ファイアーエムブレム風花雪月 異伝 漆黒のオーディン 作:すすすのすー
俺は漆黒のオーディン、セイロス教団最強戦力の選ばれし闇の聖騎士だ。
正式にはまだ任命されていないから
俺の探し人を見つける呪術で指し示す湖の底で、意識を失っているのを見つけた。
探し人呪術は死んだ人間には発動しないと呪術の師匠に教わっていたので、生きていると信じて、湖の底から数人掛かりで引き上げたが、やっぱり不思議なことに先生は生きていた。
ガルグ=マク防衛戦から既に一か月以上が過ぎており、その間ずっと湖の中にいて生きているのは絶対に普通ではないし、身体も魚等食べられた様子も無くて服も痛んでいなかった。
明らかに女神様のパワー的なもので守られていたのだろう。
先生が生きているのは良かったが、引き上げて数日経っても目覚めることはなかった。
マヌエラ先生は不在なので、セイロス教団にいる他の医者数名に診てもらったが、生きてはいるが仮死の状態であり、いつ目覚めるかは判らないとのことだ。
まあ、冷たい湖の底で眠っているより、ベッドで眠っているほうがマシだろうから先生を確保できただけ良しとしよう。
現在のガルグ=マク大修道院は、元々住んでいた住民が徐々に戻ってきている。
それだけなら良いが、帝国からの巡礼者やセイロス教徒が大量に押し寄せてくるようになってしまった。
原因はエーデルガルトがセイロス教団に宣戦布告したため、セイロス教徒が帝国での生活に不安を感じて移住するためにやってきたのだ。
大修道院だけではとても受け入れられる人数ではないため城下町や周辺の町にセイロス教徒の難民があふれるようになってしまった。
「オーディン、また巡礼者と難民の中に帝国の諜報機関の奴らが紛れていやがったぜ」
「……また、闇に蔓延る刺客たちが現れたのか」
「そいつらは、情報を吐かせた後はキッチリ始末しといたぜ」
「……そ、そうか」
ユーリスからの防諜活動成果の報告だ。
こういった仕事はセイロス教団ではシャミアさんの仕事だったが、人手が足らずユーリスとユーリスの子分たちである私兵団“狼の牙”に手伝ってもらっていた。
士官学校の生徒が中心の『フォドラの夜明け』にはこういう裏稼業みたいな活動を得意とする人間はいないから、ユーリスの存在はありがたい。
「ユーリス、俺の渡した
「もちろんだ。正直、お前に返すのが嫌になるくらいにはとんでもなくヤバい道具だよ。よくこんなもん作ったし、こんなもんをよく平気で人に貸せるな……お前本当、頭がイカれてないか?」
「フッ……“狂気の天才”とは良く言われるな」
ユーリスに貸した
リンハルトに紋章のことがバレそうになった時に使って以来、全然使っていなかったが、巡礼者や難民に紛れた密偵を探すのに役に立つのではないかと思って、ユーリスに貸出している。
「役に立つなら、もう何個か作ろうか? 治安部隊に行き渡るように」
「絶対やめろ! ……というかマジでやめてくれ、量産してこんなもんが敵の手に渡ったりしたら、俺たちみたいな連中はみんな動けなくなるぞ」
「なくさない様にすればいいだけじゃないのか」
「俺の部下にしろセイロス教団兵にしろ、絶対に裏切らないって保障はないだろ。これはそれくらいヤバい代物なんだよ」
ユーリスがそこまで言うのならば、やめておこう。
こちら側の間者が動きにくくなるのは本意ではない。
