「.....ここが沼津の内浦か...いい所だ」
ここにあるのは海と山、悪くいえば田舎か、だがこの自然に囲まれた雰囲気がとても居心地良かった。
ここなら俺が探していた物が見つかるかもしれない。
俺はつい最近まで東京の高校でDREAMっていうバンドでボーカルをやっていた。自分で言うのもなんだが結構人気だったんだ。
...だが人気絶頂の時ある出来事がきっかけで俺はバンドと抜ける事になり高校も転校することになり今に至る訳だ。
「さて、俺がお世話になる宿は...じゅっせんまん?」
珍しい名前の旅館だと思いつつ案内の地図を確認する。
...しまった全く見方が分からない。仕方ないそこら辺の人に道を聞くか。...って人がいねぇ!来てそうそう詰みかよ!
頭を抱えながら唸っているとオレンジ色の髪をした少女が心配そうに声を掛けてきた。
??「ずっと唸ってますけど大丈夫ですか?」
うっ、恥ずかしい場面をみられてしまった...だがしかしここで人に声をかけて貰えたのは幸い。怪我の功名と言う奴か
「すみません道に迷ってて、このじゅっせんまん?って言う旅館に行きたいんだけど道分かりませんか?」
「まかせて!私の実家がそこなんだ〜!あとじゅっせんまんじゃなくて十千万(とちまん)って呼ぶんだよ!覚えてね!」
十千万って読むのか珍しい名前だとしても実家の名前を間違えるのは申し訳ない気持ちになるな...ん?イマナンテイイマシタ?
「実家...?」
「うん!所でなんで私の実家を探してたの?」
パニックになってる俺を置いてどんどん話は進んでいく
「え〜とこれから1年ほどお世話になるので.....」
「そうなんだ!だから探してたんだ!ってええええ!!!!じゃあ君が噂の人なの!?」
あんたも驚くのかい!てかどんな噂が流れているんだ...変な噂ではありませんようにと祈っておこうか神は信じてないけど。
「どんな噂かは知りませんがこれからよろしくお願いします」
「はっ!ご、ごめんビックリしちゃって...コホン私高海千歌!よろしくね!名前聞いてもいい?」
千歌さんって言うのか、てか千歌さん改めて見るとうん、可愛い。とても可愛いこれから彼女と一緒に生活すると考えるととても心が踊る。
こんな幸運が舞い降りるなんて.....やっぱり神様いるのかな.....
「あ、はいじゃあ改めまして俺佐藤夢彩って言います。高海さんよろしくお願いします。」
「千歌でいいよ!私もいぶきくんって呼ぶから!」
いぶきくんか...女友達がいない俺からすると新鮮な呼ばれ方でなぜかくすぐったい感じもあり少し嬉しい気持ちもある不思議な気持ちだ。
「じゃあ千歌さんで、」
「うん!所でいぶくん!」
「もうあだ名!?」
段階を2つぐらい飛ばしてる気がするが誰にでもフレンドリーな所が千歌さんのいい所なんだろう。
元気な千歌さんといると不安も無くなりそうだ。
「スクールアイドルやりませんか?」
.......前言撤回不安です。
初めに見てくださった方ありがとうございます!
思いつきでどんどん書いていったので行き当たりばったりで変な所もあると思いますが温かい目でお願いします( ˊᵕˋ ;)
アドバイスなどがあれば是非とも書いていただけると幸いです!