ファイアーエムブレム風花雪月 異伝 漆黒のオーディン   作:すすすのすー

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第3話『金鹿の学級』

(大樹の節 二十一日)

 

 俺は“漆黒のオーディン”、今日からこの士官学校に通う、どこにでもいる普通の闇の呪術士だ。

 

 今日の朝一番に、ベレスが俺たち用の制服を持って傭兵用兵舎にやって来た。

 ちなみにベレスは学生寮に部屋をもらえたらしいが、俺たち三人は寮に空き部屋が無いらしくこのまま兵舎から通うこととなった。

 

 ルーナのやつなんかは、昨日は「こんなところ、早く出ていってやる」なんて怒っていたが、制服を見た瞬間に「かわいいー! 一度、着てみたかったのよねー!」っと言って着替えにいってしまった。

 現金なやつめ。

 

 着替え終わって、待っていたベレスに話しかける。

 

 

「ベレスも今日から教師になるんだよなー、じゃあ()()って呼ばなきゃいけなくなりますね」

 

「オーディン、いつも通りでいい」

 

「そんなわけにはいきませんよ、先生が嘗められるんですから」

 

「オーディンっていつも、そういうところだけはこまかいんだよね」

 

「あたしはいつも通りにさせてもらうわ」

 

「はぁー? せめてちゃんと()()って呼べよ」

 

 

 そういうとこだぞ。

 俺たちが、ちゃんとしないとベレスに迷惑がかかるのに。

 

 

「好きによんでいいよ」

 

「ベレス先生」

 

「先生、ね、あんまり違和感はないのよねー、よく剣とか教えてもらってるからかしら」

 

 

 とりあえず、みんな先生呼びにはするらしい。

 

 

「それで、学校はやっぱりエーデルガルトたちみんなと一緒に勉強するのかな? かわいい女の子はいるかな……楽しみだね」

 

「彼ら三人はそれぞれ三学級の級長だから、別の学級」

 

 

 ラズワルドが話すが、ホントこいつは女の子のことしか頭にないのか……エーデルガルトはかなり気が強そうだったけど、こいつにとってはそれでもいいらしい。

 

 

「三つあるのねー、誰と一緒になるの?」

 

金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)、級長はクロード」

 

「ああ、あの呑気そうなやつね」

 

「一番平民が多いから、みんなも馴染みやすいと思って」

 

 

 クロードか……あの命の危険があった状況でもなかなか不敵なやつだったな。

 あの三人の中では一番仲良くなれそうな気がするし。

 平民が多いから馴染みやすいとか考えてくれて、本当に先生は気遣い上手だなー、そういうとこホント好き。

 

 しかし、気になったのが一点ある……

 

 

金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)って……名前が、かっこよすぎるだろっ! 俺の血が……騒ぎ出した……! くっ、押さえられないっ!」

 

「他の二学級は、エーデルガルトが級長の黒鷲の学級(アドラークラッセ)、ディミトリが級長の青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)

 

「センスが良すぎるっ!」

 

「……そうかしらね?」

 

「さあね」

 

 

 芸術的価値観が合わないなコイツらとは……

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 俺たちは金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)で教壇に立つ、先生の後ろで三人並んで待機していた。

 

 

「あれ? あれれー? もしかして、担任ってあなたなんですかー?」

 

「ええっ!? そうなんですか? ボクはてっきり……」

 

「うん、てっきり騎士団にでも誘われたんだと思ってましたよー」

 

 

 先生が軽い自己紹介をすると、教室中の生徒が教壇周りに集まり、ガヤガヤと騒ぎ出した。

 そういえば、先生は昨日修道院内を見て回ったんだったな。

 一部の生徒とは顔見知りみたいで、親しげに声をかけられてる。

 

 

「それで、後ろの三人は制服を着てるってことは、そういうことなんだろ?」

 

 

 クロードが意味有り気に目を向けて来ると、一気に俺たち三人は教室内の視線を浴びた。

 

 

「いきなり、三人も新入生が増えるなんてびっくりですよー、ヒルダちゃん何も聞いてないんですけどー」

 

「流石に、この三人の入学のことは俺も知らなかったよ。ま、この前の一件で面識はあるんだけどな」

 

 

 クロードと女の子が喋ってるが、他の生徒たちも思い思いに近くの生徒と「かっこいい」だの「かわいい」だの喋っている。

 ──フッ、そんなにかっこいいかな、俺……俺の闇の魅力に気づく女子たちがこんなにいるとは……俺の時代が来たなっ! 

