人を愛するって大変なことなんだな
「・・・・・・・」
「ハルト、どうかしたのか?さっきから何か深刻そうな顔をして」
「いや、何でもないよ」
「そんなにも幼馴染の服のセンスに悩んでたのか?、お前も大変だなぁ」
「まぁ確かにそれもあるけど、ははは」
ハルトはあの日の夜の事を思い出す。
『契約?・・・・・』
『そうだ、私がこれから起きる様々な出来事、戦闘、話し合い、作戦立案全て、私が導いてやる・・・その代り』
『その代り?』
『私の夢を叶えてもらう・・・』
『その夢とは何なんだい?』
『・・・・すまないが、まだ教えられない。来るべき日に話す』
『・・・・わかった、でも少し考えさせてくれないかな。急に言われても僕は君の事を何も知らないし、まだ完全に信用できないんだ』
『わかった、なら返事は後日行われる”三すくみの会談”までに返事をくれ、ではまたな』
ハルトは彼女が三すくみの会談の事を知っていたこの事に驚いていた。
『待って!どうして三すくみの会談がある事を!』
『何、あのコカビエルとの戦いから見て三大勢力の会談がある事など、直ぐにわかる。それに・・』
『お前が”別の世界”から来た事もな・・・時縞ハルト』
『っ!?』
『お前は必ず私と契約を結ぶ、必ず』
少女はそう言うと暗い路地の中へ消えていった、一人残されたハルトは唖然としてい。
そして翌日、ハルトは一誠の付き添いで先に行った朱乃の神社に向かっていた、ミカエルが一誠にお礼に渡す物は聖なる物らしくそれを悪魔である一誠に使えるようにする為に朱乃に頼んで神社ですることになった。そして神社特有の長い階段の前に着いた二人。
「ていうか、悪魔である俺が入って大丈夫なのか?」
「そうだよね、でも取り敢えず上がろう?」
「お、おう」
二人は長い階段を上がっていくと。
「あ!お、おはようございます!ハルトさん!一誠くん!」
そこには巫女服姿の朱乃が立っていた。
「あ、朱乃さん!お、俺!この赤い鳥居通っても大丈夫なんですか!」
「はい!大丈夫ですよ、此処は悪魔でも入れるように裏で約定が執り入れられていますので、大丈夫です!」
「だってさ、一誠」
「よかった~」
「彼が赤龍帝ですか?」
すると、自分たち以外の声が聞こえ声が聞こえた方を見ると、そこには背中に金色の翼が一二枚あり豪華な白いローブを羽織っており綺麗な金髪の上には光の輪っかがあった、それを見た二人は天使だと確信した。
「初めまして、赤龍帝 兵藤一誠君、そしてヴァルヴレイヴの時縞ハルト君。私はミカエル、天使の長をしております」
二人はそれを聞いて「「チョー大物じゃん・・!」」と心の中でそう思った。
イッセーSIDE
そして神社の中に入るとミカエル様は魔法陣の中から一本の剣を取り出した。
「実はこれを彼方に授けようと思いまして」
「これって・・・聖剣だよな?」
『あぁ、そいつは
いや、知ってるよ漫画とかアニメでよくあるしというか危険なオーラがプンプンするんだけど
「これはゲオルギウス――聖ジョージと言えば分かりやすいでしょうか?彼の持っていた龍殺しの聖剣『アスカロン』です」
知らんがな、誰やそれ。
それにしても龍殺しかぁ・・・ドラゴンとの相性が歴代の中でもトップクラスの俺にとっちゃやばいんじゃね?。
『まぁ、そうだな一撃喰らえばドラゴンとの相性値が高い相棒にとっては大ダメージだな』
確かに、相性が高い分龍殺しによるダメージも格段にあがるだろうしな。
