ファイアーエムブレム風花雪月 異伝 漆黒のオーディン 作:すすすのすー
俺は“漆黒のオーディン”、世界の破滅に立ち向かう選ばれし闇の戦士だ。
フリュム領都の屍兵を倒した後は、帝国軍のフェルディナントたちと協力しながらフリュム領内の屍兵の残党を討伐しながら“闇に蠢く者”を探した。
屍兵はいくつかの集落を襲って被害を出していたが、召喚者らしき魔道士は一人も見つからなかった。
なんの目的かは分からないが、前の世界のように野良屍兵がフォドラ大陸中に現れるようになったらめちゃくちゃヤバい……なんとかできないものか……
コーデリア領に戻ると、リーガン公爵代理のクロードから連絡が入っていた。
『フォドラの夜明け』にリーガン公爵領都デアドラまで来てほしいらしい。
次期盟主様直々の呼び出しだから行くけど、なんの用だろうか? 今の時期は円卓会議も開かれていなかったはずだけど。
リシテアは自領を離れて、ガルグ=マク大修道院に来ることになった。
『フォドラの夜明け』に入るわけではなく、自分の紋章を消す研究をハンネマン先生に手伝ってもらうためだけど、かつての仲間と再び大修道院で共にすごせることは嬉しいことだ……金鹿の学級出身の生徒たちはみんな喜んでいた。
「久しぶりだな、リシテア。大きくなったなぁ」
「やめてください、クロード。親戚のおじさんみたいな言い方……変な髭も生やしてはじめて、胡散臭さが増しましたよ」
「若く見られると侮られるから、これで良いんだよ」
デアドラについて早々にクロードと面会する。
クロードは髭をもみあげから顎横くらいまで伸ばしている……リシテアが言うように胡散臭さが増した感じだ。
しかし、見慣れてくると悪くないな……俺も威厳を出すために髭を生やしてみようかな? ……いや、ラズワルドとかルーナに馬鹿にされそうだから、やめておこう。
金鹿の生徒との挨拶もそこそこにクロードと話し合う。
「それで、急に呼び出して何のようだ? この“漆黒のオーディン”は暇じゃないんだぞ」
「それはわかっているさ。フォドラ大陸に名を轟かせる天下の“漆黒のオーディン”様を呼び出してるんだ、こっちも大事な話さ。……実は、俺の祖父さん……リーガン公がいよいよ危ないらしい」
話によるとリーガン公は体調を崩して以来ずっと良くならないらしい、最近は寝たきりで医者の話だともう長くないということだ。
「最近、祖父さんがうわ言でよく言っててな。祖父さんの祖父さん……今の三代前のリーガン公がとある伝承を頼りに王国の北側にあるスレンへ遠征したんだ」
「スレン……あのシルヴァンの実家のゴーティエ辺境伯領と接している、国か」
「そうだ。当時のリーガン公はそこにお宝がたんまり眠ってるって話を聞いて向かったらしいんだが、その地を守る聖獣“風を呼ぶもの”に追い払われたらしくてな……その時に、リーガン公爵家に代々伝わる神聖武器“ベガルタの剣”っていう伝説の剣まで失くしちまったんだとよ」
俺は伝説の武器の類が好きだからいろいろ調べていたので知っている。
“ベガルタの剣”はリーガンの紋章と対応する神聖武器だ。
ただ、リーガン公爵家に代々伝わってるという情報以外はなくて、あまり詳しくは知らなかったけど、紛失していたのか……
“風を呼ぶもの”についても聞いたことがある。
その聖獣は『聖人マクイル』に近い存在……なんなら、聖人マクイル本人説まである聖獣だ。
「祖父さんは“ベガルタの剣”さえ取り戻せば、俺が新しい盟主になっても諸侯全員が認めてくれるって言ってるんだが……遺言代わりの助言つもりかもしれないが……俺は既に円卓会議の他の諸侯四人には認められてるんだけどなぁ」
「つまり、俺たち『フォドラの夜明け』を呼んだのは……」
