ファイアーエムブレム風花雪月 異伝 漆黒のオーディン 作:すすすのすー
俺は“漆黒のオーディン”、フォドラに新たなる兵種超特級職を生み出した、選ばれし闇の呪術士だ。
『フォドラの夜明け』は総勢310人で構成されている。
俺“漆黒のオーディン”を団長に、副団長であり聖騎士の“蒼穹のラズワルド”と“紅蓮のルーナ”、部隊長として“壊刃の継承者”レオニー、“野獣”ラファエル、“勝利を描く”イグナーツ、“正義の一矢”アッシュ、“慈愛の聖女”メルセデス、“戦場の歌姫”ドロテア、それに新たに“純白のフレン”を加えた10人が部隊長としてそれぞれ一部隊30人を率いる。
『フォドラの夜明け』は既にガルグ=マク大要塞の奪還を果たしたセイロス教団の精鋭部隊として有名になっているが、ついに対外活動として動き出すことになる……!
俺たちの戦いはこれからだ……! 『フォドラの夜明け』のみんな! 運命を共に……!
『フォドラの夜明け』の最初の本格的な対外活動は、グロスタール伯爵領からリーガン公爵領へ移動する商人たちが山賊や魔獣に襲われる事件が多発しているので、その街道の安全確保だ。
それに加え、情報ではグロスタール伯爵領へ向かう商人は襲われないのに出ていく商人は襲われるという奇妙なことが起きているため、グロスタール伯爵へ聞き取り調査を行うことになっている。
「街道の情報を教えてくれたのは、イグナーツのお兄さんらしいな。イグナーツもあの辺りの地理に詳しいのか?」
「ええ、多少は。士官学校に入る前に両親の手伝いで何度か行き来したことがあります。グロスタール伯爵領へ向かうのと出ていくのに特別差異を感じたことはありませんしたが⋯」
「……闇が囁いているな……この件には陰謀の匂いがする」
「……商人たちの噂では、グロスタール伯爵は商人たちがリーガン公爵領に金を落とすのが気に要らず、山賊に偽装した傭兵たちや魔獣を使って襲わせているとも言われています」
じゃあ、ほぼ真っ黒じゃねぇか!
グロスタール伯爵はレスター諸侯同盟の中では親帝国派筆頭と言われている貴族だ。
セイロス教団としては、今後の動きで敵対勢力になる可能性もある。
ローレンツを介してグロスタール伯爵に“闇に蠢く者”の情報を与えたのは失敗だったかもしれない……
「とりあえず、現地に行ってみるしかないな……」
「はい、出撃準備を進めます」
◆◆◆
「うわああ! 魔物め、こっちに来るな!」
「あっ、見てください! 商人が魔物に襲われてるみたいです!」
「魔物に交じって人間もいるみてえだぞ。あいつらが魔物をけしかけてんじゃねえか?」
運が良いのか悪いのか、街道に到着すると商人たちが魔獣と山賊紛いの集団に襲われているところだった。
小さな跳ね橋が山賊によって上げられているので、商人たちは逃げ場がなく今にも魔獣に追いつかれそうだ。
「『フォドラの夜明け』戦闘開始! 飛行部隊と騎兵部隊は先行して橋を降ろし商人たちを守れ! 歩兵部隊は山賊を殲滅し商人たちの退路を確保!」
「飛行部隊! さあ、行きましょ! ……紅蓮隊、神速の備えよ!」
「ありがとうございます、ルーナさん! 全ダークペガサス神速化完了ですわ。純白隊、進軍開始! ……運命を共にですわっ!」
『フォドラの夜明け』は飛行部隊2部隊、騎兵部隊2部隊、歩兵部隊6部隊で構成されている。
飛行部隊の2部隊はルーナとフレンが率いる。
ルーナの率いる“紅蓮隊”は竜騎兵と天馬騎兵からなる主力飛行部隊。キッホル竜騎兵団とセイロス天馬兵団から選抜した精鋭のみを集めている。
