Fate/Grand Order 創造支配世界トータス   作:クロウド、

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いやー、アトランティスピックアップでオリオンとマンドリカルド×3でたからここはエウロペ来るまで回そうかと思ったら(無課金で)50回は回してました。
そしたら、なんてアストルフォとカルナとアルジュナでちゃったー!第4章ピックアップで2万以上使ったのにさ!あはは!あはは……。
笑えばいいんか!?それとも泣けばいいんか!?それとも泣いて喜べばいいんか!?


3−1 人類最後のマスター・南雲ハジメ

 視線が痛い夕食を済ませたハジメはもう誰もいなくなった訓練場の影に潜んでいた。

 

 この時間は騎士もクラスメイトの警護のために建物に集中する。密会の場所にはもってこいだ。

 

 本来なら誰も近づかないそこへ、一つの足音が近づいてきた。

 

「よう、来たか……坂上」

 

「お前が呼び出したんだろうが、南雲」

 

 現れたのは、光輝や雫の幼なじみである坂上龍太郎だった。しかし、その表情をどこか複雑そうな色を浮かべていた。

 

「……言いたいことがありそうだな?」

 

「……………。」

 

「天之河の馬鹿については謝るつもりはない、アイツがクラスメイトを戦争に巻き込んだのは間違いないんだからな」

 

「わぁってるよ。あれだけ言われりゃ、どっちが正しいかなんて俺だってわからぁ、だけどよぉ……。」

 

「まっ、幼なじみを目の前でボコボコにしたんだ。割り切れって方がおかしいか」

 

 図星をつかれた龍太郎がウグっと声を漏らす。

 

 そこへ、新たな来訪者達が現れる。

 

「先輩、お連れしました」

 

「ありがとう、マシュ」

 

 マシュが連れてきたのは香織、雫、優香、そして、香織と雫の友人であるチミっ子、谷口鈴の四人だ。

 

「一応、あの手紙にあったメンバーは集めたわよ」

 

 ハジメは今朝雫の手を握ったとき、手紙を渡していた。そこには、今夜坂上龍太郎、遠藤浩介、白崎香織、八重樫雫、園部優香、谷口鈴の6名を誰にもバレないように夜、この時間に訓練場に集まってほしいという内容だった。

 

「さて、全員揃ったし本題に入るか」

 

「全員……? 遠藤君いないよね?」

 

「はぁ……香織。後ろ」

 

「後ろ?」

 

「あの、俺ずっとここにいたんだけど。龍太郎が来る前から」

 

 香織の背後には限りなく影に近い存在感の浩介君が。

 

「キャアァァァァァァ!!!」

 

「馬鹿! 静かにしろ!」

 

 叫び声を上げた香織の口元を背後から手で抑える。

 

 その時の顔が若干赤くなっていたのは、隣にいた雫しか気づいていない、

 

「んー! んー!」

 

「いいか、静かにしろ? 他の皆もだ、それでこれからする話は誰にもするな、いいな?」

 

 ハジメが迫力のある顔つきでそう尋ねると六人は唾を飲んで頷く。

 

「さて、と。僕の話をする前に、聞きたいことがあるんだろう?」

 

 ハジメの問いかけに顔を見合わせる。

 

 彼の言うとおり、気になってはいた。光輝との模擬戦のときに口にしていたまるで、本当に戦争を見てきたような口ぶり、あれはただ口にしたのではなく、確かな実感が込められた言葉だった。

 

 六人の中から代表して、雫が質問を投げかける。

 

「ねぇ、ハジメ……()()()()()()()()()()()()?」

 

 雫の真っ直ぐな瞳にハジメは諦めたように深く息を吐いた。あの目は自分を本気で心配してくれている者の目だ。他の者も同じ目をしていた。

 

 ならば、自分もその気持ちに答えるのが礼儀だろう。

 

「……君達は、僕が世界を救うために戦ったことがあるって言ったら笑うか?」

 

「先輩、話してしまってもいいんですか?」

 

「話さないほうが失礼だろ」

 

 そこからハジメはポツポツと語り始めた。

 

 中学二年の夏、ボランティアで献血に行ったとき謎の男に頼み事をされ、それを承諾するといきなりカルデアに送られたこと。

 

 マシュと出会い、レフ・ライノールの策略により自分だけが過去に飛べる存在、英雄を召喚し従える者、人類最後のマスターになったこと。

 

 冬木、フランス、ローマ、オケアノス、ロンドン、アメリカ、キャメロット、ウルクの七つの特異点を修復したこと。

 

 時間神殿での戦いの末に大切な恩人を失ったこと。

 

 クリプターにより人理が漂白され、異聞帯を攻略しその根源である空想樹を伐採するための戦いがあったこと。

 

 そして、戦いの末に光に飲まれ気づけば故郷に居て、その地球には魔術が存在していないと知ったこと。

 

「───これが僕の見てきたことの全てだ」

 

「「「「「「…………。」」」」」」

 

 話を聞き終えたマシュ以外の面子は驚愕の表情で固まっていた。勿論、信じられないという思いもあったがハジメの真剣な口調と目がそれが嘘ではないと物語っていた。

 

「……南雲の話が本当なら……俺達の今の世界は……その異聞帯の人達の犠牲の上に成り立ってるってことなんだよな?」

 

「……ああ、結果的に見ればそうなるだろうな。だが、そのことに関して君達が心を痛める必要はない。異聞帯を滅ぼしたのは僕達だ。君達には関係ない」

 

