リボーンダンガンロンパ80th 帰ってきた絶望の高校生   作:M.T.

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第4章 非日常編①

…そんな。

 

嘘だ。

 

どうして君が…

 

ピンポンパンポーン

 

『オマエラ!!死体が発見されました!至急無菌室前までお集まりくださーい!!』

 

みんなが集まってきた。

 

「…モモゾー?…モモゾー!!そんな…うわぁああああああぁあああああぁああああ!!!」

 

「…そんな!…九十九さんが…!」

 

「九十九殿…!」

 

「嘘だろ…!なんで…!」

 

「…起きてしまいましたか。」

 

「…九十九。」

 

無菌室内で寝ていた魅神君が、目を覚ました。

 

「…フガッ!…んえ?何…?みんな、どったの?…って、うわ!びっくりしたぁ…九十九キュン死んでんじゃん!!嘘でしょお!!?」

 

魅神君は、わざとらしく驚いていた。

 

「やー、参ったなー。寝てて全っ然気づかなかった!うん。」

 

魅神君は、ウイルスに侵されているはずなのにピンピンしていた。

 

『えー、じゃあ、現場の調査なんですけど…しょうがないな、じゃあ3つだけ防護服貸してあげるから、入りたい人だけ中に入って調査してくださーい!』

 

「…どうする?誰が行く?あたしが行くのは確定として。」

 

「お、オレは行かねえからな!!」

 

「余も嫌じゃ。」

 

「私もパス。感染のリスクを冒してまで入りたくない。」

 

「…わ、私行きます…!」

 

「ダメです。僕が行きます。貴女はそこで待っていてください。」

 

「…でも…。」

 

「僕たち、恋人同士ですよね?…だったら少しは信用してください。」

 

「…わかりました。…絶対、感染はしないでくださいね。」

 

「ボクはもちろん行くのだ!!!モモゾーを殺した犯人が許せないのだ…絶対に、見つけて捕まえてやるのだ!!!」

 

結局、宇田川君、小林さん、あたしが無菌室に入る事になった。

 

『じゃあ、防護服を着たら、そこにある消毒ルームで消毒してから入ってね!みんなには、ファイル送っとくよ。…今回は人数が少ないし、オマケでプラス1時間捜査時間を増やしてあげるよ。それじゃ、捜査チームは頑張って手がかり見つけてね!』

 

あたしたちは、無菌室に入った。

 

「みんないらっしゃ〜い!…あ、そーだ!夏川ちゃん、フルーツ持ってきてくれたんでしょー?俺、梨が食いてーなー。早く梨剥いてよー。それで夏川ちゃんが可愛くあ〜んして食べさせてー?ねーねー早くー!俺病人だよー?手厚く看病してくれなきゃ寂しくて死んじゃうんだけどー?」

 

「うっせぇ!!お前はうさぎちゃんか!!…っていうか、そんな元気があるなら、一緒に捜査手伝ってよ!」

 

「ちぇっ、つれねーな。」

 

まず、モノクマファイルを確認した。

 

 

 

被害者は、九十九 百三。

死亡時刻は、午後11時頃。

無菌室のベッドで横になったまま死亡していた。

死因は、刺殺による失血死。

心臓を刃物のようなもので刺されて死亡。

 

 

 

【コトダマ入手:モノクマファイル】

死因は刺殺による失血死とある。

 

「…あと、モノウイルスが入った注射器が盗まれたんだっけ?」

 

【コトダマ入手:盗まれたモノウイルス】

化学室から盗まれた。

 

「九十九君の死体を調べてみよう。…ん?これは…ベッドを貫通してるな…」

 

【コトダマ入手:ベッドを貫通する刀傷】

ベッドを貫通した刀傷のようなものがあった。

 

「…あ、九十九君、好感度10も持ってたんだ…」

 

【コトダマ入手:九十九君の好感度】

最高好感度は10。

 

「…あと、確認したい事は…」

 

「ねえ、宇田川君。モノウイルスの症状を確認したいんだけど。」

 

「…モノウイルスは、空気感染はしません。…ですが、ウイルスや感染者の体液を、直接身体に取り込む事によって感染します。モノウイルスの患者は、40度以上の高熱を出し、毛細血管の破裂によって口や鼻、目などから出血します。そして、最悪の場合死に至ります。…発病は個人差がありますが、潜伏期間が非常に短く、大抵の場合感染から半日で発病します。…稀に、発病しない人もいるみたいですけどね。」

 

【コトダマ入手:モノウイルスの感染経路】

感染者の体液によって感染する。

 

