私は初売りに駆り出された挙句3日からは実家とハチャメチャな生活をしていました。ようやく落ち着いて書ける....
心は落ち着いていないけど(モバ輝子SRデレステ森久保SSR)
お爺様へ
お元気していますか?僕は今お爺様達が僕の実家だった場所に向かっている間店では大変なことが起きています
よし、状況を確認しよう
Q.ここはどこ?
A.喫茶店フジの裏にある居住スペース。ちなみに2階は俺の部屋です
Q.今いる場所は?
A.リビング
Q.最後の質問いいか....?目の前にいる子、誰だ
A.勘のいい(ry
アイドルで常連客で同じ高校の後輩の星輝子さんです
ど う し て こ う な っ た
いやまあ奥へ連れ込んだのは俺だけどさ....まさか帰れなくなるとは思わないじゃないですか。しかも俺の初お泊まりが星さんとかおかしいよね?おかしい絶対におかしいよこんなの....
ともあれ時刻は6時、うちは喫茶店なので夕飯は比較的遅めなためリビングでごろごろしている。本当にやることが無いだけだ
当の星さんは
「泊まるのに少し買い物だけさせてくれ」
と言って近くのコンビニに行ってしまった。まあ徒歩3分もかからないところだし今度はレインコートも渡したから大丈夫だろう
「いやでも何しよう....」
そう、俺こと大野翔太郎はまず友人などを家に招いたことがほぼ無い。というか全く無い
時間が余った時や暇つぶし用にソーシャルゲームなどは良くやるがパーティゲームや対人ゲームのように多人数で遊べる家庭用ゲームなどの類を全くもっていないのだ
「風呂入るか....」
2階の部屋から着替えを持ち出し電気は付けっぱなしなのでいつも通り浴室へと入る
髪の毛は短めなのでササッと洗い、顔、体と順に洗っていく。泡を流すとすっきりした
湯船に人差し指をちゃぷっと浸けると熱過ぎずちょうどいい湯加減だった。冷たい雨の中この暖かさは体にしみる
「生き返るわぁ....」
タオルを頭の上に乗せてゆっくりと浸かる。ジジ臭いと思っているんだろうがそれは違う。気がついたらこうなっていただけなんです、うん、俺は悪くない(何が?)
「はふぅ....」
体が温かさを求めて少しずつ少しずつ湯の中へと引きずり込まれていく。冬の時のこたつ現象だな
眠くなる訳では無いが疲れていた体がほぐれてきたのと温まってきたからか少しずつとろ〜んとしてくる。あ〜極楽極楽
あふ〜なんぞ言っているとドアの閉まる音がした。恐らく浴室へのドアだろう
あれ?じいちゃんとばあちゃん帰ってきてたっけ?あれ....?
そんなことを腑抜けた頭で考えていると目の前のドアが開いた
「ふひっ....濡れちゃった....な...?」
お互いに目が合う
Q.目の前には何がいますか?
A.銀髪の人です
Q.男ですか?
A.とても小さい子です
Q.誰ですか?
A.星輝子さんです
事案だーーーーー!!!!
「ヴア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?」
「ヒャァァァァァアアアアア!?!?」
浴室内には叫び声が響いた
☆★☆★☆★
「ご、ごめん....入ってるなんて知らなくて....」
「俺こそ風呂に入ってるよって連絡なりしておくべきだった....ほんとごめん」
お互いに謝っていると星さんが両手人差し指をつんつんし始めた
「えっと....その....『見た』か?」
ここでもし「見た」と言ってしまえば通報→連行→裁判→ブタ箱直行ルート確定だろう
「ミ、ミテナイデスヨ」
嘘です。見えてました
ぷにっとした二の腕に柔らかそうなお腹、すらっと細い足にうっすらとピンク色になっているアレ
あの時は寝ぼけ眼だったが見えてしまった瞬間脳が急に覚醒し脳内で喧嘩が始まるくらいにはがっつりと
「そ、そうか....トモダチだもんな....信じるぞ」
「ごめんなさい嘘です!ちょこっとだけ見えてしまいました!」
その純粋で人を疑うことを知らない目がものすごく痛かったためかいつの間にか全力土下座をしていた。おでこめっちゃ痛い
「そ、そうか....見えてたか....ひんそーだし見ても何も面白くないけどその....は、恥ずかしいから....」
「ごめんなさいごめんなさいお巡りさんに突き出してくださいほんとごめんなさい!」
「だ、大丈夫だから....ほんと大丈夫だから....」
「そろそろ夕飯食べるか」
時刻は8時、先ほどのお風呂騒動から謝り倒してからはお互い気まずく俺はずっと部屋に篭っていた。部屋から出てエプロンを装備し、キッチンに立つ
「晩御飯、作るのか?」
ひょっこりと星さんが顔を出す。なんか少し前に流行った芸人みたいだな
「あ、うん。簡単な炒め物とかくらいしか出せないけど....」
「だ、大丈夫だ。手伝うよ....」
星さんも袖を少し捲りキッチンへと足を踏み入れる。と、そこで静止してエプロンの着用を促す。着させたはいいが身長のせいか、エプロンに着られてる感がすごい
「じゃあまずはこれを切ってもらえるかな?」
野菜と星さんの好きなきのこ類、少しのお肉を出す。とりあえず星さんにはきのこ類(しめじとか)を渡し、切ってもらうことにした
「さてと、苦手なものとか味付けの好みとかはある?」
「大丈夫だ....うん」
その声を聞き味噌汁の準備をする。一般的(少なくとも俺にとっては)な大根とわかめ、油揚げと豆腐の味噌汁だ
我が家では大根と油揚げは短冊切り、ワカメは食べやすいサイズに切って入れる。豆腐も一口サイズに切る。おっと、ここで細かく切りすぎると入れた時に崩れてしまうので注意だぞ!
