Fate/Grand Order 創造支配世界トータス   作:クロウド、

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旧世界……カルデアが存在し、人理焼却、異聞帯が存在した世界。

新世界……聖杯か、空想樹によるものかわからないが最後の戦いの果にすでに魔術が潰えた世界となった世界。


プロローグ

 広い花畑に二人の人間が立ち尽くしていた。一人は白い制服を着た少年、そしてもう一人は白く長い髪を肩から垂らした両手の指輪に計十個の指輪を嵌めた褐色の男。

 

(魔術王……ソロモン……。)

 

 少年は男が何者かを知っている。

 

 そして彼が振り返ると同時に、その姿が白衣を纏った貧弱そうな彼がよく見慣れた姿へと変わった。

 

『南雲君……ありがとう』

 

 その男性はこちらを見てニコリと笑うと、それだけ告げて前を向いて歩き始める。

 

(待って……待ってくれ!行かないでくれよ!)

 

 必死になって呼び止めようとするがその声は口から出ず、必死に追いかけようとしてもただただ距離を離されるだけだ。

 

「ーーードクターッ!!!」

 

 飛び起きた少年、南雲ハジメは天井に向けて伸ばされた右手を見て、全て夢だったと悟った。

 

 そして、ベッドから体を起こし目元から熱い雫が流れていたことに気付いた。

 

 その涙を拭い、ベッドから降りようとしとき、

 

「先輩っ、何がありましたか!?」

 

 部屋の扉が勢いよく開き眼鏡をかけた桃色の髪の少女が飛び込んできた。

 

「マシュ……どうしたの?」

 

「いえ、先輩の部屋から大きな声が聞こえたので……。すみません、ノックもなしに」

 

 部屋に入って無事な姿のハジメを見て、自分がノックなしに飛び込んできたのを思い出し少し赤くなる少女。

 

 マシュ・キリエライト。旧世界で、ハジメと共に旅をしたデミ・サーヴァントの少女。

 

「ゴメンゴメン、ちょっと怖い夢を見てね……マーリンの悪戯かな?」

 

「そうですか……なら良かった」

 

 冗談を言うと、マシュはホッと一息つく。

 

 ハジメの悲鳴で飛び込んできたのは、恐らく旧世界での戦い故だろう。彼女にとってハジメは心の支えである。それはハジメにとっても同じ。

 

「ゴメン、着替えるから先に下に降りててくれない?」

 

「す、すみません……!すぐ出ていきます!」

 

 ハジメに言われてマシュは慌てて飛び出した。

 

 寝間着を脱ぎ、高校の制服に着替える。

 

(それにしても、あんな戦いがあったとは思えないよなぁ……。)

 

 自分の右手に包帯を巻きながらそんなことを考える。

 

 いっとき、本当はあの戦いは全て夢だったのではないかと考えたときもあった。だが、マシュの存在と右手の甲に刻まれた赤い刻印、サーヴァントへの絶対命令権"令呪"があれが現実だったのだと彼に思い知らせる。

 

 "空想樹"の影響か、それともその核となっていた聖杯が原因のなのかはわからない。しかし、この世界は既に魔術の潰えた世界へと変わっていたのだけはわかった。

 

 ハジメが分かっているのは自分とマシュのみがあの戦い、グランドオーダーを覚えていることだけだ。

 

 今マシュはハジメの家でホームステイして暮らしている。

 

 ハジメにとってはも二度と訪れることはなかったと思っていた平穏な日々、そして、マシュにとってはマスターであり先輩であり、大事な相棒であるハジメと共に普通の人間として生きられる。これほど、夢見たことは他になかった。

 

 しかし、そんな彼の旅はまだ決して終わってなどいなかった。

 

 

『これは少年の新たな旅路の物語、そうだなFate/Grand Order 創造支配世界トータス……といったところかな?』

 

 世界の果ての塔で一人の魔術師がそんなことを宣った。




感想、おなしゃあす!

マンドリカルドのクラスはどちらにしようか?スキルは特に変わりません、ステータスは上がります。

  • デュランダルを持った状態のセイバー
  • cmがカッコよかったライダー
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