「そういうことだ。リーガン公爵軍だけの戦力じゃ足りなそうだし、こんなことで他領に借りも作れない……動ける時期としても、まだギリギリ祖父さんが生きてて、帝国もパルミラも静かな今くらいしかない」
「……言っておくが、聖獣は簡単な相手じゃないぞ」
「それは三代前のリーガン公から伝わってるから知ってるさ。ただ、トータテス湖の“動かざる重きもの”の試練を突破した、お前らなら“風を呼ぶもの”もなんとかできるんじゃないかと思ってな」
クロードのところにも、俺たち『フォドラの夜明け』がトータテス湖の試練を突破したことは伝わっているようだ。
以前、試練を突破した後に“動かざる重きもの”が言っていた話を聖人マクイル説がある“風を呼ぶもの”に聞けるチャンスかもしれない。
「良いだろう……“漆黒のオーディン”新たなる伝説の幕開けだ……覚悟しろ“風を呼ぶもの”!」
「ははは、その意気だ。頼んだぜ、
◆◆◆
デアドラの港から船で出発し、エドマンド辺境伯領の港に寄港し(急ぐ旅だったのでエドマンド辺境伯にもマリアンヌにも会えなかった)スレンへ向かった。
スレンにたどり着くと荒涼とした砂漠地帯が広がっていた。
砂漠と聞くと暑いイメージだけど、ここはフォドラ大陸の最北端……時期的なものもあるがめちゃくちゃ寒かった。
「ここがスレンですか……国外に出るのは初めてですが不思議な感覚ですね……」
「イグナーツ、国外といってもここはフォドラと地続きですよ……砂漠ばっかりで何もない……こんなところに住んでいる人なんているんでしょうか?」
「人がいるかはわかんないけど“風をよぶもの”って魔獣がいるんだろ? 勝ったら、またタダで伝説の武器をくれるかな……」
「こんなに寒いとオデの筋肉が縮んじまう! メシ食って暖まろうぜ!」
『フォドラの夜明け』は野営と食事の準備を始めた。
今日の食事当番はラファエルの黄昏隊か……この寒い中でバーベキューになりそうだな。
飛行部隊のドラゴンには焼いた肉や生肉を、ペガサスと騎兵部隊の馬には干した牧草を与える。
砂漠じゃ騎兵部隊は動きづらいし、馬は置いてきたほうが良かったかもしれないな。
「あら~? こんな子、うちで飼ってたかしら?」
「うーん、見たことのない動物ね……お肉の匂いに誘われてきちゃったの?」
メルセデスとドロテアが、見慣れない生物と向き合って喋っていた。
その生物は襲い掛かる素振りもみせず、じっと肉を物欲しそうに見つめていた。
特徴的な大鷲の頭部と巨大な翼、獅子の体……
「こいつ……グリフォンじゃねえか! 久しぶりに見たぜ」
その生物の正体はグリフォンだった。
前の世界では、騎乗可能な飛行生物としてごく少数だけ生息していたが、フォドラ大陸にも存在していたのか!
「おーい、みんな見てくれ! 珍しい生き物がいるぞ! ……大鷲の顔と翼、獅子の体を持った空の王者! 幻獣グリフォンだ!」
「へえ、グリフォンなんてフォドラにいたのね」
「イーリス軍にグリフォンナイトはいなかったから、珍しいね」
「この子、怪我してるわ……治してあげましょ~」
「聖なる祈りの呪文……〈ライブ〉ですわ!」
「こいつ、肉はあげても平気なのか……よし、ほら食え」
怪我をした翼をメルセデスとフレンが回復魔法で癒し、クロードが生肉を与えている。
グリフォンはそこそこ獰猛な生き物なんだが、このグリフォンはだいぶ大人しくて行儀が良いな。
「グリフォンって……伝説上の生き物かと思ってたよ。騎士物語にも少しだけ出てきたことがあったね」
「アッシュくん。僕も詳しくは知らないんですが、グリフォンはアルビネ大陸に少数存在してるらしいです」
「アルビネって、フォドラの西側じゃないですか……こんなところまで飛んできたんですか?」
