取り敢えずハルト達は腹を空かしている二人を連れ近くのファミレスに入り話し合いをすることにした。
「うまい!これが日本の食事!うまいぞ!」ガツガツ!
「うんうん!これが故郷の味!」モグモグ!
テーブルに並べられた料理を凄い勢いで食べてく二人を見てハルト達は唖然としていた、因みにオーフィスもパフェを食べており三個目のパフェを食べている。
「すごい食いっぷりだね、二人とも」
「すげぇ~な」
「イッセー、食べる」
「わかったから、余り寄るなよセシア」
オーフィスはアイスが乗ったスプーンを一誠の口に運ぼうと一誠に寄ろうとするが一誠は少し困ったような顔をする。するとゼノヴィアはハンカチで口元を拭くとハルトを達を見て、一誠とハルト達の事情を聞いた。
「成程なそれで兵藤一誠はリアス・グレモリーの元から離れ君たちに着いた。という事でいいんだな?」
「うん、でもまさかあの有名な聖剣が盗まれるなんて、一体だ誰がそんなことを」
「分かっている事は、はぐれ神父であるフリード・セルゼンという奴だ、そいつが聖剣を」
「フリードだと!?」
「知ってるの?一誠くん?」
「あぁ、アーシアを助けに行ったときにいた奴だ、あのイカれ神父!」
一誠はフリードの事を思い出し怒りの表所を浮かべる、ゼノヴィアは話を続ける。
「そしてもう一人グレゴリの幹部の一人コカビエルが絡んでいるの」
「それで、私たちはこの町を管理しているリアス・グレモリーに交渉したのだが噂道理のわがまま日姫だったよ、それに眷属の木場裕斗があの”聖剣計画”の生き残りだった事は驚いたよ」
「聖剣計画?何なのそれ?」
「聖剣は悪魔を瞬時に滅ぼす事が出来る武器、但し、聖剣を扱える者は限られているからその者を人工的に育てようという計画があったの、それが聖剣計画よ、だけど・・・」
「だけど?どうしたんだよ」
「その計画の研究者達は聖剣に適合出来なかった被験者達を・・・毒殺したの」
「「「っ!?」」」
それを聞いた三人は驚愕した表所をしていた、教会の神父たちは聖剣に適合出来なかった被験者達を毒殺した事に。
「じゃあどうやって木場は!」
「多分だと思うけど他の被験者達が彼だけでも逃がそうとしたんでしょうね、そしてそこにリアス・グレモリーが現れて死にかけてた彼を悪魔に転生させたんだと思う」
「あいつに・・・そんな過去が」
「それで、その後はどうなったの?」
「あまりの非道さに計画は中止され首謀者は破門にされ追放、今では死人が出ないレベルでの研究は継続されている」
それを聞いたハルト達は何とも言えなかった、それを知っても何も変わらない、ただそんな事があっただけとしか受け止められないからである。
「そして、その首謀者のバルパー・ガリレイがフリードと共にこの町に潜伏しているという情報を入手しこの町に来たという事さ、そして盗まれた全てのエクスカリバーを奪還、最悪の場合は破壊してでも取り戻す事が私たちに与えられた任務だ」
「たった二人でそれを成し遂げられるの?相手は聖剣を幾つも盗んだ奴なんでしょ?」
「それでもだ、そろそろ行く。この借りは必ず返すよ」
「あぁ!主よ!この者達に祝福を!」
「イテテテテっ!!や、やめろイリナ!!」
「あ!ごめん一誠くん!!」
一誠は頭を押さえながら十字架を持っているイリナにやめるように言うとイリナは直ぐに十字架を仕舞う。そしてイリナとゼノヴィアはファミレスから出て行こうと席を立って去ろうとした時ハルトが二人を呼び止める。
「僕らもそのエクスカリバー奪還の手伝いをさせてくれないかな?」
「何故だ?」
「そいつらがただ聖剣を集めてるだけだとは思えないんだ、何故聖剣を盗む必要があるのか何故この町なのかそこが気になるんだ、それに敵がそいつらだけだとは思えない」
「まさか、他にも協力者が居るとでも?」
「そこは分からないけど、でも、何か嫌な予感がするんだ」
ハルトの言う事を聞いたゼノヴィアは少し考えると
「わかった、いいだろう」