フレンの率いる“純白隊”は『フォドラの夜明け』にフレンが入団して新設された魔法飛行部隊だ。全員が〈ダークペガサス〉の黒い天馬に乗っているのに、名前は純白隊という世にも奇妙な名前を持つ部隊である。
「疾風迅雷!! 橘橙隊、早く行くよ!」
「紺碧隊、レオニーたちに続いて! 急いで跳ね橋を降ろそう」
騎兵部隊の2部隊はレオニーとアッシュが率いている。
レオニーの率いる“橘橙隊”はパラディンとボウナイトを主力に、ダークナイトとヴァルキュリアを含んだ攻撃力重視の部隊。
アッシュの率いる“紺碧隊”も同じくパラディンとボウナイトが主力だが、ホーリーナイトとグレートナイトを加えて支援重視の部隊になっている。
両部隊ともにセイロス聖騎士団をはじめとした精鋭騎兵部隊からの転籍者たちだ。
「さあ、踊るよ! 蒼穹隊、作戦開始」
「黄昏隊、オデたちが後衛を守るぞ! 鉄壁の備え、フンッ!!」
「ラ、ラファエルくん、オーディンくんの指示も無いのに勝手に計略を使っちゃ駄目ですよ!? 翠緑隊、周囲を警戒してください」
「はあ、ラファくんもイグナーツくんも締まらないわね。朱殷隊、私たちは気を引き締めて行くわよ!」
「みんな〜怪我したら、すぐに言うのよ〜。紫苑隊が回復してあげるから〜」
残りの歩兵部隊6部隊もそれぞれ『フォドラの夜明け』のメンバーが率いている。
ラズワルドの率いる“蒼穹隊”は主力歩兵部隊だ。ジェラルト傭兵団やインデッハ剣戟隊から選りすぐりを集めており、近接戦闘だけなら『フォドラの夜明け』でも最強と言えるだろう。
ラファエルの率いる“黄昏隊”は重装兵と拳闘士が半数ずつの変わった編成をしている部隊だ。物理攻撃は重装兵が受け、魔法攻撃は〈魔殺し〉スキル持ちの拳闘士が引き受ける鉄壁の組み合わせの筋肉部隊である。
イグナーツの率いる“翠緑隊”は手練れの射手と斥候を集めた猟兵部隊だ。視野が広く何でもこなせるイグナーツには、援護射撃、偵察、潜入、待ち伏せ等のあらゆる任務に対応できる部隊が適切だ。
ドロテアの率いる“朱殷隊”は正統派の魔法部隊だ。身分は問わず純粋に魔法の腕だけで選抜された結果、マクイル破邪隊を上回るほどの精鋭魔道士部隊ができた。
メルセデスの率いる“紫苑隊”は回復魔法に特化した部隊だ。セスリーン神官隊、セイロス聖女隊、セイロス修道士隊から隊員を集めた結果、女性が多めになったが、抜群の癒しの力を持っている。
「⋯“漆黒隊”、戦闘準備」
そして、この俺オーディンが率いる“漆黒隊”は『フォドラの夜明け』最強の魔法戦士部隊である。最上級職のエピタフ、地下の職業であるトリックスター、バトルモンク、バトルシスター、そしてフォドラ辺境の地の職業である鬼人、前の世界の知識で俺が新たに作り出した魔戦士……古の時代より魔法を仕える戦士こそ最強と呼ばれてきたが、それを30人も集めた最精鋭達だ。
「フォドラ最強の呪術士“漆黒のオーディン”率いる漆黒隊よ、今貴様らの勇壮なる初陣が始まる……闇と光が永劫に繰り返される聖戦の果てに「なに一人でキモチ良くなってんだ? とっととイクぞ」「また、ふざけてんのか」「オーディン、早くしろ」「へっぽこ呪術士が!」「はい、おしまい」
……漆黒隊の難点は、士官学校の同級生とジェラルト傭兵団とアビスの住人たち……気心の知れた連中で構成されているから隊長である俺への敬意に欠けているところだな。
せっかく俺が恰好良く演説を決めようと思っていたのに……!