 浩介からの質問に悲痛な面持ちで答える。

 

「なっ……! そんなわけ無いでしょ!? 貴方は私達の世界を救うために異聞帯を滅ぼしたんだから、私達にもその責任がある筈よ!」

 

「あれは元カルデアの人間の不始末だ。だから、僕達カルデアの人間がそれを行うのは当然のことだよ」

 

「そんなの、巻き込まれて人理を修復することになったアンタには関係ないことじゃないっ!?」

 

 雫と優香の言うことももっともだった。

 

 ハジメは本来なら魔術師になどなる必要のなかった人間、それ以前にそもそも人理を修復する戦いに参加する必要すらすらなかった筈だ。

 

「確かに……僕だって最初は逃げたいって気持ちが強かったよ。苦しかったし辛かった、涙も枯れるほど流したさ。だけど、僕は旅の中でそれ以上のものを貰ったんだ」

 

「なんだよ、それ?」

 

「生きることの意味だ。そうだろう、マシュ?」

 

「はい、先輩」

 

 真剣な表情のハジメとマシュに、六人は声を失った。

 

 そのとても同年代とは思えない彼の目に雫達は同じ、感想を抱いた。

 

 彼はどれだけの悲しみと苦痛を背負ったのだろう。

 

 彼はどれだけの暴虐を目の当たりにしたのだろう。

 

 彼はどれだけの理不尽をその身に刻んだのだろう。

 

 ……そして、そのたびに彼は一体どれだけの涙を流したのだろう。

 

 この度に立ち上がった彼は……なんて強いのだろう、と。

 

「多くの英雄の背中を、生き様を、死に様を誰よりも近くで見た。」

 

 ハジメとマシュの脳裏に今までの戦いで多くのことを教えてくれた英雄達の姿が浮かび上がる。

 

『何を好きになり、何を嫌いになり、何を尊いと思い、何を邪悪と思うのか。それは君が決めることだ。

 僕達は多くのものを知り、多くの景色を見る。

 そうやって君の人生は充実していく。

 いいかい? 君が世界を作るんじゃない、世界が君を作るんだ』

 

『永遠の帝国はあり続ける。皇帝が変わり、国が変わり、名が変わろうと、それが人の繁栄の理。

 "人間"という生命の系統樹。』

 

『悪人が善行を成し、善人が悪行をなすこともある。それが人間だ。それがアタシたちだ!

 だから、望みは誰にでもあるんだよ』

 

『ミス、マシュ。夢と願いは違うものです。限りなく現実を睨み、数字を理解し徹底的に戦ってこそ願ったものへの道は開ける。

 貴方は貴方の為にこれからの人生を生きなさい』

 

『アタシの行動に理屈はないの、やりたいようにやる。

 ううん、やるべきだと感じたことを胸を張って信じてるだけ。

 貴方も同じよ』

 

『多くのものが失われ、多くのものが築き上がる。

 魔術王めが聖杯で世を乱さずとも、それと同じだけのマイナスがある。

 その天秤の善悪はその時代の道徳が計り、最終的な価値は歴史となって後の世で裁定される。

 人類史とはそのように続くもの。

 南雲ハジメ、貴様がなんの為に戦い、何を護り、どのような人間だったのかは我にもお前にも計れぬ。

 それは貴様の後に続くものが知る事だ。であれば、今は自らが良しとする道を行くがいい。』

 

『……悔しいが奴の言うとおりだよ。オレたちは喚ばれなきゃ戦えない。それが英霊の、サーヴァントの限界だ。

 時代を築くのはいつだってその時代に……最先端の未来に生きている人間だからな。だからーーーお前が辿りつくんだ、ハジメ。

 オレたちがたどり着けない場所へ、7つの聖杯を超えて、時代の果てに乗り込んで。魔術王を名乗るあのいけすかねぇ野郎を追い詰める。それはお前にしかできない仕事だよ。』

 

 そして、何よりハジメ達が決して忘れられない英雄。忘れてはならない英雄の最後の言葉。

 

『……命とは終わるもの。生命とは苦しみを積み上げる巡礼。

 だがそれは、決して死と断絶の物語ではない。

 あらゆるものに永遠はなく、最後には苦しみが待っている。だがそれは断じて絶望なのではない。

 限られた生を持って死と断絶に立ち向かうもの。

 終わりを知りながら、出会いと別れを繰り返すもの。

 ……輝かしい、星の瞬きのような刹那の旅路。

 これを、愛と希望の物語と云う』

 

 その人物を思う彼の目はとても輝いていた。多くの出会いと別れを経験し、彼の心に綴られた物語が如何に価値のある物だったかを皆に思わせた。

 

(ドクター……。)

 

 マシュもまた、その人物を思い出していた。

 

 いつも、何処か頼りなく、しかしいつも優しかった彼の微笑みに何度も助けられたことを忘れた日は一度たりともない。

 

 異聞帯を攻略できたのも、その教えに反するわけにはいかなかったから。自分達に未来を託して旅立った"あの人"に恥じるような行為だけはしたくなかった。

 

 

 

 

 

「僕は死と断絶に立ち向かうと決めたんだ。だったら、死ぬまで足掻くさ、もう記録には残らない。それでも、()()()()()()()()()()()()()

 

 

 




感想・評価かむひあー!

マンドリカルドのクラスはどちらにしようか?スキルは特に変わりません、ステータスは上がります。

  • デュランダルを持った状態のセイバー
  • cmがカッコよかったライダー
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