メイくんのぼうけん。   作:ばなナイン

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のりもの‼︎‼︎

 

 

 

 

〜《・・・・ あ〜〜〜! 副会長ーーっ!! ・・・・ よ〜くも〜っ! 俺のかわいい生徒会役員共を〜〜〜っ!!》

 

 

~『桐絵と千華は! 恵摩機の援護に当たれっ! 景都は私とあいつ等の隊長機を追う! 座羅は滑走路上空中で待機! 撃ち漏らした敵機との防戦に当たれ! いいなっ!!』

 

~『『『『了解っ!!』』』』

 

「んもうっ! 護衛など要りませんわっ! 私シの事なら私シだけで....!」

 

~『恵摩〜! カ〜レシ連れてるんでしょー!! カッコイー! とこ魅せたいわけ〜っ!!』

 

~『それに『鈍足』じゃあデートにはならない〜っ?! ネェかーれしーっ! ワタシの『ゼロ!』に乗り換えな〜い!! ヒヒっ!!』

 

「いい加減になさいっ!! あなたたち! これが終ったら....ヒドいですわよっ!!」《・・・・ !!タタタタタタタタタっ!! バンッっ!! ・・・・・・・・ ゥオオオオオオォ・・・・ン・・・・!・・・・》

 

ああ....誰が撃ったんだろう・・・・ また相手の機体から火が噴いた・・・・ 黒い煙を掃きながらゆっくり墜ちてくけど・・・・ パラシュートとかあるのかな・・・・

 

〜《!!・・・・ うわ〜〜〜っ! 選挙広報係〜〜〜っ!! もおーーー容赦はしねえっ! 残りの役員共っ!! ヤってヤルぜーーっ!!》

〜《ヘイッ! ウチの会長に清キ一票っ!!!》

 

わああ....どちらも戦闘のマっ最中ってのになんて軽口だ....相手の飛行機だって何機墜ちたの?? こんな生き○にが懸る部活なんて....いったいナンなのさっー!

 

~『平沢殿! こちら秋山! 聞いておりますか? どうぞ!』

「・・・・ ハ? はい! こちら平沢! どうぞ....!」

 

俺のイヤホンに直接秋山さんの声が響く。部員全員との会話では無線を使っているけど個人会話ではケータイの回線を使うらしい。

 

~『平沢殿! 心配なさりますな! 弾は実弾でも安心であります! これらの機体には『アレ』と同じく最新の『カーボン!』がコーティングされてあるのです! 多少穴が開いて燃料が漏れ出ても大事ありません! どうぞ!!』

「えっ? でも火が出てるのも....!」

「平沢クン! 何を呑気な事を....! 敵に銃弾を浴びせれば敵の機体が火を噴くのは当然です!! ヤラれる前にヤる! これが空戦の鉄則では無くてっ....!!」

 

なんか二人の言っていることがかち合わない....落されたヒトが無事かどうかなんだけど....

 

~『ああ! 大丈夫です! これらの機体は火を噴いても爆発したり四散したりしませんから! この最新の『特殊カーボンコーティング!!』の威力を信じて遠慮なく撃って下さーい! どうぞ!!』

 

....そういうモノなの?? はあ....

 

 

 

~『この連中の機体はいつもと同じ『隼・三型』だが隊長機が違うな....! あれは!?』

~『ん、玲於奈。あれは『彗星・一二型』。艦上爆撃機としては戦闘機並の戦闘能力。』

~『へえ〜やるわね〜!☆◇の会長さん!! これでオトコが上がったのかしらー??』

〜《アっタボーよ〜っ!! 今日こそはオメ〜等に勝って我が生徒会選挙の暁にはウグイス嬢並びにバニーガールのカッコしてビラ蒔いてもらうぜ〜っ!! 覚悟しとけっ!! ガハハハハハっ!!!》

 

はあ・・・・ 盗聴してた上に飛行中メガホンで話するなんて・・・・

 

~『うわ〜趣味ワル....? でその会長ー! ドコ行ったのさー??』

~『え〜〜っ? 視えな〜い!! 桐絵!! アンタがボケ〜っ! としてたからでしょっ!!』

~『恵摩! ヤツは上だっ! 急上昇している....しまったっ!! くるぞっ!!!』

「え! 何ですのっ!」「恵摩さんっ! 上っ! 真上〜〜っ!!」

 

思わず叫んじゃった....! でもここからなら上空も視られるし!!

