──海斗side──
いつ戻り俺は表の仕事、私立探偵として活動しいた
「よし、迷子の猫ミーちゃんを発見した」
猫を片手で抱えつつ、事務所にいる峯雲に報告の連絡をする
『見たかったんですね!よかった~、すぐに飼い主さんに連絡しますね』
「頼む」
そう言って電話を切り、事務所に向かって歩く
探偵としての仕事は開発したガジェットを使用したりしているため、早く終わる
例えば【とある人を尾行しろ】との依頼もシフトカー『ミッドナイトシャドー』に頼めば簡単だ
ふと前を見ると、少女がぶつぶつ言いながら歩いている
気になったが、関わらない方が良さそうだな
そう思いつつ、俺はスリーステップを踏んだ
まず、右足を後ろへずらし
下げた右足を軸に時計回りに半回転
よし、完璧だ。
と、思ったその時
「にゃあ」
「あっ!」
抱えていた猫のミーちゃんが腕から逃げ出し、先ほどの少女に向かっていく
「……あ」
そう言って猫が彼女にすりよると、彼女は猫を抱えてこちらに向かいなおる
「………………………………………………」
「………………………………………………」
「………猫、返してくれ」
「………あ、はい」
そう言って猫を受け取り、逃げないようしっかりと抱える
「感謝する」
「は、はい!困った人を助けるのは当然のことですから……」
「ッ!」
彼女が一瞬、フラッとしたのを急いで片手で支える
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫。へいきへっちゃら……だよ」
「そうか」
彼女が無理をしているのは見ていて明らかだった
だが、見ず知らずの俺が何かをするわけにはいかず
俺はその場で別れた
………栄養ドリンクで差し入れればよかったか
あれから、一週間たった
仕事は全部片付けたので、なにもない
だが、神からの依頼で金は十分にあるので心配無用だ
新聞を見ると、この前に起きた
この探偵事務所兼自宅にて特別な依頼
闇の暗殺者としての依頼を行う場合は合言葉が必要だ
ネットでの依頼はまた別の時に紹介しよう
……誰にいってるんだ俺?
「海斗さ~ん、お客さんですよ」
「わかった松風、通してくれ」
すると、この前の少女と同じ制服の子が入ってくる
彼女は、俺を見て一瞬驚いていたが直ぐに真剣な表情になって言葉を紡いだ
「
「
「
彼女がそう言った瞬間、静寂が訪れる
今の言葉は
闇の
俺はゆっくりと椅子に座り、向い側に座るよう促した
「話を聞こう。峯雲、コーヒーを頼む」
「了解しました」
さぁ、本職を始めよう
「私がお願いしたいのは、幼馴染みの立花 響を助けて欲しいんです」
「……助ける?」
「闇の暗殺者は暴力を振るう人や、クズな大人を殺すと聞きました」
「確かにそうだが、それと何の関係が?」
「響は虐められてるんです」
「ほう……」
俺がそう呟いた瞬間、この部屋の温度が下がった
「それに、火事を起こされて家族も皆死んじゃって……しかもその火事が響が起こしたとして警察に捕まえられてしまって」
「警察は?」
「それが、彼女を犯人と決めつけて話を聞いてくれないんです」
次の瞬間、俺の中の何かが大きな音をたてて壊れた
「歪んでいる……クズどもが!虐めを止めないばかりか執行器官の警察が決めつけだと……ふざけるなよ」
体から闇のオーラと共に殺気が溢れ出す
「……排除する、奴等にはもう生きている価値はない。これは決定事項だ」
そう言ってから一度オーラと殺気を引っ込める
「すまない、少し取り乱した。依頼を受けよう」
「はい、友達を……響をお願いします」
その日の夜、俺はまず警察所の前にたっていた
「貴様らは、俺が叩き潰す!」
そう言って瞬間、体から負のオーラと共に闇が溢れ出す
そして腰には、中央のアマダムが真っ黒に染まったベルト
アークルが装着されている
アークルの左バックルに左手を添え、その上に被せるよう右手を当てる
「……変……身ッ!!」
次の、瞬間ベルトから溢れ出す闇が俺を覆う
そして、究極の戦士へと体を変える
 ̄ ̄聖なる泉枯れ果てし時 __
 ̄凄まじき戦士雷の如く出で_
 ̄ ̄太陽は闇に葬られん__
古代の戦士仮面ライダーアルティメットクウガブラックアイ
究極の闇がここに降臨した
変身した状態で警察所に入る
警備員が駆け寄ってくる
「何をしている!」
