戦姫絶唱シンフォギア ~ゲイツリバイブ無双 なお、デメリットは改善されないものとする〜 作:暇人XX
「我が……救世主、ゲイツリバイブ…。」
とある街の商店街。電化製品や家具。パン屋さんや肉屋などの色んなお店が並び賑やかな喧騒が聞こえる。そこに1人の男がぶつくさ何かを言いながら歩いていく。男は元は身なりの良い服装だったのだろう。しかし、全身炭やホコリだらけで服も所々破けており小汚くなっていた。
「ダメだ……、駄目だだめだ!」
男は立ち止まり悲痛な声を上げる。その姿を見た人殆どの人は急に叫んだ男から離れようとした。一部の人はそんな声を上げるほど酷い目にあってしまたのだろうと同情の様な目線を当てていた。さて、他の人から見るとそこまで酷いが当の本人の悩みは、
(我が救世主に対する祝いの言葉が出てこない!)
……至極どうでもいい事だった。いや、本人からすれば重大な事なのだろう。彼の名前は『宇緒頭洋輔(うおずようすけ)』彼は2日前に人生最大の窮地に立たされた。仕事から帰る際に鳴り響くノイズ出現の警報。我先にと逃げ出す人々に足を取られて転倒してしまった。迫りくるノイズの恐怖に25歳の男なのにみっともなく泣き叫びながら助けを求めた。しかし誰も救おうとはせずむしろ都合が良いと見捨てられて、絶望していた彼を救いだした者がいた。ノイズ共を容赦なく葬り数分もしない内に全てのノイズを倒した、赤い鎧を身に纏う剛烈なる戦士その名も仮面ライダーゲイツリバイブ。……あれ、この文章彼の祝え語録に入れれるのでは?
「……剛烈なる戦士、これを基に考えれば行けるのでは。」
と、まあゲイツリバイブに救い出された結果。ゲイツリバイブの事を我が救世主と呼ぶようになり、彼が現れた事を祝うことが私の仕事だと思うようになったのだ。そんな感じでかれこれ2日ほど家に帰らず色んな場所を歩き回りながら祝いの言葉を考え続けているのだ。……いや、家には帰れよ。
「それにしても、我が救世主は一体どこに行ってしまわれたのだ?あれから2日程探しているが……、ッ!」
彼(以下WOZ兄貴)が再び立ち止まり考えようとすると突然緊急アラートが鳴り響いた。その発生に先程まで賑やかだった商店街は騒然となり、そこにいた人々はすぐ様避難シェルターに向かって走り出す。しかしWOZ兄貴は
「これは……、ノイズ発生時のアラート。と言う事なら我が救世主も!」
そう言い出すと逃げ惑う人々を逆走する様に前に走り出した。大勢の人々の間をすり抜けたり飛び越えたりって……、無駄に身体能力たけぇ!
(我が救世主はノイズが出現した時に私の前に来てくださった。ならば、ノイズがいるところに我が救世主も……)
考えながら走っているとノイズの発生場所についた。そこにはまだ逃げ惑う人々がいて。阿鼻叫喚の地獄の様になっている。その場所で2人の少女が居た。少女達は他の逃げ惑う人々の中でへたり込んでいる。恐怖で足がすくんでしまっているのだろう。
「切ちゃん……」「調……」
お互いに身体を抱き合う少女達を狙い槍の様に身体を変形し飛んでくるノイズ。
「危ない!」
2人を助けようと走るが、ノイズの姿を見て2日前の自分を思い出し身体が上手く動かない。そんな状態でノイズ達の速度には全く敵うわけもなく2人を文字通りの凶槍となったノイズ達が刺し貫かんと迫る。
(ダメだ!間に合わない。)
WOZ兄貴は2人の惨劇を見ない様にと目をつぶる。少女達も目をつぶる。その瞬間だった。
ス…ードタ…ム
耳に微かな音声と何かを切る様な斬撃音、そして何かがぶつかり合う音が聞こえた。WOZ兄貴はその音声を聞きそちらの方を向くそこには、
「我が救世主‼︎」
赤き鎧を身に纏う戦士『ゲイツリバイブ(以下ゲイツ)』がパワードのこを使いノイズ達の進行を止めていた。
「ふん!」
ゲイツが力を込めるとのこが回転しそのままノイズ達を押し飛ばす。ノイズ達は先程まで突撃していた方向と真逆の方に吹き飛ばされた。
「えっ。」「およよ。」
死なら窮地から救い出され2人の少女達は声が出せない。少女達の無事を確認する様に後ろを少しだけ見てノイズ達の大群に突撃する。ノイズ達はゲイツに向けて殺到する。ゲイツはパワードのこを回転させながら自らも回転する。その瞬間ノイズがいた空間に亀裂がはしる。亀裂の入った空間を戻そうと空気が流れこむ。その空気に巻き込まれ近づいたノイズをゲイツはパワードのこで更に切り砕く。怪力無双と言わんばかりに力を使う。
「流石は我が救世主!あの程度のノイズの群れでは話にもならないようだ。しかし、少女達を守ろうとして時折動きが止まっているな。ならば私がすることは……。」
WOZ兄貴はその姿に魅せられながらも自分が我が救世主にできる事を探し出し少女達の保護に当たる。少女達に近くために全力でノイズ達のいる場所に走る。近づく人間を殺そうとノイズが迫るがWOZ兄貴は臆する事なく前に進む。何故なら、
「はぁ!」
我が救世主が己を助けてくれる事を信じているからだ。近づいたノイズが目の前で吹き飛んでいくのを見ながらWOZ兄貴は前えと進んでいく。そして惚けている少女達を俵運ぶように持ち上げ、そのままノイズ達から全力で離れる。
「我が救世主!少女達は私に任せてくれたまえ。だからその力を思い切り使ってくれ!」
WOZ兄貴の声に頷きゲイツはパワードの出力を更に高める。のこ回転速度は更に速くなり巨大な火輪を生産する。
のこ切斬!