「とにかく、これからも刺客には警戒は続けてくれ。頼むぞ、灰なる狼を束ねし道化師よ」
「はあ、了解。“選ばれし闇の聖騎士”漆黒のオーディン殿……受けた信頼には答えるさ」
ユーリスのほかの
バルタザールの“レスター侠客隊”はセイロス騎士団が入りにくい治安が良くないところの警備と治安維持を担当し、コンスタンツェとハピの“ヌーヴェル天魔隊・侍女隊・侍従隊・給仕隊”と“ティモテ魔人部隊”にはガルグ=マク周辺の土地で『植物の成長を早くする魔法』で食料の生産をしてもらっていた。
ユーリスと入れ替わりでコンスタンツェとハピがやってきた。
手には野菜と穀物がいっぱいに入っている籠を持っている。
「おーっほっほっほ! オーディン、見なさい! トマト、タマネギ、ニンジン、カブ、キャベツ、ヒヨコマメ! そして……ノアの実!! わたくしの魔法にかかれば、なんと一週間で全て収穫可能となりましたのよ!!」
「できた野菜は、ガルグ=マクの食糧庫とか城下町に送っといたよ」
「フッ、良くやってくれたコンスタンツェ、ハピ。この魔法が広がれば、開発者のコンスタンツェ=フォン=ヌーヴェルの名はフォドラ中に名を轟かせることとなるだろう」
「おーっほっほっほ! 良くきこえませんわね! もっと大声で! 盛大にっ! 褒め称えるのがよろしいですわよ! おーっほっほっほっほっほ!」
コンスタンツェの作った『植物の成長を早くする魔法』による、野菜類の栽培はとりあえずは成功したようだ。
これで俺も忙しい政務の間に、魔力がなくなるまでトマトを量産する無限〈ピュアジンク・キュイジーン・トメイトゥ〉地獄の術をやらなくてよくなるな。
一週間で野菜類を作ることができるのなら、ガルグ=マク周辺どころか、フォドラ全土の食料事情を解決してしまうかもしれない世紀の大発明だ。
ただ、この魔法には媒介の魔法水晶と魔道士による魔力の注入が必要というネックがある。
「これを続けてたら、多少人が増えても食べ物はなんとかなるんじゃない? ただ、成長魔法に必要な魔法水晶が足らなくなってきてるんだけど、どうするのディン?」
「魔法水晶なら心配ない、“闇の商人”さんが売ってくれる。仕入れルートも確保しているらしいから大量に買っても大丈夫だ」
「じゃあ、あとは魔道士だね。今はハピたちがヒマだから良いけど、流石に毎日は面倒だから、どうにかなんないの?」
「そこは、面倒とか言わずに我慢してやってくれ……セテスさんのセイロス教団本隊が戻ってきたら、魔道士や修道士の中から交代で魔力を使うようにできると思うから」
“闇の商人”さんは最近ガルグ=マク大修道院に現れた商人の一人だ。
全身真っ黒の〈ダークメイジ〉姿の怪しげな人だが、売ってる商品は魔法水晶とお高めの紅茶と本などの高級品で、アビスの闇市ではなく地上の市場で堂々と商売している。
王国にいるセテスさんたちはもうすぐガルグ=マク大修道院に戻るらしい。
教団の修道士たちは優秀な魔道士でもあるから、これでハピたちも交代で休みながら仕事できるはずだ。
あとは、魔法を使った畑を使い続けることで、環境に何らかの影響が出る可能性もあるが、それは今考えてもしかたないか。
「いいえ、魔法使いが増えたら野菜畑をさらに広げますわよ! この野菜とコンスタンツェ=フォン=ヌーヴェルの名前をフォドラ全土に広めないといけませんわ!!」
