗イラストCGが見られるのでイベント全回収兄貴は絶対に回収しましょう。

 出発直前になったらNRTN君を迎えに行く際に自宅の郵便受けに動画ファイル入りUSBメモリを放り込んでおきます。

 出撃前にTLSの威力チューンとタリスマンの装備、本章から開発可能な燃料気化弾頭と散弾ミサイルの開発を忘れず行い、ジャズ野郎を雇って硫黄島に飛び立ったらイベントシーンに入ります。

 

 

 ◆◇◆

 

 

 八月二十九日 午前9時半

 

 「今頃、慧はまたバイトなんだろうなぁ~」

 

 朝早くから家を空けた慧を見送り、一通りの家事を終えた明華はふと今朝郵便受けに入れられていた封筒の存在を思い出した。封筒には宋明華へ、と書かれているだけで、後は何にも記されておらず差出人が誰かも分からない。

 軽く持ってみると、中身にはUSBメモリの様な小さな四角い物体しか入っていない様だった。普段ならこんな怪しい物は受け取らないのだが、不意に気になった彼女は封を開けてみる。

 案の定中に入っていたのは何処にでも売っている様なUSBメモリと、日本語で書かれた一枚の手紙だった。

 

 『これは、鳴谷少年の本心だ。どうか彼を責めず、最後まで聞いてやって欲しい』

 

 彼への呼び方から、差出人は恐らくモルガンであろうことは察しが付いた。特に本心、と言うのが何なのか気になる。まさかサプライズ映像的な何かだろうか?

 興味と期待に胸が高鳴り、意気揚々とノートPCを起動、USBメモリを指して中身のファイルを表示させる。入っていた項目はただ、『ごめん』と言うファイル名が記された動画ファイル一個のみ。

 ファイル名の意味が分からず、首を傾げながらも明華はファイルを再生させる。

 

 「え……?」

 

 そこに映っでいたのは、私服でも学生服でも無く、戦闘機のパイロットが着る耐Gスーツを着た鳴谷慧が、映画でしか見ないような弾薬箱の上に座っている姿だった。しかもその背後には二か月前に避難船に襲い掛かるザイを撃墜して自分たちを救うも、海上に着水し、その時に彼が取り付いた赤い戦闘機と全く同じ機体が写っている。基地のイベントでコスプレしているだけかとも疑ったが、あちこちで整備員の作業や怒号が聞こえる辺り、そんな府抜けた雰囲気ではなさそうだ。

 

 『うぇーい。もうカメラ回ってるぞ。少年』

 

 『え、マジですか!? じゃぁ……ゴホンッ。明華、良く聞いてくれ。まずは最初に、今まで黙っていてゴメン、悪かった。俺、自衛隊の基地で棚卸のバイトをやっているってのは本当は嘘なんだ。ほら、コイツを覚えているか? 二か月前に上海を脱出した時に俺達を助けた戦闘機だよ。俺は今、コイツに乗ってザイと戦っているんだ』

 

 「…………」

 

 『俺がこんなことをしているのは、最初は成り行きだったんだけどさ……今はもう、唯の思い付きだとか、ザイが憎いとか、母さんの仇を討ちたいとか、そんなんじゃ無いんだ。なんて言うか……上手く言えないけど、助けたい仲間がいて、守りたい場所がある。ここにはそう思って戦ってる仲間たちがいるんだ。因みにこいつは二人乗りでもう一人相方がいるんだけど、そいつがまた凄い寝坊助の食いしん坊な奴でさ……この前も明華の作るご飯は旨いって言ったら、すぐに食べさせろって聞かなかったんだよ』

 

 慧が笑い、肩を竦める。

 

 『まぁ、これ以上は機密だからあんまり言えないんだけど。とにかく、ここには俺が力になりたいと思うパートナーも助けたい人もいる。だから戦うんだ。あぁ、けど多分、コイツが流れているってことは俺は多分死んじゃってるんだろうな……だから明華。もし俺が死んでも、今まで黙ってくれていたモルさんや、自衛隊の人達を恨まないでくれ。無理かもしれないけど、他人を恨んだり、自分を責めたりしないでくれ』

 

 「………バカ」

 

 『もし俺が生きて帰ってきたらさ、俺に出来る事なら何でもする。約束するよ。炊事変われとか、家事手伝えとか、どっか連れてけとか、さ……こう見えて俺、今までの給料があるから結構金持ちなんだぜ? だから明華……今までありがとう。たとえ死んでも、俺が唯の高校生、鳴谷慧でいられる明華だけは守って見せる。こうして戦場に出てみると、明華の傍がどれだけ楽だったか痛感したよ』

 

 「……慧の、バカ」

 

 『だから俺、ちょっくら行って来るよ。ザイをぶっ倒して、いずれ中国の空を取り戻すためにさ』

 

 『はーい、カット!!』

 

 慧の敬礼姿と、モルガンの声が最後に入り、そこで動画ファイルは終了した。

 明華は画面の前から動かない。その瞳には涙が溢れていた。

 

 「分かってたよ……そんなの、最初から」

 

 グシャリ、と封筒を握り潰す音だけが真夏の居間に響き渡る。明華は以前から何となくだが察しは付いていた。棚卸ではありえないような怪我の仕方や、頻繁に起こる呼び出し。普通のバイトで無い事ぐらいは最初から分かっていた。

 でもこれは多分、自分が力になってやれない事で、慧自身がやると決めた事なんだろう。

 寧ろ、マフィアに雇われたとかブラックな内容のバイトをしているとかそんなのじゃ無かった事、こうしてビデオ越しとは言え正直な事を話してくれた事にどこか安堵していた。 

 

 「あ~あ、全く……慧はアタシが面倒見なきゃってずっと思ってたのに、いつの間にか越されちゃったな~」

 

 

 確かに身内の生存確認が取れてない今、彼がいなくなれば自分は天涯孤独の身になってしまう。それを考えると不安でしかないし、考えたくもない。

 けれど、出会ったばかりの頃の、あの引っ込み思案だったいじめられっ子の少年はもういない。今の彼は自分の意思で動いている。ただ状況に流され、他人に言われるがままに動いているだけじゃないと言うのは、ずっと隣で彼を見て来たからこそ分かる。

 故に、彼女が込み上げてきたのは怒りでは無かった。

 

 「帰ってこなかったら承知しないからね。慧」

 

 帰ってきても一発殴るけど、と付け加え立ち上がった彼女の頬には、涙の跡だけが残った。

 

 

 ◆◇◆

 

 

 これにて完全和解ルート開通工事完了です……。これもまたNRTN君覚醒の片鱗フラグなので、グリペン姉貴早期改装へのお膳立ては全て完了した形になります。

 この後は米空軍にやれアクロバットチームだのスーパー戦隊だの突っ込まれ、ザイが交戦距離に入った所で今回はここまで、小時間の拝読、ありがとうございました。




ガーリーエアフォースのここが良い!!(個人的に)

・アニマが可愛い

・恋愛やシリアス、軍事がバランスよく含まれていてうん、おいしい!!

・ディーオーちゃんマジ天使

・その他諸々

ガーリーエアフォースのここが駄目!!(個人的に)

・幼馴染の扱いがやっぱり雑(特に序盤)

・敵にNAMED機体がいない(撃墜される度に学習して帰ってくる奴とかいても良かったんじゃないだろうか? パルヴァライザーとか紅天蛾的な)


 全巻一応流し読みレベルで目を通しましたが、自分がざっと完走した感想はこんな感じでした。

 前進翼とデルタ翼機体が邂逅する時、後は……分かるな?
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