 

 

「じゃあ三人とも、自己紹介して」

 

「僕はラズワルド、こんなにかわいい女の子がたくさんいる学級に入れるなんて、すごく嬉しいよ」

 

 

 ラズワルドが軽くウィンクしながら自己紹介すると、一部の女子たちから感嘆の声が上がる。

 チッ、コイツ顔だけは良いからな……ラズワルドのナンパの成功はめったにないが、それでもたまに成功するのは、ラズワルドの顔と爽やかそうな雰囲気につられて女子がついてきてしまうからだ。

 

 

「うぅっ、注目されるって恥ずかしいね」

 

 

 自分でやっといて、恥ずかしがるなよっ! 

 ラズワルドは、極度の恥ずかしがり屋で、成功率の低いナンパが成功しても、その後が発展しなくてすぐ振られるんだよな。

 

 続けて、ルーナが自己紹介をする。

 

 

「あたしはルーナよ。よろしく」

 

 

 それだけ? 

 自己紹介苦手かよっ! 

 しかし、「誰にも負けないんだからっ!」とか「あたしが一番になってみせる!」とか初対面で言われてもドン引きさせるだけだからな。

 ルーナは考えた結果、なるべく無難に終わらせたということだろう。

 

 ──最後は、俺だな……真の力を解放するときが来たか……! 

 

「俺は“漆黒のオーディン”、幾多ある世界線の最果てから、時空の狭間を裂き姿を現した、選ばれし闇の呪術士だ」

 

 

 

 

 …………しーん。

 

 

 

 

 ──ついに時を止める力を会得してしまったようだな……次は巻き戻さなければ……

 

 

 

 

「……なっ? なかなか個性的なやつらだろ?」

 

 

 もうちょっと、早めにフォローしてほしいんだが……

 クロードがやっと喋りだして、他の生徒たちも喋り出す。

 

 

「う、うん。ふ、不思議な喋り方をする人だねー、オーディンくんって。い、いいと思うよ個性があって。だよねー、マリアンヌちゃん」

 

「えっ? ……そ、そうですね……」

 

「オデ、なに言ってるかぜんぜんわからなかった、難しい言い方をするやつだなあ」

 

「た、たしかフォドラの外から来た方でしたよね。少し意味が通じないことがあるのも、しょうがないかもしれませんよ……」

 

「イグナーツ、あれだけ流暢に喋ってるんだから、言葉の意味が通じないなんて無いと思いますが……」

 

「フォドラの外の平民の感性は、理解に苦しむよ」

 

「だめだこりゃ」

 

 

 この後は、金鹿の学級の生徒たちの自己紹介が始まった。

 流石に、二十数人いる学級全員の顔と名前を覚えるのは難しかったが、なかなかみんな個性的な連中で楽しそうな学級だったな。

 コイツらとなら、楽しくやっていけそうだ。

 ──……運命を共に! 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 授業という名の交流が終わって、俺たち三人と、クロード、ヒルダが教室の外に集まっていた。

 

 

「先生から、お前らを修道院内の施設の案内をすることを頼まれててな。これからまわろうって話だ」

 

「ヒルダちゃんはその手伝いだよー、クロードくんから来てくれって頼まれちゃって」

 

「ルーナもいるからな。女子のお前がいてくれたほうが助かると思ってな」

 

「だからってあたしに頼む必要なくなーい? まあ、三人のことが気になるから任されちゃうけどー」

 

「僕は、君みたいなかわいい子と一緒にまわれて嬉しいよ」

 

「ふふっ、ラズワルドくんありがとー」

 

 

 ヒルダはピンク色の髪にツインテールの小柄な少女だ。

 さっきの教室での自己紹介の時はよく発言をしていたのを覚えている。

 大貴族のお嬢様なので女子生徒のまとめ役なのだろう。

 クロード達がいろいろ案内してくれるらしいから、気になることを聞いてみる。

 

 

「やっぱり、大修道院って禁じられた部屋とか、隠し通路とかあるのか?」

 

「おいおい、いきなりなんて話しやがるんだ。そういうのは声を抑えて言うもんだぜ、長生きしたければな」

 

 

 おっ? やっぱりあるのか? 