「漆黒のオーディン!? フォドラ最強の呪術士じゃねえか、じょ、冗談じゃねえぞ!!」
「『フォドラの夜明け』だと……セイロス教団の連中がなんでこんなところに……!」
「に、逃げろ……! 勝てるわけねえ!」
どうやら『フォドラの夜明け』の名前は山賊たちの間でも知れ渡っているようだ、接敵して早々に逃げ出しはじめてしまった。
名前が有名になってきているのは誇らしいことだが、山賊に逃げに徹されるのは鬱陶しいな……
「ラズワルド、蒼穹隊と朱殷隊を〈ワープ〉で東側に飛ばす! 挟撃で闇に蔓延る悪辣なる賊どもを殲滅せよ!」
「わかった、オーディン。ドロテア、向こうにワープしたら計略魔法の発動をお願い!」
「はぁい! 了解よ、ラズくん」
山賊たちは数は多いが下級職と中級職の弱兵ばかりで士気も低い……帝国の正規兵相手に何度も戦ってきた俺たちの敵ではない。
「おらぁー! 筋肉が躍動するっ!!」
「てゃー! 乙女心も躍動しますわっ!!」
山賊たちが操っていた、魔獣の巨大な狼も特に問題なく始末できた……狼系の魔獣はウーツ鋼を落とすから正直助かるな。
商人たちは全員無事に救出、山賊も指揮官らしき者を捕らえることに成功した。
「……貴様ら、ただの山賊ではないだろう。誰に雇われた?」
「クッ……グロスタール伯爵だ」
山賊の指揮官を尋問してみるとイグナーツの情報通り、グロスタール伯爵に雇われた傭兵だった。
どうやら傭兵たちは数年前から、魔物を使って商人たちを襲わせていたらしい。
「ということは⋯前リーガン公爵の事故も彼らの仕業ですか……その、ラファエルくん」
「ああ、オデの父ちゃんと母ちゃんが死んだ事故の話だな……」
イグナーツとラファエルの話によると、前リーガン公爵もこの街道で魔獣に襲われて事故死したとのことだ。
商人だったラファエルの両親も、前リーガン公爵と共に事故に巻き込まれて死亡している。
「最初は僕の両親に依頼があったんです。でも、別の仕事があって⋯変わりにラファエルくんのご両親をリーガン公爵に推薦して、行ってもらったんです。そうしたら、あんなことに⋯」
つまり、ローレンツの父であるグロスタール伯爵の手によって、前リーガン公爵(クロードの親族?)とラファエルの両親は謀殺されたことになる。
それにイグナーツの両親も関わっていて、なんとも複雑な話だ……
「ああああ! もういいじゃねえか! くだらねえよ! 山賊と魔物はもう倒したんだ。イグナーツが気にすることじゃねえよ」
「でも伯爵は、ローレンツくんのお父さん……」
「イグナーツも、たぶんローレンツくんも、このことについちゃ何も知らなかったんだろ?
いいか? オデの親を殺したのは魔物で、オデの親が死んだのは事故だ。オデは、オデの親が死んだことで、誰かを恨むつもりはねえ。そんなことにこだわってる暇はねえんだ。オデは妹を食わせなきゃなんねえからな!」
「ラファエルくん……」
ラファエルは良いやつだな⋯両親の死を、誰のせいにもせず今生きている家族のために前向きに生きている⋯
「ラファエル、イグナーツ⋯グロスタール伯爵の件については任せろ⋯前リーガン公爵を謀殺した可能性を問い詰めれば、親帝国派からこちら側に引き込める材料になるかもしれん」
「オ、オーディンくん、相手は大貴族ですよ⋯そういう話をするのは危険なのでは⋯」
「難しい話はオーディンくんに任せるよ⋯それより、腹減ってきたなぁ」
「万事、この“漆黒のオーディン”に任せておけ!」
政治的な話は俺にもよくわからないが、
みんなのためにも俺も頑張らなければっ!
