『山田君!!!』
『サンダーだっ!!』
黄色いヴァルヴレイヴは地上に着地すると、山田はハルトに近寄る。
『にしても、何でお前が此処に・・・まさかお前も・・・・』
『うん・・・僕もあの後・・・』
『そうか・・・』
そう話しているとミッテルトが光の槍をハルト達に向けていた。レイナーレはいつの間にかいなくなっていた。
「たかが人間が一人増えただけで!」
『俺達”神憑き”を舐めんなよカラス女ぁ!』
「か、カラス!?、下等な人間が舐めてんじゃねぇぞ!!」
ミッテルトは顔を歪めると光の槍を3号機へと投げる。しかし3号機の巨大双碗、アームストロンガー・カノンで光の槍をなぎ払うと光の槍は粉々に砕け散った。
『山田君!話は後だよ、まずは!』
『おぉう!そうだなぁ!行くぜハルト!』
3号機はミッテルトの元へ空を飛ぶと3号機は黄色の軌跡を放出しながらミッテルトの元へ向かうハルトもヴァルヴレイヴで山田の3号機の後を追う。
『行くぜぇ!』
「舐めんなよ!人間がぁ!」
3号機はアームストロンガー・カノンでミッテルトを捕まえると上に持ち上げ勢いよく下へと投げ飛ばす。その下にはボルク・アームを構えたハルトのヴァルヴレイヴが銃口を向けていた。
『行けぇ!!』
ボルク・アームから魔力弾が何発も自分の元へ落ちて来たミッテルトの体を次々に貫いていく。
「そ、んな!高が人間如きに私が!」
ミッテルトは血まみれになりながら教会から逃げようとするがその先には山田の3号機が腕を踏んで立っていた。
『逃がさねぇよ!食らいやがれ!!』
アームストロンガー・カノンと肩越しに装備されたチェーン・ソーサーをミッテルトに構えて緑色の大きなビームの魔力が放たれミッテルトを飲み込み魔力が消えるとミッテルトの姿は跡形もなく消えていた。
『さぁ、早くあの人の所に行かないと!』
《急ぎましょ!山田行くわよ!》
『サンダーだって言ってんだろう!、って誰に言ってんだ?俺』
「い、行きましょう!山田さん!」
『サンダーだっ!!』
ミッテルトを倒したハルトと山田と朱乃は急いで一誠が居る所へ向かった
ハルト達が着くと両足から血を流しながら目の前に居るレイナーレに向かって赤い籠手をと悪魔の翼を広げた一誠の姿があった。
「此奴を・・・一発殴らせてください!!」
「そんな!悪魔にとって光は猛毒のはず!高が下級悪魔が私の槍に耐えられないはず!?」
一誠はゆっくりレイナーレに近づいていく、今の一誠に恐れているのかレイナーレは一歩とまた一歩と下がる。
「あぁ痛てぇよ・・・超痛てぇよっ!。今でも今にも意識が飛んじまいそうだよ・・・」
一誠はフラフラな足でレイナーレに近づきながらそう言う、そしてその隣にいる死んだアーシアを見ると。
「けどなぁ!・・・そんな事がどうでもいいくらい!てめぇがムカつくんだよっ!!!」
『Explosion!!!』
赤い籠手から機械音声が鳴り響くと赤い籠手に埋め込まれている宝玉が眩しく光輝きだす。ハルト達はその赤い籠手に目を向けていた
『マリナ、彼の神器ってもしかして』
《・・・えぇ、あの男子が持っている神器は・・・神滅具よ・・・それも赤い龍の帝王を宿した》
『すごい・・・どんどん力が上がっていてる』
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
『Boost!!!Boost!!!Boost!!!Boost!!!Boost!!!Boost!!!Boost!!!Boost!!!Boost!!!Boost!!!Boost!!!』
