ハイスクールVVV 革命の神憑きは異世界へ   作:夢の翼

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お久しぶりです!


第二十六話 戦いの後と紫色のお粥

ハルトSIDE

 

僕たちは無事に朱乃さんをライザー眷属から救出し兵藤家へと帰って来た。謎の天龍と名乗るジークから解放された一誠を部屋に寝かせそして新しく朱乃さんの部屋となった部屋のベットに朱乃を寝かせて布団を掛ける。

 

「後は目を覚ますのを待つだけですけど・・・どうやって朱乃さんを元に戻すかが問題ですね」

 

「そうだな……」

 

「バラキエルさん……」

 

僕の隣は翼を消滅させたバラキエルさんが正座した態勢で気を失っている朱乃さんを見つめる。自分の娘が強引に悪魔に転生させられそして操られてしまったの自分の所為だとバラキエルさんはそう言っていた。

 

「……私が・・・朱乃の傍にいてやれなかった所為で…朱乃を・・・」

 

「………」

 

「”朱璃”さえ……守れなかった…そして朱乃さえも……私はっ!」

 

「……っ」

 

朱璃、朱乃さんのお母さんでバラキエルさんの……バラキエルさんは涙を流しながら手を握りしめる、此処は二人だけにしようと僕は部屋を出る。するとその隣に壁に寄りかかって腕を組んでいるエルエルフが目を閉じて立っていた。

 

「エルエルフ・・・・・」

 

「どうだった?バラキエルは」

 

「・・・・・・泣いていたよ。守れなかったって」

 

「そうか……」

 

「……ねぇ?エルエルフ、朱乃さんを」

 

「残念だが私には転生悪魔を元の種族に戻すまでの力はない、時縞ハルト」

 

「・・・・・・」

 

エルエルフは即答でそう僕に言ってきた。悪魔から元の人間と堕天使のハーフに戻す方法はない、そう付け加えるエルエルフ。

 

「だが、方法ならある」

 

「朱乃さんを…神憑きにしろって言いたいの?」

 

僕はエルエルフを睨み付ける。だってそうだ、アーシアさんは神器を抜かれて一誠の必死の頼みでアーシアさんを神憑きとして蘇らせて、一誠の場合は”勝つ”為に悪魔から神憑きになった。そして今度は朱乃さんを神憑きに……このままじゃいずれ、ゼノヴィアさんやイリナさん。もしくは僕らに関係している人達がいつか全員神憑きなる可能性がある・・・これ以上『呪い』を増やす訳にも。エルエルフは僕の視線に気づき目を開いて僕を見てくる。

 

「ではどうする気だ?このまま、彼女を悪魔のままにすると?」

 

「それは・・・・・・」

 

悪魔にはいい人はいる。だけどほとんどの悪魔がいい人とは限らない。サーゼクスさんやミカエルさん、そしてアザゼルさんは僕らの事を理解してくれている。特にアザゼルさんは。

 

「私は少し休む。後は頼んだぞ」

 

「うん、わかった・・・僕は一誠の様子を見て来るよ」

 

「了解した。部屋にはアーシア・アルジェントも居るはずだ」

 

「わかった。お疲れ様」

 

「ではな」

 

エルエルフはそのまま廊下を歩いていき自分の部屋へと入って行った。僕は再度朱乃のドアを見ると僕は一誠の部屋へと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして一誠の部屋の前に着くとドアを開けて中に入ると部屋には眠っている一誠の横に座っているアーシアさんと一誠の机の椅子に座っている戦闘服から私服に着替えたゼノヴィア、そしてイリナさんがいた。

 

「ハルトさん」

 

「アーシアさん、一誠の様子は?」

 

「・・・・・・」フルフル

 

「そっか、まだ目が」

 

僕はアーシアさんの隣に座りベットの上に眠っている一誠のを見る、僕はあの時一誠がジークと入れ替わるときに言っていた事を思い出した。

 

 

 

 

《俺ははもう失わない・・・あの時…姉ちゃんを救えなかった時みたいな事だけはっ・・絶対に!――――お前みたいな奴がいるから!・・・姉ちゃんは・・・・朱乃さんはっ!!》

 

 

 

 

姉ちゃん。もしかして一誠にはお姉さんが居たのかな・・・・あの時一誠は泣いていた、それもとても後悔している様なそんな顔をして。

 

「それにしても、あの青いドラゴンは一体何なんだったんだ。闇の天龍と名乗っていたが」

 

「天龍は”赤い龍の帝王”と”白い龍の皇帝”だけのはず」

 

「でも、あの時青い神器を持ってたし」

 

すると一誠の左手が光った

 

『あれは神器じゃない。あれは奴ら(ライザー眷属)に神器だと認識させる為のダミーだ』

 

なんと一誠の左手からドライグの声が響いてきた。ドライグはあの青い神器は神器じゃないと言ってきた、どういう意味?。

 

「どういう事?」

 

『奴は恐らく、人間にその物に宿る事が出来るドラゴンなのだろう。神器と同じように選ばれた者のみに奴は宿ると言う事だろう。詰まり生きた神器モドキという事だ』

 

「生きた神器モドキ?」

 

『あぁ。人間に宿る事により宿主の体を借りて戦ったり、神器の様な物に姿を変えて宿主に力を与えて戦うといった事が出来るのだろう、そして奴その物が宿主と共にドラゴンへと変身することも』

 

「じゃあ、何で今まで青龍帝の存在を誰も知らなかったんだろう、ドライグも知らないんだろう?」

 

『あぁ。知らん』

 

人間に宿る生きたドラゴン。まるで幽霊みたいドラゴンだな、すると一誠が。

 

「ん・・・・おぅ・・・おっぱい・・・・・」

 

薄っすらと目を開け声を上げた。っておっぱいって!