◆◆◆
俺はグロスタール伯爵家の一室でセイロス教団の聖騎士として、グロスタール伯爵家当主エルヴィン=フリッツ=グロスタールと正対していた。
お互い、護衛は付けず一対一での話合いだ⋯こちらにとっては都合が良い。
「お初お目にかかる⋯俺は“漆黒のオーディン”! フォドラ最強の呪術士、選ばれし闇の聖騎士だ!」
「⋯エルヴィン=フリッツ=グロスタールだ。噂に聞く、“ガルグ=マクの伝説の男”に会えて光栄だよ」
エルヴィンさんはローレンツがそのまま年を取ったような容姿をしているが、ローレンツのように無駄に貴族的ではない、性格はローレンツと似なかったのかもしれない。
「⋯ほう、この“漆黒のオーディン”の噂がグロスタール伯の耳にも⋯」
「ああ、君がガルグ=マク要塞の帝国軍を呪術で操り無血開城させたことは、今やフォドラ全土に知れ渡っているからね」
かぁ〜! 知れ渡ってしまってるか〜! いや〜困るなぁ〜俺が最強の呪術士であることが知れ渡ってしまうと警戒されてしまうな〜フッフッフッ⋯いや、照れている場合ではない。
「私の息子のローレンツに聞いても、そのような呪術は知らないとの話でね⋯君のことは優れた指揮官であり戦士であり魔道士とは言っていたがね」
「ローレンツの奴がそのようなことを⋯まあ、その呪術は切り札の一つだから教えることはできない」
「そうか、残念だ」
流石に、ガルグ=マク大修道院解放戦で使った入れ替わり呪術については教えることはできない。
セイロス教団の上層部でも知っているのはセテスさんだけだし、たぶん他へ情報が漏れることはないだろう。
グロスタール伯爵も俺の呪術を警戒しているのだろうか⋯それにしては護衛も付けずに一対一で話すのには違和感があるが⋯まあ、これから話す内容は他者に聞かれたくない話だから、この状況は助かるが。
「伯爵……グロスタール領からリーガン領へ向かう商人が貴方の雇った傭兵によって襲われていたのですが⋯」
「⋯!?」
あまり腹の探り合いをするのも時間の無駄だから単刀直入に切り出す。
伯爵は俺の言葉に目を見開いて、驚いた様子を見せているが⋯演技だとしたら、えらく白々しい態度だな。
「捕えた山賊の指揮官はグロスタール伯爵に雇われたとハッキリ申していましたが⋯」
「⋯そのような話、私は知らないな⋯賊の虚言ではないのか?」
「虚言ではないでしょう⋯その山賊紛いの傭兵たちは数年前から伯爵に雇われて、魔物を使って前リーガン公ゴドフロア卿を事故死に追いやったとまで話しています」
「莫迦な……」
賊たちは命惜しさに全て洗いざらい話している、複数の賊から証言が取れているのでほぼ間違いない。
「傭兵たちはグロスタール伯爵家のオデッセという家人と直接交渉していたとのことですが……」
「⋯オデッセは、たしかに我がグロスタール家の顧問魔道士だ⋯今すぐ連れてこさせよう」
そういうと伯爵はすぐに従者を呼び、家人を連れてくるように手配した。
反応を見るに本当に伯爵は知らなかったのか⋯? 家人が顧問魔道士というのも気になるが……
「オデッセという家人はどういう経歴の者ですか?」
「私の父の代から仕えている魔道士だ⋯領軍で魔法や戦術を教えている」
「⋯まさか、数年前から成り代わられてるとか」
「いや、ここ数年で言動に変わったところはない⋯闇魔法や外法の魔道に通じているから重宝していたが⋯」
「いや、そいつ滅茶苦茶あやしいですやんっ!」
やっぱり、この人ローレンツのお父さんだっ! 実は人が良すぎてあまり身内を疑ったりしないタイプだ。
闇魔法とか外法の魔道に詳しいとか、それはもう悪い奴の特徴なんだよ。
結局、オデッセという魔道士はこの場に来ることはなかった⋯感づいて行方をくらましてしまったらしい。
経歴や能力を考えるとオデッセは“闇に蠢く者”の可能性が高い。
