蒼穹のファフナー EXTINCT ALVIS 作:naomi
EF-1で初の同化現象が発現して3日後。再び起動試験が始まった。
「おいおい小太郎のやつ大丈夫なのかよ、俺がやるからあいつじゃなくてもいいだろ」
「落ち着け大地。気持ちはわかる。あの時の経験を踏まえて調整してる大丈夫だよ」
皆に不安な表情が出ている1人の男を除いては。
「EF-1始めたまえ」
「…了解いきます」
「…どうしたのEF-1応答を」
「こちらEF-1。助けてください…ココロにはいってくる…」
「試験中止。医療班に出動要請」
急ぎ運び出される小太郎
「小太郎さんしっかり」
「小太郎おい、小太郎」
「…奏も行ってきな」
「…はい」
胸ぐらを掴む優芽。
「おっさん。何を企んでいやがる」
「企むだと」
「この期に及んでまだシラを切る気かテメー」
「何をどう思おうが君の勝手だが、君達の技術不足を私の責任に擦り付けてもらっては困るな」
「なんだと…」
握り拳を振り上げる
「美空主任。そこまでだ」
「大門寺司令」
「疲れているだろう。少し休んできなさい」
「ですが…わかりました」
「すまない。内の者が」
「全くだ。外部の人間に手を出そうとするなど教育がなってないな。事を荒立てないだけ感謝して欲しいものだ」
「しかし、我々の仲間に犠牲を出すような実験を野放しには出来ないということを警告しておく。別のアプローチで開発してくれたまえ」
「ベストを尽くそう」(犠牲無くして技術の進歩などあり得ない。だからお前は甘いのだよ大門寺)
メディカルルームには4人が集まっていた。
「先輩ここは」
「小太郎。メディカルルームだわかるか」
「俺…生きてる」
「あぁ、お前はここにいるぞ小太郎」
「バイタルも安定。最悪の事態は間逃れました」
「良かった…良かったです」
「泣くな奏。ったく」
「宇美ちゃん。ちょっといいか」
「轟一尉。はい」
席を外す二人。
「ファフナーのリスク…知ってたの」
「…知ったのはつい最近です。」
「そっか、ならいいや。ごめんつい疑っちまった」
「大地さん。私が必ず解明して、貴方を…貴方達を守ってみせます」
「期待してるぜ。宇美ちゃん」
メディカルルームに戻った二人
「優芽。起動試験再開するぞ」
「大地。ちょっと待て今のまま起動試験は危険だせめてもっと改良してから」
「俺は、優芽達技術スタッフも宇美ちゃん達研究者もそしてなにより自分自身を信じてる」
「そんな根性論でどうにかなるかよ、頭を冷やせ」
「…」
「宇美。お前もなんとか言ってやれ」
「私は出来ることなら止めて欲しい…けど大地さんを信じたい」
「宇美…」
「宇美ちゃん…ありがとう。3時間後始めるからよろしくな皆」
「準備はいいかねEF-1」
「いつでも行けます」
「よろしい。では起動試験開始」
緑色も結晶が大地の腕から徐々に侵食し始める。
(ぐっううー。ファフナーは機体とパイロットが一体となって初めて完成する兵器。つまりこのファフナーは俺であって、俺はこのファフナー…)
「…大地」
「大地さん…」
「俺は…お前だ。お前は俺だー」
結晶はバラバラに砕け散った。
「バイタル正常。スパイラル係数予測必要係数を維持…起動試験成功です」
喜びを爆発させる一同
「よくやった轟一尉。これでこの計画も最終段階に突入だ」
ようやく完成した第2Alvisオリジナルファフナー。このファフナーが導く先は果たして…
「大地が起動試験成功させたんですって」
「はい。これから計画は最終段階に入るそうです」
「それまでには俺も復帰出来るかな」
「このまま順調にいけばきっと出来ます。頑張りましょ兵藤三尉」
「はい…おやすみなさい美空先生」
「おやすみなさい」
(大地、やったんだな。待ってろ俺もすぐに復帰して…)
あなたはそこにいますか
(なんだ…心に入ってくる。やめろ入ってくるな…オレがオレじゃあなくなっていく…ダイチ…ウミ・サ・ン…)
この話を公式設定として認定されるのは
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あり
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なし