「ゼノヴィア、いいの?彼らには悪魔になった一誠くんも居るんだよ?」
「流石に私たちだけではコカビエルとフリードには勝てないだろう、それに彼らは神器所有者だ。そして君の幼馴染は赤い龍の帝王を宿している。これだけの戦力は必要だと思う」
イリナも少し考えると「わかった」といいゼノヴィアは手をハルトに差し伸べる。
「では、君たち神器所有者の力を借りる、頼むぞ」
「任せて」
ハルトはゼノヴィアの手を受け取るり交渉成立した。
そしてその夜、ハルト達はフリードを誘き寄せる為、黒い神父服に変装し夜の道を歩いていた。
「これで、奴は私たちを神父と勘違いして攻撃してくるはずだ」
「この町に潜入させていた神父全員がフリードに殺害されているからきっと来るはずよ」
ゼノヴィアとイリナはそうハルト達に言うとハルト達は納得しそして白い建物前を通ったその時だった。
《上よ!ハルト!!》
「ッ!上からくるよ!」
「神父の一団にご加護在れってねェ!」
上から白い髪に神父服を着た男が上から聖剣を持って斬りかかって来た、ハルトの声を聞いた皆はすぐさま回避する。
「出やがったな!イカれ神父!!」
「おやおやぁ?これはクソ悪魔のイッセ~くんでは、あ~りませんかぁ~」
「見つけたぞ!フリード・セルゼン!!」
「覚悟してよ!」
「五月蠅いビッチどもまで、俺様超~人気者ね♪」
フリードはイカれた表所をしながらハルト達を見ていた、そしてハルトと山田と一誠、そしてゼノヴィアとイリナも戦闘態勢に入る。
「こい!ヴァルヴレイヴ!」
「いくぜぇ!ヴァルヴレイヴぅ!」
「ブーステッド・ギア!!」
『Boost!!!』
カウントが始まり、ゼノヴィアが先行し
「そのエクスカリバーちゃんもおれっちがもらっちゃいます!!」
「舐めるな!!」
ゼノヴィアはフリードから一旦距離を取るとその後ろから擬態の聖剣《エクスカリバー・ミミック》を振るってくるが。
「はぁぁぁ!!」
「遅ぇぇぇんだよ!!」
「きゃあああああ!!!」
フリードはイリナの横腹を蹴り飛ばしイリナは一誠の所に飛ばされ一誠は飛ばされて来たイリナを両手でキャッチする。
「イリナ!っくっ!!」
「ご、ごめんね?」
『行くよ!山田君!』
『おお!行くぜぇぇ!』
ハルトはヴァルヴレイヴの羽を動かし山田と共に空を飛ぶとハルトはジー・エッジを手に取り斬りかかり打ち合いする。
「見たことない神器ですなぁ~でも、俺っちには勝てないぜぇぇぇぇぇ!!」
『それは、どうかな?山田君!!』
『もらったぁぁぁぁ!!!』
するとハルトと打ち合いをしているフリードの横からアームストロンガー・カノンをモーションを掛けてフリードに殴りかかってくる。
「よっと!!」
『なっ!?』
『早い!』
フリードはハルトを押し返すと後ろに跳びアームストロンガー・カノンの拳を交わす。
「ちっ!」
「なんて身のこなしなの!?」
フリードは建物の屋上に着地するとその足元が青く光出す。
「
「うきゃ!」
フリードは間一髪足元から生えた魔剣を交わす、そして声が聞こえた方を見るとそこに居たのは魔剣を持った木場と小猫と匙の姿だった。
「木場!?それに小猫ちゃん!?」
「一誠君・・・どうして君が此処に?」
「お前こそ何で此処に?」
すると匙が左手に黒いグローブの様な物出す。
「伸びろ!ラインよ!!」
するとグローブからトカゲの舌みたいなものが飛び出しその舌はフリードの足を捕まえる。フリードはその舌をエクスカリバーで斬ろうとするが弾かれてしまう。
「くそっ!こいつもドラゴン系かよ!」
「ドラゴン系?・・ドライグあいつの神器ってもしかして俺と同じドラゴンが封じられた神器か?」
『あぁ、あの男が持っているのは
「一つ?じゃあ複数存在するのか?」
『あぁヴリトラは邪龍だったからな。魂を分割された上、複数の神器に封印されている』
ドライグがそう喋っている間にもう一人誰かが現れた
「ほおぅ、未確認の神器か興味深いな」
