ファイアーエムブレム風花雪月 異伝 漆黒のオーディン 作:すすすのすー
第94話『「I」〜望』
俺は“漆黒のオーディン”、三つの国を引き裂く戦いに智慧の閃きを揮い、ついに戦争を終わらせた、選ばれし闇の聖騎士だ。
俺たち連合軍はエーデルガルトを打倒し、大司教レア様を救い出した。
教会軍、王国軍、同盟軍。
この三勢力が一つとなって挑んだ、フォドラ史上に名を残すような大戦だった。
それにもかかわらず、連合軍の損害は驚くほど少ない。
主要な将兵の多くも生き残っている。
だからこそ――これは、完全勝利と言っていいだろう。
「フッ……目が覚めたようだな……アドラステア帝国皇帝エーデルガルト、我が“闇の同胞”にして親友よ。気分はどうだ?」
「……私は全てを賭けて挑んだ戦いに負けたのよ。気分が良いわけないでしょう」
うっ……最初の挨拶は失敗したようだ。
俺の目の前にいるのは、アンヴァル宮城で最後の奥の手として魔獣化し、俺たちに倒されたエーデルガルトだ。
『覇骸エーデルガルト』……あれほどの闇のオーラを纏った人間の姿を見るのは初めてだった。
……俺の血を騒がせる、実に素晴らしい力だった。
「あー、体調の方は大丈夫か? 一応、マヌエラ先生は命に関わるような負傷はないって言ってたが……」
「少し、体が怠いくらいよ……大丈夫」
それは良かった。
あの最終形態『覇骸エーデルガルト』は実にかっこよかったが、流石に身体への負担は大きかったのだろう。
早めに倒せたのも、結果的には功を奏したのかもしれない。
「……貴方が手加減したせいで、死ねなかったわ。どう責任を取るつもりなの?」
「うっ……」
正直、あの戦いで手加減をしたつもりはない。
ただ、エーデルガルトを殺さないようにはしていた。
どうやら本人は、それを手加減と受け取ったらしい。
……そもそも、エーデルガルトは魔獣化して戦った時点で、負ければ死ぬ覚悟だったのだろう。
ならば、俺が彼女を殺さなかったことは、エーデルガルトにとって「情けをかけられた」ということになるのかもしれない。
「責任を取るのはお前の方だろう。これから、敗戦国の皇帝として帝国を立て直さないといけないんだから」
「オーディン……貴方、思ってるより、残酷な男なのね」
エーデルガルトは痛いところを突かれたように顔をしかめた。
今後のことを思い浮かべたのか、憂鬱そうな表情に変わっている。
まあ、多分エーデルガルトはこれから大変だろう。
ガルグ=マク大修道院を取り戻した時、一時的に指導者代理をやっていた俺でも、ガルグ=マク大修道院だけであんなに大変だったのに……負けた帝国を立て直す……その大変さは、想像を絶するほどのことになるだろう。
「そもそも、グロンダーズ平原とメリセウス要塞を抜かれた時点で帝国の敗北はほぼ決まってただろう、あの最後の会議でレア様を返してたら敗戦国じゃなかっただろうし」
「……だって、勝てると思ったんだもん」
「お前、『覇骸エーデルガルト』で本気で勝てると思ってたのか!?」
それは見通しが甘過ぎじゃないんですか、アドラステア帝国皇帝陛下……英雄の遺産持ちが十人以上いる連合軍にたった一人が魔獣化しただけで勝てるわけないだろ。
「しかし、“闇の同胞”にして我が親友エーデルガルト。お前が生きてて良かった……俺は本当にそう思っているよ」
「……オーディン、貴方は昔から変わらないわね」
「フッ……俺は自分の闇を見失わなかった……誇らしく思うぞ」
自分でこう言っててなんだが、昔と比べたら結構変わったようなつもりなんだけどな……闇の言霊を紡ぐことは少なくなってきたし、少しずつアイデンティティを失ってきた……これが、大人になるということさ。
まあ、エーデルガルトが言っているのは別の意味なんだろうけど。
「貴方たち連合軍は、帝国を解体するのも領土の割譲も望んでいない、ということでいいのよね」
