メイくんのぼうけん。   作:ばなナイン

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おえかき!

 

 

 

しばらく『けいおん!』とはまるで関係のないお話しが続きます。

筆者の趣味による脱線です....

 

 

 

 

 

「・・・・ この部室かー? 絵画部って」

 

のどか経由で奉仕部の雪ノ下部長からウチの姉ちゃんでも間に合う! ....定員割れの部活の

リストを渡されて、ナゼかオレが姉ちゃんの代りに放課後の部活巡りをする羽目になっている。

....のどか曰く、

 

『このメモを直接唯に渡しても部室にも行かないでプラプラしてるか嫌がって逃げ出すか、

でしょ?先ずはメイ! 彼方が見学して唯に合いそうな所をリストアップして頂戴? 後は私が

何とか誤魔化してでも無理矢理入部させるから! お願い!!』

 

....なんてこと言われてしまったんで....ナンでオレが....まあ暇だし。暇なのは姉ちゃんも同じなんだけどなー・・・・ そんなわけで、俺はここ『絵画部』の部室の前でこれからドアをノックをしようとしている。ハア....ここって別に廃部寸前てわけじゃないみたい。年中部員募集をかけている部活だから紹介されたんだけど....

 

《コンコンコン....》

 

『はい! どうぞ!』

 

「失礼しまーす....」

 

《ガラガラ!!》「....ああ! あなたが入部希望の方ですね! ありがとうございます!!

では早速この席に座って....!」

 

ええ!? 俺が?? て入部希望てナニ?? 前持って連絡してあったみたいだけどいきなり入部!? ドアを開けるなりいきなりツインテールの女の子が俺を引っ張りこんでとある席に座らせようと

する。イヤ俺は....!

 

「これの使い方はご存じですね? では早速何か描いて....!」

「....あのお....コレは??」

 

俺の座ったテーブルの前にはパソコン....?手元にはキーボードと何か黒いボードが置いてある....

一般教室の半分ぐらいの大きさの部屋の中にはこれと同じような机が並べられて、部員さんたちが

その前に座ってカチカチカリカリやっている....えーとお....ここって絵画部ですよね? キャンバスとか絵の具とかは??

 

「え? ....やですよ〜! ここは『絵画部』! ですよー! 『美術部』じゃないんですからー!!

アハハ!!」

「へ? 美術部?? 絵画部とどう違うの??」

「アハ! だからここは『絵画部』ですって〜! もう新人さんたら!」

 

えええ・・・・ なんかこんがらかってきた・・・・ つまり・・・・

 

「・・・・ どうゆうことです???」

「ですから〜! ・・・・」

「・・・・ ああ! あと私が説明するわ! 青葉〜! アンタの説明だとこんがらがるから!

イヤごめんねー! この子も新人なんで!!」

「なんですか〜! 八神せんぱ〜い!!」

 

机に向ってカリカリやってた部員の一人がこのやり取りに声を出した。こりゃ見事な

金髪ロングの先輩! 染めてるんだろうけどこの高校ここまでしててもイイのー??

 

「あ〜、ひょっとして美術部と間違えた? アハ! まあそーよね〜!

この青葉だって間違えて美術部の方行っちゃってたし!」

「八神さ〜ん!! もおっ!」

 

それはイイですから説明を早く....

 

「ここは主にパソコンで絵を描くとこなの。普通に油絵描くとこが美術部なんだけどね〜!

あっちは普通だけあって毎年定員数取れててそのおこぼれがコッチに来ることもあるけどさー!

ただコッチはあらかじめパソコンやペンタブや液晶タブレットやってる子たちが入部して来るんで初心者にはちょっとハードルが高いかなー! それにここ数年ほど動画にも手を出してるし、即戦力が必要なのよね〜! どう? あんたは?

・・・・一応聞くけど....あんたって男子よねー・・・・?」

 

「もおー! やですよ〜! 八神さん!! なに言ってるんですか〜!

こんな可愛い子男子なわけ・・・・ ぇえええ〜〜〜・・・・!!??」

 

ああまた・・・・ この青葉って子、俺の手を引っ張って椅子に座らせてしかも両腕をオレの肩に

押し付けていたままだった・・・・ あわてて手を引っ込めたけど・・・・

制服確認しなかったわけ??

 

「あああ〜〜〜!!! ごめんなさいごめんなさいゴメンなさいっ!!! わたしてっきり....

だって入部希望って女子って言ってたじゃないですか〜っ!!」

「涼風さん、より正確には見学希望者です。貴女が見学希望の平沢....唯さん? ですね?」

 

んん? 奥の方からこれもまた長髪の女子が姿を現した....私服だ! カーキのタンクトップに

オリーブのカーゴパンツ、裾の上から紐ブーツを重ねて履いている!なるほど....肌も日焼して

いて健康的な先輩だなー。

 

「....いえ、その代理で来ました。弟の....銘....です....はい」

「「「「・・・・ おとおと〜〜〜っ・・・・ !!??」」」」

 

俺の返事にこの部屋の部員たちがどよめき始めた....ああマタ....あの姉ちゃんの弟ってだけで

どおしてこんなに混乱するのさっ!!

 

「見学希望って普通一年だよね〜!」

「 その弟ってことは....」

「「「「・・・・ふたご〜っ!? キャ〜〜っ!!」」」

 

ああ・・・・ もう知らん・・・・ そういえばここの部員って女子ばかりだなー? 男子禁制?

 

「いえ、この手の技術に心得のある男子生徒も見学には来るのですが、ここの部の趣旨を

説明すると大抵の男子が諦めるか、入部しても来なくなるか退部するかなんです。我々はただ

健全な絵画を目標としているだけだというのに何故なのでしょう?」

 

....いや私服先輩、わかりません....女子ばかりだからきまりが悪くなるのかなー?

