あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
それと限定森久保早く事務所に来てください....
あと今回も短いです
朝とは憂鬱なものだ
体は重く、思考も途中で途切れてしまう
毎日来るがなんとも厄介な時間だ
「んんっ....」
朝の寒さを体が受け止めるようにいつも通り抱き枕をギュッとする
抱き枕と言っても柄も何も無い無地の長い枕のようなものだ
それはさておきその抱きしめようとした手は何も掴むことは無かった
しかしその意識が覚醒しつつある今、なんかやけに頭側が暖かく感じる
というか撫でられてる?ような感じがする
うっすらと目を開ける上を見上げる
星さんが頭を撫でていた
ん?なんで?
こちらが起きたことに気がついたのか星さんの手が一瞬ビクンと反応する
「お、おはよう....ございます」
「お、おはよう....」
まって、重い。空気が重い
いや普通こうなるよね
だって膝枕なんて普通付き合っている人同士がやるものだし
「あれ?てか待って、ここどこ....?」
「お、大野さんの部屋....だ」
ん?俺の部屋....?
あれ?昨日俺はソファで寝てたんじゃあ....
あっ、少しずつ思い出してきた
確か昨日は....
うん、全部俺が悪いわこれ
「ど、どうしたんだ?」
立ち上がり星さんの方を向く
今の俺にはこれしか出来ない....
「どうもすみませんでしたああああああああ!!!!!」
そう、全力の土下座だ
星さんの方をちらっと見ると「えっ?えっ?」と少し困惑しているようだ。まあいきなり土下座されたら困惑するだろ
「いやこれほんと俺が悪いんで....」
「だ、大丈夫だ....でも....なんで泣いていたんだ?」
「えっ?」
泣いていた....そう星さんは言った
「泣いていた?俺が?」
「た、たぶんだけど....私が起きた時は泣いていたぞ....」
手身近な鏡をのぞき込むと確かに頬のあたりや目の周辺にうっすらと涙が流れた跡があった
「そっかぁ....俺泣いてたのか....」
「な、何かあったのか?相談になら乗れるぞ....?トモダチ....だからな」
「友達....友達、か」
久しぶりに聞いた言葉だ
「いや、大丈夫....あとそれから早く上着羽織って....」
近くにあったジャージの上着を星さんに投げる。なんで星さんはこんなにも無防備な格好しているんだ....?肩は丸出しだし事故とはいえ他の人の家に泊まってることをもう少し意識して欲しい
起きた後はいつも通りの朝食を食べてから星さんは家をあとにした。なんて言うか本当にやらかしてしまった1日だったな....
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時は数時間ほど遡る
私は今日知り合い....いや、友達の家に泊まっている....というかは泊まらされていると言った方が正しいかもしれない
いつも通りレッスンを終えてご飯を食べに行こうと喫茶店に向かっていたら雨に降られて濡れ、そんなところを保護(?)された
風邪引くから風呂入って温かくしろとかまるでお母さんみたいなこと言っていたけど自分のことを心配してくれていると思うと悪い気分ではなかった
大野さんがお風呂に入っているのに気が付かなくてドア開けちゃったのは完全に私が悪いからな....
夜ご飯は2人で一緒に作っていた。隣で料理に真剣な彼の姿を見ると心がむずむずするというか....こそばゆくなる感じがした。不思議な感じだけど少しうきうき?楽しみ?にしている自分がいる
途中でまゆさんが好きなドラマのシーンみたいに思えてきて「付き合っているみたいだな」って言ってしまったけど気がつけば2人で叫んでしまった....うん
その後少し過ごしたあと部屋に案内されて寝るように言われた
私が寝る部屋は大野さんの部屋らしくてベッドに寝た時に少しあの人の匂いがした気がする....たぶん。抱き枕を抱きしめると匂いがほんとに強くなった。そんな布団に包まれて抱き枕を抱きしめて寝るのも悪くなかった....というか少しドキドキしていた
しばらく寝れなかったけどそのまま布団の中にいたらドアが開いてびっくりした。でも目を開いてよく見ると大野さんが布団の中に入ってきた....
その時微かに聞こえたんだけどボソボソと
「嫌だ....どこにも行かないで....」
そう言っていた
彼はそのまま私を抱きしめていた。多分抱き枕か何かだと勘違いしているのかな....?
頭が胸の辺りに当たる。なんだか大きい子供みたいだ....好奇心から頭を撫でてみたけどなんていうか不思議な気分だ
楽しいとも嬉しいとも違うけどずっとこうしていたい気分だ
しばらくすると私も寝ちゃったみたいだけど早く起きたのも私だ。目の前には未だにすやすやと寝ている先輩の顔がある。いつもはキリッとしているのに涙のあととが付いた寝顔はかわいいものだ
と、ここであることを思いつく
よくアニメである「膝枕」なるものがどんなものなのか興味が湧いたのだ
「少しだけなら....うん、大丈夫」
ベッドの上に正座し、頭を乗せるように持ち上げる。人体の中でも重いと言われる頭だ、太ももの上に乗せるとズシッとした重みを感じる。あと髪の毛がちくちくとしてこそばゆい。頭を撫で始めるとまたクセになる感覚だ
くすぐったいのか時たま頭を転がしている。ただお腹に頭を当てた時はちょっとびっくりしたかな....
そんな感じでしばらく経つと大野さんも目を覚ました。お互い目が合った時はちょっと気まずかったけど私は普通に接することができた(はず)だ
で、朝ごはんを食べたあとは家を出た
そのまままっすぐ女子寮に戻るとまゆさんや幸子ちゃん、みんなが心配していたみたいだ....その場では「ごめんなさい」と謝り何があったかを(少し隠しながら)言った。一応友達の家に泊まったと伝えた。間違ってはないぞ?友達だしな....
でもあの日から少し物足りなさを感じている。部屋にひとりでいると寂しいとか....もちろんみんなとおしゃべりしている時は楽しいんだ。でもなんだろうな....1人でいると少し寂しいんだ
次回から新章になります
ほんとこんな上手くかけてないものを見てくださりありがとうございます
読んでくださっている方々にはほんと感謝しかないです
拙いものしか書けませんが今後とも精進しますので応援の程よろしくお願いします