その頃、一誠とゼノヴィアはオーフィスに気づかれないようにオーフィスの後ろからつけていた。
「まだ、何もないようだな」
「油断するなイッセー。此処は日本だ、何が起こるかわからない」
「だな、っていうかそこまで日本は危ない国じゃねぇよ」
「お!八百屋に着いたようだぞ!」
一誠はゼノヴィア言う通りゼノヴィアが見ている方を見る。そこにメモを見ながら店に並んでいる、野菜を見ているオーフィスの姿があった。因みに材料はカレーの材料だった。周りの人達はオーフィスの姿にくぎ付けだった。
「・・・・・・・・」きょろきょろ
「オーフィスの奴、ちゃんと何を買うのか見て選んでる」
「ふむふむ」
一誠は何故か材料を選んでいるオーフィスの姿見て興奮し、ゼノヴィアは何故かメモを書いていた、そしてオーフィスはある物に手を差し伸べた。
「おォ!オーフィスが動いたぞ!」ドキドキ
「・・・・・・」ゴクリ
電柱の陰に隠れた二人はオーフィスを見守りながら見ていた。そしてオーフィスが手に取ったのは。
「にんじん」
ピンポン!
「ジャガイモ」
ピンポン!
「玉ねぎ」
ブブーー、糸こんにゃく
「・・・・ま、まいど!」
オーフィスはそれぞれその材料を買うとその場を立ち去る。
「惜しい!惜しいぞ!イッセー!」
「いや、惜しくねぇよ!」
オーフィスはエコバックに材料を入れると次の場所に向かおうとした時、ある場所に止まった。
「・・・・・・・・・」
「あれ?止まったぞ、イッセー」
「ん?あれは・・・・ひよこ?」
オーフィスが止まった場所にはひよこが沢山入った段ボールがある店だった。
「肉」ガシッ!
「ピ~ッ!ピ~ッ!」
オーフィスは虚ろな目で一匹のひよこを鷲掴みしその店のレジへと入って行った。それを見ていた二人は顔の上半部分を黒くしていた。
「いらねぇ!カレーに肉なんていらねぇーーーーーー!!!!」
「ま、まずいぞ!イッセー!。このままではあのひよこが、ただの肉の塊になってしまうぞ!」
「いやーーーーーーーーー!!!!」
「ねぇ、ママァ。あの人達何してるの~?」
「見ちゃいけません!」
頭を押さえてそう叫ぶ一誠と驚愕した表情でオーフィスを見るゼノヴィアに周りにいる人たちは、奇異の視線を向ける。するとオーフィスは近くの公園のベンチに座った。
「ん?オーフィスがベンチに座ったぞ」
「そういえば、確か残ったお金は何か食べたいもの買っていいって書いといたから多分、あの店で何か買ったんだろう」
オーフィスはバックの中からサンドイッチを取り出してそれを両手で持ち口へ持っていく。モグモグと口を動かして空を見つめる。
「まぁ、何とかおつかいは成し遂げたな、イッセー」
「そうだな・・・・・ん?何だ?あいつら」
するとオーフィスの周りにチャラい格好をした男達6人がオーフィスの周りを囲んだ。
「ねぇ?お姉さん、今から俺らとどっか遊びにいかない?」
「・・・・・・・・」モグモグ
「そのゴスロリ服可愛いねぇ」
「・・・・・・・・」モグモグ
「ねぇ?行こうよ」
男達はオーフィスをナンパするがオーフィスは無言のままサンドイッチを食べ続ける。
「イッセーの言う通り、早速来たな・・・・・イッセー?」
「・・・・・・・・」
一誠はナンパされているオーフィスを見て男達を睨み付けていた、一誠が触れている電柱にどんどんヒビが入って行く。
「折角のオーフィスのはじめてのおつかいの邪魔しやがって・・・・あの野郎ども、どうしてやろうか・・・・」
一誠は無意識にドラゴンのオーラを出しながら男達を見ていた。すると男達の一人がオーフィスの腕を掴む。
「まぁまぁ、そう言わずにさぁ行こうよ」
「そうそう」
その時、持っていたバックをベンチから落ち、バックの中身が地面へ落ちると同時に中に入っていたヒヨコが落ちる。
「ピ~ッ!ピ~ッ!」
「・・・・・・・・・・」
「よし、じゃあ行こうぜ?」
「だな、(このままホテルまで連れて行って・・ヒヒ)」
男達はにやにやしながらオーフィスを連れて行こうとする。オーフィスは無言のまま落ちたバックとヒヨコを見る、男達はオーフィスを無理やり連れて行こうとする。
「あのクソ野郎ども・・・・・・ッ!!」
「落ち着け、イッセー。魔力が漏れているぞ」
「だけど・・・・・・っ!?」