「フッ……その通りだ。これはベレス大司教代理、ディミトリ国王、盟主クロードの全員の意見だ」
「その甘さが、次の戦争を呼び込むことになっても?」
「……その時は、帝国に滅んで貰うかもしれないな」
「…………」
エーデルガルトは俺の言葉に黙り込む。
実際のところ、エーデルガルトもアドラステア帝国も次の戦争を起こすことはないだろう。
負けると解っている戦いを繰り返す程、愚かではない。
「わかったわ。……どちらにせよ私は敗北者、貴方たちが出す条件を全て呑むしかない」
「連合軍としては、レア様を返してもらったらガルグ=マクに引きあげるよ。帝国軍の捕虜たちも解放する」
「是非はないわ」
とりあえず、連合軍と帝国軍としての話はこれで終わりだ。
後で正式に文書でやりとりするだろうけど、一応決着がついた。
「次に、闇に蠢く者たちについてのことを聞きたいんだが……」
「ああ、あの者たちの件ね。いいわ……私が知っていることなら、なんでも答えるから」
エーデルガルトが闇に蠢く者たちの協力者であり、同時に実験の被害者であったことは今までの情報からわかっている。
後は情報をすり合わせるだけだ。
エーデルガルトと情報交換をしていく……グロンダーズ平原の戦いの後とメリセウス要塞攻略前の間で、俺たちが奴らの本拠地シャンバラを落としていたことにエーデルガルトは驚いていた。
「つまり、アランデル公に成り代わっていたのがタレスと言われる奴らのボスだったのか」
「ええ、あの者たちの中ではそう呼ばれていたから間違いないわ」
シャンバラで取り逃がした敵のボスはアランデル公に成り代わっていたタレスだったらしい。
こいつを倒せば闇に蠢く者たちを殲滅し、世界を滅ぼす危険がある者はいなくなり俺たちの使命は果たされる……つまりはハッピーエンドだ。
エーデルガルトの持ってる情報量なら、俺の呪術による探知で奴の居場所を暴くことができるだろう。
早速、世界地図を広げて、呪術で探知することにした。
フッ……情報を制する者が、戦争を制するのだ。
エーデルガルトは俺が呪術を使っている様子を目を見開いて驚いた顔で見ている。
「フッフッフッ……奴の位置はわかった。王国のタルティーン平原だ!」
「ちょ、ちょっと待って……オーディン、貴方、今なにをしたの?」
「何って探知呪術だけど……士官学校時代から使ってただろう?」
「……そういえば、そうね。……私ってなにを考えてたのかしら……こんなことやってくる相手に勝てるわけなかった」
エーデルガルトは何かブツブツ言っているが小声なので聞き取れなかった。
しかし、やることは決まった。
闇に蠢く者たちのボスがなぜファーガス神聖王国のブレーダット王家領にも近いタルティーン平原にいるかは知らないが、位置的に連合軍もガルグ=マク大修道院に戻って準備を整えて出発できる。
「エーデルガルト、悪いが帝国にも軍を出してもらうぞ」
「わかったわ。人数はさほど用意できないでしょうけど、最精鋭を集めた皇帝直属の帝国遊撃軍を編成するわ」
帝国の最精鋭か……もちろん黒鷲の学級のみんなも入ってくるだろう。
士官学校の仲間と肩を並べて戦える最終決戦だ……少し不謹慎だがワクワクしてきたぞ!
「新たな軍に名前をつけるわ。我らが黒鷲の学級にちなんで、
「素晴らしい。流石はエーデルガルトだ」
今、俺は一人の天才の輝きを見た。
エーデルガルトのネーミングセンスはまさにフォドラ大陸最高のものだ。
……もはや、敗北感も劣等感も湧いてこない。
「オーディンならそう言ってもらえると思っていたわ。ずっと構想にはあったの」
「フッフッフッ……これほど闇の心を震わせる名前は滅多にない……今から、その名を口にするのが楽しみだな」
エーデルガルトは嬉しそうにしている。
最高の名前が付けられた時は、気分も最高になる。
その気持ちはよく分かるぞ。
そして、舞台は整った。
後は行くのみだ!