この世界ではアルビネ大陸に存在している生き物だったのか……イグナーツもよくそんなこと知ってたな。
リシテアが驚いている通り、アルビネ大陸とここスレン半島ではだいぶ距離がある。
ただ、グリフォンの飛行速度と航続距離なら、ここまで来るのはそう難しいことではないかもしれない。
「グリフォンは鷲獅子とも書きますからね。俗説では鷲獅子戦争の名前の由来は、鷲と獅子ではなくグリフォンという説もあるみたいですよ」
「ふーん。……コイツって食ったら美味えのかな?」
「助けてやって、すぐ食っちまうのは鬼畜の所業だぞラファエル」
「この子に誰か乗れる人がいたら、いいですわよね」
「そういえば、ルーナって前の世界では素質あったよね?」
「あっちで〈グリフォンナイト〉にはなったことないけどね……どうする、グリフォン……あんた、あたしと一緒に来る?」
ルーナが近づいて首筋を撫でると、グリフォンも顔を寄せ素直に撫でられている。
人慣れしているし、もともと騎乗用のグリフォンだったのかもな……
ルーナが〈グリフォンナイト〉になりました。
「この格好も……まぁ、悪くないわね」
◆◆◆
途中で新たに仲間を加えながらも、“風を呼ぶもの”がいるとされる遺跡の近くまで来ることができた。
遠目からも遺跡の真ん中には巨大な竜が居座っているのがわかる。
「どうやら、のんびり遺跡の発掘調査を楽しむ余裕はなさそうだなあ」
「遺跡周りの幻影兵はレベルが高いし手強いぞ……あの巨大な竜が“風を呼ぶもの”で間違いなさそうだな」
クロードと話し合う。
遺跡の周りにはトータテス湖の時のように幻影兵がいた。
〈ドラゴンマスター〉や〈ウォーロック〉みたいな砂漠でも普通に移動できる兵種が多くて厄介だな。
近づいてくる俺たちに気づいたのか、“風を呼ぶもの”がこちらを向いて話しかけてきた。
『なんだ貴様ら、盗人か?』
「違う……俺はセイロス騎士団の“漆黒のオーディン”、数多の時を超え、滅びし運命を変えるために戦う選ばれし闇の戦士だ!」
『フン、仰々しい名乗りだな。……セイロスの教徒が我になんのようだ?』
「用があるのは俺だ。俺は十傑リーガンの末裔なんだが、以前先代があんたに負けてリーガン家に伝わる“ベガルタの剣”を失くしちまったんだ。それを取り戻しにきたのさ」
『憎き十傑とセイロスの教徒が組んでいるのか……まあいい、我の元まで辿りついてみよ、話はそれからだ』
“風を呼ぶもの”がそう言うと展開された幻影兵の他にも、土の中から巨大な虫まで姿を見せ始めた。
巨虫の存在を合わせるとトータテス湖の試練よりも難しいかもしれない。
「さあ、グリフォン。初陣だけど強敵よ……しっかり飛びなさいよ!」
「さて俺の不死隊のお披露目だな。『フォドラの夜明け』の連中にカッコ悪いところは見せるなよ!」
砂漠での戦闘は移動力が失われるので、主力は飛行部隊と魔法部隊だ。
ルーナの紅蓮隊とクロードが率いる不死隊が幻影兵の〈ドラゴンマスター〉へと攻撃を始めた。
そういえば、フレンはどこに行った? いつも、意気揚々と飛んでいくのに……
「今回わたくしは後方から移動の支援をしますわ……あの聖獣様から離れたところで……」
フレンは“風を呼ぶもの”の視界に入らないように岩陰に隠れながら飛んでいる……前回、“動かざる重きもの”に散々「セスリーン」って呼ばれたから、見つかりたくないのか……
「可愛がってあげるわ! 〈燕返し〉!」
「不死隊〈灰塵射撃〉だ! とくとご覧あれ、ってな」
「〈ブレイクショット〉! みなさん今です!」
「一気通貫! 〈魔物貫き〉!」
「気持ち悪い虫ですね……〈エンジェル〉!」
「〈スライム〉! 巨虫ばかりに気をとられるな、飛行兵が回り込んできてるぞ!」
「狙撃で落とします!」
