ガーリー・エアフォース RTA 難易度ACE COMBAT 作:TLS中毒患者
閑話の癖してある意味こっちが本番のRTAはーじまーるよー。
前回は何でかこっちに喧嘩を売って来た戦闘機集団を追い払い、ファントム姉貴によるミサイルの管制誘導にて鈍器と化したバラウール先輩ごと壊れちゃった……作りかけのFOB……をしたところまで終わりました。
この後は扱い的にはインターミッションになります。つかの間の休暇を楽しみましょう。
海鳥島攻略作戦は成功しようが失敗しようが、一度全機体が那覇基地に帰還します。
この時に重要なのがバイパー姉貴の好感度稼ぎです。この機会を逃すと四章ラストまで会う機会が無いのでここで稼いでおきましょう。でないと今後の超兵器戦で苦労する羽目になります。
整備ハンガーを出たらすぐにバイパー姉貴のドーターが格納されている倉庫に向かいましょう。この時、ホモがバイパー姉貴をチラチラと見つめ、その姿をおぼろげに捉えるイベントが入ります。この時のホモの『誰に見えたのか』の選択肢によって、以降はバイパー姉貴の姿がそれに固定されますが、ここでの答えは
「MNHA姉貴」
です。これはシュレディンガーフラグと呼ばれる自キャラであるホモの正体を決めるものの一つで、トゥルーエンドを迎えるにはこの選択が条件の一つなのですが、なーんでこんな選択肢があるんですかね……?
因みに自キャラが純正アニマの場合はそもそもバイパー姉貴と直接コンタクトをしてコミュニケーションする機会がありません。メールでの受け答えで好感度及びフラグ管理は出来ますが。
ホモは半分は人間なので、彼女の正体に関する認識にズレが生じているようですね。
チラチラと確認したらすぐに彼女の後を追いかけましょう。最速であれば倉庫裏辺りで話しかけることが出来ます。選択肢は
「さっきは助かった」
「その服似合ってんねぇ」
です。助けられたらまずはお礼を言いましょう、古事記にもそう書いてあります。続いてその可愛らしい服装も褒めてあげましょう。女の子の服装を褒めてヨイショするのは好感度上げの基本です。
筆談でテキストを示す仕草が可愛らしいですね。続いて彼女からNRTN君とグリペン姉貴についての印象を聞かれます。
「青臭いけど案外やる奴」
「食いしん坊だけど頑張り屋」
と答えておきましょう。好感度を稼ぐと共に、どんな因果が仕事をしたのかここでの選択肢により今後NRTN君がグリペンのメインパイロットを務めるか、臨時のみ操縦を変わるサブパイロットかが決まります。バイパー姉貴が推薦でもしてくれたんですかね? トゥルーエンドに必要なのは当然前者です。
バイパー姉貴との好感度稼ぎ第一陣が終了したら次は俗にいう海水浴イベントって奴です。ここでホモの着用する水着の選択肢はいくつかありますが、各キャラへの好感度の影響は誤差の判中なのでグラフィック変化のオマケ程度と考えてどれを選んでも構いません。おとなしくセパレートでも選んでおきましょう。
余談ですが、改造アニマは背中から企業機密コネクタが突き出ているので、一般のプール施設などに入れません。つまりこれがホモの最初で最後の水着シーンですね。
さて、海岸に到着すると海藻まみれになったグリペン姉貴がイーグル姉貴を追っかけまわしている場面に遭遇します。本難易度では水着のデザインが原作12巻のイラスト準拠の暗い赤地に白の水玉模様に変わっているのが特徴です。それを尻目にビーチベッドで寛いでいるNRTN君とファントム姉貴に話しかけておきましょう。ファントム姉貴にNRTN君の今後について意見を聞かれますが、
「本人のやりたい様にさせてやれ」
続いてNRTN君に対しては
「引き返すなら今の内だぜ?」
と答えましょう。バイパー姉貴とのフラグを回収している場合はこの会話での選択肢の数が少し減るので短縮に繋がります。あそこでフラグ回収した時点でNRTN君は自衛隊残留確定ですので。お前もう生きて帰れねぇなぁ?