「
「それは私の台詞よ!取らないで!!」
◆◆◆
セイロス教会軍、ファーガス神聖王国軍、レスター諸侯同盟軍に新たにアドラステア帝国軍の精鋭
転移魔法〈ワープ〉と〈レスキュー〉、歌姫と踊り子の〈再行動〉スキルを駆使した移動は少数部隊でしか使えないので、フォドラ大陸連合軍は普通のペースで行軍していた。
しかし、大軍を動かすのは時間がかかるな……休憩も多めに取らなければいけないし。
行軍の合間、休憩中にディミトリが声をかけてきた。
ディミトリは国王になっても、階級の上下なく色々な人に声をかけている。
……やはり、良い国王だな。
「オーディン、行軍に遅れはない。しかし、まさか最後にエーデルガルト……エルと肩を並べて戦うことになるとはな」
「フッ……これを最後にする必要はないぞディミトリ。ダグザとかパルミラが攻めてきた時にまた一緒に戦えばいい」
「そうか……それもそうだな」
俺の言葉にディミトリは納得したような表情をしている。
当たり前だが、この世界はフォドラ大陸だけではない。
大陸の外には、いくつもの国が存在している。
ダグザは十年前、ブリギットと手を組んでアドラステア帝国へ攻め込んできた。
パルミラに至っては、まるで祭りにでも参加するかのような気軽さでレスター諸侯同盟へ攻め込んでくる。
そしてディミトリの治めるファーガス神聖王国も、北方のスレンという外敵を抱えている。
……考えてみれば、フォドラは随分と物騒な場所だ。
「フッフッフッ……ファーガス神聖王国の獅子王ディミトリよ。ついに最終決戦だ、気分はどうだ?」
「ああ、奴らとの因縁に決着をつけられるか……しかし、奴らはなぜ王国のタルティーン平原に?」
ディミトリの疑問はご尤もだ。
俺も、タレスが何故タルティーン平原にいるかは気になっていたところだ。
しかし、俺の中では一つの答えがあった。
タルティーン平原は解放ネメシスが聖人セイロスと争い……そして、敗れて敗死した場所。
闇に蠢く者たちは屍兵という、死者を蘇らせて操る術を持っている。
つまり……
「敵は……解放王ネメシスを復活させて俺たちと戦わせるつもりだ!!」
「なるほど、そういうことか」
……納得してくれるのはいいが、リアクションが小さいぞ、ディミトリ。
今のは「な、なんだってー!」って驚くところだぞ。
「しかし……また、屍兵か……奴らは最後まで死者を愚弄するのだな」
「奴らの卑劣な術を止めることができるのは俺たちだけだ」
ディミトリは闇に蠢く者たちの屍兵を操る術にかなりの嫌悪感を持っているようだ。
まあ、俺もあれは卑劣な術だと思っているが……ディミトリはコルネリアが起こした王都の内乱騒ぎで、実の父親の屍兵と戦っている。
それだけに、奴らの屍兵には俺以上に思うところがあるのだろう。
「俺たちが戦ってきた屍兵は、一度倒した相手は再度屍兵として現れることはない」
「そうか……父上と戦わされることはもうないということか」
ディミトリは少し安心したような表情をした。
「オーディン、あの時は助けに来てくれてありがとう」
「あの時?ああ、王都での話か……もう何年か経つし、お礼も何度も聞いたよ」
「ああ、しかし改めてお礼を言っておきたくてな。あの時だけではなく、今までの全てのことにな」
そうか……フッ、なんか最終決戦前最後の会話みたいになっているな。
ディミトリも色々あったが、ファーガス神聖王国の国王になれてよかった。
「あの時、オーディンは俺と屍兵の父上と戦わせてくれただろう。実はあの後から悪夢を見ることがなくなった」
「……悪夢?」