「うっわ、コニー止めてよ、ディン……こっちのコニーはこんなこと言ってるけど、昼間に太陽の下で作業してるんだから、あっちのコニーでやってるんだよ。正直見てらんないよ」
そういえばコンスタンツェは太陽の光に当たると、“もう一つの人格”が現れてしまうんだったな。
“もう一つの人格”なんてカッコイイ設定……と思いきやもう一人のほうは人格がマリアンヌ以上に憂鬱そうで見ていてかわいそうになるから、あまり太陽の下で働かせるわけにもいかないか。
しかし、コンスタンツェの血走らせてガンギマリした眼で見られると何も言えなくなってしまう……
「……お前たちの活動は、このガルグ=マク大修道院においての生命線だ。こちらも出来る限りの手を尽くすから何かあったらすぐに報告してくれ」
「おーっほっほっほっほ! わかりましたわ! さあ、ハピ行きますわよ、わたくしたちの戦いはこれからですわよ!!」
「はいはい、コニー。どうせ日に当たるとテンション下がるんだからほどほどにね」
コンスタンツェとハピは割り振った仕事を精力的に手伝ってくれている。
同時に大修道院に逃げるようにやってきた訳ありセイロス教徒や帝国軍の脱走兵が、アビスに増えたので、ガルグ=マク大修道院は地下も地上も盛況状態だった。
◆◆◆
セイロス教団上層部帰還! その一報に歓喜の声をあげた俺はガルグ=マクの城門まで足を運びセテスさんたちを出迎えに行った。
自分で言うのはなんだがセイロス教団大司教の代理(セテスさん)の代理(先生)の代理みたいな立場にしては頑張ってやれていた方だと思う。
思い付きとかその場しのぎの政策とかもあって、後々滅茶苦茶なことになりそうな予感もするが、あとはセテスさんに任せれば何とかしてくれるだろう。
セテスさんの他にはハンネマン先生、マヌエラ先生、フレン他教団の主要な面々がガルグ=マク大修道院に戻ってきた。
「わたくしは“純白のフレン”、古の聖人の血を受け継ぐ選ばれし光の聖女……ただいまガルグ=マク大修道院に帰還を果たしましたわ! オーディンさん、お久しぶりですわ」
「むっ、オーディンか……わざわざ出迎えに来てくれたのか」
「良く戻った、我が“闇の同胞”フレンよ……セテスさんも久しぶりです。戻ってくるのを本当に、本当にッッッ! ……待っていました!」
「……あ、ああ、ありがとう。オーディン、少し痩せたか?」
「目に凄い隈ができてますわよ、オーディンさん。……ちゃんと眠れてまして?」
フレンとセテスさんは相変わらず元気そうだった。
まあ、ガルグ=マク大修道院を離れたのが一か月くらいだから、そうそう変わるものでもない。
ちなみに俺は最近、痩せたとかやつれたとか目に隈があるとかよく言われるが……
セテスさんとフレンと共に謁見の間横にある執務室に移動する。
「早速ですけど、引継ぎの資料を渡しますね……後は俺の権限では手が付けられない類の案件と代理でやっていた諸々の……」
「いや、君が良くやってくれていたのはわかるが……その前に聞きたいことがある」
「なんですか?」
「我々がガルグ=マクを離れる前より、人が増えてないか?」
「……お気づきになりましたか」
現在、ガルグ=マク大修道院は人に溢れかえっていた。