最後は観光に来ているジャズ野郎とライノ姉貴の海軍コンビに話しかけましょう。どういう訳かここでのライノ姉貴の水着は何と紺の旧スクール水着です。なんて格好、してやがる……ライノォ!!
この時点で好感度が一定以上になっていると、サイドストーリー『美女とジャズとレールガン』が開始できるようになります。サイドストーリーと言うのはそのキャラに対する掘り下げ視点みたいな物で、過去の回想の話なので視点キャラが一時的に切り替わります。今回はジャズ野郎ですね。
ホモに対する好感度の増減こそありませんが、ライノ姉貴がザイノ姉貴化しても完全に敵にならないようにする為には回収必須フラグです。
この後は武装の開発やグリペン姉貴の育成とNRTN君の調教を行います。海鳥島攻略に一発で攻略成功しているので時間猶予がある上に、ファントム姉貴との好感度調整も済んでいるので、ホモと協力させてNRTN君をバイノハヤサデー(にほんへ)育成することが出来ます。二章はある意味これが本編です。美少女に迫られて特訓(意味深)とか嬉しいだルルォ?
ですが、そんな作業シーンをひたすら垂れ流すのもあれなので、皆様の為にぃ、この様な文章を用意しましたぁ、どうぞ。
◆◇◆
サイドストーリー『美女とジャズとレールガン』
ジャズ野郎こと、レオン・アークライトはかのレールガン製造会社として誉れ高いアークライト社の御曹司にしてテストパイロットである。
容姿が良く、性格も陽気で気さくな事から人望もある。そのまま親の後を継げば社の重役、引いては社長になる事は容易かったであろう。
しかし、仕事による忙殺を嫌った彼は軍の航空機パイロットを志願、その天才的な機体捌きにより弱冠22歳にしてかの有名なトップガンの主席に立つ。
戦闘中にも命令がギリギリ聞こえるレベルで機内に持ち込んだプレーヤーからジャズを流していた事で、この頃から『ジャズ野郎』と周囲に呼ばれるようになっていった。軍規違反物ではあったが、周囲は特に咎める様な事はしなかった。
そして、初めて所属した部隊での数度目の航空戦で、彼は自分以外の全ての仲間、上司を失った。
理由は明白、ザイが相手だったからだ。
当時はアニマやドーターなどの開発もされておらず、人類は通常兵器のみでザイに相対していた。トップガン主席の腕は伊達では無く、彼は機関砲のみで5機ものザイを撃墜したが、それが限界だった。
ザイの繰り出す人間の出せるマニューバを超越したHimat、EPCMによる五感のかく乱とミサイルの誘導阻害、これらに対し、当時の人類は回答を持ち得なかった。
苦渋の出撃を経験した彼はそのまま軍を辞退するが、アークライト社に戻るとこんな提案を出した。
『レールガンの弾速と射程ならザイにも当てられる』
それは即ち、現在据え付けの大砲型しか存在しないレールガンを小型化し、戦闘機に積もうと言うあまりにも荒唐無稽な計画だった。確かにアークライト社はレールガン開発の第一人者であり、同兵器に対するノウハウはどこよりもある。
しかし、当然そんな無茶にも程がある計画の実行を父親である社長は許可しなかったが、強硬手段として彼は自分を信頼してくれている一部の技術者を率いて、何と自分のポケットマネーで戦闘機用の試作レールガンの開発に漕ぎ着けてしまった。