「“ダスカーの悲劇”からずっと続く悪夢だった。死んでいった者たちに苛まされ続ける夢……なぜ仇を討ってくれないのか、なぜお前だけが生きているのか、と……」
あの時、ディミトリを屍兵の先王ランベールと戦わせたのはフェリクスだった気がするが……まあ、その流れには口を挟まなかった。
知り合いの屍兵が現れた時は、一番関係の深い者が決着をつける……それが、前の世界で俺たちが繰り返してきた戦い方だったからな。
「だが、あの日父上の最後の言葉『迷うな、お前はお前の道を、信念を』……父上は誰かを恨んで死んでいったわけではなかった」
ジェラルトさんの時もそうだったが、生前強い力を持った屍兵は意識を残している時がある。
ディミトリとランベール王は最後に親子としての会話が出来たのだろう。
「それを知ることができた。だから、俺はお前に感謝している。それを伝えたかった」
「フッ……礼は受け取ろう。しかし……」
ならば、俺もディミトリに伝えておきたいことがある。
「もし、再び悪夢を見るようなことがあれば教えてくれ。俺は夢を操作する呪術を使える。フッフッフッ……お前に良い夢を見せてやることもできるぞ」
「はははっ……お前は本当に、そういうところだな」
◆◆◆
フォドラ大陸連合軍は無事ガルグ=マク大修道院へと帰還できた。
思えば、出発してミルディン大橋、グロンダーズ平原、シャンバラ、メリセウス要塞、そして帝都アンヴァルと移動してきたので数ヶ月ぶりの帰還になる。
我が懐かしい心の故郷、ガルグ=マク大修道院よ!この“漆黒のオーディン”が帰還したぞ!!
ガルグ=マク大修道院は、数ヶ月の間に城壁の修理もかなり進んでいた。
セイロス騎士団の副団長として留守番していたアロイスさんが帝国軍の捕虜たちと共に頑張っていたらしい。
現在、連合軍はガルグ=マク大修道院で戦力を再編している。
最終決戦にはアロイスさんも連れていくことになるだろう。
まさに全戦力投入だ。
そして、最終決戦前……なぜかベレス先生に女神の塔に呼びつけられていた。
「“フォドラ最強の呪術士”、“ガルグ=マクの伝説の男”、“狂気の天才”……数々の異名を持つ男、選ばれし闇の呪術士“漆黒のオーディン”約束通り参上した」
「私は時のよすがを辿りし邪神の依り代、選ばれし闇の導き手……“灰色の悪魔”ベレスよ。」
先生も闇の言霊の扱いにはだいぶ慣れてきたようだな……このノリでやってくれる人は本当に少ないから助かる。
『こらっ!聞こえておるぞ!邪神とはなんじゃ、邪神とは!!』
「あっ……女神様もいたんですね」
「おはよう、ソティス」
そういえば、女神ソティス様に会うのは五年ぶりくらいになる。
俺が
「その……久しぶりですね、女神様」
『そうかの?お主らの感覚はよく分からぬが……』
「どうせ、すぐ寝るでしょ」
先生は何気なく酷いことを言っている。
そういえば、聖獣の“風を呼ぶもの”は、世界を滅ぼすほどの力を持つ存在として、闇に蠢く者たちではなく女神ソティスの名を挙げていた。
このことをこの小さい女神ソティス様に聞いてみるのはどうだろう?……いや、やっぱりやめておこう。
この小さな女神様が世界を滅ぼすような力を持っているとは思えない。
『お主、なにを生意気な……ぐっ、しもうた眠くなってきたではないか!』
「ほら、やっぱり」
『お主ら、わしが寝ておる時にわしの悪口を言うでないぞ!』
「うん、おやすみソティス」
女神様はちょっと現れて、すぐに消えてしまった。
本当に先生の『邪神の依代』という悪口で目覚めただけなのか……
「それで先生、最終決戦前に呼び出して何の用だ?」
「オーディンとここで話をしておきたかったから」
ここ……女神の塔でか?