 

《・・・・カンカンカンっ!・・・・カンっ・・・・!!!》

 

・・・・へっ? ナニ?? この音・・・・

 

「・・・・ 被弾しましたわっ! あんな上からっ! メイさんっ! 今から機体の角度を下げます! そして撃ってっ下さい! その角度なら撃てます!! いいですねっ!」《・・・・ ヴオオオオオオーーーー・・・・ン!!!》

「お、オレがっ!?」

 

おいっ! この銃を撃つの!? 俺が!! ?? オレ本物の銃なんて撃ったことなかったし!! ナンでこんな事に....でも撃たなかったら....!?

「・・・・ ナニをしているのですっ! 撃ちなさい!! 当たるか当らぬかではありません! やり返す為なのです!!」

やり返すって....俺ケンカらしい喧嘩は....!

「・・・・今更なにを躊躇しているのですっ! 貴方は喧嘩を売られたのですよ!! 貴方は売られたケンカを女性に買わせるお積りなのですかっ!!死にたいのですか・・・・っ!!・・・・」

・・・・えええ?? ナニ? 言ってんの....? ○なないんじゃなかったの?? それにこの会話、一瞬の間のはずなのに時間も長く感じられるし....? それに....この感触....どこかで憶えがあるし・・・・

「・・・・! 平沢....っ! メイっ!! 撃ちなさいっ!! 撃たなければ....貴方が死にますっ! 貴方の中の『男』が死ぬのですっ!! ・・・・ メイッ!っ!!・・・・!!・・・・」

 

・・・・っ! ....あ! ・・・・ 《カチっ!! ・・・・ダダダダダダダダダダダダダダダダーーーーーーー・・・・・・・っダダダっ!!!!》・・・・っ・・・・・・・・

 

《・・・・ !! グゥワアアアアアアーーーー・・・・ン・・・・!!・・・・・・・・》

 

・・・・・・・・ 撃っちゃった・・・・ これ本当に火薬の弾なんだ・・・・ あの飛行機....当たらないで俺たちの機体の側を急旋回してったけど・・・・ フウゥ・・・・・・・・

 

~『・・・・ まて〜〜っ! 逃げるなーーっ!!』

~『・・・・ おっちゃえうっちゃえーーっ!! ヒヒーっ!!・・・・』

《《ブオオオオオォーーーー・・・・・・・・ン!・・・・》・・・・》

 

 

「・・・・ 上出来です。初めて撃つ割には、ね。平沢...君」

「すいません....当らなかったみたいですけど....」

「最初はあんなものです。それにいきなりの実戦でしたしね?」

「....はい」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

~『もうあらかた生徒会さん達の機体を撃ち落としちゃったみた〜い!

後はあのしぶとい生徒会長さんの機体だけね! ウフっ!!』

~『みんな、済まない。まだこの機体に慣れるまでの時間が無かったようだ....言い訳にもならないが....』

~『いきなり急上昇で切込みで急降下するんだもん! あんなの反則だー!!』

~『千華〜! あれ木葉落しじゃん!? わたし等もヤってるし〜!!』

~『ん、でもあれは急降下爆撃機。本職には叶わない。』

 

「急降下爆撃....! そうですわね....平沢....君? ....貴方を『男』と見込んでお願いします。もう少しお付き合い....お願い出来ます....?」・・・・・・・・・・・・

 

 

~『『『『『「・・・・・・・・ えーーーーーーっ!!!!!!・・・・・・・・』』』』』」

 

 

....恵摩サン!....こんなときにいきなりなんなの?? ここでその....交際宣言....!!?? 空中戦中に???