 

「い、イッセーさん!」

 

「気がついたか、イッセー!」

 

「大丈夫!?イッセーくん!」

 

椅子に座っていたゼノヴィアさんとイリナさんが目を覚ました一誠の傍に寄ってくる。一誠は体を起こし目を手でかく。

 

「アーシア・・・ハルト、ゼノヴィア・・・イリナ・・・・俺どうしたんだ?」

 

「何も覚えてないの?」

 

「あぁ。でも、何か声が聞こえた様な・・・闇を受け入れろとか、厨二病みたいな台詞が聞こえた気が」

 

一誠は頭を掻きながらあくびをするとベットから立ち上がり、体をゴキッゴギッと鳴らしながら動かす。すると一誠は何かを思い出したような表情をして僕に掴みかかって来た。

 

「ハルト!朱乃さんは!?朱乃さんはどうなったんだ!?」

 

「だ、大丈夫だよ!朱乃さんは無事に助け出したから!だから落ち着いて!」

 

そういうと一誠は僕から離れると「そうか・・・よかった」と言った。

 

 

 

 

 

そしてその後に一誠のこれまで起きた事とバラキエルさんの事や青龍帝の事を話した。

 

「そうか、今朱乃さんの部屋には朱乃さんのお父さんが居るのか」

 

「うん」

 

「それで、あの焼き鳥野郎は?」

 

「エルエルフが創った牢獄用の疑似空間に放り込んでるって、マリナから聞いたよ」

 

「・・・・一体何もんなんだよ、あいつ」

 

「正直チートだよね、エルエルフって」

 

僕らがそう話していると、部屋に誰かが入って来た。まず一人目がオーフィス、そして二人目は・・・エプロン姿で鍋を持ったショーコだった。何あれ?。

 

「イッセー、大丈夫?」

 

「あ、あぁ。大丈夫だ」

 

「我、心配した・・・イッセー」ギュッ

 

「うォォ!!/////」むにゅ

 

オーフィスはいつもの様に一誠に抱き着くと一誠の頭を優しく撫で始めた。一誠は興奮しながらオーフィスの胸の感触を味わっていた。・・・・一誠。

 

「さぁ~!イッセーくん!私が作ったこのお粥を食べなさい!」カポっ

 

ショーコが鍋を開けると中身にはとてもお粥には見えない、というより料理とはいえない色をしていた、ショーコなんだよそれ!?お粥のに何で紫色なの!?普通白じゃないの!?。

 

「あ、あの・・・ショーコさん?」

 

「何?イッセーくん」

 

「・・・・こ、これお粥ですよね?」

 

「うんそうだよ。あ!似た目?大丈夫!、見た目はあれだけど味はちゃんとしてるから大丈夫!」

 

「そう言う問題じゃないですよね!?これどう見てもあれですよね!?、絶対食べるなっていうあれですよね!?」

 

「えぇ~!おいし~よ~!」

 

「おいし~よ~っていう問題じゃねぇよ!何処の世界にブクブクと音を鳴らす紫色のお粥があるんですか!?」

 

確かにショーコが作ったっていうお粥は確かに不気味な色をしておりお粥がブクブクと空気が割れる音を出している、一誠が焦るのも無理はないよ

 

「い、一誠、ショーコの料理は一平変わってるけど、味は確かだから、ね?」

 

「正直食べる気失せるんだけど、あんなの唯の可哀想なお粥だよ」

 

オーフィスは一誠をお粥から守るように抱き寄せる。ショーコはニコニコとした顔で一誠に迫ってくる、部屋の外には流木野さんとアキラちゃん、そして山田君、犬塚先輩が隙間から覗いていた。

 

「指南さん、料理相変わらずね」

 

「うん・・・・・」

 

「まぁあんなものを喰えって言われたら警戒するわな」

 

「だな、それが正しい判断だわな」

 

四人からそんな声が静かに聞こえてくる。そして遂に部屋の隅へと追い込まれた一誠

 

「さぁ、体の為だから!食べなさい!」

 

「俺はそんな殺人料理なんか食べません!死ぬならおっぱいに包まれながら死にたいですっ!!」

 

ショーコは取り敢えずスプーンでお粥をすくうとそれを一誠に近付けていく、そして一誠の鼻の所まで来た所で一誠は匂い嗅いだ、すると。

 

「ん?・・・・お粥の・・・・匂いだ」

 

「でしょ!ほら!」

 

一誠は恐る恐るショーコから渡されたスプーンを受け取りそれを口の中へ入れた。

 

「モグモグ・・・・ん!?こ、これは!!お、おおおおお粥だ!」

 

「でしょでしょ!」

 

「は、はい!これ確かにお粥の味だ、普通の味だけど」

 

「殺人兵器ではなかったのか?」

 

「よ、よかったですぅ~」

 

「あんなの料理とは言えないわ!あぁ~主よ!」

 

その後、一誠はショーコのお粥を食べつくした。オーフィスは今だに警戒していたけど。

 

 

ハルトOUT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はちょっと予告を変更しました

すみません

では、次回に分かり合う二人をお送りいたします!

それでは!とおぅ!!へゃああああ!!
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