【コトダマ入手:モノウイルスの発病】

稀に感染しても発病しない人がいるらしい。

 

「九十九君の死体をもう一度見てみよう…ん?これって…モノウイルスに感染してる…?」

 

【コトダマ入手:九十九君の死体】

モノウイルスに感染し、発病したと思われる。

 

「ねえ、魅神君。ちょっと聞きたい事があるんだけど…」

 

「なんじゃらほい?」

 

「…無菌室に、君と九十九君以外の人が入ってきたりした?…あ、モノクマ以外でね。」

 

「いや、入ってくるわけねーじゃん。どんな死にたがりだよw」

 

【コトダマ入手:無菌室の入室状況】

無菌室には、誰も入っきていないらしい。

 

「っていうか、気になったんですけど、なんで九十九君が貴方の寝ていたベッドで寝ているんです。」

 

「ああ、それねー。やー、九十九キュンが体調悪そうだったから、ベッドを譲ってやったのよ。」

 

「…貴方が殺したんじゃないですか?」

 

「心外だなぁ。俺は、殺して楽しい奴しか殺さねーんだよ。病気で瀕死のガチムキなんか殺してなーにが楽しいんだよ。」

 

【コトダマ入手:九十九君のベッド】

元は魅神君が寝ていた。

 

「…あれ?何これ。電話?」

 

「あー、それね。無菌室から部屋の外に掛けるための電話だよ。クマさんのいる学園長室と、診察室に繋がるんだと。もちろん、外には繋がんねーからがっかりだねー。」

 

(…一瞬外に繋がるのかと思って期待したじゃん…)

 

【コトダマ入手:無菌室の電話】

学園長室と、診察室に繋がる。

 

プルルルル…

 

「…はい。もしもし?…アーニャちゃん?」

 

『診察室の下に空間があるのを見つけた。もしかしたら無菌室の下にも繋がってるかも。…今から歩きながら天井を叩くから、ノック音が聞こえたら床を叩き返して返事をしろ。』

 

「えっ、ちょっと待って…急に言われても…」

 

ガチャッ

 

ツー…ツー…ツー…

 

「…ホント、勝手なんだから…」

 

…ン、コン、コンコン…

 

「…あれ?なんか音がするな…もしかして、アーニャちゃんかな?…床を叩いてみるか。」

 

コンコン

 

床を叩くと、ノック音が止まった。

 

しばらくして、また電話がかかってきた。

 

『…やっぱり、無菌室と繋がってたみたいだ。…それと、下の空間の天井に血痕があった。』

 

【コトダマ入手:アーニャちゃんの証言】

診察室の下に謎の空間があり、無菌室と繋がっていたらしい。

 

【コトダマ入手:地下空間の血痕】

アーニャちゃんが発見した。

 

プルルルル…

 

「もしもし?…佐伯君?」

 

『夏川ちゃんか。ちょっと、オレから報告があんだよ。』

 

「…何?」

 

『厨房にあった刺身包丁と、化学室にあったゴム手袋が無くなってた。』

 

「…報告ありがと。」

 

【コトダマ入手:消えた刺身包丁】

厨房から消えていた。

 

【コトダマ入手:消えたゴム手袋】

化学室から消えていた。

 

「あー、どっこいしょ。」

 

「ちょっと!魅神君!サボんな!!…あれ?」

 

魅神君の服がはだけて、腰が少し見えた。

 

「…ねえ、何これ?虫刺され?」

 

「あー、それね。おとといの夜さ、なーんか九十九の野郎に後ろからチクッとやられたのよ。」

 

「チクッと?針かなんかで刺されたって事?…でも、裁縫セットは女子の部屋にあるはずだし…」

 

「あー、思い出した。注射器を刺されたんだった。」

 

「それを早く言えよ!!」

 

【コトダマ入手:九十九君の言動】

魅神君が、後ろから九十九君に注射器を刺されたという。

 

「…それ、もしかして他の誰にも言ってない?」

 

「んー。言ってないねー。俺が九十九の野郎にお注射されたっつーのは、俺と夏川ちゃんしか知らないはずだよー。」

 

【コトダマ入手:魅神君の証言】

注射の事は、誰にも話していない。

 

『オマエラ、そろそろ時間になったし、学級裁判始めちゃいますよー?至急、赤い扉の前までお集まりくださーい!!』

 

あたしたちは消毒ルームで体を消毒してから、赤い扉の前まで向かった。

 

エレベーターに乗り込むと、エレベーターが動き出した。

 

…また、命懸けの学級裁判が始まる。

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