逆三角形に配置された三本の電磁加速レールが特徴で、後に量産化されたモデルに比べれば一回り程大型だが、それ故に戦闘機が持つにしては破格の攻撃力を得た戦闘機用のレールガンの試製モデル、開発コード名『アトラス』。
テスト搭載する戦闘機については既にアテがある。軍にはザイとの戦闘データを持ち帰った事が評価され、かなり豪華な退職金が渡されているのだ。『中古のF/A-18E、もしくはF型を一機』。それが彼の示した条件であり、軍には時間こそかかると言われたものの存外あっさり承諾してくれた。
そして、それは日課のドラムの演奏をしている時に突然やって来た。
社内に設けられた娯楽用の小型スタジオには自分しかいなかった筈なのに、いつの間にか自分の演奏に合わせる様にピアノを弾く、青い髪の少女の姿があったのだ。海水浴にはまだ早い春先だと言うのに、スーツはウェットスーツのようなもので、少女特有の丸みを帯びたボディラインをくっきり見せてくる。
レオンは一瞬困惑こそしたが、今まで自分の曲に合わせてくれる人間が殆んどいなかった事もあり、嬉しさから日が落ちるまでドラムを叩き続け、少女もまたピアノを弾き続けた。
もう何曲叩いたかも分からなくなった辺りで二人は床に倒れ、一しきり盛大に笑った。
「いやー驚いたぜ、まさかあんな曲まで知ってるとはな」
「前からずっと聞いてたもん、あたしもあの曲好きだし」
「こーんな可愛い嬢ちゃんとジャズで語れるなんて光栄だぜ。そう言えば名前は……」
そこまで言い掛けた時にスタジオの扉が開く音がした。
入って来たのは数人の黒服のボディガードを引き連れた痩せこけた男だった。要人なのであろう白衣を着た男は老木の様に痩せこけた手足だが背は高い。しかし、猫背がそれを相殺しており、立ち上がったレオンと目線はそれほど変わらないくらいだった。
「は、初めまして、レオン・アークライト元中尉。私はDARPAのウィリアム・シャンケルと言う」
「国防の研究者さんが何の用だ? まさか今更になってうちの地対空レールガンの権利を寄越せとか言わねぇだろうな? 今まで散々貶して来たくせに」
「そ、そう敵意をむき出しにしてほしくは無いな。今日は別件だよ。君達が開発している『アトラス』を我々に買い取らせてほしい」
「俺の『アトラス』をだと……?」
レオンはそこで訝しんだ。確かにアトラスの開発事業は大らかに宣伝にこそしていないものの、企業機密の極秘プロジェクトと言う訳でもない。どこからかは嗅ぎ付けて来られるのだろうが、それにしてもそれを買い取りたいとは驚いた。
しかし、軍から身を引いた彼にとって、今はその『アトラス』の完成こそ彼の生涯の目的であった。その生き甲斐を国に取られると思い、
「何億ドル積まれようが御免だね、戦場に出た事も無い奴らに俺の魂を渡す訳にはいかねぇな」
「ま、待ってくれ。そもそも君が『アトラス』を作っているのは何故だ? ザイを倒したいからだろう? 目指す先は我々も同じだ。そこのライノは我々が考案した対ザイ用無人戦闘航空システム計画の到達点だ」
「はぁ?」
レオンはさらに困惑の声を上げた。青髪の少女がライノ? それが呼び名と言うのはまだ分かるが、何故こんな少女がどう説明したら無人機戦闘航空システムの行きつく先になるのか? まさかSF小説にある様なアンドロイドでは?
