ハイスクールVVV 革命の神憑きは異世界へ   作:夢の翼

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『この呪いは、僕らで終わりにするんだ!』


第九話 願いを胸に

『僕はあの金髪の人を相手にするよ』

 

『俺は、あのチビを相手にするぜぇ!』

三人はグレモリー眷属の元へ向かいながらハルトは木場を、山田は子猫を相手にすることになった。そして一誠の相手は。

 

「じゃあ俺の相手は……」

 

ハルトと山田はそれぞれ戦闘を開始し、残ったのは一誠とグレモリーだけだった

 

「イッセー、今ならまだ間に合うわ。私の元に戻って来なさい」

 

「言ったはずです、部長。俺はダチを傷つけるのなら貴女を倒すと」

 

一誠は籠手をグレモリーに構えながらマスクの中でグレモリーを睨み付ける。

 

「なら、後悔させてあげるわ!!」

 

グレモリーは手に魔力を溜めながら一誠の元に向かっていく。

 

「上等!!」

 

『Jet!!』

 

背中から光の粒子を放出すると加速しながらグレモリーへ向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルトSIDE

 

「行くよ!」

 

木場は騎士の力を使い高速でヴァルヴレイヴに斬りかかって行く、ハルトは木場の予想以上の速さに両腕をクロスして剣を受け止める。

 

『早い!これが悪魔の駒で転生した人の力なのか!』

 

《イーヴィル・ピースには種類があるのよ、そいつは多分、騎士《ナイト》よ。騎士はスピードと機動力に優れているわ、だから注意しなさい、ハルト》

 

ハルトはジー・エッジを腰から抜き木場を離れさせると後ろに後退する。

 

『成程、じゃあ山田君が相手にしている子は、パワータイプの駒で転生した子って事だね』

 

《えぇ、あの子は戦車《ルーク》。攻撃力と防御力が格段にアップするわ、けどその分スピードが落ちるわ》

 

そしてハルトは右手にジー・エッジに左手にボルク・アームを持ち接近してくる木場に魔力弾を放つがボルク・アームの魔力弾を軽々と避け手に持った魔剣でジー・エッジと打ち合いをする。

 

「話している余裕があるのかい!」

 

『くっ!動きが早い!』

 

ハルトはボルク・アームを投げ捨てるともう一本のジー・エッジを左手に取ると木場に斬ろうとするが木場ももう一本の魔剣を創りだしジー・エッジの攻撃を防ぐ。

 

「僕もこんな事、正しくないと思うよ……だけど!」

 

「それでも僕らはグレモリー眷属なんだ、だからやらなきゃいけないんだ!」

 

木場はヴァルヴレイヴの腹を蹴ると一旦距離をとり再び二本の魔剣でハルトに斬りかかって行く。

 

『だけど!僕らも負ける訳にはいかないんだ!』

 

ハルトはジー・エッジ二本を構え木場に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田SIDE

 

『おらおらおら!』

 

「・・・・・っ」

 

その頃、山田はアームストロンガー・カノンとチェーン・ソーサーによる砲撃で子猫を追い詰めていた、子猫は小さな体で砲撃を交わしていた。

 

『このサンダー様に勝とうなんざぁ100年早いぜぇ!』

 

「・・・・・舐めないでください」

 

子猫は少し目を鋭くすると一気に山田の懐へ入っていこうとする、そして子猫は小さな拳で三号機の腹に殴りかかろうとする。

 

《っ!山田!来るよ!》

 

『あいよっ!オラァァァァァァ!!』

 

ミーアが山田にそう言う山田は砲撃を止めアームストロンガー・カノンで拳を突き付けようとする子猫に同じようにアームストロンガー・カノンで子猫を殴り着けようとする、そして拳と拳がぶつかり合う。

 

『ほう、やるじゃねぇかチビ!』

 

「・・・・・・・・」

 

『けどなぁ、俺は負けるつもりなんてないぜぇ?』

 

「それは、私もです・・・・・・」

 

今度は両手でお互い手を掴み合い、お互い押し合う様に力を入れる。

 

『はっ!いいぜぇ、いいぜ!燃えてくるじゃねぇか!!』

 

「・・・・・・そうですか、なら本気で行きます」

 