どんどん増える巡礼者やセイロス教徒の帝国人難民に加えて、戦争の気配を察知し避難してきた王国と同盟の移民、人口が増えたことによる商売の気配を感じた商人たち、仕事を求めてやってきた傭兵や帝国軍の元脱走兵やならず者たち、物見遊山の観光客……
巡礼者やセイロス教徒を追い返すのもかわいそうだから、ガルグ=マクの城下町や周辺の領主に受け入れてもらっていたが、それでも急激に人が増えていた。
仕事に来た者たちには、現在ガルグ=マク要塞の崩壊部分の修繕や城下町の崩れた家屋の復旧などをやってもらっているが、さらに新しく住宅を作っていかないと増える人口に追いつかなくなりそうだ。
「人口が増えて要塞の修繕や市場の賑わいは良くなってきてますが、やっぱりまずかったですかね……?」
「ガルグ=マク大修道院はフォドラ大陸のセイロス教の中心地とはいえ、山岳地帯で作物も育ちにくく商人の往来には困難が多い、急激に人が増えれば食料難になると教団は長年人口を抑制してきたのだが……」
「食料確保については、ガルグ=マク周辺で新魔法を使った畑で作物が一週間で収穫できるようにしました」
「……一週間で収穫? なんだそれは!? ……いや、取り乱してすまない……」
「それで城外の畑に魔道士さんたちが沢山集まって何かしてましたのね」
「聞きたいことはたくさんあるでしょうから一から説明しますよ。……この“漆黒のオーディン”の激動の記録を!」
流石に俺のカッコイイ活躍を要所要所に織り交ぜながら説明すると時間がかかり過ぎてしまうから、それらは全て省略し端的に説明する……人はこうやって大人になり、アイデンティティーを失っていくのだ……
ガルグ=マクの防衛戦でレア様が白きものに変身して、帝国軍を足止めしてくれたこと。
先生がレア様を助けようとして崖から落ちて行方不明になっていたこと。
教団の撤退支援、帝国の妨害工作、レア様と先生の捜索の為ガルグ=マク周辺でゲリラ戦をしていたこと。
夢を操る呪術と植物を成長させる魔法のコラボレーションで帝国軍の士気を下げたり、討伐に来た一個軍団を迎撃して軍団長を討ち取ったこと。
入れ替わりの呪術を使って帝国軍の将軍の身体を乗っ取りガルグ=マク要塞を無血開城し奪還したこと。
ガルグ=マク復興のため、色々と手を尽くしたこと。
先生とレア様の居場所を探し人を見つける呪術で調べたこと。
レア様は帝都アンヴァルで、囚われの身であるだろうということ。
先生を湖から引き上げたが、まだ目を覚まさないこと。
「君にはだいぶ苦労をかけたようだな……特にガルグ=マク大修道院を取り戻してくれたことは大きい……レアもベレスもいない中、良くやってくれた」
「フッ……“選ばれし闇の聖騎士”としてやれることをやったまでだ……までです」
「聖騎士にもすぐに正式に任じよう。君の素性や素行について疑念を持っていた枢機卿たちも、今回の実績で誰も疑うものはいなくなった。ジェラルトさんの後任のセイロス騎士団団長に推す声もあるほどだ」
「ま! 凄いですわねオーディンさん」
「フフフ……もっと大声で褒め称えてくれ」
あくまで候補という段階だろうけど、セイロス騎士団の団長に推薦されるなんて誇らしいことだ。
……でも、アロイスさんやカトリーヌさんみたいなセイロス騎士団幹部級の人が大軍を動かすタイプの指揮官じゃないから、先生が目覚めないなら俺が推されるのも妥当なのか……?