“風を呼ぶもの”は巨虫も操ることができるのか、前衛で巨虫を盾役にしながら、幻影兵の〈ウォーロック〉や〈ドラゴンマスター〉で横槍を入れてくる。
遠距離闇魔法の〈スライム〉やアッシュたちの弓戦技〈狙撃〉で対応しているが、攻めるタイミングが巧妙で油断できない。
『聖人マクイル』は軍師として有能だったらしいし、今までの敵の中で一番手強い指揮官かもしれない。
「ふはははは……! この“狂気の天才”軍師オーディンが相手だ! 聖獣よ、もっと智慧の閃きを見せてみよ!」
『うっとおしいやつだな……しかし、手持ちの駒では力の差が有りすぎるか……気に食わんがここまで来てしまうか』
巨虫も幻影兵も手強くて厄介だったが、『フォドラの夜明け』の練度の前には無力だった。
ちゃんとレベル上げしていて良かったぜ。
“風を呼ぶもの”がいる遺跡まで着くことができた。
『フォドラの夜明け』たちと“風を呼ぶもの”が対峙する。
『……これ以上、戦うつもりはない。その剣に斬られれば、我もただではすまない』
意外なことに“風を呼ぶもの”は俺の持つ封魔剣エクスブレードを見て、戦う気をなくしたようだ。
“動かざる重きもの”もそうだったけど、封魔剣エクスブレードは聖獣に対して相当の脅し効果があるみたいだ。
『……ただ十傑の末裔どもと話すつもりはない、その“ベガルタの剣”を持って早く立ち去れ』
「おいおい、冷たいな。俺はあんたに聞きたいことが山ほどあるってのに」
「俺はセイロス騎士団ですよ、聖獣様! 俺とは話せませんか?」
『セイロスの教徒と言えど我には関係ない……立ち去れ!』
“風を呼ぶもの”は“ベガルタの剣”を放り投げると、そっぽを向いてしまった。
俺たちとこれ以上会話をするつもりは無いようだ……このままでは“動かざる重きもの”と話した世界を滅ぼす者の話ができないな。
だが、俺たちには最終手段がある!
「よし、フレン連れてこい!」
「ま!?」
遺跡の影に隠れていた、フレンを引っ張りだす。
そっぽを向いていた“風を呼ぶもの”もフレンに気づいたのか、こちらに向き直してくれた。
『おお、懐かしいな。お前はセス……』
「わたくしはフレンですわよ! おじ様!」
『なるほど……わかった。久しぶりだな』
「その懐かしいとか久しぶりというのも、やめてくださいましてよ!」
『うーむ……どうした? お前、反抗期にしては少し時が経ちすぎてるぞ……』
いや、フレンよ……この聖獣様をおじ様呼びする時点で知り合いなのはわかってるんだ。
“風を呼ぶもの”はフレンに会ったことで、一気に機嫌を直してくれた。
大きな尻尾を楽しそうに振ってるし、思ったより分かり易い反応だ。
『お前が居るなら話は別だ……そこにある物は好きなだけ持っていけ、我は使わんものだからな……汝らの話も少しは聞いてやろう』
「ま!」
あきらかに態度が優しくなった……本当にみんな、フレンには甘いんだな。
聖獣様は遺跡の岩を動かして、隠れていた部屋を開けてくれた。
中は宝物庫というよりは、書庫みたいだ……古い魔道書が沢山ある。
「ま! わたくしのアマルテアですわ。随分前に失くしたと思っておりましたのに、おじ様が持っていらしたのですね」
『お前が我に修理で預けていたのを忘れていただけだろう』
アマルテア
神聖武器、セスリーンの紋章一致時にあらゆる回復効果の回復量が上昇。
風呼びの根源
神聖武器、マクイルの紋章一致時にあらゆる回復効果の回復量が上昇。
タロスの書
神聖武器、ノアの紋章一致時にあらゆる回復効果の回復量が上昇。
魔書フロッティ
英雄の遺産、ティモテの紋章一致で闇魔法〈ダークスパイクΤ〉を使用可能。
与えるダメージは力と魔力の高い方で計算する。
英雄の遺産まであるんだが……超レアなものばかりだけど全部持っていっていいのだろうか?