 でも、クロードが急に辺りを見渡して小声になってしまった。

 でも確かに迂闊だったかもな、今のを誰かに聞かれるのはたしかにまずいかもな。

 

 

「アンタねぇ……あたしたち、ただでさえ疑われてるのよ。もっと考えて喋りなさいよ」

 

「その疑われてるって話のほうが、俺は気になるな。今回まわるのはみんなが使える普通の施設さ」

 

 

 つ、次からは注意するさ。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

「ここは訓練場、名前の通り訓練する場所だな。一応、生徒たち専用の施設で騎士や教団兵、傭兵が使う施設は別にあるんだが……イエリッツァ先生や生徒と仲の良い騎士団の人はよく顔を出していろいろ指導してくれる」

 

「いつでも使えるのか?」

 

「基本的にどの時間でも空いてるらしいぞ。あんまり遅くまでいると注意されることもあるらしいな」

 

「へえ、夜も訓練できるのは便利だね。一人で練習したいこともあるし」

 

「ラズワルドくんは、熱心だねー」

 

 

 ラズワルドが言う一人で練習したいこととは、踊りのことだろうな。

 前の世界や傭兵団時代にも、よく夜に抜け出して練習しているから、俺の必殺技の練習と被ってしまうことが多々あった。

 また被らないように、早起きするしかねーか……

 

 

「あんまり、遅くまでいると幽霊が出るって話だけどなー」

 

「ふーん」

 

「はははっ、幽霊にびびるようなやつらじゃないか」

 

 

 クロードが脅すように言うが、俺たちの反応が薄いのを見ると、笑って話を切り上げた。

 幽霊なんて屍兵(しかばねへい)よりは恐くないし。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

「ここは浴場、風呂場やサウナがある。風呂は男女で分かれてるから間違っても覗くなよ」

 

「覗かないよ、は、恥ずかしいし」

 

「それでこっちは学生寮だな、生徒はみんなここに住んでる。っと、お前らは、空き部屋が無いから兵舎から通うんだったな」

 

「いいなー、一人部屋って。ずっと天幕暮らしだったから、羨ましすぎるわ」

 

「ルーナ、お前は自分用の天幕有るからまだましだろ、俺たちは共用だぜ」

 

「お、女の子なんだから、しょうがないじゃない」

 

「えー、ルーナちゃんかわいそう……今度、泊まりにくる?」

 

「えっ、本当!? いいの? ありがとう、ヒルダ!」

 

「いいよー、その時はいっぱいは話そうねー」

 

「毎年何人か、ホームシックで帰っちまうらしいから、その時に期待しとくんだな」

 

 

 クロードが言ってるけど、一人部屋はぜひ欲しい。

 必殺技や技の名前を考える時、一人で集中できる空間が欲しいからな。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

「温室はフォドラ各地からいろんな植物が集められている。生徒が当番して管理してる場所も有るから、一応ちゃんと覚えておいてくれ」

 

「自分で持ってきた種って、植えてもいいのか?」

 

「ん? なんか持ってきてるのか? 金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)の担当は、ここだ」

 

 

 ちょっと薬草や魔草の類いをな……

 何かに使えるかと思って、いろいろ持ってきてよかったぜ。

 

 しかし……

 

 

「隣と違って、あんまり生えてないような……」

 

「ウチは熱心に園芸をするやつが少ないからな。隣は、青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)だ。何人か園芸好きがいるからよく育ってる」

 

 

 スペースが多いことはいいことだな、前向きに考えよう。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 その後は、釣り池、市場、騎士の間(厩舎)、大広間と案内され食堂にやって来た。

 

 

「ここは食堂だ、料理を食べるだけじゃなくて、当番で作ることもある。お前ら料理はできるか?」

 

「僕はこう見えて、料理はそれなりにできるんだよ?」

 

「ま、まあ、あたしの料理は最高よ。う、嘘なんて言ってないんだから!」

 

「当番の時は、この闇の力で、美食の奇跡を見せてやる……!」

 

「まあ、期待しとくよ」

 

「だ、大丈夫かなー?」

 

 

 ヒルダは心配してるが、俺たち三人はみんな料理なんてそれなりにやってきたから、普通にできるんだよなー

 三人が全員ともに、変な失敗して食べれないものを作った経験はあるが……

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 二階に上がり、謁見の間、医務室と、まわっていると先生が向かいの部屋から出てきた。

 

 

「どうしたの、先生? 手をケガしてるじゃない! 誰にやられたの?」

 

「ハンネマン先生が血が欲しいって言うから、あげたの」

 

 

 ルーナが聞いている間に、すっ、と先生が手を出して来たので〈ライブ〉をかけてあげた。

 

「血が欲しいって……怖いんだけど何者なの、そのハンネマン先生って」

 

「ハンネマン先生は青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)の担当教師だよ。紋章学者でもある。先生の血が欲しいってことは珍しい発見でもあったのか?」

 

「興奮してた」

 

「へえ、それは気になるな、詳しく教えてくれよ」

 

「まだわからない」

 

 

