戦姫絶唱シンフォギア ~ゲイツリバイブ無双 なお、デメリットは改善されないものとする〜   作:暇人XX

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 この本によると、これはこの世界を守護する歌姫達と我が救世主が初めて出会った時の話らしい。人々の叫び声を聞きつけ向かった先に歌姫達は救世主に出会う。その時我が救世主は……喋りすぎましたね。では、この続きは本編で。我が救世主の偉大なる始まりをどうぞ。



歌姫の出会い20XX

 

 

 

ノイズの出現に人の声が聞こえる。

 

 

都市が燃え上がり、昼間なのに夕方の如く紅く染まる街に声が、悲鳴が響き渡る。

 

 

突発的に現れるノイズの前に、近くにいた人々は悲鳴を上げる暇も無く炭素に変換してこの世から消えた。

 

 

次に運良く少し離れた場所にいた人々が叫び声を上げてノイズ達の魔の手から逃れようと走り出す。その叫び声が遠くに響き恐怖が伝染しパニックが起こり、緊急警報が鳴り響くが逃げ惑う人々の悲鳴や断末魔が飛び交うなかでは、何一つ効果はなかった。

 

 

認定特異災害ノイズ。通称『ノイズ』

 

 

災害と呼ばれる奴らは文字通りの神出鬼没で、いきなり現れたかと思えば触れた人々を炭素に変え死滅させていく。さらにノイズには極めて厄介な能力がある。

 

位相差障壁ーノイズが持つ最大の脅威であり非実体となる能力。これがある限りノイズはあらゆる攻撃が通じず、銃弾や大砲更には、爆風の様な物でさえ通じないのだ。しかも実体が現れるのは、人間を殺す時しかない。

 

これにより、ノイズに対して人々が築き上げた文明の力は無駄であり。人々はノイズがこの世界に居られる時間が過ぎ去るまで無様に逃げ惑うしかできないのだ。

 

「ああ……!」

 

その中で一人の男が足をつまづかせてこけた。こけた先にはノイズの集団。男は必死になって起き上がろうするが目の前のノイズにより恐怖で足がすくむ。

 

「た…ずけで、……だずげで!!」

 

男は涙を流し助けを求める。

しかし、人の性と呼ぶべきかな倒れた男を見て逃げ惑う人々は、

 

 

(((ちょうどいい、囮だ。自分達の逃げる時間稼ぎになる)))

 

 

誰もが思いそう叫ぶ男の声を無視して逃げ続けた。しかし、誰が彼らを責めてようか。人間は命の危険に関わると自分の身を最優先にして守る。生き物としての最優先事項に従う彼らを責め立てれるものはいない。

 

「あ…ああ、あああぁぁぁぁぁあ!!!!!」

 

泣き叫ぶ男の前に、無慈悲にもノイズが差し迫り男の悲鳴が響き渡った……

 

 

=============

 

 

少し遡り現在

 

逃げ惑う人々がいる町に、2人の少女がいた。

 

ノイズから逃げ惑う他の人とは違いノイズに向かって歩を進める。

側から見ればそれは、自殺志願者にしか見えないものだろう。ノイズ共も彼女達に気付き灰にせんとばかりにその体を動かしている。数秒もすれば少女達の体を貫き灰にしてしまう。それは、本来なら避けようの無い事実だった。

 

……そう、本来なら、

 

「──Croitzal ronzell Gungnir zizzl──」

 

 

歌が聞こえた。ノイズを殺す憎悪と決意の歌が、

 

「──Imyuteus amenohabakiri tron──」

 

歌が聞こえた。人々を護らんとする防人の歌が、

 

 その瞬間、光と共に彼女達の姿は変わる。所々に機械が付けられたスーツを纏う。その手には、天を貫かんばかりの槍を、かたや総てを斬り裂かんとする剣が握りしめられていた。

 

 

 二人を灰にしようと差し迫ったノイズ達は、彼女達の変身と同時に斬り裂かれた。本来なら触れることすらできない人間の手によって、

 

 

シンフォギア。正式名称は─FG式回天特機装束。

 

 世界に現存する神話の武器『聖遺物』と、とある天才科学者の技術によって作りあげられた対ノイズ決戦兵器。

 

その力は、

 

1.ノイズの炭素変換を無効にするバリア。

 

2.特殊な音波によるノイズ達の実体化。

 

3.シンフォギアを纏った奏者達が『歌う』事で出力を上昇させる特殊機構。

 

 

 少女達は歌いながらノイズ達の群れに躍り出る。槍を持った少女ーー天羽奏が先陣を切る。シンフォギアを纏い、強化された脚力を使って飛び上がりそのまま体重を乗せ槍を振り下ろす。振り下ろされた槍が小さなクレーターを作りノイズ共を道路と一緒に叩き潰す。

 

 