一誠の魔力が上がる度に周りの物が吹き飛び一誠の立っている場所も大きく凹みひびが入っていく。ハルト達は余りの魔力の激しオーラに顔を伏せながら耐えていた
「そ、そんなこの力、上級・・いやそれ以上!?。あ、ありえない!高が龍の手のはずでしょ!なのに何で此処まm「おい」ひっ!」
「お前はアーシアの神器を・・・アーシアの命を奪ったんだ・・・・・ならっ!」
「てめぇも、命を奪われる覚悟は出来てんだろうな!!!」
すると一誠の後ろが赤い炎に埋め尽くされてその炎が赤い龍の形になっていく、そしてその炎の龍はまるで意識があるかのように炎で出来た目でレイナーレを睨みつける。
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
レイナーレは等々自分が殺し自分が馬鹿にした一誠から逃げようと翼を広げ飛ぶが。
「な!何よこれ!?」
『逃がさないっ!!』
ブレーデット・バイケンの赤い鎖でレイナーレの右腕に巻き付け動きを封じるハルト、それを見た一誠はハルトを見る。
「お前・・・・」
『今がチャンスだよ!早く!』
『男ならダチの仇をちゃんと取ってやれっ!!』
ハルトと山田が一誠にそう言う
「俺は兵藤一誠だ・・・・お前らの名前は?」
『僕は時縞ハルト』
『俺はサンダーだ、覚えておk『山田ライゾウ君だからね』って!ハルトてめぇ!』
「ハルト・・・山田・・・・ありがとうな」
一誠は炎も龍と共にレイナーレに振り向く。
『まさか、こんなにも早く意識が目覚めるとはな・・・今回の宿主は面白い』
「な、なんだ?」
一誠の後ろに居た炎の龍が喋りだした事にその場の皆は驚いていた。
『俺はウェルシュ・ドラゴン、赤い龍の帝王。ドライグだ、兵藤一誠、お前の左腕に宿る者だ』
「あ、赤い龍の帝王!?ま、まさかそれは龍の手ではなく」
《そうよ堕天使。それは神器の中でも規格外中の規格外で神を殺す事が出来る、十三種・・いや十五種類存在する神滅具の一つ。赤龍帝の籠手《ブーステッド・ギア》よ》
「ぶ、ブーステッド・ギア!?馬鹿な!神をも滅ぼす力がこんな子供に!?」
《その子をあまく見過ぎた、あなたのミスよ》
一誠はレイナーレに顔を向いたまま炎の龍に喋りかける。
「なぁ、赤いドラゴンさんよ」
『ドライグで構わないぞ、相棒』
「そうか・・・ならドライグ、俺達を馬鹿にした此奴を・・・ぶっ飛ばしてやろうぜ?」
『ふふっ、そうだな、このまま誇り高き二天龍である俺が下級堕天使に龍の手扱いされる屈辱は我慢できないな・・・』
一誠は腰を下げて籠手を後ろの方へ引っ込めると籠手に炎が集まっていき籠手が赤い炎で覆われる。そして一誠は悪魔の翼を広げ動きを防がれているレイナーレへと飛ぶ。
「私は、私は至高の!?」
「ぶっ飛べ!クソ天使っ!!!」
ドゴォォォォォォォォォォっ!!!!!
一誠は思いっきり後ろに引っ込めた籠手をレイナーレの顔を殴りレイナーレは教会の外へと吹き飛ばされる、そしてまた籠手を後ろに引っ込めると赤い炎の龍が籠手サイズまで小さくなると一誠は思いっ切り炎の龍が乗った籠手を前に突き出す。
「赤龍帝の炎龍《ブーステッド・マキシマムバースト》!!!」
『Boosted Gear Maximum Drive!!!!』
籠手から勢いよく先ほどの小さな炎の龍が飛び出し元の巨大な大きさに戻り、吹き飛ばされたレイナーレに向かっていく。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ドカァァァァァァァァァァァァンっ!!!