神父服を着た老人が建物の上に立っていた。
「バルパーの爺さん!」
「バルパー!?じゃあ、あの老人がゼノヴィアとイリナさんの追っている」
「バルパー・ガリレイっ!!」
「いかにも」
バルパーは堂々と肯定した。
「フリード、何を手間取っている?」
「このトカゲの舌が取れねぇんだよ!」
「体に流れる因子を剣に込めろ、そうすれば斬れるはずだ」
フリードはそれを聞くと自身に流れる因子をエクスカリバーに込めアブソ-ブション・ラインのラインを斬る。
「さて、そろそろひk」
すると、バルパーの足元に光の槍が投げられそれを見たハルト達と木場達とバルパーとフリードは槍が投げられた方を見る、そこに12枚の堕天使の翼を持った。
「あ、アザゼルさん?」
「ようやく、見つけたぜ」
今日の朝ハルト達の隣に引っ越してきたアザゼルの姿だった、アザゼルは地上に着地するとバルパー達を見る。
「さて、バルパー・ガリレイ、だったか?コカビエルの馬鹿がどこに居るのか聞かせてもらおうか」
「あ、アザゼルだと!?」
「堕天使の幹部の一人が何故?」
バルパーはアザゼルを見て驚き、ゼノヴィアは何故アザゼルが来たのかわからなかった、アザゼルは再び光の槍を作りそれをバルパーに向ける。
「くっ!フリード!」
「あいさ~!」
フリードはバルパーの前に立つと閃光弾を足元に投げハルト達の視界を眩しい光が奪うそして光が晴れるとそこにはバルパーとフリードの姿はなかった。
「逃がさん!」
「逃がさない!バルパー・ガリレイ!」
「待ってよゼノヴィア~!」
三人はハルト達を置いてバルパー達の後を追いに行った、残されたハルト達と小猫と匙、そしてアザゼルは。
「行っちゃった・・・」
「どうするんだぁ?」
「あいつら・・・・」
すると、ハルト達の前にアザゼルが近寄ってくる。ハルト達は神器を解除しアザゼルと向き合う。
「アザゼルさん、彼方は一体」
「俺か?、俺は
ハルト達はアザゼルに警戒するがアザゼルは両手を出して違うという。
「心配しなさんな、俺はお前達の敵じゃない」
「・・・・・わかりました、信じます」
ハルトは警戒を解くと山田と一誠は警戒を解いたハルトに声を掛ける。
「おいおい、いいのかぁハルト?」
「一応、此奴は堕天使だぞ?ハルト」
「僕らを助けてくれたんだ、それにマリナが敵じゃないって言ってるし」
ハルトは二人にそう言うと二人も警戒を解く。
「取り敢えず家に戻ってからにしねぇか?話はそれからだ、な?」
「・・・わかりました、一旦戻りましょう。行こう二人共」
「「あぁ(おう)」」
そう言うと四人はその場を去ろうとするが、そこにグレモリーとソーナが魔方陣から現れた。
「待ちなさい、これはどういう事なの?」
「匙、説明しなさい」
「か、会長!?」
「・・・部長」
二人は現れたグレモリーとソーナを見て驚いていると、グレモリーはアザゼルに声を掛ける。
「ごきげんよう、堕天使の総督。私はリアス・グレモリー」
「知ってる、サーゼクスとは違ってお前さんはわがまま姫だな。そんなんじゃあ誰からも好かれないだろう?」
「・・・・それよりも、裕斗が何処行ったのか教えてくれないかしら?」
「あの金髪のガキンチョははぐれ神父を追いに行ったぜ?」
「裕斗・・・・・」
グレモリーはハルトの隣にいる一誠に視線を移すと一誠はグレモリーから視線を逸らす、すると。
「イッセー、遅い」
「わっ!オーふぃ、じゃなかった、セシア!急に現れるなよ!」
風の様に突然現れたオーフィスは一誠に抱き着いて、一誠を迎えに来た。
「早く、帰る」
「・・・・だな、これ以上、此処には居たくないしな」
「そうだね・・・セシア頼むよ」
「ん」
すると、ハルト達の足元に黒い魔方陣が現れるとハルト達はその場から消えた、残ったグレモリー達は後処理を済ませるとその場から去った。
連続投稿です
感想お願いします!
次回 第十三話 犬再び
革命機ヴァルヴレイヴ、それは世界を暴く青い犬