すると一誠とゼノヴィアはとてつもない魔力を感じ取り、オーフィスの方を見る。オーフィスの周りからとてつもない魔力の波動が出ていた。男達はオーフィスを見て震えだす。
「我のおつかい、イッセーから任されたおつかい、お前達、邪魔した」
「「「「「「ひっ!!!」」」」」」
まだ、オーフィスと男達以外の人がいないがまだ幸いだった。そしてオーフィスの周りに黒い大きな蛇が赤く光る目を男達に向ける。
「許さない」
オーフィスはそう言うと腕を男達へと向けようとする。男達は腰が抜け地面に座り込んでしまう。
「オーフィスッ!!」
『まずいぞ、相棒!オーフィスめかなりキレてる!このままではあの人間たち、死ぬぞ!』
「わかってる!くそ!俺のせいでこんな!」
「今はそんな事を考えてる時じゃないぞ!急ぐぞ!イッセー!」
『Boost!!!』
一誠はブーステッド・ギアを起動し、ゼノヴィアはいつでもデュランダルを出せるようにする。一誠は先に先行しオーフィスに接近する。
「
『Discharge!!!』
一誠はDischargeを発動し赤龍帝の粒子翼を展開する。一誠はオーフィスによって発生した黒い波動を受け止めながらオーフィスに近づいてく。
「オーフィスッ!やめろっ!!!」
「イッセー?」
一誠はオーフィスを後ろから抱きしめそう言うとオーフィスは一誠に気づき蛇と波動を消す。男達はその場から逃げた。
「イッセー、我、おつかい」
「いいよ、俺もお前一人に行かせようとして悪かったな。ごめん」
「・・・・・・・//////」
オーフィスも一誠を抱きしめて顔を赤くする。ゼノヴィアは逃げた男達をボコボコにして二人の前にやってきた。
「イッセー、こっちは終わったぞ」
「サンキュー、ゼノヴィア。・・・さ、帰ろ?オーフィス」
「ん」
オーフィスはイッセーの腕に抱き着きながらバックを持って歩き始める。ヒヨコはオーフィスの頭の上に乗ってピ~と鳴く。
「そういえば、オーフィス。ヒヨコは肉じゃないから今度からは気をつけろよ?」
「わかった」
オーフィスがそう返事をするとゼノヴィアが一誠の空いている左腕に抱き着く。
「ぜ、ゼノヴィア?」
「私も一度イッセーとこれをしてみたかった、ダメだったか?」
「いや、別にいいぜ(あ~!おっぱいの感触が直に!俺は何て幸せ者なんだ~!オーフィスのおっぱいも直にっていうか、もろに感じる!!)」
「帰ったら、我、ご飯作る」
「お!マジか?じゃあハルトに教えてもらいながら作ろ?な?」
「それは楽しみだな、オーフィス。期待してるぞ?」
「ん」
三人は仲良く皆が待っている家へと帰って行った。
そして家に着くと。
「・・・・・・何があったんだ?」
「「・・・・・・・・・」」
三人が家に着き入ると中は。
『「ごめんなさい、申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい」』
「だったら二度とこんな騒動は起こさないことだ。いいな?」
『「はい」』
腕を組んでいるエルエルフに土下座をするマリナとサキがの姿があった。
「ハルト、一体何があったんだ?」
「いや・・・・聞かない方がいいと思う、僕もあまり話したくないし」
「・・・・・アーシアは?」
「アーシアさんなら、朱乃さんと一緒に部屋で寝てるよ」
「そうか・・・・・わかったよ」
一体何があったのか聞きたかった一誠だがハルトは顔を動かさずにそう言うと一誠はそう言う。
「あれ?皆どうしたの?」
するとそこに口に焼きそばパンを銜えてトロフィーを持ったショーコが帰って来た。
「ショーコさん、どうしたんです?そのトロフィー・・・・・」
「あ!これ!いいでしょ!私優勝したんだ~!えっへへ~!」
ショーコは場の空気に合わないテンションでトロフィーを見せつけて来たのであった。
その後、マリナとサキは何とか仲良くなりハルトは二人で共有することになった。山田の方も同じくそうなった。
「あれ?俺の出番なくね?」
「キョーマ、今更おそいぜ?」
「残念ですね、犬塚先輩」
「とほほ・・・・」
はい第二十一話でした!
感想お願いします!次回は後からになりましたが戦闘校舎のフェニックス編をやりたいと思います
次回!第二十二話 入学とフェニックス
革命機ヴァルヴレイヴ、それは世界を暴く不死鳥