「お待ちしておりましたわ。佐藤夢彩さん」
「あなたが生徒会長ですか?」
「えぇ、それでは私がご案内致しますわ。着いてきてください」
とても綺麗な人だなぁ、こういう人のことを大和撫子と言うんだろうなあ、名前聞き忘れた。まぁ後でいいだろう。
「じゃあ千歌、曜さんまた後で」
「は〜い」
「ヨーソロー♪」
「仲がよろしいようですが、知り合いですの?」
そう言えば2人と出会ってほとんど経ってない割には話せてるな、2人がフランクな性格だからだろうな。
「はい、今は千歌の旅館に住ませてもらっているので、所で生徒会長の名前聞いてもいいですか?生徒会長と呼ぶのも自分が言うのもおかしいですが堅苦しいので」
「あ、も、申し訳ありません。自己紹介がまだでしたね。黒澤ダイヤと申しますわ。よろしくお願いします。」
ダイヤさんか、とても似合った素敵な名前だ。
「ダイヤさんですか、よろしくお願いします。」
「はい」
話のネタがない、キツい沈黙だ。
頭をねじって必死に考える。
「そ、そう言えばダイヤさんは俺が転校してくる時何も思わなかったんですか?」
「それは驚きましたわ、女子校に男子が来るなんて破廉恥な人だと思っておりました。」
「ハレンチではないですよ!?」
食い気味に否定するとダイヤさんは優しく笑った。
「ふふっ 大丈夫ですよ。夢彩さんのことを見るとそんな人ではないと分かりましたので。」
良かった、ほっと胸を撫で下ろす
「そう言えば、理事長にも挨拶したいんですけど」
「理事長にですか?多分理事長室にいると思うんですけど今年度から新しい方になるんですよね」
「え?そうなんですか?」
「ここが理事長室ですわ。」
自分の学校には理事長なんていなかったからなんか緊張するな、、、
いや、電話で話した人は優しそうな人だったし大丈夫だ。
「私も一緒に入りますから緊張なさらないでください。」
「はい、ありがとうございます。」
ガチャ
「失礼します。」
「オー!いぶ!初めまして!私小原鞠莉!マリーって呼んでね!」
うぉ、これまた強烈な人だな、脳の整理が追いつかない。
「鞠莉さん!?どうしてここに!?」
「ひさしぶりね!ダイヤ!胸は相変わらずね、、」
「やかましい!!、、ですわ」
「はぁ、とにかく高校三年生が理事長なんて冗談にも程がありますわ」
「それ、ジョークじゃないけどね」
そう言って任命状を見せる
「は?」
「 小原家のこの学校への寄付は相当な額なの♪」
俺、置いてかれてるな。
「すいません。鞠莉さん、挨拶をしに来たんですけど。」
「オオ!ソーリーね!わざわざありがとういぶ♪」
「すみません。夢彩さん。取り乱してしまいまして。」
「大丈夫ですよ。それでは」
バタン
「ふぅ、それじゃ職員室に行くか、」
挨拶も一通り終わり教室に行く時間が来るまで担任となる先生と話をしている。
「この時期に転校とは珍しいな、しかも女子校に男子生徒がだもんな。」
珍しいというか唯一無二だと思うんだが、
「自分も驚きました。まさか女子校とは知りませんでしたから」
「そうそう、そう言えばお前の他にもう1人転校生いるんだよ女子だけどな、おーい桜内」
「は、はい!」
先生が呼ぶと奥の席から例の転校生が来た。
「お前らまだ時間あるし適当に自己紹介して話しててくれ」
先生、適当すぎない!?まぁしょうがない
「俺2年生の佐藤夢彩って言います。よろしくお願いします。」
「わ、私も同じ2年の桜内梨子と申します、、よろしくね」
少し元気がなさそう。体調悪いのかな
てか梨子さんもかわいい。
この学校顔面偏差値高くね?
「梨子さんはどこから来たの?」
「私?私は東京から。」
「東京!?俺もなんだよ!」
「えっ?そうなの?」
・・・・・・・・・
「そうなんだよ〜でさ、これが○○で××なんだよ」
「ふふっ 本当面白い人」
地元が同じな事もあってすぐに打ち解けることが出来た。
「おーいそろそろ教室に行くぞ〜」
「「あ、はい!」」
「じゃあ行こうか。」
「うん♪」
教室に行く途中
「でも良かった」
梨子が話しかけてくる
「何がだ?」
「私、転校するのが不安でこれからどうなるのか不安でいっぱいだったの。でも夢彩くんみたいな人がいるって分かって少し安心した!」
初めのあの顔は不安だったからなのか
「おう!これからよろしくな!」
「うん!よろしくね!」
「え〜今日はみんなに転校生を紹介するじゃあ2人入ってくれー」
ザワザワする教室の中に入っていく。
「じゃあ自己紹介してくれ」
先生に言われ自己紹介しようとすると千歌が目を輝かせて梨子に向かって言う
「奇跡だよ!」
この話では主人公のコミュニケーション能力を少しずつ上げていこうと思ってたんですけども4話で相当上がったのでこのままコミュニケーション能力お化けでいきたいと思います。
あと、今更なんですが、アニメの進み方とはまた違うごちゃごちゃな感じでいきたいと思います。(本当はごちゃごちゃな方が楽なだけ)
最後に今回も読んでいただきありがとうございました。