子猫はルークの力を更に引き出しどんどん山田を押していく、それを見た山田は少し顔を歪める。

 

『なんて馬鹿力だぁ、けど面白れぇ!』

 

「・・・・・・・うるさい人です」

 

子猫は戦いに熱くなっている山田に呆れながらも拳を振るう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くらえ!ドラゴンショット!!」

 

「っ!」

 

一誠は籠手から赤い魔力弾をグレモリーに向けて放つ、グレモリーはそれを交わす、そしてそれた魔力弾が地上に落ちると落ちた場所が消し飛んだかの様に消滅していた。

 

「まさか、これが赤龍帝の籠手の力だっていうの!?」

 

『いや、これは相棒の才能だ。確かに相棒は、剣の才能も、力の才能も、治癒の才能もないだが』

 

グレモリーの問いにドライグが語り掛ける、一誠には何の才能はないとドライグは言うが一つだけ人にはそう簡単には分からない才能を一誠は持っている。

 

『相棒は歴代赤龍帝の中でも相棒はドラゴンとの相性は最高値だ』

 

「ドラゴンとの相性?」

 

『そうだ、相棒は悪魔よりドラゴン方がより力を発揮しより強くなれる才能を持っているという事だ』

 

「つまり、俺はドラゴンの力の才能があるって事か?」

 

『あぁ、その才能と相棒の友を守るという願いでお前はこんな短期間で禁手化まで至った、それが証拠だ』

 

ドライグは一誠にそう言うと一誠は少しばかり顔を赤くして顔を下に向ける

 

「い、いや~て、照れるな~ははは/////」

 

『まぁ、相棒が変態だったのは残念だったけどな』

 

「何だと!てめぇぇ!」

 

一誠は籠手に向かってドライグに怒鳴るがその間にグレモリーは手に少し大きめの滅びの魔力を溜めると一誠に向けて放つ。

 

「喰らいなさい!!」

 

「やべっ!?」

 

滅びの魔力が放たれ一誠に向かっていく一誠は勢いで赤龍帝の籠手を前に出すと籠手にある緑色の宝玉から緑色のオーラの様な光が現れる。

 

『Absorb!!!』

 

機械音がそう言うと滅びの魔力はまるでブラックホールの様に緑色のオーラに吸い込まれ吸い終わるとオーラも宝玉の中に消えた。

 

「っ!私の魔力を消した!?」

 

「何だ?今、籠手の中に吸い込まれたよな……」

 

『これは…まさか今一度この力を使えるようになるとはな…』

 

「ドライグ今のは何なんだ?」

 

『今のは宝玉がグレモリーの滅びの魔力を吸収し相棒の魔力に変換したのだ、これは俺の生前の能力で神器になってからは歴代赤龍帝の誰もが覚醒させなかった能力だ』

 

ドライグは驚いている様な声をしながらそう言うとグレモリーと一誠は驚いていた。

 

「吸収した…じゃあさドライグ。魔力以外にも光の力とも吸収できるのか?」

 

『魔力を吸収したのだからきっと光力も吸収出来るはずだ』

 

一誠はグレモリーの魔力を吸収した籠手を見てふと何かを思いつく

 

「それじゃあ、こいつの名前は、赤龍帝の貯蔵宝玉(ブーステッド・ギア・アブソーブ)と名付けよう。ドライグこんな事は出来るか?」

 

一誠はイメージを籠手の中にいるドライグに送る、それを見たドライグはすこしばかり笑った。

 

『ははっ!こいつは中々面白い、まさかこんな発想を思いつくとは、やはり今回の宿主は面白い!。いいぞ相棒やってやろうじゃないか!相棒の力を見せてやれ!!』

 

「あぁ!行くぜ、ドライグ!!」

 

一誠は上に勢いよく飛ぶと左腕を空に上げる

 

「神器!俺の想いに応えろぉぉぉぉぉ!!!」

 

『Discharge!!!』

 

すると、一誠の上に金色のゲートの様な物が現れ、一誠はそのゲートを潜ると鎧を赤い光のマント包み込み左腕でマントを払うとマントは背中に周り込みマントは光の粒子の翼の形状へ変わる。

 

「これが俺の新たな力か……かっこいいなこれ」

 