次々と疑問が浮かび上がるが、続く言葉によって疑問は完全に晴らされる。
「今、君の目の前にいるソレは君が撃墜して墜落したザイのコアで出来ているアニマと呼ばれる物だ。更に言うなら、ドーターの素材となった機体は元は君の乗っていた機体だ。言わば頭脳と体を分けている状態だよ。そしてそれらが一つになった時、ザイをも打倒しうる力となる」
「……アニマだか何だか知らねぇが、俺の
シャンケルの言動に苛立ちながらも、レオンはそっと彼女の頭を撫でてやる。心地良さそうに目を細めるライノだが、その直前と変わらずいつも笑顔が表情に張り付いていた。先程モノ呼ばわりされていた時から眉一つ動かさず、その表情はいつも笑顔のまま。
「……気に食わねぇ」
レオンは誰にも気づかれない様にポツリと呟くと、シャンケルにこんな提案を出す。
「あー、分かった分かった。お国の為だ、『アトラス』はくれてやるよ」
「り、理解が早くて助かるよ。まずは手続きの方を……」
「だが当然タダではやらねぇ、二つ条件がある。一つ、俺と、俺に付いてきてくれた開発スタッフをそっちで雇ってくれ。少なくともそっちでなら、あいつらに俺の小遣いよりは高い給料と、ここよりは良い環境が用意できるんだろ?」
事実、ここまではレオンのポケットマネーのみで開発を行ってきたため、試射場も中々使えず、研究設備も十全と呼べるものでは無かった。いくら社長令息と言えど、そこには確かな限界があったのだ。
しかし、DARPAともなれば国のお墨付きなので潤沢な予算と上等な設備が期待できる。
「ぜ、善処しよう。私の方から推薦状を書いておく。そしてもう一つは?」
「決まってんだろ? 俺を嬢ちゃんに乗せな。俺が乗ってた機体が元だってんなら、あの機体は二人乗りのF型だ。コックピットスペースの融通は利くだろ?」
「……あ、アニマの機動は君が今まで体験してきたものとは比べ物にならない程のGが掛かる。到底人間が乗れるとは……」
「そうかいそうかい、じゃあこの話はご破算だ。とっととそのむさ苦しい黒服共を連れて帰んな」
「む、無理とは言っていない。ただ、余りにも非合理だと言うだけだ。君と言う脆弱なパーツを抱えては、ライノはその性能を十全に発揮できない」
「科学者の癖にやってもねぇことを諦めんのか? DARPAの研究者もその程度かよ」
レオンは馬鹿にしたように笑う。あぁ、この男は自分の父親と同じだ。やってもみないことを頭ごなしに無理と決めつけている。非合理的だと言うただそれだけの理由で。
確かに例えば会社の命運、例えば己の立場を天秤に掛ける身としては背負わなくていいリスクは出来るだけ背負いたくないだろう。だが、そんな理論は今のレオンにとっては知った事では無かった。
シャンケルはしばらく黙考すると、根負けしたかのようにため息を吐く。
「……わ、分かった、こちらも譲り受けて貰う『アトラス』の開発主任の意見の手前、無下にはしない」
「じゃあ交渉成立だ。そういう訳で、よろしく頼むぜ? 嬢ちゃん」
「もう!! 嬢ちゃんじゃなくて、あたしはF/A-18F-ANM、ライノ!! これからよろしくね、レオン!!」
そして彼は開発途中のレールガンを引っ提げ、戦場の空に再び舞い戻る。あの頃から変わらぬ再生プレーヤーと、変わり果てた元愛機と、その
◆◇◆
何で等速に戻す必要があるんですか?
今現在はNRTN君の調教も終えて武装の開発をしている所ですね。ここでは計算が正しければ軽量エルロンと指向性信管の開発が出来る筈です。RTAにおいては火力こそ正義なので先に武装開発から進めるのが正解なのですが、何故か先にウイングパーツから開発してますね……まぁ、どうせ予算足りてるし、ええやろ。
ん? ちょっと待って? 何か(予算が)足んねぇんだよなぁ? ……あ
《 地上を同時に焼き払えれば、クラスター弾の発射は防ぐことが出来ま……あっ
『機体ダメージ上昇 回避して下さい』
痛いんだよぉぉぉぉぉ!!(全ギレ) TLSで低空飛行背面撃ちなんて洒落たことするからそうなるんだろいい加減にしろ!!》(前話終盤参照)
あああああああああああああああ!! テメェェェェェェェ!! 何してんだよぁァァァァァァァぁ!!
あの時のガバ被弾のせいで機体の修理費がかさみ、ギリギリ予算が足りていませんでした……武装開発チャート壊れるぅ~^^
せめてウイングパーツからでは無く武器パーツからの開発を徹底していれば最悪火力の底上げになる指向性信管だけは開発出来たのですが……もう仕方ない♂のでミサイルに関しては前の章で開発した指向性ラムジェットエンジンによる追尾性能向上だけで頑張りましょう。火力の期待値はやや低くなりますが。
二章も終了したし今回はここまで、小時間のご拝読、ありがとうございました。
次回は鬼門の三章になります。