巨大な炎の龍はレイナーレを飲み込みむと大きな爆発を上げた
『Reset』
魔力がリセットされた一誠は地面に倒れようとするが、神器を解除したハルトが倒れ込もうとする一誠を支える。
「やったね、兵藤君」
「やったじゃねぇか!兵藤!」
「・・・・・・でも」
一誠は椅子に寝かせた亡き骸のアーシアを抱き合える。それを見たハルト達は顔を下に向ける。
「ごめんなアーシア・・・俺は・・・・何も・・・出来なかった!」
「「「・・・・・・」」」
一誠はもう動かないアーシアを強く抱きしめ何回も何回もアーシアに謝る、すると一誠の上から光が下りてくる、それはアーシアの神器だった、一誠はそれを両手で受け取るとアーシアの体の中に入れる。
『その子と・・・まだ一緒にいたい?』
「っ!?、お前は!」
ハルトの中から実体化したマリナが一誠に質問する。
『もう一度聞くわよ、兵藤一誠。その子とまだ一緒にいたい?』
「当たり前だろっ!アーシアは友達が今までいなかったんだ!俺はそんなアーシアの最初の友達になってあげたかったんだ!、何のこんな・・・こんな結末おかしいだろ!!」
一誠は教会の天井に向かって叫ぶ。
「神様!頼むよ!こんな優しい子を連れて行かないでくれよ!、この子はただ友達が欲しかっただけんだ!」
一誠は何度も何度も叫ぶ。
「俺が悪魔だからですか?・・・悪魔の俺がアーシアの友達になったらダメなんですか!・・・・・・畜生・・・くぅぅ!」
涙を流しながら一誠は叫び続ける、そしてマリナは苦笑いをすると。
『ならその願い、ハルトが叶えてあげるわ、兵藤一誠』
「え?・・・・・・」
「え?」
「・・・・僕が?」
山田はポカーンっとした顔でハルトを見てハルトは自分の指で自分に指を指しマリナに聞く。
『ハルト、言ってなかったんだけど。前の世界で神憑きが人に噛みつくとどうなってた?』
「ジャック・・・してたよ?」
「もしかして生き返らせれるのか?」
「本当なのか!?」
『ただし、もう人間では居られなくなる』
「それって!もしかして!」
「何なんだ?どうしたんだハルト?」
「”神憑き”になんのか?流木野」
『私はマリナよ、山田。それでどうする?兵藤一誠』
一誠は少し考えるとハルトを見る。
「ハルト。お前アーシアを俺の代わりに守ってくれるか?」
「・・・・・いいのかい?そんな事すれば彼女は人間じゃなくなってしまうんだよ?」
「悪魔になって危険な事に巻き込まれることがあるし、それにリアス先輩の眷属にさせたくない」
一誠はそう言うとハルトは。
「わかった、けど僕たちの事は余り口に出さないで欲しいんだ。これは”契約”だ」
「契約・・・いいぜ、アーシアを守ってくれる変わりに俺はお前達の秘密を守ってやる、だからアーシアを生き返らせてくれ!」
頭を下げてハルトにそう言うとハルトは手を差し伸べる。
「契約、成立だね」
「あぁ」
一誠はハルトから差し伸べられた手を掴み握手をする、そしてハルトはアーシアの体を持ち上げると口をアーシアの首元に持っていく。
「これでまた”呪い”が・・・・受け継がれてしまうんだね」
「でも、これは助ける為だろ?ハルト」
『・・・・・・・』
「・・・・・・・」チラっ
「・・・・・頼む」
「・・・・・行くよ」がぶっ!
ハルトが噛みついた瞬間アーシアの体からRUNEの光が現れアーシアを包み込んだ。
はい!第六話でした!
という事でアーシアは神憑きになります!作者の勝手ですみません!
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次回! 第七話 神憑きのシスター
革命機ヴァルヴレイヴ、それは世界を暴く聖女