『だが、その分魔力も減っていっている。鎧の限界時間があと一分になった、急げよ相棒』

 

「なっ!マジか!、じゃあ此奴は赤龍帝の粒子翼(ブーステッド・ギア・プラフスキーウイング)って名付けよう、うん!」

一誠は左右に生えた六枚の光の粒子の翼を広げるとその翼から勢いよく綺麗な赤い粒子が放出される。

 

「くっ!!」

 

「行くぜ!ドライグ!俺達の力部長に見せてやろうぜ!!」

 

『おう!』

一誠は光の粒子の翼を動かすと凄い速さでグレモリーの元へ向かっていく。

 

「なっ!?早い!」

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

一誠は自分の予想外の力と動きに驚いているグレモリーに拳を構える。

 

「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

『Boosted Gear Maximum Drive!!!!』

 

光の粒子が赤龍帝の籠手を包み込み一誠はその光の粒子で包まれた籠手をグレモリーの腹部を力強く殴り着けた。

 

「がはぁ!!」

 

「・・・・・・・・」

 

そして力強く殴り着けた衝撃でグレモリーは壊れた旧校舎の方へ吹き飛ばされ、激突しほこりが舞う。そしてほこりが晴れるとそこには力尽きたグレモリーが気絶していた。

 

「はぁ・・・はぁ・・・やったか?」

 

『あぁ、この戦い相棒の勝利だ。どうやらあっちも終わったようだ』

 

一誠は後ろを振り返るとそこには神器を解除したハルトと山田、そして二人に肩を貸してもらっている少しばかり怪我をしている木場と子猫の姿が見えた、そして鎧も限界時間に達し鎧が解除され倒れそうになる一誠を誰かが支えた。

 

「うん?・・・・・・」

 

『よくやったじゃない』

 

一誠を支えていたのはハルトの中から出て来たマリナだった。マリナは一誠にそう言うと一誠は少しばかり顔を赤くする。

 

「さ、サンキュー・・・・//////」

 

『言っておくけど、私はハルト一筋だから』

 

「なっ!マジkむぅ!」

 

『ハルトとに言ったら殺すわよ……!』

 

「!!!」フンフン!!

 

マリナは一誠の口を手で塞ぐとマリナは一誠を睨み付ける、それを見た一誠は顔を青くしながら頷く。

 

「マリナ~どうかしたの?」

 

『何でもないわ、ハルト♪』

 

「・・・・あぁ!何でもないぜハルト(視線で殺されるかと思った)」

 

そしてその後、傷ついたグレモリー眷属を治療した後ハルト達ははぐれ悪魔となった一誠を連れ駒王学園から離脱していった、だがその戦いを見ていた者がいた。

 

 

 

 

 

「・・・・・・」

 

「まさかお前さんと同じ神器を持っている奴が居たとは、それに赤龍帝とバラキエルの娘まで一緒とは面白い奴らじゃねぇか」

 

黒い翼を広げた中年の男性と黒に青いラインが入った戦闘服を身に包んだ青年が木の上に立っていた。

 

「あいつらも・・・・この世界に」

 

「それで?どうするんだ?キューマ」

 

キューマと言われた青年は苦笑いすると男性を見る

 

「あいつらとはその内早く会えると思うから、また今度でいいさ」

 

「そうか、それにしても今代の赤龍帝はすげぇ~な。まさか相手の魔力を吸収してそれを自身の力もしくはそれを変異させてあんな事まで出来るとはなぁ、研究してぇぜ」

 

「それよりも早く帰ろうぜ?アザゼル」

 

「おっと!そうだな書類まとめないとシェムハザがうるさいからなぁ、行くぞキューマ」

 

「あいよ」

 

青年はRUNEの光に包まれ光が晴れると黒と青のツートンの鎧を纏っていた。

 

「さて、きっと今頃シェムハザは怒っているだろうなぁ~」

 

「それはアザゼルの自業自得だろう、ははは(またな、ハルト、山田いつか必ず会おうぜ)」

 

青いヴァルヴレイヴは青い軌跡を纏いながら男性と共にその場から消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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次回、第十話 龍神

革命機ヴァルヴレイヴ、それは世界を暴く龍神
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