真面目な入団試験
ルーンは緊張
アイズ、ベート、ティオナ、ティオネほぼ無関心
ロキ・ファミリアの主神、ロキが目を覚めて視界にはいってきたのは、床に正座しつつポーションを飲んでいるアイズたんとベート、団長の椅子に座るフィンに窓の外を眺めてるリヴェリア、ガレスは愛用の椅子、ティオナ、ティオネはソファーでくつろいでいた。
(主神のウチは放置かいな・・・アイズたんに膝枕してほしかった)
「あはは・・・やっと起きたねロキ、おはよう。さっそくだけど彼に質問をしたいんだけど」
「オッケーや。ほんまの自己紹介は?」
「終わったよ。リヴェリア、ガレス」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ」
「ガハハ!起きるのが遅いぞロキ。おもしろいモノがあったぞい」
「――――っ!!黙れガレス。」
何故、彼らがわざわざロキを待っていたのかと言うと、神の前で地上の子どもたちは嘘が言えないからである。ファミリアに入団するにあたり、表面上の話だけでは危険分子かも分からないため。
「さてルーン、キミは何のために冒険者を目指す?見たところ、金銭には困っていないと見るが」
本当のロキ・ファミリア団長フィンから質問が投げ出された。先ほどまでの雰囲気と違い真剣な眼差しである。
「ウィンダスで私は新人冒険者の道を選び生きてきた………――」
【ウィンダス連邦】
ミンダルシア大陸の南方や、その近隣の島々に住む小柄なタルタルの諸部族が連合して成立させた連邦国家。
「天の塔」と呼ばれる神殿に住む神子の信託を元に、諸部族の代表の名残である、各分野の博士達の合議で治められている。
街の一角には、タルタル族と友好関係にあるミスラ族が暮らし、天性のハンターである彼女達の狩りの技が、この都を一層豊かなものにした。
連邦の首都ウィンダスは、数十年前の戦火で一度は見る影もなく荒れ果てたが、今では街全体が魔法研究機関として機能する学術都市として、見事な復興を遂げている。
人々が多く行き交い、荒廃の面影はもはや無い。
ウィンダスは今、再び静かな平穏に包まれている。
周辺には、サルタバルタと呼ばれる広大な原野が広がり、この地方特有の植物が自生している。
「冒険がしたい。地位、名声、金銀財宝はあればいい程度。それより冒険…未知が知りたい。強きモンスターと戦い勝利するために」
フィンは静かに質問の答えに耳を貸しつつ、ロキ・ファミリア結成当初から今もいる二人を思い浮かべた。
「軽く説明を聞いたが、ルーンはエルフではなくエルヴァーン?」
「いかにも」
「タルタルと言う種族が、こちらでのパルゥム?」
「見た目だけだが…耳が尖ったパルゥム」
「ここは、キミから見て異世界?」
「生まれた故郷、ヴァナ・ディールではない」
「今は入団試験で口調が固い?」
「.........................はい…」
そっかありがとっと伝え、ロキに視線を向けて見る。
ロキの表情はなにかに驚いた、そんな顔だった。
「タイムやタイム。自分、すまんけど部屋の外で待ってて」
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ルーンが退室して一呼吸おき
「なんか言いたいんはわかる。まずウチからの説明や」
薄目を開き深いため息をついてロキは話しだした。
「どう見ても嘘をつく子に思えんし、しゃべっとるときは真剣。せやけどなぁ...『嘘かどーか見分けれんねん』なんなんあれ」
部屋にいるメンバーたちは驚愕しフィンが問いかけた。
「ガレス、そんな現象を聞いたことは?」
「ありゃせんのう」
「リヴェリア、そんな魔法やアイテムは?」
「ない。仮にあったとしたら認識不明などの応用ができる。オラリオはもっと死が蔓延る」
「ロキ、神の勘はどうだい」
「なぁーんもやで。フィンこそ親指は?」
「あったらロキに頼らないさ。ははは…」
団長として主神と団員の安全を考えなければならないので頼りのロキも真意が見えない以上...
そんな事を考えているとガレスが…
「儂が監視をする。怪しい動きがあればその場で殺す。様子見など性にあわんからのう」
それを聞きリヴェリアも
「ガレスお前は酒を飲むだろう。夜…寝起きは私が見よう、布で敷居をしても寝れるスペースはあるだろう。それに私はあまり寝ないからな」
二人の言葉を聞いていたフィンは思い当たるふちに苦笑しつつ、ロキは慌てながら。
「うちらのママが男と同室やとっ!?そんなん…なんかあったらどうすんねん!?」
「はぁ…Lv6の私がか?笑わせないでくれよロキ」
「あーせやな、なんかあった瞬間に殴られボコボコや。ひぃ……こわいこわい」
「ンーー、やっぱり二人は『冒険者の意味』だよね」
「「じゃのう(そうだ)」」
「ボクも見れるときは交代するよ。アイズたちは解散してくれ。休日だったのにすまないね」
一方退室させられたルーンは複雑な心境であった。会話してたら急に外に――
(仲間たちと会話をやりながら裏テル…あれを行動にされるとこーゆー感じなんやね………居心地わるっ!はっはっは)
なんてことを考えていると、話し合いが終わったのであろうか団長室の扉が開かれぞろぞろと人が出てきた。
中からフィンに呼ばれ入室し合否の発表が言い渡された。
「協議の結果、ルーンのファミリア入団決定とする!」
「わかりました。よろしくお願いします」
「これからは家族になるんだ。固い口調はいいさ、よろしく」
「フィン、ロキ、ガレス…リヴェリア、よろしく」
「よろしくなー」
「よろしくじゃ」
「よろしく。」
「これからルーンに恩恵を刻むからウチの部屋に移動な?」
「恩恵を刻むとは?」
「恩恵ってのはウチの神血を使って背中にステイタスを刻むんや。でも痛みはないし記憶がなくなるっちゅーこともないから安心してなー」
「わかった」
ルーンはヴァナで鍛えた自分の身体能力やジョブ、装備類が変化するのではないかと不安もあったが深く考えるより早くロキの部屋についた。ルーンと幹部三人とともに。
「ほなら、その椅子に座って服脱いで背中をうちに向けてな」
「はい」
ロキは針を自身の指に刺しルーンの背中に一滴垂らす。すると滑稽な笑みの道化師。ロキ・ファミリアのエンブレムとステイタスが刻まれた。
「ステイタスは他人に見せやんようにな。簡単に見えんようにロックすんねんけどアイテムでロック破ることもできるから注意してなー」
などと言いつつ背中に当てた紙の神聖文字を別の、もう一枚の紙に共通語に訳して書こうとしていた。それを見ていたルーンが
「ロキ。その文字は読めると思うから見せてくれないか」
「へ?まあええけど読むのに挑戦かっ。初めてゆわれたで…ママも最初は読めなかったしな!」
「っっ!」
「睨まんといてーな」
「全部0か…『半分』楽しいな。ふふ」
「「「「!」」」」
チラリと四人はアイコンタクトをし
「この館の案内をガレスがしてくれるから迷わないように、しっかり覚えてくれよ」
「すまない、めんどくさいと思うが頼みますガレス」
「任せとけ!時間あるときは旨い酒がある店も連れてってやるわいガハハっ!」
バタンと扉が閉まる音を聞き三人の会議がはじまった。
ルーン
LV.0
力:I 0
耐久:I 0
器用:I 0
敏捷:I 0
魔力:I 0
【魔法】
【スキル】
オラリオで初めて得たルーンのステイタス
ゆっくりペースですが
今後もよろしくお願いします。