このドルオタ、祝福されちゃうってよ   作:スペシャル

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最近見る気もなかったのにゼロワンの最終フォームを見てしまい…ネタバレを受けてとても気が落ち込みました…しかしなかなかにかっこよくて良かったと思います。
というわけで第八話どうぞ!



それぞれのアイデンティティー

仮面ライダーグリスことこの俺、猿渡一海はクルセイダーのダクネスに仲間に入れて欲しいと頼まれる。カズマと相談し、断るも隣にいた盗賊、クリスが一海がスキルを欲しいというのを聞いて条件を出すかわりに教えるという話をした事により話はねじれてしまう。条件を受けた一海達は見事、盗賊のスキルを使う事に成功するのだった!

 

…お前、あれわざとじゃないよな!

 

いやいや!ランダムって言ってただろ!それに俺はあんな事する度胸はない!

 

…まあまあ…私は気にしてないんだし、落ち着いて…

 

…二度と女性にスティールすんなよ!次あんな事あったらうちのパーティーはお終いだからな!

 

…俺もしたくてやったわけじゃない!

 

その割にはとっても嬉しそうだったよな!

 

そりゃあ…仕方ないだろ!俺だって男だぞ!

 

それはわかるが、あんなに振り回してたら訴えられても何も文句言えないぞ!

 

…まだ2人の喧嘩は続きそうだな…言っちゃってもいいよね?

 

…それでは!第八話どうぞ!

 


俺達はギルドに戻ってきた…

 

「ランダムで取ったのは仕方ないとしてもその後のすぐに返すべきだっただろ!」

 

「こっちはあんなのが急に手にあったから頭が混乱しちゃっててあんな事しか出来なかったんだよ!」

 

俺らはまだ喧嘩をしていた…

 

「二人ともどうしたんですか?」

 

するとめぐみんが話かけてきた

 

「めぐみん!いや…お前には関係ない話だ…」

 

「…何か引っかかる言い方ですね…」

 

く…結構鋭いな…

 

「そ、そんなことより…俺たちスキルを覚えたんだ」

 

そう言って俺はめぐみんにスティールを使う

 

「スティール!!」

 

すると俺の手にはめぐみんが持っていた杖があった

 

「おお!!すごいですね!」

 

「そうだろ!…このスキルは色々と使えそうだしな…」

 

俺は話を誤魔化すことに成功した‥と思えたが…

 

「いや…しかしスティールで女性の下着を剥ぎ取るとは…カズマ…流石私が見込んだ男だ…」

 

変態クルセイダー(ダクネス)によってそれも水の泡となった…

 

「え?」

 

「ちょっお前!」

 

カズマがはなぜそれを言った!みたいな顔をしていた…同感だ

 

「しかし!私に同じような事をしようとしてもお前に屈するとは思うなよ…さあ!やるがいい!」

 

「黙れ!変態クルセイダー!!」

 

「ンンッ!変態!」

 

カズマが黙らせるも…時すでに遅し…すでにカズマへの女性達の視線は冷たくなっていた

 

「いや!スティールはランダムだから…決してわざと取ってしまった訳ではないんだ…」

 

俺がフォローするも…あまり視線は変わらず庇ったと思われたのか俺にまで冷たい視線がくることとなった…

 

あっこれもうダメなやつだ…

 


 

あの一件の後とりあえず落ち着いたのでダクネスと話すことにした‥

 

「おい…どうするんだ!…誰かさんのせいでもう誰もここにきてくれないぞ?…目の前のやつを除いてな…」

 

「悪かったよ…でもアクアですでに大変なのに…これ以上入れちゃダメだろ!」

 

「‥仕方ない…俺はとりあえず、どうやったらパーティーに入ってくれるか考えとくからカズマはダクネスを説得しろ…」

 

「…わかった」

 

そんな事を話していると…

 

 

緊急クエスト緊急クエスト

冒険者各員は至急正門に集まってください

 

…緊急クエスト…魔王の手下的な奴でも来るのか?…一様ドライバーを持ってくか…

 

そうして俺たちは正門に向かった…

 


 

冒険者以外は家の中で隠れているようだ…一体何が…

 

「おい…アクア?今から何が行われるんだ?」

 

「‥何ってキャベツ狩りに決まってるじゃない‥」

 

「‥キャベツ?それだけでこんなことなるのか?…大体畑がないじゃないか?」

 

俺は農家なのでキャベツは当然育てたことがあるが…ここにはキャベツもなければ畑もなかった‥

 

「‥ああ…かずみんってカズマと同じく何も知らないんだったわね…教えてあげる…ここの世界のキャベツは飛んでくるの!」

 

「は?」

 

ついに頭もやられたか…そう思ったが…すぐにその言葉の意味を理解する…

 

目の前には大量のキャベツが‥空を飛んでこちらにやってこようとしていた…

 

「どういうことだ?…」

 

「キャベツ達は栄養を蓄えると飛ぶの…簡単に食べられないように…そうして山や海を越え最後には誰にも食べられずひっそりと息を引き取るの…それだったら私たちが食べてあげようって事で1匹でも多く捕まえてるの‥

 

「…なるほど?とりあえずあいつらを捕まえればいいんだな‥」

 

まだ状況はよくわかってないがここは農家として美味しく捕まえてやろう

 

そうして俺は捕まえていった!

 

「オラ!ドラ!まだまだ!」

 

どんどん捕まえていく…出来るだけ傷つけず…出来るだけ多くとることに専念した‥するとあそこでキャベツにやられそうな人がいた…

 

「やばい!」

 

キャベツといえどスピードはなかなかなもの…これ以上当たったら大変だ!

 

俺は助けに行った…だが

 

 

その人の前にある一人の騎士がきた

 

「あれはダクネス!?」

 

ダクネスは傷を負っている人の盾になるように前に立ちキャベツの攻撃を受けていた

 

「大丈夫か!?ここは私に任せろ」

 

「はい‥ありがとうございます」

 

ダクネスは体当たりによりどんどん傷ついていった

 

…人を助けるために盾になって守るなんて…結構度胸あるじゃんか…

 

「あとは俺に任せろ!」

 

そう言ってダクネスの前に立ち俺はキャベツ達を捕まえていく…

 

「…オラッ!お前はそいつを安全な場所に連れてけ!」

 

「…わかった…」

 

とりあえず、あいつは助かったようだな…

 

そんな事を思っていると遠くの方で大きな爆発が起きた…

 

そしてその数分後俺の背中には少女がおぶさっていた…

 


 

余談だがダクネスはあの体当たりをまだ受けたりなかったとか…

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はたしてダクネスは仲間になる事ができるのか!

ヒロインは誰がいい?

  • ロリ代表 めぐみん
  • ドM代表 ララティーナことダクネス
  • 駄目神代表 アクア
  • カズミンにはみーたんだけだ(なし)
  • 3人同時に愛してやる(ハーレム)

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