セイロス騎士団も意外と人材不足なのかもしれない。
「レアの件についてだが……」
「レア様が白きものに変身したことを知っているのは『フォドラの夜明け』以外はクロードだけですよ。みんなとクロードにはその件は広めないように口止めしています」
「賢明な判断だ。ありがとう」
「レア様が白きもの……竜族だったことに、俺としては思うところはないですよ。むしろ、良い竜族の人なら普通の人間より信用できるとまで思ってます」
「オーディンさん……」
「……そうか、君がそういう価値観なのは我々としても助かるよ。……ベレスについては目を覚ますのがいつになるかは判らない。すぐに目覚める可能性も、数年数十年……あるいは数百年目覚めない可能性もある」
どうやらセテスさんは、先生がどういう状態にあるか分かっているようだ。
目覚めずにそのまま死んでしまう可能性は低いということには安心できる。
「彼女は君も知っているように、女神ソティスの強い加護を受けている」
「そうですね……あっ、そういえば先生の持っている緑色の宝玉で女神様と少し話せますね……宝玉の女神様経由で先生を起こしてもらうことってできますかね?」
「……何? 宝玉? ……君は、女神と直接話す手段を持っているのか……そんな話は聞いてないんだが……」
そりゃあ、言ってないから知らないでしょうね。
以前、俺が
女神様はレア様のことを怪しんでいたから、教団関係者には話てほしくなさそうにしていたが、先生は目覚めないしレア様は囚われの身なので話すことにした。
ただ、女神様は無理やり魔力を流して起こすのはかなり嫌がっているので、使いすぎると女神様が消滅してしまうことも伝えた。
「女神ソティスはレアを怪しんでいたと……うーむ……」
「女神様も俺たちを召喚した時より、さらに小さくなってましたし力も記憶も失ってるんじゃないでしょうか?」
「……そうだな。その宝玉を使って無理に目覚めさせるのはやめておこう。女神もベレスも、それで何か取り返しのつかないことになってはならない」
セテスさんらしい慎重な判断だ。
俺も一人で判断しなくてはならないなら、この女神様の宝玉で先生を起こす作戦は使わないだろう……クロードあたりが聞いていたら使う様に進言してくるかもしれないが。
「囚われているレアの件で話をしようとしたのだが、だいぶ話が逸れてしまったな……現在帝国で捕らえられているレアを救出したいが、我々教団の力だけでは強大な帝国に反攻するのは不可能だ」
「王国と同盟の力が必要ですよね」
「その通りだ。そこで、君たち『フォドラの夜明け』には王国と同盟に出向き、対帝国戦への援軍や治安維持の手助けで、教団が王国同盟両国との連携を強める役割を担ってほしい」
「王国と同盟の連携ですか……」
「劣勢での戦いや貴族の派閥争いに巻き込まれる可能性もある……常に難しい判断を下さなければならない役割だが、君ならやれると信じている」
「わかりました。セテスさん、この”漆黒のオーディン”に任せておけ! 選ばれし闇の聖騎士に不可能はない!」
やれると信じている……か、そこまで言ってくれるならやらないわけにはいかない!
なんかまだ、具体的に何やるかよくわかってないけどやってやるぞ! うおおおおぉぉぉ!!
「お父様! わたくしも『フォドラの夜明け』に参加しますわ!」
「……フレン!? なっ、何をいっているんだ! お前にそんな危険なことは……」
俺が心の中で熱く気合を入れていると、今まであまり話に入らず黙って聞いていたフレンが喋りはじめた。
「お父様……わたくし知っていますのよ。オーディンさんがわたくしを新設の部隊にスカウトしようとしたのを取り止めさせたことを」
「なっ、オーディン……話したのか!?」
「えっ? ……お、俺は何も言ってませんよ!」
「オーディンさんは何もいってませんわよ。でも、色々な方を誘ってらしたのは知っていますわ。……わたくしも、いつ誘われるのかドキドキしながら待ってましたのに……」
そういえば、学級の生徒とか誘う時にフレンも居たことがあったような……結構チラチラ見られてたけど、あれは誘い待ちだったのか……
「オーディンさんが“光の同胞”であるわたくしを除け者にするなんて普通はありえません! 過保護のお父様が邪魔をしたと、わたくしの聖なる瞳が見抜きましたわ!」
「フレン、それはお前を心配して……」
「わたくしはもう子供じゃありませんわ。皆さんと一緒に戦えますわ」
「……それは、わかっている」
フレンの気迫に押されて、セテスさんも止めるのを諦めたようだ。
士官学校に入ってからのフレンは一気に実力を上げ、教団の戦力としては既に上から数えた方が早いくらいだ。
「オーディン、フレンのことを頼めるか?」
「心配要りませんよ。我が“闇の同胞”フレンは教団随一の白魔法使い、『フォドラの夜明け』でも重要な役割を担ってもらうことになるでしょう」
「さあ、わたくし“純白のフレン”の物語の幕開けですわ! 『フォドラの夜明け』の皆さん、運命を共に!」