「特殊儀礼を施しているので悪魔である彼方でも扱える筈です。……もっとも、歴代最強の赤龍帝になりゆる彼方には必要ないと思いますが、念には念をです」
「でも、いいんですか?俺ははぐれ悪魔ですし、そんな大事な聖剣を俺に渡しても」
「私は今度の会談、三大勢力が手を取り合う大きな機会だと思っているのですよ。既に知っているそうですから話しますが、我らが創造主――神は先の戦争でお亡くなりになりました。敵対していた旧魔王達も戦死。堕天使の幹部達は沈黙。アザゼルも戦争を起こしたくないと建前上は口にしています。これは好機なのですよ。無駄な争いを無くすためのチャンスなのです。このまま小規模な争い断続的に続けば、いずれ三大勢力は滅ぶ。そうでなくても、横合いから他の勢力が攻め込んでくるかもしれません。その聖剣は私から彼方へのプレゼントです。もちろん、堕天使側にも贈り物をしました。悪魔側も噂の聖魔剣を数本いただきましたし、こちらとしてもありがたい限りなのですよ」
そうか、悪魔の方は木場の聖魔剣をやったのか。
「それに、彼方は友を守る為に主の元を離れはぐれ悪魔になったと聞きます、コカビエルを町から時縞ハルト君と共に救った事も教会から派遣した聖剣使いのお二人を助けてくれた事もアザゼルから行きました。その聖剣は分のお礼でもあります」
何この人、めっちゃ優しい人じゃん!流石天使の長をしているだけの事はある!。でも三大勢力以外の勢力ってあるんだな。
『そりゃな。「聖書」に記された他にも神話体系は存在するさ』
そうなのか
「それじゃあ、ミカエル様。この聖剣、大事に使わせていただきます」
「はい」
俺はミカエル様に頭を下げてお礼を言う。
「その剣はこの神社で最終調整をしました。魔王様、アザゼル様、ミカエル様の各陣営の術式を施していますので、悪魔でもドラゴンの力を宿していれば触れます!」
そうなんだ、すげぇな。よし!。
俺は中に浮いたアスカロンに恐る恐る手を近づけてーーーーー手に取った。何も感じない、嫌な感じもしないし本当に大丈夫みたいだな。
『相棒。ブーステッド・ギアに意識を集中しろ、後は俺がフォローする。------手に持った剣を神器の波動に合わせろ』
そんな事言ったておい、こっちは初めてなんだぞ!、まぁ、やるしかねぇか!。
俺はアスカロンと神器の波動を合わせようとする。するとアスカロンはみるみるブーステッド・ギアの中に入って行くと赤い光が現れる。
「うぉ!かっけぇぇ!」
籠手を見ると手の甲の先端に刃を生やした篭手があった。
「統合完了ですね。それといいですか?時縞ハルト君」
「僕ですか?」
ミカエル様は今度はハルトの方に視線を移す、あ、もしかしてミカエル様天使だから。
「彼方から主と同じオーラを感じるのですが、私の勘違いでしょうか」
「ちっ違いますよ!も、もう何言ってるんですかミカエル様!はっははは・・・!」
「・・・・・・・」じーーーーー
ハルト誤魔化し方下手だぁぁぁ!めっちゃ顔から汗出てるよ!そして震え過ぎだろう!?。
ミカエル様めっちゃガン見してるじゃん!めっちゃハルトの目みてるじゃん!。
「み、ミカエル様!は、ハルトさんはよく神様のオーラ纏ってるね~って言われることがあるんです!、ご、ごめんなさい!」
朱乃さ~~んっ!!そんな事言う人絶対いないから!?居たとすればそいつはただの痛い人だけだから!そして謝っちゃダメだから!?。またミカエル様の目がまた「怪しい・・・」って籠ってる目をしてるから!?