「“闇に蠢く者”⋯まさか、我がグロスタール家にも潜伏されていたとは⋯」
グロスタール伯爵は家人に“闇に蠢く者”が紛れていたことに衝撃を受けている。
ローレンツを介して、グロスタール伯爵には闇に蠢く者の脅威について情報は知らせていたが、昔から家に仕えていた者を疑うには至らなかったようだ。
「先代リーガン公ゴドフロア殿の謀殺が、知らなかったとはいえグロスタール伯爵家の家人の命令で実行されていた事実はまずいですよね⋯」
「⋯ああ、このことが知れ渡れば他の同盟諸侯より糾弾され、円卓会議での議決権も失いかねない。リーガン公を筆頭とした反帝国派との亀裂も埋めようがないものとなるだろう」
円卓会議の議決権を失えば、グロスタール伯爵家はさらに帝国との関係を強化しなければならない⋯あるいは、いっそ帝国になってしまう可能性もある。
セイロス教団としては、今同盟が割れてグロスタール伯爵家や同盟南部の貴族が帝国に下ったらかなり困る。
「グロスタール伯爵、我々セイロス教団としては、同盟が内部分裂して親帝国派貴族が完全に帝国勢力になることが一番困ります。クロード⋯リーガン公爵代理に事情を話して解決してもらいたいです」
「次期当主殿は納得してもらえるかな?」
「クロードも“闇に蠢く者”について知る者の一人です。それに、あいつもグロスタール伯爵家が帝国勢力となるのは避けたいでしょうから、ご安心ください」
「我々は領土の関係上、ずっと親帝国だ。今後もそれは変えることはできないぞ」
「それでも別に良いですよ、グロスタール伯爵家が急に反帝国派になって帝国軍と戦争をやり始めるのも、それはそれで困りますから⋯」
レスター諸侯同盟の親帝国派貴族には帝国に良い顔をしつつ、のらりくらりと戦争を回避し続けてほしい。
現在の帝国軍は皇帝派貴族同士で内輪揉めがあってるらしく、動きが悪い。
同盟相手に動くことは、しばらくなさそうだ。
「ふむ、オーディン殿とクロード殿には借りが出来てしまいそうだな⋯」
「フッフッフッ⋯グロスタール伯爵、この“漆黒のオーディン”に借りを作ってしまった代償は大きいかもしれないぞ⋯だが、心配要らない! もし、返せなかった時は息子のローレンツに返してもらうからな!」
「⋯それには及ばんよ。自分の作った借りを息子の代で返させるほど耄碌してはいない! なんせ私は、エルヴィン=フリッツ=グロスタールだからな。はーっはっはっは!」
「ハーッハッハッハ!」
こうして、グロスタール伯爵家の一室では俺とエルヴィン殿の高笑いが響き渡った。
この人、ノリが良いな。
活動報告にて削除していた(矛盾点等多かったので)金鹿の学級士官学校モブ生徒の設定を再公開+他学級の生徒及びジェラルト傭兵団モブの設定公開
長すぎて5000字越え制限にかかるため五分割
設定資料①三人組の初期設定と鷲獅子戦時の各学級の編成
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設定資料②士官学校 金鹿の学級モブ生徒
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設定資料③士官学校 青獅子の学級モブ生徒
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設定資料④士官学校 黒鷲の学級モブ生徒
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設定資料⑤騎士団『フォドラの夜明け』とジェラルト傭兵団他モブ設定
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=331413&uid=294404