....と、ここで味噌を溶かしている間に冷蔵庫から和物をさらに盛り付ける。あれ?和物だっけ?酢の物か
あっさりさっぱりとしていて食べやすいからみんなも食べよう!
ちらりと隣を見ると星が「み、みくさんの手....みくさんの手だ....」と呟きながら切っている。みくさんって誰だ?猫なの?
「ど、どうした?」
星さんがこっちの目線に気づいたのか、こちらを見てくる。というか身長差があるため見上げる、と言った方が正しいのだろう
「いや、なんでもないよ」
「なんか....付き合ってるみたいだな....」
「えっ?」
「あっ....」
瞬間、星さんの顔が紅くなる
それはまるで熟したりんごのようだ
「ヒャッ....」
「ひゃ?」
「ヒャァァァァァァァァァァッッッッッハァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」
「!?」
瞬間、星さんは両目を見開き両腕をクロスした。大きく開いた口から覗く歯は尖っているように見えた
「ほ、星さん....?」
「なぁぁぁぁにがリア充だぁぁ!!みんな纏めてゴートゥーヘールッ!」
「星さん落ち着いて!き、近所に聞こえちゃうから!」
「あっ....ご、ごめん....つい....」
お、驚いた....星さんがいきなり目を見開いてあんな声を出すなんて....
星さんと言えばかわいらしい曲を歌うイメージだったのに....(絶対特権しか知らない)
「大丈夫、うん....少し驚いただけだから....そういえば切り終わった?」
「お、終わったぞ」
「よし、じゃあ....」
油をひいたフライパンに野菜やきのこ、肉類を入れて炒める。少しずつ肉の匂いがしてくる。と、ここで我が家特製のタレを入れてる。ほうら、いい匂いがしてくるだろう?
調理を終えてさらに盛り付け、2人で食卓を囲む。2人で囲めるか?
今日のメニューは先ほどの炒め物と味噌汁、酢の物に白米だ
「「いただきます」」
ご飯を食べ終えて皿を洗い、寝室へと移動する。星さんには僕の部屋で寝てもらうことにした。ちょうどリビングにソファあるからそこで僕は寝られるからね
「じゃあおやすみ、星さん」
「お、おやすみ....」
ドアを閉じてリビングに戻り、毛布にくるまるとぬくぬくとした温かみを感じる。あぁ....温い
何も音が出ないからか外の音が聞こえてくる。強い雨の打ち付ける音、時折雷が鳴る
鼓動が早くなる
1回1回脈の打つ音が聞こえてくる
ドクン、ドクン、また聞こえてくる
雨の中のサイレンの音
聞こえてくる叫び声と泣く声
「ハッ....ハァッ....」
自分でも呼吸が荒くなるのが分かる
嫌だ、雨は嫌だ、こんな....雨の夜は嫌だ....
誰もいない、嫌だ、1人にしないでくれ
「僕を....置いていかないでくれ....」
強い吐き気に襲われる。洗面所の鏡に写った自分の顔は酷いものだった
顔を洗いコップ1杯の水を飲む
少し気持ちが落ち着つく
体が震え、温かさを求めている
その足は、2階へと歩んでいた
読んでいただきありがとうございます
まさかこの作品がUA1000も越えるとは思いませんでした
本当にッ!ありがとうございますッッッ!!!!!
励みになります!!!
お気に入りも20件も付いてほんと嬉しい限りです....ありがとうございます
これからも頑張りますので応援のほどよろしくお願いします
P.S モバ星輝子SRは引けませんでした