「・・・まぁ、いいでしょう。おっと!こんな時間でしたか、それでは皆さん三すくみの会談でお会いしましょう」
「は、はい!すみません忙しいところ!」
「いえいえ、では」
ミカエル様は金色の魔法陣を展開するとその場から消えた、それを見た俺達は一気に緊張感が抜け倒れる。
「ふぅ~!あれ、絶対感ずかれたよな、ハルトお前誤魔化し方下過ぎだろう」
「まさか、そこで言われるとは思わなかったから、ごめん」
「朱乃さんも何ですか!さっきの誤魔化し方!神様のオーラ纏ってるね~って!?いないですからそんな事いう奴!?」
「ご、ごめんなさ~~~~~い!!」
こうして俺はミカエル様から聖剣アスカロンを受け取ったのであった。
そして、三すくみの会談の会談日、この日は授業参観日と重なっている為、俺はその日学園に久しぶりに来ていた。
「久し振りの学校だなぁ、あいつら元気にしてっかな」
『お前の事はシトリー眷属にも耳に入っているから、あっちからの挨拶はないと思うが一応要人しておけ』
はいはい。
「やぁ、いい学校だね」
第三者の声が聞こえ声がした方を見るとそこにはダーク系に近い銀髪の美少年が俺の前に立っていた。
「えっと……まぁね」
俺は無理矢理に笑顔を作りそう言うと、そいつは驚くべき事を喋って来た。
「俺はヴァーリ。白龍皇ーーーーー
何とそいつは俺のライバルである白龍皇だった。
・・・・・・・・
「・・・で、その白龍皇がこんな朝早く俺に何の用なんだ?」
「ほぉ、意外に冷静だね。もっと驚くと思ったのだがな」
「いや、驚いていよ十分に」
「そうかい、いや、何。ちょっと先日訪れた学舎を見てみたかっただけさ」
「それに、今此処で君に魔術的なものをかけよとうすればーーーーーーー」
すると、いつの間にか俺の前にいつものゴスロリ服を着たオーフィスが俺の目の前に居た。
「この通り、オーフィスが来るわけだ」
「お、オーフィス!?」
オーフィスは俺を見ると俺を抱きしめてヴァーリを睨み付ける。
「ヴァーリ、我のイッセー、傷つける気なら、我、ヴァーリ、許さない」
「何だオーフィス、赤と白の決着を着けちゃダメなのか?」
「オーフィス!皆見てるから早く離れろ!」
「・・・・・わかった」
するとオーフィスは俺から離れ俺の隣に移動する、それにしてもよかった~他の奴らに見られなくて。
「それじゃあ、俺はこれで失礼するよ、今夜の三すくみの会談にまた会おう」
白龍皇はそう言うとその場から立ち去った。
「あれが・・・・歴代最強の白龍皇か・・・それとオーフィスいい加減その前が空いたそのゴスロリ服だけはやめてくれ、俺の趣味が疑われるから」
「・・・・・・・」
オーフィスは無言でその場を立ち去ろうとする、オーフィスのゴスロリ服は普通の人には露出が多いゴスロリ服にしか見えないらしいから、大丈夫だろうと思うけど普通じゃない人には丸見えだから心配している。
「イッセー、また後で」
「また後で?それどういう意味だ・・・・って行っちまった」
まぁ、いいか別に。俺はそう思うと教室に入って行った。
そして、教室に入るとハゲとメガネが俺にラリアットしてきやがったって!?。
「死ねーーーーーーーー!!!」
「この停学野郎ーーーーーーーーーー!!!」
「喰らうかぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は二人の攻撃をしゃがんで交わすと両手を拳の形にして構える。
「ドラゴン!昇龍健!!」
『Boost!!!』
あ、
「「ぶぐほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」
松田と元浜に昇龍拳をかますと無意識に力が倍加され二人は勢いよく教室の天井に頭から突き刺さった!。
「何だ!?」
「何の音!?」
クラスの奴らが激しい音に気づき俺の周りに集まってくる。やべ、やらかした大丈夫かな二人とも生命力はゴキブリ並みにあるから大丈夫だと思うけど倍加しちまったしやばいんじゃ。
「「何をしやがる!イッセー!!!」