駆け寄ってくる近くに手を向け、力を、込める
『………はっ!』
次の瞬間、警備員の近くが爆発し炎が上がる
アルティメットクウガにはとある能力がある
周囲の物質を構成する原子、分子を操ることで物質をプラズマ化し、発火・炎上させることが出来る
すると警察内に警報が鳴り響く
『─警報─何者かが警察署内に侵入!直ちに避難してください──繰り返し』
警報機を無視し、少女の元へ向かう
ゆっくりと歩く
階段を上がりながら様々な部所を焼き払った
強化された聴覚が啜り泣く少女の声を聞き取る
俺はゆっくりとその部屋へと向かう
すると、更にもう一人の声が聞こえた
『大丈夫!?立花さん!』
『三条さん……私はもう嫌です。……もう、このまま火に焼かれて死にたいです、どうせ私には家族も信用できる人もいません』
その声が聞こえて、俺はその場へ急いだ
そこには、真面目そうな刑事と目から光の消え疲れきった表情の少女がいた。
ゆっくりとそちらに歩み寄る
「ッ!君は早く逃げるんだ!」
そう言って拳銃をこちらに向ける刑事、どうやらこいつはクズどもの、仲間では無いようだな
「はは、もういいですよ三条さん…もう」
拳銃を恐れず、ゆっくりと歩く
『………生きるから逃げるな』
そう少女に向かって言葉を紡いだ
『貴様は聞いていた
「ッ!喋った!?」
『そこの少女よ、貴様はまだ気付いていない』
そう言うと少女は力なさげに其方を見上げる
そのめにはなにも写っていなかった
感じるのは、恐怖と諦念
『貴様にはまだ知るべきものがある、俺と来い。陽だまりの明日がお前を待っている。俺を信じろ』
「………」
少し悩んだ末、彼女は頷いた
この話を聞いていて、俺のことを信用したのか、刑事は拳銃を下ろした
『ならば救おう、この力で………下がれ』
そう言って刑事と少女を後ろへ
そして窓側の壁に向かい手をかざす
『はぁぁぁぁ………ハァ!』
次の瞬間、壁が爆発し月が見えた
『月が出ているな。捕まれ、行くぞ』
そういって左手で刑事を右手で少女を抱える
「おい!ここは五階だ!」
『問題ない』
そう言うと少女と刑事は更に強く捕まる
俺は少し助走をつけ、警察署の五階から飛び降りた
「キャアーーーーーーッ!?」
そして、見事に着地に成功し二人を下ろす
「はぁ、はぁ……貴様はいったい何なんだ」
刑事がそう聞いてきたので、俺はいつもの言葉を紡ぐ
『
「くうが?」
『闇の
「ッ!闇の暗殺者だと!!」
刑事は驚きを隠せず、少女は首を傾げていた
俺は意思をバイクに送り、トライチェイサー2000を呼ぶ
すると、バイクがこちらに向かって走ってくる
俺は直ぐにトライチェイサーに乗る
『そこの少女、乗れ』
「はい」
少女にヘルメットを、渡し着けたことを確認する
『この名を……覚えておけ』
そう言ってバイクを走らせた
スピードをあげつつ、自宅へと急ぐ
「あの……戸籍とかどうするんですか」
『裏からお前を俺の娘と登録する、これなら帰る場所はあるだろう?』
「……」
そう言うと少女は無言のまま、先程より強く抱きつくのだった
事務所に着くとバイクから降りる
『そう言えばちゃんとした姿を見せていなかったな』
そう言ってから変身を解き、元の姿に戻る
「これがちゃんとした俺の姿だ」
「……前に会った子供?」
「こんな容姿たが成年ずみだ」
そう言ってから事務所に入る
「…ただいま」
「お邪魔します」
「違うだろ、このはもう君の家だ」
「はい、ただいま……父さん」
このあと少女に松風と峯雲を紹介した
少女は立花 響、と言うらしい
それとどうやら今までのせいで少し人間不信のため、引きこもる事になりそうだ
これで依頼は完了だ
~おまけ~
後日、響や松風と共によく行くラーメン屋へ向かった
松風と峯雲は何がいいか悩んでいるようで、相談している
響は人間不信のため、そして周りから何者か知られないよう、フードのついた服を着ていてフードを深く被っている
「何にするんですか?父さん」
「そうだな」
そのような会話をしていると、店長が少し驚いたような様子でこちらを見たが直ぐに穏やかな目に変わる
「店主、勘違いしているようだが俺は成人済だ。」
「なん……だとッ!?」
「これからも来るだろうからよろしく頼む」
「は、はい」
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