 そういえば、この世界には紋章ってやつがあるらしいな、持っていると身体能力が上がったりや魔法が上手く使えたり。

 ──ハッ! まさか俺の中にも、眠っていた真の力があるかもしれない……くっ、血が騒ぐ……落ち着け……まだ騒ぐような時間ではない……

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 そのまま先生もついてきて、書庫、そして最後に橋を渡って大聖堂までやって来た。

 

 

「ここは大聖堂、女神様に祈りを捧げる場所さ。この大聖堂は大修道院ができてから存在し、千年の歴史が詰まっている。……いや正確には、千年に五年足りないが」

 

「千年……なんか途方もない話ね……」

 

 

 千年ねー、正直実感が沸かないな。

 千年以上生きた人と言えば……正確には竜族なんだが、知り合いにいる。

 その人は神竜族の巫女様で悠久の時を過ごしている、生きた伝説だった。

 絶望に満ちたあの世界では、俺たちの心の支えだった方だ。

 前の世界でも仲間になれたのだが、寂しがり屋なのに人とは距離を置いていて、結局あまり仲良くはなれなかったな。

 

 もう一人の長年生きている竜族の人は、逆に人なつっこすぎて、みんなが相手するのに苦労していた。

 俺は、よくいっしょに遊んでたけどな。

 

 考えてるうちに見たことのない、偉そうな格好をした人が近づいてきたのに気づいた。

 

 

「ベレス、それにあなたたちは……」

 

「あっ、大司教様……」

 

 

 うわっ、この人が大司教様かっ! 

 大司教様は思っていたより随分若い女の人だ。

 淡い緑色の髪に言葉を失いそうになるくらいの美貌、背格好は違うが雰囲気がさっき思い出していた神竜族の巫女様に似ているな。

 思わずルーナのほうを見たら、ルーナも緊張した様子で固まっていた。

 

「私はレア。セイロス聖教会の大司教を務めています。あなたたちのことは聞いていますよ、ラズワルド、ルーナ、オーディン」

 

「は、はじめまして」

 

 

 みんな、緊張して挨拶を返す。

 聞いていますよ、って怖いんですけど。

 なにを聞いたんですかね、俺たちがセテスさんに文句を言ったこととか? 

 ジェラルトさんや俺たちが不信感を持っていることとか? 

 まったく気にしてない様子なのが逆に怖いんですけど。

 大司教レア様、存在感ありすぎる。

 

 

「では、私はこれで」

 

 

 レア様はそう言って、大聖堂を後にしていった。

 

 

「ふー、緊張したー。急に大司教様から声をかけられちゃうなんて、焦るんですけどー」

 

「レア様に名前を覚えてもらえるなんて光栄だなー、お前ら」

 

 

 全然、光栄そうに見えないニヤついた顔で言うなよ。

 

 

「今日の案内はこれで終わりだ。解散するけどいいか?」

 

 

 クロードが解散を宣言すると、みんな頷いた。

 

 

「ねー、ヒルダこのあとお茶でも行かない?」

 

「ラズワルドくん、ごめんねー、頼まれてることがあるのー」

 

「僕が代わりにやってあげるよ」

 

「本当ー? ラズワルドくんやさしー!」

 

 

「先生、一緒に市場に行ってみましょ、ちょっと覗いただけだから気になっちゃって」

 

「いいよ、一緒に行こう」

 

 

「オーディンはどうするんだ?」

 

「……書庫に行く。この大陸の武器について、いろいろ調べねばならぬことがあるからな……」

 

 

 ずっと気になっていた、フォドラの伝説の武器とかを、やっと調べることができるぜっ! 

 ──……早く行かなければっ! ……血の疼きを止めることができない! 

 

 

 




ヒルダちゃんマジ天使光属性フォドラの光明



補足

屍兵(しかばねへい)
FE覚醒で登場する敵ユニット
覚醒の物語序盤から度々登場するが、どういう存在か語られることが少ないので謎が多い
オーディン(ウード)たちの故郷を滅ぼした原因

ホームシックで帰ってしまう生徒
大樹の節の探索で「実家に帰りたい」といっている男子生徒
なお、この物語では本当に帰ってしまう模様

千年以上生きた竜族
FE覚醒のチキ
神竜信仰の巫女、マムクート
FE暗黒竜、FE紋章の謎、FE覚醒などに登場
覚醒時代では本人いわく3000歳

もう一人の長年生きている竜族
FE覚醒のノノ
親世代ユニット、マムクート
見た目も言動も子どもっぽく、外で遊ぶのが好き
子どもの世話が好きなオーディンとは仲が良かった


生徒は料理当番、温室当番、洗濯当番、武具整備、書庫整理等の雑用を当番でやっている設定です
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