魔道書の神聖武器は、英雄の遺産の“魔書フロッティ”やメルセデスの持っている“イコル文書”、リシテアの持っている“ストゥングの神秘”ほどの特殊効果はないが、単純に武器として優秀な性能をしている。
聖獣様が話す気になってくれたので、みんなには離れてもらって、俺とラズワルドとルーナ、それにフレンとクロードで話をすることにした。
本当はクロードにも聞いてほしくない話なんだが「ここまできて、俺を除けるのは無しだろ」と言って外れてくれなかった。
「聖獣様、貴方は『聖人マクイル』ですか?」
『小さきものよ、その問いに答えることになんの意味がある』
はぐらかされたか、これはまあほぼわかってるしマクイルもそれは気づいている。
……本題はこっちだ。
「トータテス湖の聖獣様に聞いた話ですが『聖人マクイル』に聞けと言っていたので……」
俺たち三人が女神ソティス様に呼ばれて別の世界からやってきたことや、今までの出来事ついて話す。
そして、トータテス湖の“動かざる重きもの”は世界を滅ぼす力を持った人物は“闇に蠢く者”ではなく、別にいると言う話も……
『あやつはそのようなことを……そんな下らぬことを言わせるために、此奴らをここまで……』
「世界が滅びることは下らないことじゃないと思うんですが……」
『フン』
“風を呼ぶもの”は本当に下らないと思ってるかのように吐き捨てた。
『我らの知る、世界を滅ぼす力を持つ唯一の者……それは
なん……だと……?
俺たちを呼び出した女神ソティス様が世界を滅ぼす力を持つ、唯一の人物……?
そもそも、女神様は力を失っているんじゃ……
実は女神ソティス様が俺たちの敵? ……頭が混乱してきた。
「あの女神様が……」
「嘘よ! だって、あたしたちを召喚したのが女神様じゃない!」
「自分で滅ぼした世界の破滅を止めるためにオーディンたちを……?」
ラズワルドとルーナ、クロードも同じように動揺と混乱を隠せていない。
『ソティスは自身が世界を滅ぼす未来を見て、貴様らを呼び出したのだろう……笑えるな、ソティスが本気で力を振るえば貴様ら如きに何ができる?』
「お、おじ様、そのような言い方は……」
『フン、貴様らの考えはある意味で正しい。未来で地虫どもが
俺たちを呼び出した小さい女神ソティス様は未来で世界を滅ぼす自分の姿を見てそれを止めるために俺たちを召喚したということか。
……とりあえず、女神様が敵じゃなくて良かった。
方針は変わらず、“闇に蠢く者”たちを倒すことだ。
女神様が世界を滅ぼす危険性については、先生が起きるか、レア様を救出してから考えるべきか……そういえば、女神様はまだ先生と一緒にいるんだった……どうするべきか悩むな。
「とんでもない話の後だが……俺からも質問がある」
クロードが“風を呼ぶもの”に問いかける。
そういえば、クロードも聞きたいことがあるとずっと言ってたな……
「あんたたちは“人ならざるもの”たちは、俺たち人間のことを本当はどう思ってるんだ?」
『ここまできて、また下らぬ質問だな……』
「あんたにとっては下らないかもしれないが、俺にとっては大事な質問なんだよ。答えてくれよ」
“風を呼ぶもの”は深いため息をついている。
『そんな問答やりすぎてとうに飽きた。人間好きのセイロスとでもやっておれ』
「……ありがとう。聖人セイロス様は人間が好きなんだな……」
『でなければ、あんなところにおらぬわ』
────
クロードが『ベガルタの剣』を手に入れました。
フレンが『アマルテア』を手に入れました。
オーディンが『風呼びの根源』を手に入れました。
『風呼びの根源』をドロテアに渡しました。
オーディンが『魔書フロッティ』を手に入れました。
オーディンが『タロスの書』を手に入れました。
グリフォンナイト(ルーナ専用職)
兵種スキル
・再移動
・武器の達人(武器装備時、攻撃+3)
・運び手(歩兵ユニットを乗せて移動可能{騎士団装備時・重装時は不可})
マスター時習得スキル
・運び手(騎乗系ユニット時のみ使用可)
移動力
・ファルコンナイト、ドラゴンマスターの+1
FE覚醒で登場するドラゴンナイト系の上級職の一つ。
セレナ(ルーナ)の父親ロンクーが素質持ちなので、ルーナにも継承されている。
FE覚醒では移動力が驚異的でそれなりに強い兵種だが、斧のみ装備可能で取り回しが悪かったが、風花雪月世界ではその問題は解消されている。
グリフォンの生息地は、アルビネの「貴重な動植物が数多く生息している」という本編設定からの捏造設定。