二人は天井から降りて多少血は出ているがピンピンしてやがった!。嘘だろう!?だって倍加された拳を全力で振るったんだぞ!?お前ら本当に人間かよ!?。
「お前らこそ何しやがる!」
「それはお前が無期停学何かになるから!俺達二人は寂しく寂しくエロDVDを見てたんだぞ!!」
「それに貴様が居なくなってから俺のスリーサイズスカウターが使えなくなったんだぞ!!」
「十分だろうが!!それと元浜それは残念だったな!!」
「「うるせぇぇぇぇぇ!!!」」
そしてその後俺は更に二人を返り討ちにしてやった、でも、俺にとってはいい友達だ。
そして教室には多くの保護者が来ていた、勿論俺の母さんや父さんも。そして授業が始まろうとした時だった、教室の扉が開くとそこには。
「我、失礼する」
「「「「失礼します(する)(ぜぇ)」」」」
そこにはハルトと山田とアーシアとゼノヴィアとオーフィスの姿があった、俺は心の中で焦っていた。ちょっと待て!何であいつらが此処にいるんだよ!?それにどうして授業参観の日が・・・はっ!。
『イッセー、また後で』
俺はあの時のオーフィスの言葉を思い出した。そうか!そう言う事だったのかよ!?。
「おい、イッセーあの人達知り合いか?」
「あのゴスロリ衣装の黒髪美女は一体!!」
「あの金髪美少女シスターは!」
「くそっ!一体あの美少女さんに組は一体!」
「さ、さぁ~誰の知り合いだろうね~(一誠頑張れ!何としてもハルト達とは知り合いじゃないと言い張るんだ!)」
すると、オーフィスは笑顔で俺に小さく手を振ってくる。それを見た男子生徒達は。
『ぐはっ!!』
皆鼻血を吹き出し机に倒れる!やめろ!やめてくれオーフィス!!先生や女子達が皆俺をガン見してくるからさ!母さん達や父さん達も俺のことを半目で見てくるからさ!。
『諦めろ相棒、お前は完全に包囲されている。大人しく投稿したほうが身のためだぞwwww』
精神世界に入ってドライグを半殺ししてやりたい!それかオーフィスに頼んで!。
そう考えていると机の上に紙粘土が置かれる。うん?何で英語の授業で紙粘土を使うんだ?。
「いいですかー、今渡した紙粘土で好きなものを作ってください。自分がいま脳に思い描いたありのままの表現を作ってください。そう言う英語もあるのです。」
(ねぇよッ!意味わかんねぇよ!先生!何処の世界に授業で紙粘土を使う英語の授業があるんだよ!!)先生に心の中ツッコム俺
「レッツトライッ!」
先生は右手をグーにして上にあげて元気よくそういう。
(レッツトライッ!じゃあねぇよ!意味わかんねぇよ!)
俺は仕方なく腕を組んでこの紙粘土で何を作るか考える。とは言ったものの一体どんなものを。俺はチラっとオーフィスを見ると俺をガン見してやがった、え?何?作れってか?紙粘土でお前を作れってか!?。
『それか、アスカロンを作った方が簡単だろうな』
それもあるけど、出来ればもっといいものを・・・あ、そうだ。俺はある物を思い出し頭物かでそれを思い浮かべる、そして無意識の内にある物が出来上がった。
「ひょ、兵藤君!こ、これは・・・!」
「ま、まぁ!あ、あれですよ簡単に思い浮かべて作っただけですよ!はっはは!」
俺が作ったのはハルトの神器であるヴァルヴレイヴを144/1サイズに創り、その隣にオーフィスとなんとなくマリナを作った。俺は恐る恐る見てみるとオーフィスは満面な笑顔で俺を見ていた、ハルトは「おぉ~!」とでも言いそうな顔をしてた。
『中々じゃないか相棒』
どうだ!ドライグ!俺の素晴らしい作品は!
『ま、それはそれ、これはこれだ』
て、てめぇ・・・・・!
その後、教室では俺の作品のオークション会が開かれてしまった。だが俺は誰にも売らなかった。
はい第十五話でした・・・今日は多めです
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次回は第三章、革命教室のカーミラです!。もしかしたら出るかもしれません(まだ予定はありませんが)
では、次回! 第十六話 神の不在
革命機ヴァルヴレイヴ、それは世界を暴く真実