 次に剣を持った少女ーー風鳴翼がクレーターを飛び越え後陣のノイズ共を斬り払う。奏の放った力任せの一撃ではなく、すれ違い様に一線。一体一体流れる様にノイズを捌いていく。その速度はノイズ達に逃げる隙どころか、回避する隙さえ与えぬ程である。

 

 二人の連携で徐々にだがノイズ達が倒されていく。しかし、ノイズ達の大群はまた一つまた一つとぞろぞろ現れてくる。

 

「まだこんなに残って……、ガッ‼︎」

 

「奏、危ない!」

 

戦いの最中に奏の動きが急に止まる。その隙を狙ってノイズ達が迫るが翼が間に入る守る。

 

『奏、大丈夫か!』

 

奏の耳に通信機から声が聞こえる。

 

「ああ、ちょっとふらついただけさ。旦那、まだ行ける。」

 

『無理をするな。急いで帰投しろ!翼、奏が無茶をしない様に援護に回れ。』

 

「分かりました。」

 

「クソ、時限式じゃこれが限界なのかよ!」

 

通信が切れた後に口が血を流しながら奏が地面を殴り付ける。

 

《時限式》

奏と翼、二人ともシンフォギアを纏う奏者であるがこの二人には決定的な違いがある。それは、翼が天然物シンフォギア奏者に対して、奏は後天的にシンフォギア装者になったと言う違いだ。奏にはシンフォギア使えるが纏えるだけの適正がなかった。

しかし、彼女はノイズに対する強い復讐心を支えに足掻き続けた。LiNKERと呼ばれる適合率を上げる薬を投与する薬物実験。激痛など生温くすら感じられる正に、地獄と呼ぶべき実験を乗り越えて至った力。それでも翼の様に長時間纏い続ける事は出来ず。纏える時間が決まっている《時限式》と呼ばれる物になっている。

 

奏が己の力の無さに苛立ちが強くなっていく時、

 

ーあああぁぁぁぁぁあ!!!!!

 

突然叫び声が聞こえた。

 

「まだ、逃げ遅れた人が……、奏!」

 

叫び声に驚き少し固まった翼を尻目に奏が駆ける。身体に感じる倦怠感や吐き気などを無理やり押し込め走り出す。

 

(間に合え、間に合ってくれぇ!)

 

頭の中で願いながら奏が走る。

ノイズに家族を殺された瞬間、それが頭の中を駆け巡る。自分と同じ様な目にあう人達がいる。それは、自分の味わった絶望感を誰かに味わって欲しくないという気持ちと、既に襲われ炭になったであろうと考える自分に、力を手に入れても救う事すら出来ない無力さを払いさろうとする気持ちがあった。

 

 

 

奏走り、叫び声の中心であろう場所に辿り着く。

ノイズ達が作り上げた地獄に、

 

「えっ……?」

 

そこに会ったのは炭だった。中心部を囲むように円状に大量の炭がある。しかし、そこに叫び声を出した男の炭は無い。

 

「あっ……あ…。」

 

中心にいるのは二人。先程の叫び声を出していたであろう男と、もう一人。

 

「なんだ、お前……?」

 

それは、仮面を纏った戦士だった。

赤を基調としたパワードスーツを纏い、胸部のアーマーはゴツく腹筋が割れている様な形状だ。

腰部分には腕時計を大きくした様なベルトが巻かれてあった。片方にはまるで顔の様な何か、もう片方には砂時計に似た物が装着されている。

そして仮面には、

 

「ら…、ライダー……?」

 

仮面には、ひらがなでデカデカと【らいだー】と書かれている。それを見て奏は困惑していた。

 

そして、そんな奏に凝視されている仮面の戦士は、

 

(仮面ライダーになったと思ったら、ノイズと歌姫とOTONAが跋扈する世紀末であったの巻。ナンテコッタイ(^○^) 後、身体中が痛過ぎてヤヴァイ。)

 

盛大に焦っていた。

 

 

 




初投稿!どうも作者です。
なんとなく始めた我が救世主伝説。
次の話で救世主(笑)側の視点を書きたいなぁ(願望)

という訳で、次回予告です

「どこ…ここ?」

「の、ノイズだぁ‼︎」

「とりあえず色んなこと後で考えるとして、なんか行ける気がしなくも無い。変身‼︎」

リ・バ・イ・ブ剛烈!
剛烈!

「貴方は……?」

「俺は○○○○○○○。唯の救世主かな?」

「祝え‼︎」


次回、「何故か、救世主(笑)始めました。」


○○○○○○○……、一体誰なんだろう。

リバイブ君の負担はどれくらいが良い?(これからの戦いで回数を重ねるので)

  • 常に筋肉痛なんです(泣)
  • 身体の至る所から血が出るんです(泣)
  • オレノカラダハボトボトダッ!
  • 2回連続変身?ヤメロォ!シニタクナーイ!
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