 

~『・・・・ デレた! ・・・・あの恵摩がデレたーーっ!!』

~『ナニ! なにが起きたのっ! ねえキリエ〜!!』

~『これは驚いた...あの撃墜率100%!『告白頃しの閻魔!』と怖れられたあの恵摩が....』

~『あ〜らメイちゃんヤるじゃな〜い!! 恵摩ってこういうカワイイ系の男の子が好みだったのね〜!!ワハッ!!』

~『こちら秋山! なんです? 平沢殿が何機か撃墜したのでありますか!! やりますね〜! さすが部長殿が見込んだだけはあります!!』

~『ん、驚天動地。そしてこの世はトコハルの桃源郷。ふたりだけの楽園へ。』

 

「・・・・ ちょちょちょチョッとっ! 何ですかっ!! 誤解ですっ!! 私シはただ....!」

〜《・・・・ ナ〜〜ニィーーっ!! 聞き捨てならないなーっ! エマっ!! テメエ俺との交際断わっておいてその『メイ』とヤラとイチャコラしけこもおって魂胆かーーっ!! ゆーるせねえっ! ・・・・・・・・・・・・オレとツキあってくれーーーー・・・・ っ!!!・・・・》

 

 

~『『『『『『・・・・・・・・・・・・・・・・』』』』』・・・・ あのおーこちら秋山、☆◇校の機体が皆さんの機体に紛れ込んでるんですけどー状況を説明して下さーい・・・・ どおぞ・・・・《カチ、》』

 

....アタマがまた混乱してきた....空中戦もだけどナンでここの高校の部活連中ってどうしてこうもこんがらかるのさー!! てウワ! いつのまにか敵さんの紅い飛行機がウチらの隣りで飛んでるし!!

 

「・・・・ 丁度いいですわ。この誤解は後で晴らすとして、『鳥平』! 聞いてますね....!」

〜《オイっ! オレを本名を呼ぶな!! 『会長!』と呼んでくれ〜! ・・・・ で、何だ》

「貴方と一対一で勝負いたします。宜しいですわね....!」

 

 

 

 

 

 

各機体の特色を活かす空中戦の描写は今の筆者には荷が重過ぎるので

ウヤムヤにさせていただきます....

ちなみにコトブキ飛行隊6名の機体は全て『隼・一型』ですが、このアニメの 

戦闘機の配分について、放映中ネットでの書込みで賛否に分かれていたのを憶えています。

6名全員の機体がおなじ『隼』という設定では混乱する、各自違う機体だったら....といった

指摘もありました。筆者自身はあまり気にもしていませんでしたが、この機会にコトブキの

メンバー各自に戦闘機を充てがうとしたらどの様な機体がいいのかと筆者なりに想像を巡らし

てみました処、この様な配分に至りました。

最初に浮かんだのはザラ姐の『P40』、エンマ嬢の『スピットファイア』ですが、

ケイト氏の戦闘機には少し頭を悩ませました。『銀髪』キャラのケイトさんにはロシアか

北欧の戦闘機、或いはフランスか思い切ってイタリアか....そういえば同シーズンに

『ガーリーエアフォース』というのもあったな....あれには確かスウェーデンの小型ジェット

戦闘機『グリペン』という機体が出ていたなー、なんて連想を巡らして第二次大戦での

スウェーデンの戦闘機を検索して調べていた処、『FFVS-J12』なる機体を発見し、ケイトさんの

搭乗機とさせて頂いた次第です。キリエとチカ姉さんにはお手軽に『隼』と『零戦』に、

部長殿のレオナ様にはやはりコレ!....という事で『Ta152』とさせて頂きました。

・・・・・・・・みな筆者の好みと独断です。生徒会連中にはアニメと同じ『彗星』と

『隼・三型』に致しました。単に面倒だったからですが・・・・

 

 

 

 

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