姉ちゃんなら女子だから問題なさそうだけど。でも俺もだけど姉ちゃんにパソコンなんて....

 

「まあソリャねー....パソコンで絵を描いてる男子ってさ〜! キモオ....まあいいわ! とにかく

軽く見学してって! 『阿波根(ァハごん)』もそれで《....パンっ!パンパンっ!!!》・・・・っ!!??

・・・・バっカっ!! 見学の子の前でそんなもんブッ! ぱなすヤツあるか〜〜〜っ!!!」

「....黙りなさい。私の事は『うみこ』と呼ぶようにとあれほど!!」

 

私服先輩がどこからか拳銃を取り出して金髪先輩に向ってブッぱなしておりました....もちろん

モデルガンで弾もプラスチックだろうけど....お!? それは『FN5-7』!! さり気なく出しますねー!!

 

「ん? ほう!! 貴方、詳しいですね....! まさかその方面で心得のある方なのですか....?」

 

うわ....『うみこ』先輩喰いついてきた....! 顔もどアップなんですけど....

 

「いえ....そんなには....ただ写真で見たりネットで検索したりで....特別詳しいわけでは....ハイ」

「あ〜っ! ダメー!! 平沢さん! その話に乗っては〜〜〜っ!!」

「あーダメだこりゃ! 青葉諦めな、こうなった『うみこ』はさ〜!」

「え〜っ!? なになに!! 武器のはなししてんのっ!!」

「はじめ〜! アンタまで乗ってどないすんね〜んっ!」

 

「この拳銃はベルギーのファブリク・ナショナル・エルスタル社という会社で開発されたもので、口径が5.7mmなので5-7、会社名の略称がF.NとなりますのでFN5-7と名付けられたそうです。

因みに口径の5.7mmは英語ではFive-Sevenと表記されますので綴りの最初と最後を採ってFNとも

言うそうです。弾丸の形状も普通の拳銃の弾と違ってライフルの様に先が尖っています。これは

同社の短機関銃、『P90』とも互換性があり....」

 

「P90!! うわ〜! わたしもってる!! いま見せてあげるねー!!」

「ちょっとはーじーめ〜っ!! なにはしゃいでるねんっ!!

....ゴメンな〜! ヘンなのバッかりで〜!!」

「え、ええ・・・・」

 

ウミコさんの薀蓄が止まりそうにないんですが....突然現れたショートカットでボーイッシュな先輩もこの雑談に喰いついて何か持って来るそうだし....ツッコミを入れているもう一人の先輩は何故か関西訛りだけど....でも今ウミコさん短機関銃て言いましたよねー? 確かに『アレ』の形状は独特で小型なんだけど、そんなモノまで学校に持ち込んでるわけ?? しかもひょっとしたら....

 

「....色がピンク、とか?」

「....ほほう、貴方! 『....GGO!』も嗜んでおられるので??」

「....いや、タブレットでネットのゲーム実況をチェックしてるだけです....はい」

 

ウミコさん相変らず顔がチカいなー....この先輩、フルダイブFPS『ガンゲイル・ オンライン』で

遊んでるのかなー? あんなの一般の高校生が参加できるの??

 

「はいコレ!! いいでしょ〜っ!! これ『ピンクの悪魔!』略して『ピーちゃん!』

仕様なんだー!!」

 

はじめ! て呼ばれている先輩本当に持って来ちゃった....しかもピンクだ....

これもモデルガンだろうけど高くなかったの??

 

「『デザートピンクの悪魔』とも言いますね。篠田さん、お持ちでしたか!

私もノーマルタイプを購入するつもりでしたが別の物を購入してしまったので予算が尽きて

しまいました。今度お貸し下さい」

「いいよー! そういやGGOでのチーム戦『スクワッド・ ジャム』でこの銃撃ってた小ちゃな

ピンクの子って女子大生ってウワサあるけどホントかなー!」

「高校生でトーナメントに参加している子が居るとも噂されています。同じくGGO内での

あの『バレット・ オブ・ バレッツ』本戦でも決勝まで登りつめていたあの『シ○ン』という

スナイパーと、同じく決勝で対決するはずだった『キリ▽』、あの二人は共に女子高生では

ないかとネットでは囁かれていますし」

 

うん、俺もそんな噂を聞いたことがある。でもあのゲームのソフトもハードも結構値段がするん

じゃない? フルダイブ型のゲームはここ数年盛り上がりを見せているけど一般の高校生でも

以外と遊んでいたりするんだねー!

 

「でも『キ△ト』さんの振るっていたのはライ....光剣でしたよね? あれでよくも弾丸を跳ね返し

てましたよねー」

「キミっ! ガンゲイル観てたの!? あの『キリ子ちゃん!』凄かったよね〜っ!! 特に決勝前の

あのボロいマントとの剣での対決!! 銃で撃ち合うゲームなのに魅入っちゃた!! あの黒いロン

毛を振り乱しながらの死闘! シビレるぅ〜〜っ!!! あ! それもあるから持ってこよっと!!」

「チョい! はじめっ!? もお....後輩ちゃんも二人を焚きつけんどいてやー!」「はい....」

 

つい夢中になって関西先輩に叱られてしまいました....

 

 

 

 

 

この中の銃に関する記述は別サイト『MEDIAGUN DATABASE」様の情報から『コピーレフト』致しました。言い回しを変えておりますが、なるべく正確な情報を転載しようと心掛けております。省略している部分の方が多いので、より正確な情報を得たい方は上記のサイトに直接お伺いすることをお勧めしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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