音声と共に振り抜かれた一撃は全てのノイズ身体を抉りちぎる。その部分だけ乱雑に消されたように上半身と下半身に分けられたノイズ達は数秒の沈黙の後全て爆発しこの世から消えた。ノイズ達がいなくなったのを確認したゲイツはこの場から去ろうとする。
「待ってくれたまえ!我が救世主!」
WOZ兄貴の呼びかけにゲイツは立ち止まるもすぐに歩き始めた。男はすぐ様追いかけるもボロボロになった看板が目の前に落ちその一瞬で消えてしまった。
(また消えてしまった。しかし、これで確信できた。やはり我が救世主はノイズ達が出てきた時に現れる。ノイズ達を倒し我らを救う英雄!支えなければならぬ!)
若干変な感じでトリップ仕掛けてるWOZ兄貴に声が聞こえてきた。
「さっきの奴はなんだったんだ。」「ノイズ達が倒された?」「でもノイズって人じゃ倒せないんだろう。」「じゃあ政府が嘘でもついてたのか?」「と言うかあの鎧の男は俺たちの……」
「「「「「味方なのか?」」」」
それは先程までノイズ達の襲われ奇跡的に一命を取り止めた人達だった。先程まで自分達を殺そうとしていたノイズ達を一方的にねじ伏せた戦士に恐怖などの懐疑的な視線を向けていた。その力をいつかこちらに向けてこないかなどの不安が彼らをよぎろうとした瞬間、
祝え!
WOZ兄貴の声に全員が注目する。ボロボロの服でありながらも威風堂々と積み上げられた炭の山の頂上に立っている。WOZ兄貴は彼らの視線がこちらに注がれたのを感じ高らかに語る。
「全世界の何者を凌駕し、時空を超えて世界の巨悪を駆逐する剛烈なる戦士!イル・サルバトーレ!その名も仮面ライダーゲイツリバイブ 剛烈!また新たなる巨悪を滅ぼし我ら導いた瞬間である。」
WOZ兄貴の言葉ははたから聞けば何をいきなり言い出したんだコイツはと思われる様な言葉。しかしその言葉には説明できない力を感じた。WOZ兄貴の言葉に彼らは賛同し始める。意味は良く分からない。それでもあのお方は我らをお救いくださる救世主なんだと。そう!今ココに『我が救世主を祝う会』がこの地に発足した瞬間なのである!……どうしてこうなった。
「あれがセレナが言ってた。」「ゲイツリバイブ……。」
そんな馬鹿騒ぎの中、少女達の所に近く者が居た。
「あれがゲイツリバイブ……、確かにその力は正しく救世主だ。……そう、それだけだかね。」
白髪の髪を揺らしながら薄気味悪い笑みを浮かべ歩いてくる者にWOZ兄貴は声をかける。
「誰だね君は?」
「僕の名前はDr.ウェル。いずれ英雄になる男さ。」
「英雄に?」
「そうさ!救世主……ゲイツリバイブゥ。僕はそれすら超える英雄になる男だぁ!」
これがこの世界での救世主の臣下と英雄を目指す者の初めての出会いだった。この男達の出会いが後の歴史に大きな変革をもたらすのはまた別の話である。
……なんやかんや1年が過ぎてWOZ兄貴は高空挺の中に居た。服装は初めて祝った時と変わらずボロボロな服装に『救世主降誕暦』と書かれた本を持っている。
「ウェル。今回のノイズ出現地点はここかい?」
「ええ、そうですよ。ほら噂をすれば救世主様の降臨だ。いつも通り近くで降ろしてあげますのでさっさとやってきたら如何ですか。」
「そうだね。では早速。」
その言葉と同時に彼は飛行艇から飛び降りる。目測でも15メートル以上下の場所に何事もなくと着地する。そこにはノイズ達の大群とそれ倒す我が救世主の姿。その姿に見惚れる兵士達に今日も高らかに叫ぶ!
「祝え!」
なんか気がついたら時間が物凄くたっていたでござる。皆様申し訳ありません。いつも通り稚拙な文章ですが楽しんで頂いたら幸いです。
そんなこんなで一つお知らせです。
WOZ兄貴の「祝え」を感想欄募集したいと思っています。我が救世主を祝う会の皆様。ぜひぜひ送ってください。……え、そんな怪しげな物に入った覚えはない?嫌だなぁ、この小説を見た皆様は全員入会した扱いになりますよ。今後ともよろしくね。
仮面ライダー ゲイツ、マジェ〜スティー!
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リバイブ無双に決まってるだろぉん!
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まぁ、一回くらいならええんちゃうん。
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マジェ、マジェ、マジェ〜スティー!
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デメリット付きならええよ( ◠‿◠ )