先生と女神の塔で二人きりで会うのは三度目になる。
一度目は士官学校時代、舞踏会の夜……俺たちの使命についての話をした。
二度目は先生が五年間の眠りから目覚めた最初の日。
そして三度目の今か。
何か重大そうなイベントの気がするぞ……!
「ありがとう、オーディン」
「……何のお礼だ?先生」
今まで色んな人に色々とお礼を言われてきたので、どれのことかわからない。
フッ……心当たりが有りすぎるのも大変だな。
「全部」
「……全部?」
「使命のためにこの世界に来てくれたこと。私を助けてくれたこと。ガルグ=マクを取り戻してくれたこと。五年前、私が眠っている間も戦ってくれたこと」
「…………」
「それに――私が戻ってきた時、待っていてくれたこと」
「……全て当たり前のことをしただけさ」
先生のお礼に泣きそうになる。
だが、俺は大人になったのだ……
「そして、このフォドラのことも……貴方のおかげで、帝国も、王国も、同盟も、教会も……全ての勢力が残った」
「いや……連合軍の総大将は先生なんだし、それは先生のおかげでもあるだろう?」
「違う、オーディンのおかげ」
何故か先生は俺のおかげと言い切っている。
まあ、俺も頑張ってはいたんだが……。
「ルーナとラズワルドと合わせた三人のおかげかもしれないけど」
「じゃあ、先生のおかげでもあるじゃねえか。あいつらの貢献度は先生より下だよ」
「違う。三人のおかげ、私じゃどうにもならなかった」
まあ、ラズワルドとルーナのことを含んでくれるのは選ばれし希望の戦士仲間である俺としては嬉しいけど……。
「それを、ただ伝えておきたかった」
「フッ……先生、伝えてくれるのは良いが重要なことを忘れているぜ」
「?」
「今はまだ、最終決戦の前だということをな」
最終決戦を前に熱く語り合いたくなる気持ちは分かるが、この話は全て終わった後でもよかったかもしれないと思ってしまった。
「オーディン、私に告白はない?」
「えっ……こ、告白?」
急に告白?……恋愛的なアレじゃないよな、俺と先生はそういう関係ではないし……
今は特に怪しい呪術も開発はしていない。
……いや、まさか何かがバレているのか?
「先生、なんの告白だ……い、今は何も怪しいことはしてないぞ!」
「うーん、まだ全部終わってないからか……なんでもないよ、オーディン」
なんだ……急になんかバレてて説教されるかと思ったぞ。
「全て、最後の戦いが終わった後にね……」
「フッフッフッ……ついに最後の戦いだ! 選ばれし闇の聖騎士たる俺たちの使命を完遂するぞ!」
明日にはフォドラ大陸連合軍は編成が終わり、タルティーン平原へ向けて出発することになるだろう。
もう、何が出てきても怖くない。
「フッ……闇に蠢く者たちが仮に解放王ネメシスを復活させようと怖くはない!そうだろう、先生」
「うん。復活させるけど、私たちならたぶん大丈夫だよ」
「……えっ?本当に復活させるのか?」
いや、ディミトリにはそういう予想を言ったけど……本当に復活させるの?
というか何故先生はそれを当然のように言い切っているんだ。
解放王ネメシスだぞ……普通にまずくないか?
「ネメシスと……後、十傑も」
「十傑もっ!?」
だから、なんで先生はそんなことを知っているんだ!?
あっ……女神様から教えてもらったからとかか……。
「ネメシスと十傑って……フォドラの歴史上で最強の戦士たちじゃないですか」
「私たちなら勝てる」
なんで、そんな自信満々なんだ?
最終決戦を前に急に不安になってきたぞ……。
次回よりネメシス+十傑+闇うご戦です。
書きたい物は全て書き切りました。お楽しみください。
評価、感想、お気に入り登録、ここすきを頂けたら嬉しいです。